「わんわんリゾート粟津って、実際どうなんだろう」と口コミを探していませんか。
うちは今年の春に初めて泊まって、あまりに居心地が良かったので、7月にもう一度家族で行ってきました。これで2回目です。石川県小松市にある大江戸温泉物語のわんちゃん専用宿で、先に結論を言ってしまうと、吠え癖のあるうちのポメプー(パフィ)でも気楽に過ごせる、犬連れに本当にやさしい宿でした。
この記事は、パフィのパパである僕が2回泊まってわかったことを、写真たっぷりでまとめた宿泊記です。屋内ドッグランや犬と一緒のバイキング、和室の使い勝手、実際にかかった料金(家族4人と犬で約76,000円)、そして「これは失敗した」という注意点まで、予約前に知りたいことを正直に書いたので、宿選びの参考にしてみてください。
わんわんリゾート粟津はどんな宿?
わんわんリゾート粟津は、石川県小松市の粟津温泉にある大江戸温泉物語グループのわんちゃん専用の温泉宿です。全室が愛犬と泊まれる部屋で、雨でも遊べる屋内ドッグラン、犬と一緒に楽しむバイキング、天然温泉までそろっています。ペットの宿泊料は1頭2,200円で、小型犬から大型犬まで泊まれます。
うちからは車で向かいました。パフィはドライブボックスに入って、行きも帰りもずっと外の景色を見て楽しそう。北陸自動車道の加賀インターから20分ほどで、荷物の多い犬連れには車移動がぴったりの立地です。設備や料金プランをきっちり確認したい方は、わんわんリゾート粟津の設備と料金の詳細にまとめてあるので、あわせて見てみてください。ここからは、そこには書けない「実際に泊まってどうだったか」を中心にお話しします。

なぜ2回目も泊まったのか、犬専用宿は気楽だった

2回目も迷わず予約した一番の理由は、犬専用宿ならではの気楽さです。お客さんが全員わんちゃん連れなので、「うちの子が吠えたら迷惑かな」という気疲れがほとんどありません。ここが普通のペット可の宿と決定的に違うところでした。
正直に書くと、パフィは知らない犬や人がいると吠えてしまう子です。普通の旅行先だと、僕はいつも周りに気をつかってヘトヘトになります。でもこの宿では、廊下ですれ違う人もみんな犬連れ。パフィが吠えても「元気だね」と笑ってくれて、逆にわんちゃんの話でちょっと盛り上がったりします。お客さんはかなり多かったのに、みんながわんちゃんファーストな人ばかりなので、すごく気持ちよく過ごせました。
館内の廊下には、犬種ごとのかわいいイラストがずらりと飾られていて、これも犬好きにはたまりません。ミニチュアダックス、トイプードル、ビションフリーゼと続く絵を、子どもたちと「うちはどれかな」と言いながら歩くのも楽しい時間でした。
泊まった部屋はスタンダード和室15畳 内風呂つき

今回選んだのはスタンダード和室15畳、内風呂つきの部屋です。畳にベッドを置いた和モダンの部屋とも迷いましたが、パフィが走り回ることを考えて、あえて畳の広い和室にしました。この選び方は大正解。
全室が畳なのは、フローリングより滑りにくくて足腰の負担が少ないから。小型犬の関節を考えると、これはうれしいつくりです。15畳あると本当にゆったりしていて、窓側にケージとトイレを置けるスペースがしっかり取れました。パフィは部屋に入るなり、あちこちの匂いをクンクン嗅ぎ回って探検モード。持参したベッドを広げてあげると、そこを自分の居場所だと理解して落ち着いてくれました。
走り回る子や多頭で泊まるなら、ベッドタイプより広い和室のほうがのびのび過ごせると思います。逆に、段差を減らしたい子や落ち着いて休みたい子には和モダンも合うはずなので、ここは愛犬の性格で選ぶのがよさそうです。
部屋の窓側には、犬用のトイレトレーや水飲みボウル、消臭スプレーやウェットシートまで用意されていました。ケージやトイレシートも借りられるので、わが子専用のものだけ持っていけば荷物をかなり減らせます。

