琵琶湖の西側、高島市とマキノ町のあたりで犬と泊まれる宿を探すと、湖の目の前のグランピングと、山あいのログハウスと、駅から歩けるゲストハウスが同じ画面に並びます。値段も条件もバラバラなうえに、口コミがほとんど付いていません。
うちはポメプーのパフィ(メス・2歳・5.12kg)と福井で暮らしていて、滋賀へは三井アウトレットパーク滋賀竜王に買い物に行くくらい。県内の宿には泊まったことがありません。そのかわり、わんらいふナビに登録している滋賀の宿52軒のうち、高島市にある24軒を地区ごとに数え直して、条件を全部並べてみました。
24軒のうち温泉はペンション奥琵琶湖マキノの1軒だけ。かわりにドッグランが12軒あって、一棟貸しが18軒です。温泉旅なら行き先は湖の反対側で、高島は「走らせる旅」のエリアでした。
高島市の犬と泊まれる宿24軒はマキノ町と今津町に10軒ずつあります

わんらいふナビに登録している滋賀の宿52軒のうち、住所に高島市が入るのは24軒です。内訳はマキノ町10軒、今津町10軒、残りが新旭町・安曇川町・鵜川・朽木にそれぞれ1軒ずつ。滋賀のほかの市町は大津8軒、近江八幡4軒、彦根3軒、長浜3軒なので、高島だけ数がひとまわり違います。
| 地区 | 軒数 | 場所のイメージ | いちばん多いタイプ |
|---|---|---|---|
| マキノ町 | 10軒 | マキノ駅・湖岸の西浜・山側の白谷 | 一棟貸し6軒 |
| 今津町 | 10軒 | 近江今津駅の西側・箱館山のふもと | 一棟貸し8軒 |
| 新旭町・安曇川町・鵜川・朽木 | 各1軒 | 湖岸の南寄りと朽木の山あい | グランピングと一棟貸し |
タイプの内訳は24軒でコテージ・貸別荘が18軒、ペンション4軒、グランピング3軒(1軒は一棟貸しとグランピングの両方に登録)。ホテルと旅館は1軒もありません。滋賀県全体では一棟貸しが29軒、ホテルが6軒あるので、高島に来ると宿の選択肢が「一棟まるごと借りる」に寄るということです。
犬と同じ部屋で食事までとれる宿は9軒、館内をどこでも一緒に歩ける宿が9軒、部屋までが5軒。犬のサイズは小型犬OKが23軒、中型犬OKと大型犬OKがそれぞれ14軒、多頭OKが18軒でした。大型犬OKは滋賀県全体で25軒あり、そのうち14軒が高島です。
料金の目安も出しておきます。楽天トラベルで最安料金が取れた19軒の中央値は1室1泊10,450円で、いちばん安いのが3,712円、いちばん高いのが82,956円。1万円以下で泊まれるのは9軒でした。料金は動くので、予約する前に各宿のページで確かめてください。
高島は温泉1軒でドッグラン12軒、走らせる旅に向いたエリアです
高島の24軒で温泉があるのはペンション奥琵琶湖マキノの1軒だけです。かわりにドッグランが12軒、プールが5軒あります。滋賀県全体の温泉宿は9軒で、高島の1軒をのぞくと大津に4軒、長浜に3軒、彦根に1軒という分かれ方です。犬と温泉に入りたいなら、高島ではなく湖の反対側に回ったほうが選択肢が増えます。この住み分けは犬と泊まれる宿の滋賀まとめで県全体を通して整理しました。
もうひとつ、調べていていちばん困ったのが口コミです。楽天レビューの件数が付いているのは24軒中17軒、星の評価まで取れているのは6軒しかありません。いちばん件数が多いWASUKI BASE びわ湖 GUEST HOUSEでも146件で、あとはかばたリゾート76件、GUZU 71件、WASUKI BASE びわ湖 VILLA STYLE 71件、琵犬湖RIKISAKU 62件と続きます。京都市内の宿だとレビュー600件超えがごろごろしていたので、同じ感覚で「評価の高い順」に並べようとすると手が止まります。
だから高島は、口コミではなく条件で選ぶしかないエリアです。以下の15軒は、地区・犬のサイズ・室内の過ごし方・犬の宿泊料が分かれるように選びました。楽天レビューの件数は増えるので、読むときは最新の画面で確かめてください。
| 宿名 | 地区 | タイプと同伴 | 犬のサイズ | 犬の宿泊料 | 楽天の最安 | 楽天レビュー |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 琵犬湖RIKISAKU | マキノ町中庄 | 一棟貸し・館内まるごと | 超大型犬まで頭数制限なし | 無料 | 8,600円〜 | ★4.9(62件) |
