商品について
柵の間隔、約4cm。
今回サークルとケージを9台まとめて調べて、この数字がいちばん狭いものでした。うちのパフィ(ポメプー・5.12kg)が使っているQUCOVERの連結パネルサークルは5.2cm。CITYDOGのシンプルモダンケージは5.5〜6.5cm。1cmちょっとの差ですが、子犬がすり抜けるかどうかはこの範囲で決まります。
実際、今回調べたなかには柵の間隔が広くて850gの子犬が抜けた商品もありました。パフィをお迎えしたときの体重は約1kg。うちが5.2cmで助かったのは、たまたま近かっただけだと思います。
Takemehom(テイクミーホーム)の「拡張できるペットルーム」は、韓国で作られているHDPE製のサークルです。楽天レビューは245件で評価4.6。星2が0件で星1は2件だけ。価格は19,008円からで、今回調べたなかでは高い部類に入ります。
檻に見えないサークルです
レビューでいちばん多かった評価は見た目でした。
他のサークルと違って、檻というよりベビーサークルに似た見た目が気に入りました。家の雰囲気にも合い、とても気に入りました。(2025年9月・ダブル/バーチベージュ・オールオープン)
高さがあるから圧迫感が不安でしたが、色と隙間のお陰か、一人暮らしの部屋にも馴染んで案外圧迫感はなかったです。(2025年10月・ダブル/バーチベージュ・背面ブラインド)
パネルが樹脂の板で、金属の格子ではありません。柵も太めで、色はホワイトとバーチベージュの2色。うちのサークルは黒いパネルの連結タイプで、リビングでかなりの存在感を放っています。「檻に見えない」と言われる商品があるのは知りませんでした。
そしてもうひとつ、素材から来る利点があります。
少し太めのプラ素材の柵は、最初ワンコの様子が見えずらいかなと思いましたが慣れればそんなことは無くて、前足でカンカンする音が響かないし、汚れも拭き取り易い。(2026年5月・オーバル/ドアタイプ/ホワイト)
音の話です。うちのパフィは帰宅時に興奮してサークルの中でジャンプを繰り返します。トイレトレー(プラスチック)の上に着地するので、バコバコと大きな音が鳴るんですよね。金属の柵を前足で叩く音も、住んでいる人にはけっこう響きます。HDPEの板は、そこが静かです。
形を選べます。ただし選択肢が多すぎます
この商品は組み合わせで買うタイプで、選択肢が3層あります。
- パネルの種類:オールオープン/背面ブラインド/オールブラインド/ラウンドオールオープン/ラウンド背面ブラインド/オーバル(ヒュッゲ)
- 入口:ドアタイプ/ゲートタイプ
- 色:ホワイト/バーチベージュ
価格は組み合わせで19,008円から42,449円まで、2倍以上の幅があります。いちばん安いのは「オールオープン+ゲートタイプ」の19,008円。いちばん高いのは「ラウンド背面ブラインド+ドアタイプ」の42,449円です。
ブラインドというのは、柵ではなく板でふさがれているパネルのこと。目隠しになります。これを選ぶ理由がはっきり書かれたレビューがありました。
我が家はトイレをすっぽり隠す感じにしました。前のわんこが人に見られてトイレができなかったので、プライベートな空間をしっかり作っ(た)(2025年12月・カスタマイズセットA/バーチベージュ)
うちのパフィはトイレを見られても平気なタイプですが、これは言われてみればなるほどという話です。
ただ、ブラインドには代償があります。
見た目はすごく可愛いし、柵が太くて噛めないようになってます!ですが、トイレトレーニングをしたいのに柵が太すぎて子犬の様子が見にくいです。本当に見えないです。あと、柵に設置するタイプの水飲みを使っているのですが、柵が太すぎてしっかりはまりません。買う際には注意したほうがいいです。(2026年2月・背面ブラインド/ドアタイプ/バーチベージュ・星3)
子犬を迎えてトイレトレーニングをする時期なら、オールオープンを選ぶ。 これが素直な選び方だと思います。
給水器は「挟むところの板の幅が広め」のものを
柵が太いことは、給水器の問題になります。
うちのパフィは、サークルの網に掛けるボトル一体型(400ml)を使っています。朝に1本入れておけば1日分。ペットボトル対応型は水がうまく出ず、お皿タイプはうまく飲めなかったので、この掛けるタイプに落ち着きました。
この商品を選ぶなら、その給水ボトルがそのまま移せるとは限りません。
- 「柵に設置するタイプの水飲みを使っているのですが、柵が太すぎてしっかりはまりません」(2026年2月・星3)
- 「ペットボトル型の給水器は、挟むところの板の幅が広めのものを選んでギリOKでした!」(2026年5月・星5)
後者の書き方が具体的で助かりました。挟む部分の開きが広い給水器を選べば付く。 今の給水器の金具の開き幅を測ってから買うか、給水器も一緒に買い替える前提で考えるか、どちらかです。
サークル選びで給水器を見落とすと、床置きの器になってひっくり返されます。うちは過去に2回それで失敗しています。
パーツの欠品と、連結の設計についての指摘
星1の2件は、どちらもパーツの話でした。
ダブルドアのケージを頼んだのに、コーナーと滑り止めのコネクタしか届いておらず組み立てれません(2026年1月・オールブラインド/ドアタイプ/ホワイト)
星3・星5にも同じ系統の報告があります。
- 「足を固定するようなネジが4本足らず、ビックリしました。それでも自立しているので機能上問題はないのですが」(2025年8月・デラックス/バーチベージュ)
- 「パーツが足りなかったのが残念です。(お店の不備だったので追加で送っていただけました)」(2025年7月)
