商品について

デビフのカロリーエースプラスには、液体の流動食とムースの2つがあります。この商品はムースのほうです。缶の大きさも85gで同じ、カロリーも90kcal/100gで同じ。違うのは形だけです。

同じシリーズで形だけ違う商品が並んでいると、たいていは「どっちを買えばいいの」で止まります。でもこの2つは、使う場面がはっきり分かれます

流動食ムース
液体ムース
与え方舐める、シリンジスプーンですくう、舌で潰す
向く場面噛む力がほぼ無い、口が痛い、飲み込むだけ少し噛める、口を動かせる
カロリー90kcal/100g90kcal/100g

抜歯のあとの食事は、痛い数日を過ぎたら少しずつ硬さを戻していきます。液体からいきなりドライに戻すのは段差が大きいので、あいだにこのムースを1段はさむ、という置き方ができるわけです。同じブランド・同じ味の系統なので、切り替えで警戒されにくいのも利点だと思います。

総合栄養食なので、これだけで成立します

ムースのほうも総合栄養食です。全犬種・全成長段階に対応していて、離乳期からシニアまで使えます。着色料と発色剤は使っていません。

栄養の数字は次のとおり。

項目
カロリー90kcal/100g
水分85.0%以下
ナトリウム0.18%以下
カルシウム0.25%以上
内容量85g
原産国日本

水分85%なので1缶85gで約77kcal。カロリーの密度は低いので、これを主食にするなら缶数が必要になります。同シリーズの流動食は5kgの成犬で1日5.5缶が公式の目安なので、ムースも同じくらいの量感で考えておくと計算がずれません。

24缶4,882円で1缶あたり約203円。5.5缶なら1日あたり約1,117円です。ずっと主食にする金額ではないので、期間を区切って使うのが現実的だと思います。

楽天26件で平均4.96、★3以下はゼロ

内訳は★5が25件、★4が1件。★3以下が1件もありません。同シリーズの流動食(69件・平均4.94・★2以下ゼロ)とほぼ同じ並びです。

目的がはっきりしている商品は評価が割れにくいという傾向が、シリーズを通して出ているように見えます。件数は増えるので、読むときは最新の画面で確かめてください。

使い分けの目安

うちのパフィ(ポメプー・5.12kg)はまだ元気に噛んでいるので、これは「そのときが来たら」の想定で書いています。段階の目安を置いておくと、こうなると思います。

  1. 口が痛くて何も入らない、飲み込むだけ → 液体の流動食
  2. 少し口を動かせる、スプーンから舐め取れる → このムース
  3. 潰せば食べられる → いつものドライをぬるま湯でふやかす
  4. 元に戻った → いつものごはん

3の「ふやかす」は、いま食べているフードのままできるので追加の出費がありません。ムースは2の段階を埋めるためのもの、という置き方が金額的にも無理がないはずです。

戻す速さは口の中の治り方しだいなので、抜歯をした場合は再診で確認してから進めてください。歯ぐきが治るまでは歯磨きも再開しません。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 抜歯のあとで、液体からいきなりドライには戻せない
  • スプーンからなら舐め取れるくらいまで回復してきた
  • 噛む力が落ちてきたけれど、液体だと食べた気がしなさそう
  • 総合栄養食で、これだけで一食が成立するものがいい
  • 同じシリーズで硬さだけ変えたい

乳製品と卵を含むシリーズなので、そこにアレルギーがある子には向きません。長期の主食としては1日あたりの金額が重くなります。