| WASUKI BASE びわ湖 VILLA STYLE | マキノ町西浜 | グランピングと一棟貸し・食事も一緒 | 大型犬OK1棟2匹 | 小型2,200円/中型3,300円/大型5,500円 | 11,928円〜 | ★4.2(71件) |
| WASUKI BASE びわ湖 GUEST HOUSE | マキノ町西浜 | ペンション・部屋まで | 8kgまで2頭 | 1頭2,200円 | — | ★4.0(146件) |
| Private Glamping POLARIS | マキノ町白谷 | グランピング・食事も一緒 | 10kg未満3頭 | 現地払い | 10,450円〜 | ★4.8(9件) |
| 愛犬とフレンチディナーを楽しむ宿GUZU | マキノ町森西 | ペンション・食事も一緒 | 小型犬1頭のみ | 予約時に確認 | — | ★5.0(71件) |
| ペンション奥琵琶湖マキノ | マキノ町白谷 | ペンション・部屋まで | 大型犬OK | 小型1,100円/中型1,650円/大型2,000円 | — | 25件 |
| Villa Metasequoia | マキノ町白谷 | 一棟貸し・食事も一緒 | 小中型3頭/大型1頭 | 1頭1,500円 | 10,000円〜 | 2件 |
| VILLA ONE | マキノ町石庭 | 一棟貸し・食事も一緒 | 超大型犬まで制限なし | 25kgまで6,600円/25kg以上9,900円 | 18,400円〜 | — |
| Takashima Lakeside Resort | 今津町北仰 | 一棟貸し・館内まるごと | 小型3頭/大型1頭 | 1匹3,000円 | 7,400円〜 | 3件 |
| 森のかくれ宿シープ | 今津町桂 | ペンション・館内まるごと | 超大型犬まで3匹 | 小型1,100円〜超大型2,750円 | 18,150円〜 | 3件 |
| ログハウス《ワンちゃんok》 | 今津町福岡 | 一棟貸し・部屋まで | 大型犬OK | 予約時に確認 | 3,712円〜 | 2件 |
| 一棟貸しのリゾートログハウスPiilo | 今津町椋川 | 一棟貸し・部屋まで | 大型犬まで2頭 | 1頭1,000円(3頭目から2,000円) | 8,352円〜 | — |
| 箱館山麓大空荘 | 今津町梅原 | 一棟貸し・館内まるごと | 小型3匹 | 一律3,300円 | 17,679円〜 | — |
| かばたリゾート | 新旭町饗庭 | 一棟貸し・館内まるごと | 大型犬OK・多頭可 | 小型1,000円/中型2,000円/大型3,000円 | 12,650円〜 | ★2.0(76件) |
| PEGASUS | 安曇川町横江浜 | グランピング・館内まるごと | 犬種サイズ制限なし5頭まで | 無料 | 60,000円〜 | 1件 |
正直に書いておくと、この15軒はどれも泊まったことがありません。各宿が公開している条件と、数少ない楽天レビューの傾向を読んで、うちのパフィなら泊まれるか、家族4人で行って過ごせるかという目で選びました。実際に泊まった宿の話はわんわんリゾート粟津の宿泊記に書いています。
マキノ町の10軒は湖岸まで歩ける宿と山側の貸切に分かれます

マキノ町の10軒は、マキノ駅と西浜の湖岸に4軒、白谷の山側に3軒、あとは中庄・森西・石庭・高木浜・海津に散っています。湖岸側は駅から歩けて値段が抑えめ、山側は1日1組の貸切が中心です。琵琶湖のいちばん北の入り江にあたるので、宿から水際まで歩ける宿が多いのがこの地区の特徴でした。
琵犬湖RIKISAKU
近江中庄駅から車で2分の一棟貸しで、全室に専用のドッグランが付いています。犬の宿泊料は無料。しかも小型犬から超大型犬まで受け入れて、頭数の制限もありません(飼い主が無理なく管理できる範囲、という書き方です)。人も入れる犬用プールがあって、琵琶湖まで歩いて5分。楽天レビューは★4.9で62件と、高島では評価も件数も上位です。
