低タンパクのドッグフードを探して検索すると、出てくるのはほとんどが「獣医師の指導のもとで」と書かれた療法食です。市販の棚から選びたいのに、そこにたどり着けない。
理由は、探し方が悪いからではありませんでした。総合栄養食を名乗るフードは、成犬用なら乾物量あたり18.0%より下にタンパク質を下げられません。ロイヤルカナンの腎臓サポートは同じ計算で13.4%。5ポイント近く下にあるので、そもそも総合栄養食の枠に入れないんです。
そしてもうひとつ。袋に書いてある数字は、そのまま比べられません。うちのパフィ(ポメプー・メス・2歳・5.12kg)が毎日食べている半生フードは、袋に「粗たん白質13.0%以上」と書いてあります。この記事に出てくるどのドライフードよりも小さい数字です。でも水分37%を抜いて計算し直したら、20.6%でした。
低タンパクが市販に無いのは、総合栄養食に下限があるからです

市販で「低タンパク」と書かれたドッグフードがほとんど無いのは、総合栄養食を名乗る条件のなかにタンパク質の下限があるからです。日本のペットフード公正取引協議会はAAFCO(全米飼料検査官協会)の栄養基準を採用していて、成犬・維持期の粗たんぱく質は乾物量あたり18.0%以上。全成長段階(オールステージ)だと成長期の基準も満たす必要があるので22.5%以上になります。
つまり、総合栄養食のまま数字を下げていくと18.0%で床にぶつかります。ここから先に行きたければ、総合栄養食を降りるしかない。それが療法食です。
数字を並べると、断絶がはっきり見えます。
| フード | 目的 | 袋の表示 | 乾物量に直すと |
|---|---|---|---|
| ロイヤルカナン 腎臓サポート セレクション ドライ | 食事療法食 | たんぱく質10.5%以上 | 11.7% |
| ロイヤルカナン 腎臓サポート ドライ | 食事療法食 | たんぱく質12.0%以上 | 13.4% |
| ヒルズ プリスクリプション・ダイエット k/d ドライ | 特別療法食 | (乾物量で公表) | 15.2% |
| ナチュラルハーベスト キドニア | 食事療法食 | 粗タンパク質15%以上 | 16.7% |
| 総合栄養食(成犬)の下限 | ― | ― | 18.0% |
| マックアダムズドッグフードのチキン2kg | 総合栄養食 | タンパク質17.5%以上 | 19.2% |
| INUMESHI バリューの15kgブリーダーパック | 総合栄養食 | 粗タンパク質18.0%以上 | 19.7% |
表の真ん中にある18.0%が床です。腎臓ケアの療法食は、そこから5〜6ポイント下にいます。市販でどれだけ低いものを探しても、この差は埋まりません。「市販で療法食の代わりを探す」という発想が、そもそも成立しないんですね。
なお療法食が別区分なのは、栄養バランスを崩してでも特定の状態に合わせているからです。協議会は療法食についてこう書いています。
その栄養特性は一般的な健康維持食(総合栄養食)とは異なるため、長期間の不適切な使用は健康を脅かすリスクもあり、公正競争規約では、獣医師の指導に基づいて給与するべきものである旨の注意書きをするよう定めています。
袋の目的欄で何がどう分かれているかは、一般食と総合栄養食の違いにまとめてあります。療法食も同じ欄に書かれる4区分のひとつです。
袋の13.0%以上は、水分を抜くと20.6%になる
袋の数字をそのまま比べてはいけません。保証分析値は水分込みの値なので、水分が多いフードほどタンパク質の数字が小さく出ます。半生やウェットとドライを同じ表で並べた瞬間、順番が壊れます。
うちで実際に起きたのがこれでした。パフィはカリカリを食べてくれない子で、プッチーヌが品切れした時期に、ドギーマンの無添加良品からだ想いの毎日ごはんを少し試したことがあります。袋の裏には「粗たん白質13.0%以上、水分37.0%以下」。13.0%という数字だけ見て、ずいぶん控えめなフードだと思っていました。
計算はそんなに難しくありません。
- 100から水分の%を引く(100 − 37.0 = 63.0)
- タンパク質の%を、その数で割る(13.0 ÷ 63.0 = 0.206)
- 100をかける(20.6%)
20.6%。控えめどころか真ん中あたりでした。
同じことは、うちが一時期使っていた体重管理用でも起きます。
| フード | 袋の表示 | 水分 | 乾物量 |
|---|---|---|---|
| ドギーマンの無添加良品からだ想いの毎日ごはん(体重管理用) | 14.0%以上 | 37.0%以下 | 22.2% |
| マックアダムズドッグフードのチキン2kg | 17.5%以上 | 9%以下 | 19.2% |
| ロイヤルカナンのミニインドアアダルト4kg | 19.0%以上 | 10.5%以下 | 21.2% |
袋の数字だけで低い順に並べると、体重管理用の14.0%がいちばん下に来ます。乾物量で並べ直すと22.2%で、いちばん上です。マックアダムズとの差は3ポイントひっくり返ります。低いものを選んだつもりで、高いものを選んでいたわけです。
ここで気をつけたいのが、水分は「以下」で表示されるという点。実際の水分がそれより少なければ、乾物量はもう少し上がります。たんぱく質も「以上」表示なので下限しか保証されていません。だから乾物量換算は正確な値ではなく、同じ土俵に乗せるための目安として使います。それでも、袋の数字をそのまま比べるよりずっとましです。
水分でここまで変わる話はドライとウェットの違いにも通じます。
腎臓と言われて探しているなら、先に見る数字はリンです

