ドッグフードのトッピングって、食いつきが良くなる一方で「これって毎日あげていいの?」「太らない?」と不安もありますよね。うちのポメプー(パフィ・2歳)も偏食ぎみで、フードだけだと食べてくれないことが多くて、トッピングにはずいぶん助けられてきました。ただ、何も考えずに乗せていた頃はトッピングだけ食べてフードを残すという、よくある失敗もやらかしています。

この記事では、そんな試行錯誤からたどり着いた「トッピング3つのコツ」を中心に、量の目安やNG食材、うちで実際に食いつきが変わった市販トッピングまで正直に書いていきます。トッピングで大事なのは、実は「何を足すか」より「どう足すか」。1日の総カロリーの1割くらいを目安にした、うちのリアルなあげ方も紹介するので、ごはんを残しがちな子と暮らしている方の参考になればうれしいです。

ドッグフードのトッピングの基本をまとめます

ドッグフードのトッピングとは、いつものフードに少量の食材やおやつを足して、食いつきや栄養を補う与え方のことです。いちばんのメリットは食いつきが良くなること。ただし量を増やしすぎると、カロリーオーバーや偏食につながります。まずは良い面と注意点を表で整理してみますね。

トッピングの良いところ気をつけたいところ
香りや味が変わって食いつきが良くなるあげすぎるとカロリーオーバー
毎日のごはんに変化がついて飽きにくいトッピングだけ食べてフードを残すことがある
不足しがちな栄養を補える犬に与えてはいけない食材がある
水分を一緒にとれる(スープやぬるま湯)初めての食材で体に合わないことがある

うちはメインのフードが半生(セミモイスト)タイプで、そこに少しだけトッピングを足す形に落ち着いています。フードのタイプによってもトッピングの合わせ方は変わるので、そもそもどのタイプが合うか迷っている方はドッグフードのドライとウェットの違いもあわせて読んでみてください。

ポイントは、トッピングを「ごはんを豪華にするもの」ではなく「ちょっとした後押し」くらいに考えること。これだけで、あげすぎの失敗はだいぶ防げます。

トッピングで気をつけたいこと

トッピングで気をつけたいこと

トッピングで最初に押さえたいのは、量は1日の総カロリーの1割くらいまでにして、足したぶんは主食を減らすことです。これを守らないと、知らないうちにカロリーオーバーになります。気をつけたいことを表にまとめました。

気をつけること具体的に
1日の総カロリーの1割前後が目安。足したぶんフードを減らす
偏食化トッピングだけ食べてフードを残すようになることがある
初めての食材ごく少量から試し、数日は体調に変化がないか見る
与えてはいけない食材玉ねぎ・ねぎ類、チョコレート、ぶどう・レーズン、キシリトール、人間用の味付けがされたもの

玉ねぎやチョコレート、ぶどうなどは犬が中毒を起こす食材として知られています。人間が食べるものを「ちょっとだけ」と思って分けるのは避けてください。味付けされたお肉や加工食品も、塩分や調味料が犬には強すぎます。

うちがいちばん意識しているのは偏食化です。トリミングサロンで「ちゅーるの食べすぎはよくないよ」と言われたことがあって、それ以来トッピングに頼りすぎないようにしています。便の調子が変わりやすい子なので、新しい食材を足すときも一度に増やさず、お腹の調子が気になる子のフードの考え方と同じで、ゆっくり様子を見ながら進めています。

うちの失敗から学んだ「トッピング3つのコツ」

うちが行き着いたトッピングのコツは、

  1. 上に乗せず下に隠す
  2. あげたぶんは主食を引き算する
  3. 新しい食材は少しずつ

の3つです。どれもパフィの偏食と向き合う中で、失敗しながら覚えたものなんですよね。

①上に乗せず、フードの下に隠す。 これがいちばん効きました。トッピングを上に乗せると、パフィはそこだけきれいに食べてフードを残します。でも下に隠すと、フードを食べ進めないとトッピングにたどり着けないので、結果的に全部食べてくれる。うちはちゅるビーごはんをフードの下に少しだけ忍ばせています。

②あげたぶんは、主食を気持ち引き算する。 トッピングを足し算で考えると、総カロリーが増えてフードを残す悪循環になりがちです。おやつやトッピングをあげた日は、そのぶんごはんを少なめにする。この「引き算」を覚えてから、食べムラと体重の心配がぐっと減りました。

③新しい食材は、ほんの少しから。 初めてのトッピングは小さじ1くらいの少量で試して、数日はうんちや体調に変化がないかを見ます。パフィはお腹が敏感なので、ここは特に慎重にしています。

動物病院でも「食事のことは、そこまで厳密に決めすぎなくて大丈夫」と言われているので、ガチガチにならず、この3つだけ意識してゆるくやっています。

食いつきが変わったうちの市販トッピング

市販のトッピングは手軽で、「今日はどうしても食べない」という日の強い味方になります。ただ、子によって合う合わないがはっきり出るので、うちで実際に試したものを正直に紹介しますね。

日常的に使っているのはちゅるビーごはんです。やわらかくて香りがあるので、フードの下に隠す用にちょうどいい。次に、本当に食べてくれない日の最後の手段がちゅーる(やちゅーるボール)。これは食いつき抜群なんですが、頼りすぎるとフードを食べなくなるので、うちでは「困ったときだけ」と決めています。あとは、ごはんを全部食べてくれた日のご褒美に、ガムや鹿のツノをあげることも。