条件は狂犬病予防注射済証と5種以上の混合ワクチン接種証明書を、宿泊日までにメールで提出すること。当日持参ではありません。うちはパフィの5種混合と狂犬病の証明で石川の宿に泊まれましたが、書類を前もって送る形の宿は初めて見ました。予約したら真っ先に手を付けるところだと思います。室内で唯一使えないのが人用の浴槽だけ、というのも珍しいくらい制限が少ないです。
WASUKI BASE びわ湖 VILLA STYLE
マキノ駅から徒歩15分、琵琶湖まで徒歩5分の一棟貸しで、グランピング棟には専用のドッグランが付いています。犬の宿泊料は小型(8kgまで)2,200円、中型(15kgまで)3,300円、大型(15kg以上・室内犬のみ)5,500円。1棟につき2匹までです。楽天レビューは★4.2で71件。
室内のルールははっきり決まっていて、浴室・キッチン・押入れ・布団やベッドには入れません。室内に犬だけを残して外出するのも不可なので、食事だけ外に出るという使い方はできない宿です。うちの場合、粟津に泊まったときもベッドがNGでパフィ用のベッドを持って行ったのが正解だったので、この手の宿では寝床の持参は前提で考えています。1年以内の狂犬病と混合ワクチンの証明書はチェックイン時に提示します。
WASUKI BASE びわ湖 GUEST HOUSE
同じWASUKI BASEでも、こちらはマキノ駅から徒歩7分のペンション。宿を出たら目の前が湖畔の松林です。楽天レビューは146件で、これが高島でいちばん多い件数。評価は★4.0でした。犬の宿泊料は1頭2,200円で、小型犬(8kgまで)が1室2頭まで。
気をつけたいのが、館内は抱っこかキャリーでの移動で、客室では折りたたみの簡易ケージに入れて過ごすという決まりです。ケージは無料で貸してもらえます。パフィは家でもクレートで寝るので大丈夫そうですが、ふだん室内でフリーにしている子だと、いきなり当日は難しいかもしれません。8kgまでという条件は5.12kgのパフィならクリア。ただ、うちはペットショップで「成犬で3kgくらい」と言われて5kgを超えた前科があるので、体重の見込みで予約するのは危ないと思っています。
Private Glamping POLARIS
マキノ駅から車で10分、1日1組の貸切グランピングです。ここのいちばんの強みは、敷地が完全に囲われていてノーリードで過ごせること。10kg未満で最大3頭まで。楽天レビューは★4.8で9件と件数は少ないものの、評価は高いです。
パフィは生後6ヶ月からドッグランに慣らして、9〜12ヶ月でようやくリードを外せるようになりました。ただ、ほかの犬がいると僕の足元から離れずに走りません。だから共用のドッグランよりも、こういう「自分たちだけの囲われた芝生」のほうがパフィには合っています。ベッド・プール・シャワーは犬が使えず、犬用の食事の提供もないのでフードは持参です。ワクチンの証明書はチェックイン時に持って行きます。
愛犬とフレンチディナーを楽しむ宿GUZU
マキノ駅から車で5分のペンションで、犬と一緒にフレンチのディナーを食べられます。楽天レビューは★5.0で71件。条件がかなり絞られていて、小型犬1頭のみ・1泊プラン限定(連泊不可)・中学生以下は宿泊不可です。予約後に電話で注意事項の確認があります。
うちは子どもが2人いるので家族全員では泊まれません。それでも書いておきたいのは、犬用のメニューを一緒のテーブルで出してくれる宿だからです。パフィはふだん半生のフードしか食べない偏食なのに、粟津で出された犬用のごはんを一瞬で完食したことがあって、環境が変わると食欲まで変わるのだと驚きました。大人だけで出かける機会があるなら、ここは行ってみたい宿です。
ペンション奥琵琶湖マキノ
高島24軒のなかで、温泉があるのはこの1軒だけです。小型・中型・大型犬が同伴できて、宿泊料は小型1,100円、中型1,650円、大型2,000円。ペット対応は洋風棟の客室だけで、和風棟は犬を連れて入れません。楽天レビューは25件付いていますが、星の評価は取れませんでした。
頭数の上限とワクチン証明書が要るかどうかは公開情報に書かれていないので、予約するときに宿へ直接聞く必要があります。温泉に入りたいだけなら湖東側のほうが選択肢は多いのですが、「マキノで泊まって湯にも浸かりたい」という条件だと、ここしかありません。