屋内ドッグランは大型犬と小型犬が壁で分けられていて安心

館内の屋内ドッグランは、大型犬エリアと小型犬エリアが壁でしっかり分けられていて、小さい子でも安心して遊ばせられます。人工芝の小さな丘もあって、天気を気にせず運動できるのがこの宿の大きな魅力です。うちは夕食後の夜と、朝食後の朝の2回利用しました。
混み具合は時間帯でかなり違いました。夜は利用者が多めで4組から6組ほど、朝はぐっと空いていて2組だけ。他犬が苦手な子なら、空いている朝がおすすめです。大型犬エリアには、この日はラブラドールやバーニーズマウンテンドッグがいました。壁で仕切られているので、パフィが小型犬エリアから吠えても直接からむことはなく、その点は安心でした。
面白かったのが、他のわんちゃんの慣れっぷりです。パフィが吠えても、みんな慣れているのか気にせずスルー。その落ち着いた空気の中にいるうちに、パフィも少しずつ吠えるのをやめて、自分から芝生を歩き回るようになっていきました。ドッグランデビューや宿選びで愛犬の相性が気になる方は、犬連れ宿の選び方もあわせて読んでおくと、当日あわてずにすみます。
犬と一緒のバイキングとカニ食べ放題、犬用ごはんも頼める

夕食は犬と同じテーブルで食べられるバイキングで、今回はカニの食べ放題プランを予約しました。季節外れではありますが、1杯まるごとのズワイガニが食べ放題で、満足度はかなり高かったです。郷土料理やステーキもあって、子どもたちも大喜びでした。
会場は他のお客さんもみんな犬連れで大賑わい。カゴに入って待つ子、床に伏せている大型犬、カートに乗った子と、あちこちにわんちゃんがいます。パフィは最初こそカニの匂いにそわそわしていましたが、同じテーブルで一緒に過ごすうちに落ち着いてくれました。

犬用のメニューも別で頼めます。今回はミートボールプレートを注文しました。ミートボールがいくつかと、ポテトサラダのような付け合わせがのったプレートです。普段は半生フードしか食べない偏食のパフィが、ミートボールはうれしそうにペロリ。ただ、横のサラダはきっぱり残していました。そこはうちの子らしいなと笑ってしまいました。
ひとつ注意点があります。朝食のバイキングには犬用のメニューがありませんでした。 なので2日目の朝は、家から持っていったいつものフードとおやつを、僕たちの朝食のときに同じテーブルであげました。ただ、環境が違うからか、いつものごはんなのにあまり食べてくれず。犬用ごはんが出るのは夕食だけと考えて、2日目のフードとおやつは必ず持参するのが正解です。
わんわんラウンジのおやつブッフェと、大浴場も楽しめる

