犬のサークルを折りたたみ式にすれば掃除がラクになる。僕はずっとそう思って探していました。畳めるなら、掃除のたびにどかせるはずだから、と。
ところが10点を並べて実寸を比べたら、畳めることと掃除しやすいことは、ほとんど別の話でした。掃除のラクさを決めているのは底のトレーで、そのトレーが付いている商品はだいたい畳めません。
うちのパフィ(ポメプー・メス・2歳・5.12kg)が使っているサークルはトレーなしで、僕は掃除のたびに8kgのサークルを1辺ずつ持ち上げて掃除機をかけています。2年半、毎日です。同じ思いをしないように、畳んだ厚さと重さ、そして取扱説明書に書かれている洗い方まで、確認できた数字だけで比べました。
折りたたみサークルは掃除がラクとは限りません

折りたたみサークルは、畳めることと掃除がラクなことが別の機能です。掃除のラクさを決めるのは底のトレーで、トレーが付く商品は構造上ほとんど畳めません。今回並べた10点のうち、畳めてトレーも付いていたのは3点でした。
サークルは掃除の仕方で3つに分かれます。ここを先に決めると、商品選びがぐっと速くなります。
| 型 | 毎回の掃除 | 畳めるか | 代表的な商品 |
|---|---|---|---|
| 布製・メッシュ | 底面を拭く。洗えない商品もある | 畳める。バッグに入る | ottostyle.jp八角形、リッチェル たためるペットサークル、popomi |
| 金属・木製+トレー | トレーを引き出す。本体は動かさない | 一部は畳める(厚さ10cm) | WEIMALL、SLEEPY木製、アイリスオーヤマ ウッディシステムサークル |
| 連結パネル(トレーなし) | 本体を持ち上げて掃除機 | 畳めない | QUCOVER、YouTen |
うちは3つめです。だからこの記事は、3つめで2年半やってきた人間が、1つめと2つめを本気で調べた記録になっています。
もう「トレーを引き出して洗いたい」で気持ちが固まっている方へ。いちばん現実的な候補はこれでした。
うちのサークルは畳めず、掃除のたびに8kgを持ち上げる
うちが使っているのはQUCOVERの連結パネルサークル12枚セットです。130×130×高70cm、素材はABS樹脂と鋼材、重さは8kg。柵の間隔は約5.2cmで、楽天価格は10,980円、レビューは527件で4.39でした。パネルの公表値は、僕が実際に測った数字と一致しています。
このサークルにはトレーがありません。アイリスオーヤマの難燃タイルカーペット(50×50cm・グレー)を床に敷いて、その上に直接置いています。つまり掃除機をかけようとすると、サークルをどかすしかない。
実際の手順はこうです。まずパフィをソファに誘導して、サークルの端を片方だけ持ち上げます。そのまま掃除機をかけて下ろし、反対側も同じことをする。8kgを毎日2回、ちょっとした筋トレです。 妻がやるときは、持ち上げきれずに引きずってしまうこともあります。
正直、サークル自体には不満がありません。高さ70cmは2年半で一度も越えられていないし、タックルされても歪む程度で倒れない。ただ掃除の一点だけは、買うときにまったく想像していませんでした。サークルの高さや広さの決め方については犬のサークルとケージおすすめ10選の比較記事にまとめてあるので、そこから決めたい方はそちらを先に読んでください。
掃除のしやすさを決めるのはトレーです、布製は拭くしかありません