Villa Metasequoia
マキノ町白谷にある1日1組の一棟貸しで、ベランダにミニドッグランが付いています。犬は1頭1,500円。小型・中型は3頭まで、大型は1頭までです。楽天の最安は10,000円から。
ルールは細かめで、狂犬病予防注射と混合ワクチンが必須、館内はマナーウェア着用、就寝時はソフトケージを使って布団には乗せない、散歩のあとは足を拭く、宿泊中に犬だけを留守番させない、と並びます。パフィは来客の物音に反応して吠えるタイプなので、1日1組というだけで気が楽です。そのかわりソフトケージは持参する前提で荷物を組むことになります。
VILLA ONE
マキノ町石庭の一棟貸しで、100㎡のドッグランとプールが付いています。犬種もサイズも頭数も制限なし。そのかわり犬の料金は高めで、小型・中型(25kgまで)が6,600円、大型(25kg以上)が9,900円です。今回並べた15軒のなかでは、犬1頭あたりの料金がいちばん高い宿でした。
パフィは水が得意ではないので、プールに入れるかどうかは正直わかりません。それでも飼い主がプールサイドにいれば、そこでずっと見物しているタイプなので、それはそれで満足しそうです。狂犬病予防注射済みで、証明書の提示が必要。予約時に犬種を書く欄があります。
そのほかマキノ町には、ビーチまで歩いて1分のコテージRich(高木浜)と、奥琵琶湖 四季亭(海津)があります。四季亭は無料で犬を連れて行ける一方、室内には入れず、持参したケージで玄関の土間か外のテラスで過ごすという条件です。敷地内での排泄もできません。パフィのように家族のそばを離れたがらない子だと、夜の過ごし方を先に決めておく必要があります。
今津町の10軒は山と湖のあいだにある一棟貸しが中心です

今津町の10軒は8軒が一棟貸しで、近江今津駅から車で6〜12分の範囲に散らばっています。マキノ町より値段が下がって、楽天の最安が3,712円からという宿もこの地区です。箱館山のふもとにあたるので、湖からは少し離れて森や田んぼの中に建っている宿が多くなります。
Takashima Lakeside Resort
今津町北仰の一棟貸しで、湖まで歩いて5分。京都東インターから車で70分です。犬は1匹3,000円で、小型犬は3頭まで、大型犬は1頭まで。楽天の最安は7,400円からで、楽天レビューは3件です。チェックインが17時と遅めなので、午前中にどこかへ寄ってから向かう組み立てにしやすいと思います。
森のかくれ宿シープ
今津町桂のペンションで、客室だけでなく食堂とロビーまで犬と一緒に歩けます。小型から超大型犬まで、最大3匹。宿泊料は小型・猫1,100円、中型1,650円、大型2,200円、超大型2,750円です。屋根付きの遊び場があるので、雨予報の日でも走らせられます。犬用の薬膳ごはんを出しているのも、高島では2軒しかない「犬用食事あり」の宿のひとつだからです。
条件は1年以内の狂犬病・混合ワクチンに加えて、ノミダニ薬の投与まで求められます。館内はマナーベルト着用に協力してほしい、という案内も出ています。うちはフィラリアとノミダニの薬を月1で続けているので問題ありませんが、ここは条件が細かいほうの宿です。持病でワクチンが打てない場合は、事前に電話で相談できると書かれています。
ログハウス《ワンちゃんok》
今津町福岡のログハウスで、楽天の最安3,712円からと、今回調べた滋賀の宿のなかでいちばん安い数字が出ていました。庭はノーリードで過ごせます。ただし1mほどの柵を飛び越えてしまう大型犬は不可という条件付き。5.12kgのパフィなら柵の心配はほとんどないと思いますが、放していい範囲はチェックインのときに聞いておきたいところです。
頭数・追加料金・室内での過ごし方は公開情報に書かれていないので、予約時に確認が要ります。設備の登録もないので、犬用のグッズは全部持ち込む前提で考えたほうが確実です。
一棟貸しのリゾートログハウスPiilo
今津町椋川の一棟貸しで、ウッドデッキとドッグランがつながっています。犬は1頭1,000円で2頭まで、3頭目からは1頭2,000円。楽天の最安は8,352円からです。
