「アカナとオリジン、名前は似ているけど何が違うの?」と迷っていませんか。うちでもプレミアムフードを調べていて、最初にぶつかったのがこの2つの違いでした。アカナとオリジンの違いは、ざっくり言うと「肉の量」「タンパク質」「価格」の3つ。同じカナダのチャンピオンペットフーズ社が作る姉妹ブランドで、オリジンのほうが肉もタンパク質も多く、その分お値段も上がります。
この記事では、偏食でカリカリが苦手なうちのパフィ(ポメプー・5kg)のフードを探してきた飼い主の目線で、2ブランドの成分・2kgの実額・粒の大きさを正直に比べました。読み終えるころには、愛犬にどっちが合うかを自分で判断できるようになります。数字の根拠も、選ぶときのチェックポイントもまとめたので、フード選びで失敗したくない方はそのまま読み進めてみてください。
- 価格
- 5,722円(税込)
- 単価
- アカナ2kg 約5,700円〜/オリジン2kg 約6,800円〜
- メーカー
- チャンピオンペットフーズ社
- タイプ
- ドライフード
アカナとオリジンの違いを先に結論
アカナとオリジンの最大の違いは、肉の含有率とタンパク質の量です。オリジンは肉85%・タンパク38%以上とスペックを振り切っていて、アカナは肉50〜75%・タンパク29〜35%とやや穏やか。価格もオリジンのほうが高めです。代表的な2商品(アカナ アダルトスモールブリードレシピ/オリジン オリジナル)で並べると、違いがはっきりします。
| 比較項目 | アカナ(アダルトスモールブリード) | オリジン(オリジナル) |
|---|---|---|
| 肉含有率 | 60% | 85% |
| 粗タンパク質 | 31%以上 | 38%以上 |
| 粗脂肪 | 17%以上 | 18%以上 |
| カロリー/100g | 351 kcal | 386 kcal |
| 動物性原材料の種類 | 10種類 | 14種類 |
| 対象 | 小型犬・成犬 | 全犬種・全年齢 |
| 2kg価格(楽天目安) | 約5,700円 | 約6,700円 |
| ラインナップ | 豊富(シリーズ多め) | 厳選(少なめ) |
どちらも穀物(小麦・トウモロコシ・米)不使用のグレインフリーで、合成着色料・香料・保存料を使っていない点は共通です。「高品質で続けやすいのがアカナ、肉の量をとことん追求したのがオリジン」と覚えておくと、このあとの話がすっと入ってくると思います。
アカナとオリジンはどんな関係のブランド?
アカナとオリジンは、どちらもカナダのチャンピオンペットフーズ社が製造している姉妹ブランドです。別々の会社のライバル商品ではなく、同じ会社が「価格帯とコンセプトを変えて」展開している2ラインなんですね。だから設計思想の根っこは共通しています。
アカナは1985年に生まれた歴史のあるブランドで、「高品質なフードを毎日続けられる価格で」という立ち位置。オリジンは2005年登場で、「祖先である肉食寄りの食生活を再現する」というコンセプトを突き詰めた上位ラインです。製造はカナダのアルバータ州にある自社キッチンで、外部委託せず一貫して作られています。
ちなみに2022年に、チャンピオンペットフーズ社はマース社に買収されました。レシピや製造体制に変更はないとされていますが、知っておくと安心材料になるかなと思います。日本の正規輸入代理店は有限会社AFJ(福岡県)です。
違い①肉の量とタンパク質はどれくらい差がある?