掃除の手数は、サークルの大きさではなくトレーの有無で決まります。トレーが引き出せれば本体を動かさずに済み、トレーがなければ本体を動かすしかありません。布製は動かせる代わりに、拭いて乾かす時間が必要になります。
毎回の手数を並べるとこうなります。
| 型 | 掃除の手順 | 犬をどかす必要 |
|---|---|---|
| トレー引き出し式 | トレーを引く → シーツを替える → 戻す | なし(本体は動かさない) |
| トレーなし連結パネル | 犬を出す → 1辺持ち上げる → 掃除機 → 下ろす → 反対側も同じ | あり |
| 布製・メッシュ | 犬を出す → 底面を拭く → 乾かす | あり |
手数だけ見ると、トレー引き出し式が明らかにラクです。アイリスオーヤマのウッディシステムサークルは底のトレーを引き出して水洗いでき、うちみたいに本体を持ち上げる必要がありません。SWS-900が90.6×61.8×高55cmで7.9kg、SWS-1200が113×78.7×高55cmで9.7kg。屋根の有無で価格が変わり、7,980円から15,800円です。
ただし、トレーがあれば全部解決というわけでもないんですよね。トレーのサイズが手持ちのトイレを受け付けないことがあります。 うちのトイレはリッチェル「お掃除簡単ステップトレー レギュラー」(外寸47.9×35.2×4.9cm)を3か所に置いていて、これが入らないサークルは、買った時点でトイレも買い替えになります。ペティオのドッグルームサークルPlusはトイレスペースが35×45cmで、うちのレギュラーは奥行45cmに入りません。楽天レビューにも「市販のトイレがはまらない」「付属の物しか使えない」が★3〜4で複数ありました。
丸洗いできると書いてあっても、説明書は洗濯を禁じている
布製の折りたたみサークルは「丸洗いできて衛生的」と紹介されがちですが、メーカーの取扱説明書を読むと洗濯を禁じているものがあります。リッチェルの「たためるペットサークル」がそれで、公式PDFには「洗濯はしないでください」と明記され、中性洗剤を薄めた布での拭き取りだけが認められています。
この商品、畳むと42.5×51×6cm、総重量1.9kg。今回調べたなかでいちばん軽くて薄い部類です。実家への帰省にそのまま持っていけるサイズで、僕はかなり本気で候補にしていました。楽天価格は15,840円(カモシカnet SHOP)。
ところが取扱説明書のPDFを開いて、3つ引っかかりました。
- 洗濯はできない。 布製なのに丸洗い不可で、拭き取りのみ
- 生産国は中国(Designed by Richell Corp., Japan)。楽天の商品名にある「日本製 国産」という表記とは食い違います
- 留守番用の囲いとして設計されていない。 「目の届く場所で使用し、おでかけの際は必ず扉を開放してペットを閉じ込めないように」「暴れるペットを閉じ込めておくものではない」「元気な犬が立ち上がって前面を強く押すとサークルが前方へ倒れる」
3つめが特に大きいと思っています。布製サークルは、留守番中に犬を囲っておく道具ではなく、見ていられる場所で一時的に使う道具だということです。来客のあいだだけ、帰省先のリビングだけ、という使い方なら向いています。数時間の留守番をさせる場所として選ぶなら、型そのものを変えたほうがいいです。
なお75-75の体重目安は5kg以下で、5.12kgのパフィは対象外でした。高さも44.5cm。うちは高さ約40cmのサークルを、体重1kgだった子犬のころに飛び越えられているので、この高さは二重に見送りです。パフィが5kg以下だったら買っていたと思います。
厚さは6〜10cmでも、重さは1.9kgから21.5kgまで開く