ここで気をつけたいのが、建物のなかは原則ケージのなかで過ごすというルール。ケージの備え付けはありますが、サイズが合わないときや多頭のときは持参が必要です。人工芝のドッグランでの排泄も禁止。ハンモックは犬が使えません。BBQをしながらデッキ越しに様子を見ていられるのは魅力なので、使い慣れたケージを積んで行けるかどうかで判断が変わる宿だと思います。
箱館山麓大空荘
今津町梅原の一棟貸しで、サウナが付いています。高島でサウナがあるのはここだけ。犬は小型犬3匹までで、料金は匹数にかかわらず一律3,300円です。楽天の最安は17,679円から。室内はケージ利用が条件で、同伴時は同意書の提出が要ります。びわこ箱館山のゴンドラが近いので、日中は山で遊んで夜は焚き火、という流れが組みやすい立地です。
このほか今津町には、全室ペットOKで頭数もサイズも制限がない琵琶湖ヒルズビレッジ(管理棟1階のレストランも同伴可・楽天の最安6,930円から。ただし土佐犬・ピットブル・ブルテリア・ロットワイラー・マスティフ・秋田犬は不可)、一棟まるごと借りられるヴィラびわ湖浜分(1匹3,000円・9,000円から)、小型犬専用で原則ケージ利用の一棟貸しの別荘 Ahouse(1匹1,000円・2匹まで通常料金内)、森のなかで1日1組の cottage 樹樹(サイズ問わず3頭まで)、屋外にドッグランのあるフォレストヴィライーリオびわ湖(小型犬・7,842円から)があります。
新旭と安曇川と鵜川の4軒はドッグランの広さで選べます

高島市の残り4軒は、新旭町のかばたリゾート、安曇川町のPEGASUS、鵜川のHub-Fun、朽木のLODGE Gelände。このうち前の3軒はドッグラン付きで、走らせる場所の広さと形が全然違います。マキノ・今津から少し南に下りた場所なので、大津方面から北上する行き方とも相性がいい位置です。
かばたリゾート
新旭町饗庭にある全15棟のコテージで、犬は原則コテージ内で自由(室内ではおむつ着用)。サイズの制限がなく、多頭は1匹ごとの料金で受け入れています。宿泊料は小型(10kg未満)1,000円、中型(20kg未満)2,000円、大型(20kg以上)3,000円。ドッグランの利用は別料金で、飼い主1名200円に加えて犬1匹あたり10kg未満800円、20kg未満1,200円、20kg以上1,500円がかかります。新棟1〜5棟とコテージAB棟・FG棟はプライベートまたはフリーのドッグランで放し飼いができます。
正直に書くと、ここは楽天レビューが★2.0(76件)と、今回並べた15軒でいちばん評価が低い宿です。件数はそれなりに多いので、予約する前にレビュー本文を読んで、自分が気にするポイントかどうかを判断してから決めたほうがいいと思います。屋外・屋内・プライベートとドッグランが三段構えで、雨の日でも走らせられるという構造そのものは、犬連れにはかなりありがたい造りです。
PEGASUS
安曇川町横江浜の1日1組貸切のグランピングで、琵琶湖が目の前。犬種もサイズも制限がなく、1組合計5頭まで無料です。貸切なので接種証明書や鑑札の提示も不要(1年以内に予防接種を受けている室内犬に限る、という条件は付きます)。
ここで珍しいのが、屋外に出せる時間が15:00〜21:00と翌朝7:00〜10:00に決まっていること。夜21時から朝7時までは室内で過ごします。室内ではマナーパンツの着用が必要で、宿に用意がないので持参します。パフィは粟津でもマナーパンツを着けて過ごしたので、この持ち物は毎回のリストに入っています。忘れると現地で買いに走ることになるので、玄関に出しておくくらいでちょうどいいです。楽天の最安は60,000円からと高めですが、5頭まで無料という条件は多頭のご家庭には効くと思います。
鵜川のHub-Funは琵琶湖の目の前でサウナとドッグランがあり、犬は1匹3,000円。公式や予約サイトの表示は小型犬が対象で、3匹程度までという案内もあります。朽木のLODGE Geländeは目の前が安曇川で、ペット同伴は応相談。宿情報サイトでは小型犬のみとされていて、頭数や追加料金は公開情報に出ていないので電話で聞くことになります。
高島の宿は室内にケージが要るかどうかで過ごし方が変わります

