商品について

パフィは僕と一緒に2階で寝ています。夜中の吠えがひどくて1階から寝場所を移した結果なんですが(その顛末は犬と一緒に寝るのはあり?に書きました)、一緒に寝るようになってわかったことがひとつ。朝、パフィのほうが先に起きます。

窓が明るくなるとパフィが動き出す。まだ寝ていたい人間としては、ここを何とかしたい。それで遮光カーテンを調べ始めたら、「1級遮光」と「完全遮光」という似た言葉が並んでいて混乱しました。

結論から書くと、1級遮光は遮光率99.99%以上、完全遮光は100%。 数字の上では0.01%の差ですが、朝の寝室ではその差がはっきり出ます。この商品は前者の1級遮光にあたる、満天カーテンの「グラッセ」という生地の厚地2枚組です。

レビューに「朝も部屋が真っ暗にはなりません」と書かれています

いちばん参考になったのが、この★4レビューでした。

完全遮光と違い、陽の光が結構通るので、朝も部屋が真っ暗にはなりません

同じ趣旨の声が他にもあります。

ただ遮光1級ではないですね・・・2級位でしょうか・・

窓際にパソコンの画面があり、外の光でモニターが見づらいので、日中も完全に遮光したいと思っていたので、少し残念ですが、このお値段ですので、満足しています

今までも遮光1級でしたがカーテンの日差しが強く、閉めっぱなしだと部屋が薄暗い程度ですが十分日差しを遮ってくれます

読んでいてわかるのは、1級遮光が悪いのではなく、期待の置き方の問題だということです。1級遮光の生地は、閉めれば部屋は「薄暗い」になる。「真っ暗」にはならない。それを知って買った人は満足していて、真っ暗を期待した人が★4を付けています。

犬のいる家での使い分けは、こう考えるとすっきりします。

やりたいこと向いている等級
朝の光で愛犬が早起きするのを抑えたい完全遮光
留守番中の直射日光と室温上昇を抑えたい1級遮光で足りる
夕方以降の人影・車のライトを切りたい1級遮光で足りる
日中も部屋を暗くして落ち着かせたい完全遮光
冬の窓ぎわの冷気を抑えたいどちらでもよい(数値は1級のほうが上)

うちの寝室は完全遮光がいい。でもリビングは1級遮光で十分だと思っています。日中に部屋が真っ暗になると、パフィの生活リズムのほうが崩れますから。

断熱63.3%と保温35.1%。数字は完全遮光より上です

面白いのは、遮光では負けている1級遮光のグラッセが、断熱と保温では同社の完全遮光生地を上回っていることでした。

項目グラッセ(この商品)シルキー(完全遮光)
遮光遮光率99.99%遮光率100%
断熱率63.3%57%
保温率35.1%31%
生地の重さ400g/㎡記載なし
洗濯洗濯機OK手洗い

遮光はコーティングで作る性能、断熱は生地の厚みと密度で作る性能。同じ方向の話に見えて、実は別々に決まります。 グラッセは1㎡あたり400gあって、リネン調のしっかりした生地です。

レビューにも厚みの実感が並びます。

思ったより生地が厚めでしっかりしていました

生地も厚く遮光がしっかりされていて買って良かったです

重いですが、しっかり遮光と寒さを防いでくれました

そして音について書いている人もいました。

しっかりしているし、カーテンを閉めていると外の音も静かになるのが私の耳にはわかりました

生地が重ければ、音の高いところは多少落ちます。ただし犬の鳴き声や人の声の帯域には効きにくいのがカーテン全般の性質なので、外に声を漏らさない目的では期待しないほうがいいと思います。物音への吠えの話は犬が物音に吠える対策にまとめました。

洗濯機で洗えるのは、犬のいる家では大きい

満天カーテンの完全遮光生地は手洗いですが、グラッセは洗濯機で洗えます。

うちのパフィはうねうねの癖っ毛で、毎日ダイソンをかけても布ものには毛が残ります。冬の北陸は乾燥がひどく、静電気で毛がバチバチに張り付く。カーテンの裾は散歩帰りの足で汚れるし、においも布に溜まります。

家の中でいちばん面積の大きい布がカーテンなので、そこを年に1〜2回洗えるかどうかは、部屋のにおいにけっこう効きます。 洗ったあとは濡れたままレールに吊るせば形も戻る。北陸は冬に外干しできないので、吊るして乾かせるのは助かります。

価格の逆転に注意。2枚組より1枚のほうが高くなる場合があります

これはレビューで見つけて驚いた話です。

ただ120cm×200cmだと、2枚セットで買うと17000円ちょっと、1枚だと16000円と価格設定に若干不信感がありました。システム上・計算上そうなることは理解できますが、融通は利かせてほしいです

サイズによって割引の効き方が変わるため、2枚組と1枚の価格差がほとんど無くなることがあるようです。5,980円というのは最小構成の表示価格で、窓が大きくなると金額はかなり動きます。

