商品について

ロイヤルカナンの退院サポートは、疾病回復期や手術後の犬猫のために作られた食事療法食です。名前のとおり、動物病院から帰ってきたあとの食事を想定しています。

メーカーの説明はこうです。

犬・猫用 退院サポートは、疾病回復期、手術後などの栄養要求が高まっている犬や猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。この食事は、カロリー含有量を高め、各栄養素を強化し、また超高消化性の原材料を使用しています。

抜歯のあとや、歯周病の処置で全身麻酔をかけたあとは、食べる量そのものが落ちます。そういう時期に少ない量で必要な栄養を届けるという設計です。

栄養成分と原材料

項目
たんぱく質10.7%以上
脂質4.4%以上
粗繊維2.7%以下
灰分2.5%以下
水分76.0%以下
カロリー(代謝エネルギー)124kcal/100g
内容量195g

1缶195gなので、1缶あたり約242kcalの計算になります。

原材料の並びはこうです。

鶏肉、豚タンパク、コーンスターチ、セルロース、魚油、カゼインカルシウム、サンフラワーオイル、サイリウム、調味料(アミノ酸等)、フラクトオリゴ糖、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、アミノ酸類(グリシン、タウリン、メチオニン)、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類、ビタミン類

鶏肉と豚タンパクが先頭なので、鶏アレルギーの子には向きません。

ヒルズのa/dとどう違うか

回復期の療法食としてよく並ぶのが、ヒルズのa/dです。数字を並べるとこうなります。

ロイヤルカナン 退院サポートヒルズ a/d
内容量195g156g
たんぱく質10.7%以上8.5%以上
脂質4.4%以上6.3%以上
水分76.0%以下78.0%以下
カロリー124kcal/100g(1缶約242kcal)1缶197kcal
楽天のレビュー82件6件

ロイヤルカナンはたんぱく質が高くて脂質が低い、ヒルズは脂質が高いという作りの違いがあります。1缶あたりのカロリーはロイヤルカナンのほうが大きいですが、缶も大きいので当然ではあります。

a/dは「かき混ぜると液状になります」と硬さの可変を明記しているのが強みで、退院サポートはレビューが82件と桁が違うのが強みです。どちらを使うかは、結局のところかかりつけの動物病院がどちらを扱っているかで決まることが多いと思います。

買うのに動物病院の登録が要ります

ここは知らずに注文すると戸惑うところなので、先に書いておきます。楽天の商品ページにこう書かれています。

この商品は獣医師の指導が必要な商品となります。かかりつけ動物病院登録サイト(外部サイト)にログインの上、ロイヤルカナン食事療法食を与えるペットとかかりつけ動物病院をご選択ください。

ロイヤルカナンの食事療法食は、かかりつけ動物病院を登録しないと通販で買えません。 一般のドッグフードのようにカートに入れて終わり、とはいきません。お一人様12個までの制限もあります。

裏を返すと、急に必要になってから注文しても間に合わないということです。抜歯の予定が決まっているなら、その時点で病院に相談して、登録まで済ませておくとあわてずに済みます。

楽天82件で平均4.48、低評価の割合は約12%

内訳は★5が55件、★4が17件、★3が6件、★2が2件、★1が2件。平均4.48です。

★3以下が10件で、全体の約12%。今回わんらいふナビで調べた回復期・介護向けの商品の中では低評価の割合がいちばん高いのですが、これは件数が82件とほかより桁が多いからでもあります。件数が増えれば合わない例も出てきます。

むしろ82件も積み上がっていること自体が、この商品の使われ方を表していると思っています。療法食は動物病院で出してもらうルートが主なので、通販のレビューがここまで積むのは珍しいです。件数は増えるので、読むときは最新の画面で確かめてください。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 抜歯や手術のあとで、食べる量が落ちている
  • かかりつけがロイヤルカナンを扱っている
  • 少ない量でたんぱく質をしっかり入れたい
  • 脂質は抑えめのほうがいいと言われている
  • 実際に使った人の声を多めに読んでから決めたい

鶏肉と豚を含むので、そこにアレルギーがある子には向きません。そして購入にかかりつけ動物病院の登録が要るので、必要になる前に準備しておいてください。