動物病院で腎臓の話をされて低タンパクのフードを探しているなら、タンパク質より先にリンを見てください。国際獣医腎臓病研究グループ(IRIS)が2023年に出した慢性腎臓病のポケットガイドで、ステージごとに数値目標が置かれているのはリンのほうです。
| IRISステージ | 食事に関する記載 | リンの目標 |
|---|---|---|
| ステージ1 | タンパク尿が続く場合に療法食と薬 | ― |
| ステージ2 | 腎臓の療法食 | 4.6 mg/dL未満 |
| ステージ3 | ステージ2と同じ | 5.0 mg/dL未満 |
| ステージ4 | ステージ3と同じ | 6.0 mg/dL未満 |
タンパク質については、ネスレ ピュリナの研究機関が公開している犬の慢性腎臓病の資料が、正直な書き方をしています。糸球体疾患の犬で食事中のタンパク質量を調整すると、糸球体内圧やタンパク尿、尿毒症物質の産生を下げられる可能性がある。一方で、タンパク質を制限したときに慢性腎臓病の進行がどうなるかは、ほとんどの研究で報告されなかった、というものです。
同じ資料は、除脂肪体重(筋肉)の減少が慢性腎臓病での死亡率の上昇と関連していることにも触れています。タンパク質を削ることには削るなりのリスクがある、ということです。
実際の製品でリンを比べると、差はタンパク質よりずっと大きく出ます。
| フード | タンパク質(乾物量) | リン |
|---|---|---|
| ヒルズ プリスクリプション・ダイエット k/d ドライ | 15.2% | 0.29% |
| ナチュラルハーベスト キドニア | 16.7% | 0.297% |
| マックアダムズドッグフードのチキン2kg | 19.2% | 0.6% |
| ロイヤルカナンのミニインドアアダルト4kg | 21.2% | 0.70% |
| アランズナチュラルドッグフードのラム2kg | 21.2% | 0.86% |
タンパク質は4〜6ポイントの差ですが、リンは半分以下になっています。療法食が本当にやっているのはこちらの制限です。
そして、ここが厄介なところ。リンは袋に書く義務がありません。 協議会が定める成分の必要表示は、たんぱく質・脂質・粗繊維・灰分・水分の5項目だけ。リンもカルシウムもナトリウムも入っていないので、書くかどうかはメーカーの判断になります。
わんらいふナビに登録している商品701点の商品ページを機械で走査したら、成分表(粗タンパク質などの数値)を載せているのは100点。そのうちリンの数値まで書いているのは24点でした。4点に1点の割合です。ロイヤルカナンは「保証分析値」とは別に「分析値」の欄を設けて自主的に出していますが、そこまでやるメーカーのほうが少ない。
袋を見て選べないなら、メーカーの公式サイトを見るか、動物病院で聞くことになります。
低脂肪も腎臓も、下がっているのは名前の栄養素だけ
商品名に「低」や「腎臓」が付いていても、タンパク質が低いとは限りません。下がっているのは名前になっている栄養素だけです。
サイト内にあるロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪ドライ3kgがわかりやすい例で、脂質は5.0%以上まで落としてありますが、たんぱく質は20.0%以上。乾物量に直すと22.3%で、この記事の市販フードの多くより上に来ます。低脂肪であって低タンパクではないんですね。
「腎臓」でも同じことが起きます。
| フード | 袋の表示 | 乾物量 |
|---|---|---|
| ロイヤルカナン 腎臓サポート ドライ | たんぱく質12.0%以上 | 13.4% |
| ロイヤルカナン 早期腎臓サポート ドライ | たんぱく質20.5%以上 | 22.9% |
同じメーカーの、同じ「腎臓」シリーズです。早期のほうは初期の慢性腎臓病の犬に向けたもので、タンパク質は下げていません。乾物量22.9%は、マックアダムズドッグフードのチキン2kgの19.2%より3.7ポイント上です。療法食のほうが市販より高いという逆転が、名前だけでは見えません。
シニアになったからという理由でタンパク質を下げる必要はありません