一棟貸しだから室内は自由、とは限りません。高島の24軒のうち、室内でケージを使う決まりの宿が5軒、そもそも室内に犬が入れない宿が1軒あります。ここを見落として予約すると、当日いちばん困ります。
室内でケージが要るのは、WASUKI BASE びわ湖 GUEST HOUSE(客室に簡易ケージを設置・無料貸出あり)、一棟貸しの別荘 Ahouse(原則ケージ内・小型犬用ケージは備え付け)、一棟貸しのリゾートログハウスPiilo(原則ケージ内・サイズが合わなければ持参)、箱館山麓大空荘(室内はケージ利用が条件)、Villa Metasequoia(就寝時はソフトケージ)の5軒。奥琵琶湖 四季亭は室内に同伴できず、持参したケージで玄関の土間か外部テラスにつなぐ形です。
マナーパンツやおむつの着用を求める宿もあります。かばたリゾートは室内でおむつ、PEGASUSは室内でマナーパンツ、森のかくれ宿シープは館内でマナーベルト。粟津に泊まったときも館内はマナーパンツだったので、うちでは荷物に必ず入れる物になりました。
逆に制限がいちばん少なかったのが琵犬湖RIKISAKUで、使えないのは人用の浴槽だけ。琵琶湖ヒルズビレッジも全室ペットOKで頭数・サイズの制限がなく、管理棟のレストランまで一緒に入れます。ここまで自由な宿と、土間までの宿が、同じ「犬と泊まれる宿」という言葉で並んでいるのが高島です。
予約の前に見ておきたい条件を4つに絞ると、次のようになります。
- 室内でケージが要るか。要るなら、使い慣れたケージを積んで行けるかを先に決めます。パフィは家でもクレートで寝るので用意はできますが、ふだんフリーの子だと当日いきなりは難しいはずです
- ワクチン証明書をいつ出すか。琵犬湖RIKISAKUは宿泊日までにメールで事前提出、WASUKI BASEの2軒とPrivate Glamping POLARISと森のかくれ宿シープはチェックイン時に提示。事前提出の宿は予約直後に手を付けないと間に合いません。うちはパフィの5種混合と狂犬病の証明で石川の宿に泊まれたので、8種でないと泊まれないのではという心配は要りませんでした
- 犬の食事が出るか。高島で犬用の食事を用意しているのは、愛犬とフレンチディナーを楽しむ宿GUZUと森のかくれ宿シープの2軒だけ。ほかはフード持参が前提です
- 体重の条件。8kgまで(WASUKI BASEの2軒)、10kg未満(Private Glamping POLARIS)、25kgで料金が変わる(VILLA ONE)と、区切りが宿ごとに違います。パフィは5.12kgなのでどれも通りますが、ペットショップで「成犬で3kgくらい」と言われて5kgを超えた経験があるので、これから大きくなる子は見込みで予約しないほうがいいです
犬の宿泊料は無料の宿から1頭9,900円の宿まで開きます
高島の宿は、犬の宿泊料が無料の宿と、1頭9,900円かかる宿が同居しています。宿代だけ見て比べると、当日の合計がずれます。無料なのは琵犬湖RIKISAKUとPEGASUS、それに室内へ入れない条件付きで奥琵琶湖 四季亭。いちばん高いのがVILLA ONEで、25kgまで6,600円、25kg以上9,900円です。
| 犬の宿泊料 | 宿 | 補足 |
|---|---|---|
| 無料 | 琵犬湖RIKISAKU/PEGASUS | PEGASUSは5頭まで無料 |
| 1,000〜1,500円台 | 一棟貸しのリゾートログハウスPiilo/Villa Metasequoia/ペンション奥琵琶湖マキノ | 小型犬の場合 |
| 2,000〜3,300円台 | WASUKI BASE びわ湖 GUEST HOUSE/WASUKI BASE びわ湖 VILLA STYLE/Takashima Lakeside Resort/箱館山麓大空荘/かばたリゾート | 大空荘は匹数にかかわらず一律 |
| 6,600円以上 | VILLA ONE | 25kg以上は9,900円 |
犬の料金が公開情報に出ていない宿もあります。ログハウス《ワンちゃんok》とコテージRich、LODGE Geländeは金額の記載がないので、予約するときに宿へ聞くことになります。
