商品について
帝塚山ハウンドカムのワンコ歯石トルンは、和紙にゼオライトとトルマリンという鉱物を練り込んだシートです。よくある不織布のウェットシートとは、素材からして違います。
使い方も少し変わっていて、乾いた状態で入っているので、1枚ずつ必ず水に濡らしてから使います。濡らして指に巻いて、歯と歯ぐきをやさしくマッサージするように磨く。ウェットシートのように袋から出してすぐ、とはいきません。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| サイズ | たて80mm×よこ85mm |
| 枚数 | 120枚 |
| 材質 | 和紙、鉱物(ゼオライト、トルマリン) |
120枚で3,080円なので1枚あたり約26円。毎日1枚なら4か月もつ計算です。
楽天147件の低評価は、ほぼ全部が同じ理由でした
この商品を調べていて、いちばん書いておくべきだと思ったのがここです。
レビューは147件で、内訳は★5が76件、★4が39件、★3が22件、★2が7件、★1が3件。平均4.21。★3以下が32件あって、割合にすると約22%です。
そこで低評価の本文を実際に読んでみたら、中身がほぼ1点に集まっていました。
素材はしっかりしていてとても良いのですが、指に巻き付けて使うには非常に具合の悪い形状。一辺が短過ぎてすぐに指から外れてしまうのです。使うたびにストレスを感じるので、何か別の用途はないかと思案中です。
キュッキュッと磨ける感じがします。速効性はまだ分かりませんが、毎日使おうと思います。もう一回り大きい方がしっかり指に巻けていいかなぁ、と感じます。
朝晩、歯磨き前に濡らして使います。小さめの正方形だと指に巻き付けるのには使いにくいですね。
80×85mmという正方形が、指に巻くには小さい。 素材そのものへの不満ではなく、形の話です。「素材はしっかりしていてとても良いのですが」と前置きしてから形を指摘しているレビューがあるのが象徴的でした。
うちのパフィが2年使っているライオンのPETKISSは140×150mmで、面積にすると3倍近くあります。指に巻いたときに余りが出るので、ずれてもすぐ巻き直せるんですよね。毎日やるものなので、この差は続くかどうかに直結します。
メーカー自身が「カットして使う」と書いています
ただ、この形は欠陥というより仕様のようです。使い方の1番目にこう書かれています。
シートの形はほぼ正方形に近いため、ご自身の指の大きさにあわせてハサミなどでカットして下さい。(カットせずにそのまま使って頂いても大丈夫です)
つまりもともと切って使う前提の商品です。120枚という枚数も、1枚を切って使うことを考えると納得がいきます。
低評価を付けた人の多くは、たぶんそのまま巻いて使おうとしています。買う前にこれを知っているかどうかで、印象がかなり変わる商品だと思います。
慣らし方をメーカーが具体的に書いています
もうひとつ、この商品ページで良かったのが慣らし方の説明です。
週に1〜2回程度、前歯や磨きやすい横の歯だけなどの狭い範囲に限定して始め、オーナー様と愛犬(愛猫)共に慣れてください。徐々に回数を増やして行きます。(不慣れな状態で磨きにくい奥歯などからはじめると「嫌なもの」として記憶することがありますので、慣れてもらうことが大切です)
「オーナー様と愛犬共に慣れてください」という言い方が正直でいいなと思いました。口のケアがうまくいかない原因は犬側だけでなく、飼い主が焦って奥から攻めることにもあります。
うちのパフィが歯磨きを嫌がらないのは、子犬のころから口を触られ慣れていたからです。逆に言えば、いきなり奥歯からいくと嫌な記憶になる。この順番の話は犬が歯磨きを嫌がるときにも書きました。
できないこと
商品名に「歯石トルン」とありますが、すでに固まった歯石はこのシートでは落ちません。 歯石は歯垢が石灰化したもので、外す方法は全身麻酔をかけた処置だけです。低評価の中にも「歯石どころか、普通の汚れもう〜んという感じ」というものがありました。
シートが届くのは歯垢の段階です。そこは他の歯磨きシートと同じで、この商品だけの限界ではありません。詳しくは犬の歯磨きの代わりになるものにまとめています。
なお、傷や湿疹がある部位には使わないこと、使用中や使用後に皮膚や歯ぐきに異常が出たら中止して獣医師に相談すること、とメーカーが注意書きしています。
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
- 不織布のウェットシートではなく、和紙の質感で磨きたい
- ハサミで指のサイズに合わせて使うのが苦にならない
- 濡らす一手間があっても、素材にこだわりたい
- 120枚でしばらく買い足したくない
- 口のケアをこれから慣らしていく段階で、慣らし方の説明が欲しい
そのまま指に巻いて使いたい人には向きません。 その場合は140×150mmあるライオンのPETKISSか、指にはめるタイプを選んだほうがストレスがありません。