「シニアだからそろそろ低タンパクに」と考えている場合、その前提を一度置いてみてください。ペットフードの表示制度に「シニア期」という成長段階は存在しません。
公正競争規約の施行規則が例示している成長段階は、哺乳期・妊娠期/授乳期・幼犬期/成長期・成犬期/維持期・全成長段階の5つ。「シニア用」と書かれたフードも、総合栄養食としての届け出は成犬期・維持期です。シニアはメーカーが示す対象年齢の目安であって、栄養の区分ではありません。
メーカー自身も、シニア用でタンパク質を下げてはいません。公式サイトの成分値を並べるとこうなります。
| フード | 対象年齢 | タンパク質 |
|---|---|---|
| モグワンドッグフード | 全年齢対応 | 27%以上 |
| モグワンドッグフードのシニア用1.5kg | 7歳〜 | 27%以上 |
| カナガンドッグフードのチキン | 全年齢対応 | 29%以上 |
| カナガン チキン シニア用 | 7歳以上 | 31%以上 |
カナガンはシニア用のほうが2ポイント高い。モグワンは据え置きで、下げているのは脂質(10%以上→6%以上)です。年齢で落とすなら、まず見るのは脂質とカロリーということになります。
年齢でフードを変える判断そのものについては、シニア犬のフードはいつから切り替えるかとオールステージ表示の読み方で詳しく書いています。
市販で選べる、タンパク質が控えめなドッグフード11点
ここからは、獣医師から療法食の指示が出ていない段階で、それでも数字を少し下げておきたい人が選べる範囲の話です。診断が出ている犬に、この11点のどれかを療法食の代わりに使うことはできません。そこは分けて読んでください。
乾物量の低い順に並べています。
| 商品 | 袋の表示 | 水分 | 乾物量 | リン | ショップ |
|---|---|---|---|---|---|
| マックアダムズドッグフードのチキン2kg | 17.5%以上 | 9%以下 | 19.2% | 0.6% | |
| INUMESHI バリューの15kgブリーダーパック | 18.0%以上 | 8.5%以下 | 19.7% | 記載なし | |
| ロイヤルカナンのミニインドアアダルト4kg | 19.0%以上 | 10.5%以下 | 21.2% | 0.70% | |
| アランズナチュラルドッグフードのラム2kg | 19.25%以上 | 9%以下 | 21.2% | 0.86% | |
| ヨラドッグフードの1.5kg | 20%以上 | 8.5%以下 | 21.9% | 記載なし | |
| ナチュラルバランスのLID RESERVE(スイートポテト&鹿肉レシピ) | 20.0%以上 | 10.0%以下 | 22.2% | 0.60%以上 | |
| ドギーマンの無添加良品からだ想いの毎日ごはん(体重管理用) | 14.0%以上 | 37.0%以下 | 22.2% | 記載なし | |
| このこのごはん | 20.9%以上 | 10.0%以下 | 23.2% | 記載なし | |
| うまか(UMAKA)ドッグフード | 21.4%以上 | 10.0%以下 | 23.8% | 記載なし | |
| ヒルズのサイエンス・ダイエット小型犬用アダルト3kg | 24.7%(乾物量) | ― | 24.7% | 0.74% | |
| ロイヤルカナンのBHN柴犬成犬用8kg | 24.0%以上 | 10.5%以下 | 26.8% | 0.60% |
価格は動くので、買う前に各ページで確かめてください。
乾物量で20%を切る、いちばん下の2点
マックアダムズドッグフードのチキン2kg