「畳める」という言葉は同じでも、畳んだあとに何が起きるかは商品によって全然違います。厚さはどれも6cmから10cmに収まる一方で、重さは1.9kgから21.5kgまで10倍以上の開きがありました。厚さだけ見て選ぶと、畳んだのに動かせないという結果になります。
| 商品 | 畳んだサイズ | 重さ | 畳んだあとにできること |
|---|---|---|---|
| リッチェルのたためるペットサークル75-75 | 42.5×51×6cm | 1.9kg | 付属バッグに入れて車に積める |
| ottostyle.jp 折りたたみ八角形ペットサークル | 専用キャリーバッグに収納 | 女性1人で持てる | 帰省・車中泊に持ち出せる |
| WEIMALL 折りたたみペットケージのM | 61×43×10cm | 4.5kg | 家具の隙間に立てかけられる |
| WEIMALL 折りたたみペットケージのXXL | 108×69.5×10cm | 11.4kg | 立てかけられるが移動は2人がかり |
| SLEEPY 木製ワンタッチペットサークルのS | 厚さ10cm | 約13kg | 壁際に立てかけられる |
| SLEEPY 木製ワンタッチペットサークルのLLハイタイプ | 厚さ10cm | 約21.5kg | 立てかけるところまでが一仕事 |
SLEEPYは石崎家具の日本製で、ブナ材の丸棒でできています。20,900円から28,900円と今回いちばん高く、重さも群を抜いています。それでも候補に残るのは、重いのに畳めるからです。 広げたままでは動かせないけれど、畳めば壁に立てかけられる。レビューにも「折り畳めるので掃除がしやすいと思いました」という投稿がありました。うちのサークルは畳めないので、この解き方はちょっとうらやましいです。
ひとつ注意があって、SLEEPYは使用時に4か所の補強ボルトを締めるよう説明があります。畳むたびに締め直す手間はかかります。
開くのは一瞬でも、畳むのは難しい
折りたたみ式の商品ページはたいてい「広げるだけ」を推していますが、楽天レビューを読むとつまずいているのはほぼ全員が畳むほうでした。
ottostyle.jpの八角形サークルには「折り畳みが難しいのでマイナス星1コにしました」「コツが掴めず諦めて畳まずに収納してます」という投稿があります。WEIMALLにも「畳む時にてこづりました」が複数。どちらも開くのはネジ不要で一瞬なのに、閉じるほうで詰まっています。
だから、毎日畳んで片付けるつもりなら、開閉のしやすさを最優先で確認したほうがいいです。逆に「来客のときだけ畳めればいい」「使わない季節にしまえればいい」という使い方なら、多少コツが要っても実害は小さいと思います。
畳めてトレーも付くのは、10点のうち3点だけ
10点を、畳めるかとトレーがあるかの2軸で並べました。畳めてトレーも付くのは、WEIMALLとSLEEPYとアイリスオーヤマのPWC-628の3点だけです。 価格とレビューはすべて楽天のものです。
| 商品 | 畳めるか | トレー | 高さ | 価格(税込) | 楽天レビュー | ショップ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ottostyle.jp 折りたたみ八角形ペットサークル | 畳める(バッグ付き) | 床は防水生地 | 62cm | 4,730〜7,260円 | 3,266件・4.44 | |
| リッチェルのたためるペットサークル75-75 | 畳める(6cm・1.9kg) | 底面は布・洗濯不可 | 44.5cm | 15,840円 | 2件 | |
| popomiのメッシュベビーサークル | 分解して収納バッグへ | なし(カバーは手洗い可) | 68cm | 6,480〜36,780円 | 2,209件・4.30 | |
| WEIMALL 折りたたみペットケージ | 畳める(厚さ10cm) | あり(引き出し式) | 48.5〜75.5cm | 3,680〜9,980円 | 231件・4.21 | |
| SLEEPY 木製ワンタッチペットサークル | 畳める(厚さ10cm) | なし | 65.5/82.2cm | 20,900〜28,900円 | 878件・4.66 | |
| YouTen 折りたたみペットサークル | 畳める | なし | 65cm | 11,800/13,800円 | 342件・4.57 | |
| アイリスオーヤマのウッディシステムサークル | 畳めない | あり(引き出し式) | 55cm | 7,980〜15,800円 | 4.3 | |
| アイリスオーヤマのシステムサークルSTS-400T | 畳めない | あり(内寸53×38cm) | 40.4cm | 6,580円 | 645件・4.36 | |
| アイリスオーヤマのペットサークルPWC-628 | ジョイントを外して畳める | なし | 61.5cm | 7,130円 | 351件・4.31 | |
| QUCOVER 連結パネルサークル | 畳めない | なし | 70cm | 10,980円 | 527件・4.39 |
畳んで持ち出したいなら布製の3点
ottostyle.jp 折りたたみ八角形ペットサークル

今回いちばん安く手に入る折りたたみサークルです。M(90×90cm)が4,730円、L(114×114cm)、XL(150×150cm)の3サイズで、高さはすべて62cm。屋根がメッシュで付いていて、床も防水生地です。楽天レビューが3,266件で4.44。
レビューを読んでいて驚いたのは、書いている人の顔ぶれでした。14歳のミニチュアダックス、16歳のトイプードル、17歳の柴犬。徘徊する老犬と暮らす方の投稿ばかりなんです。16歳のトイプードルの飼い主さんはこう書いていました。
今まで使用していたステンレス製のケージの柵に入れると、フラフラして何度もゴツゴツ頭をぶつけていて脳へのダメージが心配でしたが、こちらの布製であればぶつかっても痛くない
足腰が弱った犬は、そもそも飛び越えません。高さ62cmという数字の意味が、その状況では変わります。八角形で角が鈍いのも、ぐるぐる回る犬には効いているようでした。
ottostyle.jp 折りたたみ八角形ペットサークルの商品ページに3サイズの実寸とレビューの内訳を載せています。
リッチェルのたためるペットサークル75-75

畳んで42.5×51×6cm・1.9kgという携帯性がすべてです。75×65×高44.5cm、体重目安5kg以下。組み立ては本体を立ててフレームを外へ広げ、底面の面ファスナー6か所を留めて、天面のファスナーを閉めるだけの3手順。前の見出しに書いたとおり洗濯はできないので、そこを納得できるかどうかで決まります。
リッチェルのたためるペットサークル75-75の商品ページに取扱説明書の記載と畳んだときの寸法をまとめました。
popomiのメッシュベビーサークル