もうひとつ見落としやすいのが、かばたリゾートのドッグラン利用料です。宿泊料とは別に、飼い主1名200円と犬1匹800〜1,500円がかかります。「ドッグラン付き」と書いてあっても、使うのに追加のお金が要る宿があるということです。
安く泊まりたいなら、楽天の最安が3,712円からのログハウス《ワンちゃんok》、7,400円からのTakashima Lakeside Resort、8,352円からの一棟貸しのリゾートログハウスPiilo、8,600円からの琵犬湖RIKISAKUあたりが候補になります。逆に、犬の料金まで含めた合計で見ると、犬が無料の琵犬湖RIKISAKUは数字よりも安く付きます。料金は動くので、予約する前に各宿のページで最新の金額を確かめてください。
福井から高島へは敦賀インターを降りて35分ほどで着きます
うちは福井に住んでいるので、高島は「県外だけど近い」場所です。敦賀インターを降りてマキノまで、車で35分ほど。京都や大阪から向かうより、北陸から下りるほうが早く着きます。滋賀へは三井アウトレットパーク滋賀竜王に買い物へ行くくらいで、県内の宿にはまだ泊まったことがありませんが、距離の感覚だけは体でわかっています。
移動は全部車です。パフィはキャリーに入れて後部座席にシートベルトで固定し、子どもたちに見てもらっています。車酔いはしないので、1時間くらいの移動ならキャリーのなかで寝ています。長距離のときは1時間ごとにパーキングエリアか道の駅で休憩を入れて、外を軽く散歩させています。
一度、前の車が急に止まって強くブレーキを踏んだとき、シートベルトで固定していたはずのキャリーがずれて落ちかけました。ちょうど天面を開けていたので、飛び出さないかと焦りました。それ以来、走行中に天面を開けるときは子どもがキャリーを抱えるようにしています。乗せ方の細かいところは犬の車の乗せ方にまとめました。
もうひとつ、滋賀に行くときに毎回思い出すのがカートです。三井アウトレットパーク滋賀竜王は、犬を連れて入れる店の多くが「カートに乗っていれば」という条件でした。カートを持たずに行った日は、入りたかった店の前で引き返しています。高島の宿に泊まって竜王や近江八幡に寄るなら、カートを積んでおくと動ける範囲が変わります。
積んでいるのはMILA&LOUISの分離型カートです。折りたたんで車に積めるので、行き先でカートが要るかどうか分からない日でも、とりあえず載せておけます。
カートを分離型にするか一体型にするかで迷っているなら、小型犬のペットカートを分離型と一体型で比べた記事が参考になると思います。
- 価格
- 10,277円(税込)
- 単価
- 10,277円・耐荷重25kg・3way分離・対面式
- メーカー
- MILA&LOUIS
- タイプ
- お出かけ・散歩グッズ
高島の宿は室内の過ごし方を先に決めると選びやすくなります

高島の24軒は、温泉が1軒しかないかわりにドッグランが12軒あって、口コミではほとんど選べません。だから「室内でどう過ごすか」を先に決めてしまうのがいちばん早いです。室内を自由にさせたいなら琵犬湖RIKISAKUか琵琶湖ヒルズビレッジ、ケージを持って行けるならPiiloや箱館山麓大空荘まで候補が広がる、という順番で絞れます。
走らせたいなら、囲われた敷地でリードを外せるPrivate Glamping POLARISかVILLA ONE。多頭なら5頭まで無料のPEGASUS。値段を抑えたいならログハウス《ワンちゃんok》かTakashima Lakeside Resort。犬と同じテーブルで食事をしたいなら、大人だけになりますが愛犬とフレンチディナーを楽しむ宿GUZUです。うちが次に高島へ行くなら、パフィが吠えても気を使わなくていい1日1組のPrivate Glamping POLARISを選ぶと思います。
宿の登録は増えているので、高島以外も含めた一覧は滋賀の宿一覧から絞り込んでください。県全体を湖の西と東で比べたいときは犬と泊まれる宿の滋賀まとめ、関西のほかの府県まで広げたいときは関西で犬と泊まれる宿、北陸から下りてくる人は北陸で犬と泊まれる宿もどうぞ。宿ごとの条件の見方は犬と泊まれる宿の選び方にまとめてあります。