チェックインして荷物を置いたら、まず向かったのが「わんわんラウンジ」です。2026年7月から始まった「わんわんおやつブッフェ」があって、チーズのおやつやクッキー、ジャーキーなど4種類ほどが並び、自分でお皿に取るスタイルでした。大人用にお酒やソフトドリンクもそろっています。
利用しているわんちゃんは多かったのですが、うちのパフィはあいにくあまり食べてくれませんでした。おやつの豪華さそのものより、愛犬とラウンジでのんびりする雰囲気を楽しむ場所、という感じ。食いつきは本当にその子次第だと思います。
人間用の大浴場は、大きなお風呂に加えてサウナもありました。息子と一緒に入りましたが、広々していて子どもも大満足。北陸最古といわれる粟津温泉のお湯を、犬連れでもしっかり楽しめます。
館内にはフォトスポットもあったり、愛犬と一緒に撮れるプリクラも。楽しかったようで、夜と朝の2回もプリクラを撮っていました。旅の記念に残せるのは、犬専用宿ならではのうれしい仕掛けです。
入りたかった貸切風呂に入れなかった話
この宿には愛犬と一緒に入れる貸切風呂(有料)があるのですが、2回目の今回も入れませんでした。 貸切風呂はチェックイン時にフロントで申請する仕組みで、僕たちが着いた15時30分の時点で、当日分はすでに満杯。
家ではなかなか一緒にお風呂に入れないので、こういう機会にこそ体験してみたかった。犬用のバスタブも用意されていると聞いていたので、これは本当に心残りです。人気の設備なので、狙っているならチェックインしたら真っ先に貸切風呂を申請するのが鉄則。到着時間そのものを早めるくらいの気持ちでいたほうがよさそうです。次回こそ予約できたら、また追記します。
2回泊まって分かったポイント3つと、持ち物のこと
2回泊まってみて、「これを押さえておけば快適に過ごせる」というポイントが見えてきました。
- チェックインしたら真っ先に貸切風呂を申請する。
先着で埋まるので、部屋に荷物を置くより先にフロントへ。 - 2日目の愛犬フードとおやつは必ず持っていく。
朝食に犬用メニューはなく、環境が変わると食欲も落ちやすいので、食べ慣れたものが安心。 - 小型犬でもペットカートを用意する。
館内は大型犬も一緒に歩きます。うちのように吠えてしまう子は、カートに乗せておくと接触のリスクを避けられて、飼い主も気が楽です。

持ち物で「持っていってよかった」と感じたのは、ペットカート、マナーパンツ、おやつ、そして愛犬専用のベッドです。館内の移動はマナーパンツ(おむつ)の着用が必要で、チェックインの説明でもきちんと触れられていました。今回は事前に買って持参し、パフィもすっかり慣れて、おしっこもうんちもいつも通りのタイミングでおむつにできました。もし忘れても売店で買えるので、そこまで神経質にならなくて大丈夫です。
自分のベッドは、慣れない場所で寝つけない子のためにあると安心です。ちなみにパフィは、持参したベッドの上でいびきをかいてぐっすり眠っていました。落ち着いて眠れたのは、いつもの寝床があったおかげだと思います。
どんな飼い主と犬に向いている宿か

わんわんリゾート粟津は、犬との旅行で周りに気をつかいたくない人と、留守番が苦手な子にこそ向いている宿でした。総合的にかなり満足度が高く、この料金でここまで気持ちよく過ごせる宿は、なかなかないと思います。
家族4人と犬1頭、1泊2食にカニ食べ放題を付けて、総額は約76,000円でした。内訳のイメージは下の通り。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿泊人数 | 大人2名 + 子ども2名 + 犬1頭(パフィ) |
| 部屋 | スタンダード和室15畳 内風呂つき |
| 食事 | 夕食バイキング(カニ食べ放題プラン) + 朝食バイキング |
| ペット料金 | 1頭2,200円 |
| 予約方法 | 公式サイト経由 |
| 総額の目安 | 約76,000円 |
向いているのは、分離不安ぎみで預けるより一緒がいい子、そして「吠えたらどうしよう」と気疲れしがちな飼い主さんです。逆に注意したいのは、館内を大型犬も歩き回る点。うちのパフィは噛みつくまではいきませんが、環境が変わると吠えることが多いので、カートは必須だと感じました。愛犬が他の犬をどのくらい気にする子かは、事前に考えておくといいと思います。
石川だけでなく北陸で宿を探している方は、福井で犬と泊まれる宿も候補になります。エリアや同伴レベルで比べてみると、うちの子に合う宿が見つけやすくなるはずです。
うちにとって、わんわんリゾート粟津はもう「また来たい宿」の定番になりました。どこへ行くのも一緒で、パフィも家族も心から楽しめた2日間でした。