もともと赤ちゃん用として売られている商品で、レビュー2,209件のほとんどが乳児の親御さんからのものです。高さ68cmはうちの70cmとほぼ同じ。カバーを外して手洗いできる点は、今回の10点のなかでもはっきり強みでした。内寸は120×70cmから180×200cmまで5サイズで6,480円から。ただし噛む犬には向きません。生地のほつれ報告が複数ありました。
popomiのメッシュベビーサークルの商品ページに5サイズの内寸と手洗いの手順を載せています。
畳めてトレーもある3点
WEIMALL 折りたたみペットケージ

今回の条件をいちばん素直に満たしていました。M・L・XL・XXLの4サイズすべてに屋根と引き出し式トレーが付いて、ネジを使わず起こすだけで組み上がり、畳めば厚さ10cm。Mが3,680円、XXLでも9,980円です。
サイズ選びは、トイレを置いたあとに何cm残るかで考えました。うちのリッチェル レギュラー(47.9×35.2cm)を入れると、Mは床面積の約67%がトイレで埋まってA4用紙1.3枚ぶんしか残りません。Lで約50%、XLで約31%。小型犬でもトイレを中に入れるならLからというのが計算の結論です。
弱点も正直にあって、レビュー231件のうち★1が10件。多いのは「歪みで扉が開けにくい」という指摘と、前述の「畳む時にてこづりました」でした。
WEIMALL 折りたたみペットケージの商品ページに4サイズの内寸とトレーの寸法を載せています。
SLEEPY 木製ワンタッチペットサークル

6サイズ×2色で、丸棒の間隔は5cm以下とうちの5.2cmより狭く、ハイタイプは高さ82.2cm。レビュー878件で4.66は今回いちばん高い評価でした。
木は音が出ないのも見逃せません。うちのパフィは帰宅すると興奮してジャンプを繰り返し、サークル内のプラスチックのトイレトレーの上に着地してバコバコ鳴ります。あの音が減るだけでも、家の中の落ち着き方は変わるはずなんですよね。
SLEEPY 木製ワンタッチペットサークルの商品ページにサイズ6種の実寸を載せています。
アイリスオーヤマのペットサークルPWC-628

8枚パネルで、八角形に組むと149×149cm。うちの130×130cmより広いのに重さは7.24kgで、ほぼ同じです。7,130円でパネル1枚あたり891円。ジョイントを外せば畳めます。扉がなく跨いで出入りする形なので、高さ61.5cmで足りるかは先に確認してください。
アイリスオーヤマのペットサークルPWC-628の商品ページにパネルの組み方と重さを載せています。
掃除を最優先するなら、畳めなくてもトレー付き
アイリスオーヤマのウッディシステムサークル

僕が次の買い替え候補として本気で見ている商品です。畳めませんが、底のトレーを引き出して水洗いできるので、本体を持ち上げる作業がまるごと消えます。木目調でリビングに置いても家具に見える。うちの黒いパネルは、来客時に「あ、犬飼ってるんだ」と一目でわかる見た目なので、ここも地味に効きます。
アイリスオーヤマのウッディシステムサークルの商品ページにトレーの引き出し方とサイズ展開を載せています。
アイリスオーヤマのシステムサークルSTS-400T

高さ40.4cm。うちが子犬のパフィに飛び越えられたのがちょうどこの高さなので、常設のサークルとしては勧められません。ただレビュー645件を読むと、高く評価している人の多くが別の使い方をしていました。寝室で夜だけ使う、トイレ専用の囲いにする。用途を絞ると6,580円の価値がはっきり出ます。トレー内寸は53×38cmで、うちのリッチェル レギュラーなら入ります。
アイリスオーヤマのシステムサークルSTS-400Tの商品ページにトレーの内寸と適合するトイレトレーを載せています。
QUCOVER 連結パネルサークル

うちが2年半使っているものです。畳めないしトレーもないので、この記事の趣旨からは真逆。それでも載せたのは、広さと高さでは今も勝てる商品がほとんどないからです。130×130cmで10,980円は、床面積あたりで見るといちばん安い。掃除の手間を引き受ける覚悟があるなら、選択肢として残ります。
QUCOVER 連結パネルサークルの商品ページにパネルの枚数と組み替え方を載せています。
- 価格
- 10,980円(税込)
- 単価
- 10,980円〜15,980円
- メーカー
- QUCOVER
- タイプ
- 室内用品
YouTen 折りたたみペットサークル