タンパク質17.5%以上、乾物量に直して19.2%。うちで調べた市販フードのなかでいちばん低い数字です。リンも0.6%と公開しています。オーブンで焼く製法で、放し飼いチキンの丸鶏を50%使いながらこの数字に収めているのが特徴です。
楽天のレビューには、探し方そのものが書かれているものがありました。
オーブンベイクのチキン味のもので、できるだけタンパク質の控えめなものを探したところ、マックアダムスだけでした。
「タンパク質を抑えたい、けれど食いつきは落としたくない」で探すと、選択肢がほとんど残らない。この記事の結論と同じことを、買った人が先に書いています。
弱点は価格です。2kgで8,822円なので1kgあたり4,411円。この記事の11点のなかでは高いほうに入ります。マックアダムズドッグフードのチキン2kgの商品ページに原材料と成分の全項目を載せています。
タンパク質を抑えたい、けれど食いつきは落としたくない。その条件で残る数少ない1つです。1kgあたり4,411円を許せるかが分かれ目になります。
INUMESHI バリューの15kgブリーダーパック

粗タンパク質18.0%以上、乾物量19.7%。総合栄養食の下限ぴったりに設計されています。ブリーダー向けの15kg入りで、1kgあたり約399円。マックアダムズの10分の1以下です。
ただし15kgは小型犬には多すぎます。5kgのパフィなら1日100g前後なので、150日分。開けてから使い切るまでに酸化が進みます。多頭飼いか中型犬以上でないと現実的ではないでしょう。リンの記載もありません。
INUMESHI バリューの15kgブリーダーパックの商品ページに給与量の目安を載せています。
5kgの子には多すぎます。多頭飼いか中型犬以上で、150日ぶんを使い切れる家だけが候補にしてください。
リンの数値まで公開しているもの
ロイヤルカナンのミニインドアアダルト4kg

たんぱく質19.0%以上(乾物量21.2%)で、リン0.70%・カルシウム1.0%・ナトリウム0.60%まで公式サイトに出ています。保証分析値とは別に「分析値」の欄があり、そこにミネラルが並んでいる作りです。
室内で暮らす小型犬向けに設計されていて、便のにおいと量に配慮した食物繊維6.5%が入っています。1kgあたり約1,491円。数字が公開されていて、価格が現実的で、動物病院やホームセンターでも手に入る。この3つが揃っているのは強みです。
ロイヤルカナンのミニインドアアダルト4kgの商品ページに成分の全項目を書き写しています。
数字が公開されていて、1kgあたり約1,491円で、動物病院やホームセンターでも買える。この3つで探していたなら、ここで止まって大丈夫です。
ナチュラルバランスのLID RESERVE(スイートポテト&鹿肉レシピ)

粗タンパク質20.0%以上(乾物量22.2%)で、リンは0.60%以上。動物性タンパク源を鹿肉ひとつに絞った作りです。タンパク質の量だけでなく、種類を絞りたいときの選択肢になります。
800gで2,899円、1kgあたり約3,000円。少量パックなので、合うかどうかを試すのには向いています。ナチュラルバランスのLID RESERVEの商品ページに原材料を載せています。
動物性タンパク源を鹿肉ひとつに絞りたいなら、800gの小さい袋から試せます。合わなくても残る量が少なくて済みます。
アランズナチュラルドッグフードのラム2kg

