商品について
Kurashi Picksのデンタルサックは、指にはめて使う布製のデンタルケア用品です。歯磨きシートと同じように口の中を拭くのですが、決定的に違うのは使い捨てではないこと。使ったら水で洗って、また次の日に使えます。
メーカーの説明はこうです。
使い捨てではなく、洗って何度でも使用可能。清潔に保てて経済的なのも嬉しいポイントです。
素材はやわらかいもので、「デリケートなワンちゃん・ネコちゃんの歯ぐきにも安心して使える柔らか素材。ブラシが苦手な子でもストレスなくケアが可能です」と書かれています。
使い捨てとの差は、1年で約2,850円
金額を並べてみます。うちのパフィが使っているライオンのPETKISS歯みがきシートは30枚で246円なので、1枚あたり約8円。毎日1枚使うと年間で約3,000円です。
一方このデンタルサックは800円。1年で約2,200円の差になります。
| 1年のコスト | 手間 | |
|---|---|---|
| 使い捨てシート(1枚約8円) | 約3,000円 | 出して使って捨てるだけ |
| デンタルサック(800円) | 800円 | 毎回洗って乾かす |
ただし、これは手間とお金の交換です。使い捨ては袋から出してすぐ使えて、終わったら捨てるだけ。デンタルサックは毎回洗って乾かす工程が増えます。
正直に言うと、うちは使い捨てを選んでいます。夜の歯磨きは眠い時間にやるので、そのあと洗い物が1つ増えるのが続かないと思ったからです。でもこれは家ごとに答えが違うところで、「ゴミを増やしたくない」「毎日のことだから固定費を下げたい」という家なら、洗うほうが合っています。
指にはめる形の利点
シートを指に巻くタイプは、使っているうちにずれます。特に小さいシートだと指から外れてしまって、そのたびに巻き直すことになる。実際、帝塚山ハウンドカムの歯石トルンは80×85mmの正方形で、低評価のほとんどが「指に巻きにくい」という内容でした。
指サック型は、はめた時点で固定されます。 メーカーも「指にしっかりフィットするデンタルサックだから、力加減や角度も自由自在。奥歯や細かい部分もラクにお手入れできます」と書いていて、巻き直しの手間がない点を推しています。
うちがパフィに使っているのもペレッティーの指サックブラシで、こちらは突起のあるシリコン製です。布のサックとシリコンのブラシは役割が違って、布は面で拭く、シリコンは点でこする。うちは歯ブラシ→シリコンの指サック→シートで拭く、という順でやっています。
楽天117件で平均4.59、★2以下はゼロ
内訳は★5が75件、★4が36件、★3が6件、★2と★1がゼロ。平均4.59です。
★2以下が1件も無いのは、今回調べた歯磨きシート系4点のうち、この商品とライオンのPETKISSだけでした。117件という件数がありながら低評価が出ていないのは、期待と実物のずれが小さいということだと思います。
商品の作りがシンプルで、「指にはめて拭く」以上のことを約束していないのが効いているのかもしれません。件数は増えるので、読むときは最新の画面で確かめてください。
できないこと
固まった歯石は落ちません。 商品説明には「歯垢や汚れをしっかり除去し、気になる口臭や歯石の予防に役立ちます」と書かれていますが、すでに石になったものを布で外すことはできません。そこは全身麻酔をかけた処置の領分です。
布で届くのは歯垢の段階までです。歯垢は2日を超えて歯に残ると石灰化が始まるので、毎日手が届いていることが結局いちばん効きます。このあたりは犬の歯磨きをしないとどうなるかに論文をあたって書きました。
それと、洗って使うものなのでしっかり乾かしてから次に使ってください。濡れたまま置いておくと雑菌が増えます。
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
- 毎日のことなので、固定費を下げたい
- 使い捨てのゴミを増やしたくない
- シートが指からずれるのが気になっていた
- 歯ブラシが苦手で、まず布から慣らしたい
- 洗って乾かす手間が苦にならない
逆に、夜の眠い時間に洗い物を増やしたくない家には向きません。その場合は使い捨てのシートのほうが続きます。