6枚11,800円・8枚13,800円で送料無料、高さ65cm、レビュー342件で4.57。箱から出して広げるだけで約5分です。ただ弱点が2つはっきりしていて、扉のロックを外すとき支柱ごと持ち上がって片手で開けにくいこと、そして柵が太くポール間隔4.8cmのため、掛けるタイプの給水器が付かないこと。給水器が付かないという報告は2025年8月、10月、2026年5月と続いています。うちは網に掛ける400mlのボトル一体型を使っているので、この1点で常設の置き換えは無理という結論になりました。
YouTen 折りたたみペットサークルの商品ページに枚数ごとの寸法とポール間隔を載せています。
給水器が付くかと、手持ちのトレーが入るかで買い直しが決まる

サイズと価格を見る前に、次の4つを確認しておくと買い直しを避けられます。うちが実際に見落として困ったところと、レビューで繰り返し出てくるところを合わせました。
- 掛ける給水器が付くか。 柵の太さと間隔で決まります。付かないと床置きの器になって、走り回ったときにひっくり返ります
- 手持ちのトイレトレーが入るか。 サークルの内寸ではなく、トレーを置くスペースの内寸を測ってください。トイレ一体型のサークルは、今のトレーごと引っ越せないことがあります
- 毎日畳むのか、たまに畳むのか。 毎日なら畳みやすさが最優先。年に数回なら、多少コツが要っても問題になりません
- 人が跨げる高さか。 高さ60cmを超えると跨ぐのがきつくなります。うちは連結パネルを流用したゲートを4か所に置いていて、背の低い妻が何度も足を引っかけ、パネルがべこべこです
4つめは、高さを上げると必ずついてくる副作用です。高さのあるサークルを選ぶなら、出入りは跨がずに済ませる前提で、扉付きを選ぶか扉付きゲートをセットで考えたほうが安全でした。
来客のときと帰省のときでは選ぶサークルが変わります
同じ「畳めるサークル」でも、来客用と帰省用では選ぶものが変わります。来客用は広げる速さと見た目、帰省用は畳んだときの重さと厚さが効く。使う場面を1つに絞ってから探すと、候補はすぐ半分に減ります。
来客のあいだだけ囲いたい場合は、広げるのに何秒かかるかがすべてです。玄関のチャイムが鳴ってから組み立てるわけにはいきません。YouTenのように広げるだけで立つものか、普段から部屋の隅に立てかけておけるWEIMALL・SLEEPYが向いています。うちはチャイムが鳴ったら「ハウス!」でサークルに入れて玄関から距離をとる運用で、これは犬が物音やチャイムで吠えるときの対策とも共通の考え方なんですよね。
帰省や旅行に持っていく場合は、畳んだ重さがそのまま自分の負担になります。リッチェルの1.9kgとSLEEPYの21.5kgでは、同じ「畳める」でも意味がまったく違う。車に積んで、降ろして、部屋まで運ぶところまで想像してから決めてください。ottostyle.jpのように専用キャリーバッグが付いてくるものは、この点でかなり気楽だと思います。
使わない季節にしまいたい場合は、厚さだけ見れば足ります。10cmなら家具と壁の隙間に入る。うちのサークルは畳めないので、しまうという選択肢そのものがありません。ここは正直、うらやましいです。
畳めるかどうかより、掃除の手が何回減るかで選びます

今回10点を調べて、僕の結論は変わりました。探すべきは折りたたみ機能ではなく、掃除のときにサークルを動かさずに済む構造でした。
うちがしんどいのは、サークルが畳めないことではありません。トレーがないせいで、掃除のたびに本体を持ち上げていることです。だから畳める商品を買っても、トレーがなければ僕の毎日は1ミリも変わらなかったはずなんですよね。危うくそこを間違えるところでした。
用途別に整理すると、こうなります。
- 毎日の掃除をラクにしたい → トレー引き出し式。アイリスオーヤマ ウッディシステムサークル、WEIMALL
- 持ち出したい → 布製。リッチェル たためるペットサークル(1.9kg)、ottostyle.jp
- 来客時にさっと出したい → 広げるだけで立つもの。YouTen、SLEEPY
- 広さを優先したい → 連結パネル。QUCOVER、アイリスオーヤマ PWC-628
うちの次の1台は、たぶんトレー引き出し式になります。8kgを持ち上げる生活は、2年半でだいぶ腕が鍛えられましたが、そろそろ卒業したいので。
迷ったらこの2点です。トレーを引き出して洗える型と、畳めてトレーも付く型。
トイレそのものを見直したい方は、犬のトイレトレーおすすめ比較とトイレの置き場所の決め方もあわせてどうぞ。サークルが手狭でトイレの上で寝る癖がついた話は、犬がトイレで寝る理由に書いています。