注文フォームで最終金額を確認してから確定する。オーダー品は返品ができないので、ここは面倒でも必ずやったほうがいいところです。

商品スペック

項目内容
商品名満天カーテン1級遮光カーテン2枚組
商品番号sya_mono_01
生地シリーズグラッセ
販売元株式会社アルマック(福井県福井市三宅町20-100)
創業1981年11月
生産受注生産。自社工場で縫製
遮光性1級遮光(遮光率99.99%)
断熱率63.3%
保温率35.1%
生地の重さ400g/㎡
加工形状記憶加工
洗濯洗濯機OK
風合いリネン調でしなやか
サイズ幅30〜400cm×丈60〜255cm
内容厚地カーテン2枚(レースは付属しない)
色柄400色
付属品タッセル、丈調整できるフック
価格(税込)5,980円〜
送料3,980円以上で無料
配送佐川急便
納期注文確認後3〜5営業日以内に出荷
返品オーダー品のため自己都合の返品・交換は不可

満天カーテンをいちばん安く試せる構成がこれです。 ミラーレース2枚が付く4枚セットは8,980円からなので、レースを替える必要がなければ3,000円安く済みます。

色選びは、犬の毛の色から逆算するのも手です

400色あるのは嬉しい反面、通販で色を決めるのは難しい。レビューでも色の話がとにかく多く出ていました。

  • 「掲載写真で見るとベースの色は真っ白に見えますが、実物はというと若干黄ばんだような、くすんだような、そんな色味で真っ白とは言えない色でした」
  • 「生地は薄いグリーンがかったグレーに見えます」
  • 「少し華やかな運気の上がる黄色を期待しましたが、やや落ち着いたウコン色から黄土色のようなくすんだ黄色でした」
  • 「写真通りの商品でしたが、個人的には色見がもう少し濃くてもいいかなと思いました」

遮光生地は光を通さないぶん、写真で見る色と実物の見え方がずれやすい。生地サンプルを取り寄せてから決めるのが結局いちばん早いです。

犬を飼っている家なら、もうひとつ判断材料があります。抜けた毛の色。 パフィは白と茶が混ざった毛色なので、濃い色のカーテンだと毛が白く浮きます。逆に真っ白なカーテンだと、散歩帰りの足の汚れが目立つ。うちの場合はベージュやグレージュのような中間色が正解になりそうです。サンプルが手元にあれば、パフィの毛を1本乗せてみれば一発でわかります。

ユーザーの声(楽天レビュー3,429件・総合4.31)

よく書かれていること

  • 柄の満足度: 「きれいな模様の遮光カーテンを送っていただきました」「思ったより可愛くて、とても気に入りました」
  • 生地の厚み: 「サイズもピッタリで、生地もしっかりしていて、遮光もバッチリ」
  • 子ども部屋にも: 「娘(小1)の部屋用にgr2350 1級遮光マシュリ ピンクを購入」。うちも小1の娘がいるので、この選び方はわかります
  • : 「カーテンを閉めていると外の音も静かになるのが私の耳にはわかりました」
  • 対応: 不具合を連絡したら交換してもらえた、という追記が複数

引っかかっている声

  • 1級遮光は真っ暗にならない。完全遮光を期待した人からの指摘が中心
  • ドレープが出ない個体。「ただ、真ん中から上のドレープがほぼありません…」
  • タッセルの個体差。「一つだけ残念だったのが、カーテンを留めるタッセルの紐が2種類になってたことです」
  • 色味が写真と違う
  • サイズによる価格の逆転
  • 注文時にレースのセットを選び損ねた、という操作ミスの報告

総合4.31は、今回調べた9商品の中では中ほどでした。性能への不満というより、期待とのズレと個体差が★4の理由になっています。 3,400件を超える受注生産品でこの分布なら、大外れは少ないと読めます。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • レースは今のままでいいので、厚地だけ替えたい
  • 留守番中の直射日光と室温上昇を抑えたい方
  • カーテンに犬の毛が付くので、洗濯機で洗えるものにしたい方
  • 窓ぎわの冷気を抑えたい方(断熱63.3%は今回いちばん高い数字でした)
  • 既製サイズが合わず、隙間ができてしまう窓がある方
  • 400色から部屋に合う色柄を選びたい
  • 満天カーテンをまず安く試してみたい

こんな方は注意

  • 朝を真っ暗にしたい方には向きません。1級遮光では光が通ります。同社の完全遮光の2枚組を見てください
  • 日中も部屋を暗くしたい方も同様です
  • 軽いカーテンが好きな方。400g/㎡はしっかり重いです
  • 表示価格で予算を組んでいる方。窓が大きいと金額は大きく動きます
  • 返品・交換ができません。 色は生地サンプルで確認してから注文してください
  • 愛犬の鳴き声を外へ漏らさない目的には向きません

我が家ならリビング、寝室は別の生地

うちの窓は2か所で悩みが違います。

リビングは日中パフィが過ごす場所で、床で寝ていることが多い。ここは日中も明るいままにしたいので、1級遮光でちょうどいい。断熱63.3%で床のあたりの温度が安定するなら、そのほうが体感は大きいはずです。毛が付くのもリビングのカーテンなので、洗えることも効きます。

寝室は逆で、朝の光を消したい。パフィが先に起きて遊びに誘ってくるのを何とかしたいので、こちらは完全遮光です。同じ満天カーテンの中で生地を替えられるので、色柄のトーンだけ揃えて素材を変える、という選び方ができます。

正直に書くと、カーテンを替えたところで吠え癖が消えるとは思っていません。 パフィの吠えは社会化期に生活音へ慣らせなかったことが原因で、そこは環境では埋まらない。犬の無駄吠えのしつけを続けながら、刺激の数を1つずつ減らす。カーテンはそのうちの1手です。