いちばん大きな違いは肉の量で、オリジンが肉85%・タンパク38%以上、アカナが肉50〜75%・タンパク29〜35%です。数字で見ると、オリジンのほうが肉の比率で10〜25ポイント、タンパク質で7ポイントほど高いことになります。
| 項目 | アカナ | オリジン |
|---|---|---|
| 肉原材料 | 50〜75% | 85% |
| 粗タンパク質 | 29〜35% | 38〜40% |
| 炭水化物 | 30%以下 | 20%以下 |
| 新鮮・生肉の割合 | 全体の30%以下 | 全体の約67% |
一般的なドッグフードのタンパク質は20〜30%台前半が多いので、アカナでも十分に高タンパクの部類に入ります。オリジンはそこからさらに一段上、という関係ですね。
ここで一つ注意したいのが、高タンパクだから無条件にどの子にもベスト、というわけではないということ。運動量が多い子や成長期の子にはオリジンの高タンパクが向きますが、シニア犬や持病のある子の場合は、かかりつけの獣医師に相談してから選ぶのが安心です。うちは健康な成犬ですが、それでも初めての高タンパクフードはアカナくらいから様子を見たいなと考えています。グレインフリーそのものの考え方は、グレインフリーのドッグフードを選ぶ前に知っておきたいこともあわせて読むと整理しやすいと思います。
違い②価格とコスパはどっちがお得?
価格はアカナのほうが手頃で、2kgでアカナが約5,700円、オリジンが約6,700円と、1,000円ほどの差があります。1kgあたりに直すとアカナ約2,890円、オリジン約3,400円。毎日続けるフードなので、この差は地味に効いてきます。
| サイズ | アカナ(目安) | オリジン(目安) |
|---|---|---|
| 2kg | 約5,700円 | 約6,700円 |
| 1kgあたり | 約2,890円 | 約3,400円 |
実際の月額も試算してみます。うちのパフィは避妊済みの5kgで、日中はソファでお昼寝しているタイプ。オリジンの給与量の目安だと1日約60gで、2kgの袋が約33日もつ計算です。月あたりだとオリジンで約6,100円、アカナも同じくらいの量と考えると約5,200円ほど。1ヶ月で900円前後、年間にすると1万円以上の差になります。
正直、どちらも一般的なフードの3〜4倍の価格帯です。ただ、肉をたっぷり使っていてDHA・EPAなどの成分も入っているので、「別でサプリを足さなくていいぶん、トータルでは思ったより割高でもないかも」と感じる部分もあります。今のパフィのフード代(半生タイプで月約1万円)と比べると、むしろ下がる可能性もあるんですよね。
違い③粒の大きさ・ラインナップ・対象犬
3つ目の違いは、粒の大きさとラインナップの幅、そして対象になる犬です。ここは小型犬や偏食の子を飼っている人ほど見落とせないポイントだと思います。
オリジン オリジナルの粒は中粒で、長辺が約12〜20mmとやや大きめ。全犬種対応ではあるものの、チワワのような超小型犬には少し食べにくい場合があります。一方アカナは「アダルトスモールブリードレシピ」のように小型犬専用の小粒タイプがあり、口の小さい子でも食べやすい設計です。
ラインナップの幅もアカナのほうが広めです。アカナは複数のシリーズに分かれていて種類が多く、単一タンパク源のレシピもあるため、チキンが苦手な子やアレルギーが気になる子でも選びやすいのが利点。オリジンは厳選された数種類に絞られています。
| チェック項目 | アカナ | オリジン |
|---|---|---|
| 粒の大きさ | 小粒タイプあり | 中粒(やや大きめ) |
| 超小型犬の食べやすさ | ◎ | △(砕くと可) |
| ラインナップの数 | 多い | 少なめ(厳選) |
| 単一タンパク源レシピ | あり | 少ない |
なお、どちらも鶏肉・七面鳥が主原料に使われています。チキンアレルギーがある愛犬の場合は原材料の確認が必須です。食物アレルギーが心配な方は、犬の食物アレルギーとフード選びの考え方も参考にしてみてください。
失敗しない「アカナ・オリジン選び分け3チェック」

どっちを選ぶか迷ったら、「タンパク質の許容度」「続けられる価格」「粒の大きさと愛犬の口」の3つで判断すると失敗しにくいです。我が家でフードを検討するうちに整理できた、シンプルな選び分けの考え方を紹介します。
- タンパク質の許容度をチェック:健康な成犬で運動量も多めならオリジンの高タンパク(38%以上)が向きます。シニア犬・持病が気になる子・初めての高タンパクなら、まずアカナ(31%前後)から試して様子を見ます。迷ったら獣医師に相談を。
- 続けられる価格をチェック:フードは毎日・毎月の出費です。2kgで約1,000円、年間1万円以上の差を「無理なく続けられるか」で考えます。続けられないと結局フードを変えることになり、愛犬の負担になります。
- 粒の大きさと愛犬の口をチェック:超小型犬や小型犬には、小粒タイプのあるアカナが食べやすい。中〜大型犬や、粒の大きさを気にしない子ならオリジンでも問題ありません。
この3チェックでどちらに寄るかが見えてきます。両方とも340gのお試しサイズがあるので、最終的には実際に食べてくれるかを小袋で確かめてから決めるのが、いちばん確実な選び方です。アカナとオリジンの成分や価格をもう少し詳しく見比べたい場合は、アカナとオリジンの違いをまとめた比較ページに数値や原材料を整理してあります。
偏食のうちのパフィならどっちを選ぶ?