タンパク質19.25%以上(乾物量21.2%)、リン0.86%。この記事でリンを公開している市販フードのなかでは、いちばん高い数字です。原材料を9種類に絞った作りで、ラム肉が主原料になっています。
リンの数字を気にするなら、ここは正直に見ておいたほうがいいところです。数字を公開しているからこそ比べられる、とも言えます。アランズナチュラルドッグフードのラム2kgの商品ページに成分の全項目があります。
リンの数字まで見て選びたい人向けです。公開しているからこそ、他と並べて比べられます。
半生・ソフトタイプで探すとき
ドギーマンの無添加良品からだ想いの毎日ごはん(体重管理用)

粗タンパク質14.0%以上、水分37.0%以下なので乾物量22.2%。パフィが少量試した通常タイプ(13.0%以上)の体重管理版で、粗脂肪を4.0%から2.0%に落としてあります。
パフィに一時期この体重管理用を出したことがありますが、食いつきは通常タイプより落ちました。脂肪を抑えた分、香りの出方が淡白になるようです。うちの順番は、プッチーヌ > 無添加良品の通常タイプ > 無添加良品の体重管理用でした。50g×4袋の小分けなので、合うかどうかを見るには手を出しやすい形です。
ドギーマンの無添加良品からだ想いの毎日ごはん(体重管理用)の商品ページに成分を載せています。
カリカリを食べない子を半生で探しているなら、50g×4袋の小分けから。香りが淡白になるぶん、食いつきは先に確かめてください。
- 価格
- 394円(税込)
- 単価
- 1袋200g(50g×4パック)
- メーカー
- ドギーマンハヤシ株式会社
- タイプ
- ドライフード
半生を選ぶときは、水分を抜いた数字で見る癖をつけておいてください。うちが以前使っていたペットラインのプッチーヌ超小粒は、袋の粗タンパク質16.0%に対して水分40.0%以下。乾物量では26.7%で、この記事のどのドライよりも上でした。数字が小さく見えるだけで、中身は高いほうだったんです(このフードの半生タイプは終売しています)。
フードを替えるときは1か月くらいかけてゆっくり進めてください。手順はドッグフードの切り替え方法に、うちで試した日数と分量を書いています。小型犬の選び方全般は小型犬のドッグフードの選び方へ。
療法食を自己判断で長く続けないでください

腎臓の療法食は、動物病院で相談してから始めるものです。協議会が「長期間の不適切な使用は健康を脅かすリスクもあり」と明記しているのは、療法食が総合栄養食とは違うバランスで作られているからです。栄養を意図的に偏らせているので、必要のない犬が長く食べ続けると別の問題が出ます。
IRISのポケットガイドでも、腎臓の療法食が出てくるのはステージ2から。ステージ1で療法食が挙がるのは、タンパク尿が続いている場合(犬でUPC 0.5超)に限られています。診断がついていない段階で先回りする設計にはなっていません。
買い方にも壁があります。サイトに登録しているロイヤルカナンの退院サポート缶は、かかりつけ動物病院の登録サイトにログインしないと楽天でも買えません。急に必要になってからでは間に合わないタイプの商品です。腎臓サポートも、扱いは通販サイトによって変わります。
血液検査の結果を見て相談するのがいちばん早いです。検査と通院にかかるお金の目安は犬の医療費にまとめました。
数字を見る順番だけ決めておけば、迷わなくなります
低タンパクのドッグフードを市販で探すと行き止まりになるのは、総合栄養食が乾物量18.0%より下に行けないからでした。腎臓ケアの療法食はその下の13.4%にいて、別の区分として作られています。
買う前にやることは3つだけです。
- 袋の水分を見て、乾物量に直す(タンパク質 ÷(100 − 水分)× 100)。半生とドライを同じ表で比べない
- リンの数値があるか探す。義務表示ではないので、無ければ公式サイトを見る
- 腎臓と言われているなら、フードを選ぶ前に動物病院で相談する
パフィは2歳で、腎臓のことを言われたことはまだありません。だからこの記事は、うちの闘病記ではなく、袋の裏と公式の数字を計算し直した記録です。健康診断で数字を見せてもらう機会があったら、そのときの実測をここに足していきます。