いなば ちゅるビ〜ごはん 54袋入り
いなば ちゅるビ〜ごはん 54袋入り
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ちゅーる好きのパフィに何かご褒美を、と探して見つけたのがいなばのちゅるビ〜ごはん。ひと口サイズの半生タイプで、グレインフリーの総合栄養食。10g×54袋の大容量パックで、野菜バラエティとお肉バラエティの2種類があります。味の内訳・成分・原材料・カロリー・1日の目安量から、与えるときに気をつけたい点まで、飼い主目線でまとめました。
価格
2,366円(税込)
単価
1袋あたり約44円
メーカー
いなばペットフード
タイプ
おやつ・トッピング

正直に言うと、合わなかったものもあります。コングワブラー(中におやつを入れて転がすタイプ)にちゅーるを入れて試したことがあるんですが、パフィは起き上がりこぼしの動きを警戒してしまって、結局ほとんど使えませんでした。今思えば、最初からウェットなおやつではなく、すぐ出てくるボーロのようなおやつで成功体験を作るべきだったなと反省しています。

こうした市販トッピングは1食あたり数十円程度のものが多く、気軽に試せるのが良いところ。偏食ぎみの子の食いつきに悩んでいる方は、偏食気味の子のドッグフード選びもあわせてどうぞ。フードそのものを見直すヒントもまとめています。

手軽に足せるトッピング食材

市販品以外にも、家にある食材を少しだけ足すトッピングもあります。代表的なのは、脂の少ない鶏のささみや、犬が食べられる野菜です。味付けをせず、ゆでたものを細かくして少量だけ。これだけでも香りと食感が変わって、食いつきの後押しになります。

手軽に足せるものと、避けたいものを並べておきます。

足せる食材(味付けなし・少量)避けたい食材
ゆでた鶏ささみ・鶏むね肉玉ねぎ・ねぎ類
ゆでたさつまいも・かぼちゃチョコレート
ゆでたキャベツ・にんじんぶどう・レーズン
ぬるま湯やゆで汁(冷ましてから)キシリトール入りのもの

意外と手軽なのが、ぬるま湯やゆで汁を少しかける方法です。うちはフードにぬるま湯を足すと香りが立って、パフィが鼻を近づけてくれます。水をあまり飲まない日の水分補給にもなるので、トッピングを足す前に、まずこれを試すこともあります。野菜や肉を使うときは、初めての食材として少量から様子を見るのを忘れずに。

トッピングの正しいあげ方

トッピングの正しいあげ方

トッピングは、少量から始めて、フードの下に隠し、足したぶんは主食を減らす——この順番であげると失敗しにくいです。うちで実践している手順を番号で書いていきます。

  1. ごく少量から始める:初めての食材やおやつは小さじ1ほどの少量で試します。食べたあと数日は、うんちや体調に変化がないかを見てください。
  2. フードの上ではなく下に隠す:トッピングを下に忍ばせると、フードを食べ進めないとたどり着けないので、トッピングだけ食べる偏食化を防げます。
  3. あげたぶんは主食を引き算する:トッピングのカロリーを足したら、そのぶんいつものフードを気持ち少なめにします。目安は1日の総カロリーの1割前後です。
  4. 食べ方を見ながら頻度を決める:毎日でなくても大丈夫。食べムラがある日や、ごはんを残しがちな日に使うなど、その子のペースで調整します。

この手順なら、食いつきを後押ししつつ、カロリーオーバーや偏食も抑えられます。トッピングはあくまで「後押し」と考えるのが、長く続けるコツだと思います。

トッピングだけに頼らない食いつきの工夫

トッピングは便利ですが、それ以外にも食いつきを上げる工夫はあります。トッピングを足す前に試せることを知っておくと、おやつ頼みになりすぎずに済みます。

うちで効果があったのは、食器の高さを変えることでした。獣医師から「お皿を少し背の高いものに変えると食べるかも」と言われて試したら、本当に食べてくれるように。床置きのお皿だと、小さい子には少し窮屈だったのかもしれません。それから、先に書いたぬるま湯でふやかして香りを立てるのも、トッピングなしでできる工夫です。

それでも食べないときは、フードのタイプそのものが合っていない場合もあります。うちはカリカリ(ドライ)を食べてくれず、最終的に半生に切り替えました。フードのタイプ選びについてはドッグフードのドライとウェットの違いに、また食べないとき全般の対処はドッグフードを食べないときの対処にまとめています。トッピングと組み合わせて、その子に合う形を探してみてください。

トッピングは「足し算」より「引き算」で考える

ドッグフードのトッピングで大事なのは、何を足すかよりどう足すかです。うちが行き着いた「トッピング3つのコツ(上に乗せず下に隠す・あげたぶんは引き算・新しい食材は少しずつ)」を意識するだけで、食いつきを後押ししながら、カロリーオーバーや偏食をかなり防げます。

量は1日の総カロリーの1割くらいまで、玉ねぎやチョコなどのNG食材は避ける。この基本を押さえれば、トッピングは毎日のごはんを楽しくしてくれる心強い味方です。うちのパフィも、フードの下にこっそり隠したちゅるビーのおかげで、今日もなんとか完食してくれています。その子なりの「食べてくれるリズム」を、一緒に見つけていけたらいいなと思います。

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