うちのパフィ(ポメプー・5kg・偏食)の場合は、まずアカナの小型犬向けから試したいというのが今のところの結論です。理由は3チェックそのままで、初めての高タンパクで、価格も続けやすく、小粒で食べやすいから。
正直に言うと、パフィはまだアカナもオリジンも食べたことがありません。というのもカリカリのドライフードがどうしても苦手で、今は半生タイプ(プッチーヌ)に落ち着いているんです。だから「いきなりオリジンの最高スペックに賭ける」よりも、小粒で価格も抑えめのアカナで、まず食べてくれるかを見極めたいというのが本音なんですよね。
ただ、肉85%のオリジンは素材の香りがかなり強いはずなので、「香りが立てば鼻を近づけてくれるかも」という期待も捨てきれません。お迎え当初、ドライをぬるま湯でふやかすと香りが立って食べてくれた経験があるので、オリジンを試すならふやかし作戦で挑むつもりです。実際に試したら、この記事に結果を追記しますね。2ブランドそれぞれの中身はアカナとオリジンの違いをまとめた比較ページにスペックを並べているので、購入前にのぞいてみてください。
アカナ・オリジンに切り替えるときの注意点
フードを切り替えるときは、今までのフードに少しずつ混ぜて、1週間〜1ヶ月かけてゆっくり移行するのが鉄則です。高タンパクのアカナ・オリジンは特に、急に切り替えるとお腹が緩くなる子がいます。うちは過去に切り替えで失敗した反省から、かなり慎重に進める派です。
- 1週目:今までのフード8割+新しいフード2割で混ぜる。便の状態を毎日チェックする。
- 2週目:6割+4割に。食いつきと便が安定しているか確認する。
- 3週目:4割+6割に。緩くなったら前の割合に戻して数日キープする。
- 4週目以降:問題なければ新しいフードへ完全移行。偏食の子はぬるま湯でふやかして香りを立たせると食べてくれることがある。
楽天レビューでも「切り替え時に便が緩くなった」という声は一定数あるので、焦らないのがコツです。切り替えの基本はドッグフードの切り替え方法と失敗しないコツに詳しくまとめてあります。あわせて読むと安心して進められると思います。
- 価格
- 5,722円(税込)
- 単価
- アカナ2kg 約5,700円〜/オリジン2kg 約6,800円〜
- メーカー
- チャンピオンペットフーズ社
- タイプ
- ドライフード
結局、愛犬に合うのはアカナ?オリジン?
アカナとオリジンの違いは「肉の量」「タンパク質」「価格」の3つで、手頃で続けやすく小粒もあるのがアカナ、肉の量をとことん追求したのがオリジンでした。迷ったら、まずアカナから始めて、もっとスペックを求めたくなったらオリジンへステップアップ、という流れが分かりやすいと思います。
選ぶときは「タンパク質の許容度」「続けられる価格」「粒の大きさと愛犬の口」の3チェックで判断し、最後は340gのお試しサイズで食べてくれるかを確かめてから本格導入するのがおすすめです。それぞれの成分・原材料・価格をもう一度しっかり見比べたい方は、アカナとオリジンの違いをまとめた比較ページに数値を整理してあるので、購入の判断材料にしてみてください。