- 「パネルを安定させるために入っているビスが、パネルの枚数分入っていなかったので、どのパネルに取り付けるかバランスを考えるのに時間を要しました」(2025年10月・カスタマイズセットB)
届いたら、まず数を数える。 ショップの対応は早いようで、連絡すれば追加で送ってもらえた報告が複数ありました。
もうひとつ、構造についての具体的な指摘がありました。
韓国製の商品。作りはいいのだけど、致命的な設計ミスがある。オープンタイプは問題ないけど、クローズタイプの板を連結する場合に、下側のジョイントのプラスチックを付けることができない。無理矢理に横からハメないと無理。(中略)オープンタイプの場合は、柵の隙間を使って上から差せるので、問題ない。(2025年9月・デラックス/バーチベージュ・オールブラインド)
ブラインドパネルは板でふさがっているので、上からジョイントを差し込めない。言われてみると当然の話です。ブラインドを混ぜるなら、組み立てに時間がかかると思っておいたほうがいいということになります。
商品スペック
ダブルサイズの数値です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 楽天価格(税込) | 19,008円〜42,449円 |
| 参考価格 | 17,280円〜38,590円 |
| 内寸 | 130×65×高さ70cm |
| 外寸 | 136×71×高さ70cm |
| 床面積(内寸) | 0.85㎡ |
| 柵の間隔 | 約4cm |
| 素材 | パネル・ドアプレート:HDPE/ドアノブ・ボルト・ナット・コネクタ:ABS/すべり止め:スチール+ABS |
| 重量 | オープンパネル1枚 約1,290g/ブラインドパネル1枚 約1,570g/ドア1枚 約1,900g |
| 扉 | 二重ロック |
| 組み立て | 工具不要 |
| 生産国 | 韓国 |
| 送料 | 別 |
高さ70cmは、うちのQUCOVERと同じです。パフィは2年半、一度も越えていません。ただ、この商品でも越えられた報告が1件ありました。「トイプードルの子犬を飼っていますが、留守番中にサークルを登り超えてしまったので高さがまぁ少しあると良かったです」(2025年10月・デラックス/バーチベージュ・背面ブラインド)。ブラインドパネルは板なので、爪をかけて登れてしまうのかもしれません。
パネル1枚が1.3〜1.6kgというのは、この商品の性格をよく表しています。うちのQUCOVERは12枚で8kg(1枚570g)なのでもっと軽く、CITYDOGは16.4kgでもっと重い。真ん中あたりです。「大きさはあるけど軽いので1人でも組み立てはできました」(2025年10月)という評価と、「プラスチック製で軽いのでおとなしいワンちゃん向きですね」(2026年5月)という評価が両方あります。
すべり止めは透明のテープで床に固定する方式です。これについては注意する声がありました。「透明のシールが耐震シールのようなゲル系かと思って固定したら剥がすのが大変で焦りました」(2025年10月)。貼る位置は最初に決めておいたほうがよさそうです。
あとから広げられる。それが値段の理由です
この商品の本題は拡張性です。シングル・ダブル・デラックスといったサイズがあり、追加パネルで広げたり形を変えたりできます。
リピート購入のレビューが目立ちました。
シングルとダブルを繋げて使用してます!わんこも気に入って眠くなるとすぐサークルへ!高かったけど買ってよかった!(2026年6月・背面ブラインド/ドアタイプ/バーチベージュ)
チワワちゃんが2匹から5匹に増えたので、シングルと合わせてリピ購入。リビングで、優しい雰囲気、統一感がでての全数個室になってよかったです!(2026年6月・背面ブラインド/ゲートタイプ/バーチベージュ)
成長に合わせてカスタマイズできる点が気に入りました。(2025年11月・ダブル/バーチベージュ・背面ブラインド)
うちのQUCOVERも連結パネル式で、12枚を14枚・16枚に増やせます。ただ、実際に増やしたことは一度もありません。増やせることに1万円多く払う価値があるかは、多頭飼いの予定があるかで決まると思います。
追加パネルを買うときは、コネクタが別売りという点に注意が必要です。「自分がちゃんと見てなかったのもありますが、柵しかこないので使いのパーツも買わないといけないようです。結構するので別のものでば代用してます」(2025年7月・追加用パネル ラウンド2枚)というレビューがありました。
ユーザーの声(楽天レビュー245件)
星の内訳です。
| 評価 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| ★5 | 164件 | 66.9% |
| ★4 | 68件 | 27.8% |
| ★3 | 11件 | 4.5% |
| ★2 | 0件 | 0% |
| ★1 | 2件 | 0.8% |
星4以上が232件で94.7%、星2以下は2件だけ。 今回調べた9台のなかでは、木製ハウス系を除くといちばん安定した分布でした。
楽天のレビューAI要約はこうまとめています。「購入者はこの商品のデザインと組み立ての簡単さを高く評価しています。特に可愛らしい見た目と部屋に馴染む色合いが好評です。また、広さや高さが十分で、小型犬から中型犬(にも対応している)」
評価されていること
- 檻に見えない。ベビーサークルのような見た目
- バーチベージュもホワイトも部屋に馴染む
- 柵の間隔が約4cmと狭く、すり抜けにくい
- 柵が太いので噛みにくい
- 前足で叩いても音が響かない
- 工具不要で、女性1人でも組み立てられる
- あとから買い足して広げられる。形も変えられる
- HDPEなので汚れを拭き取れる
引っかかっている人がいること
- パーツの欠品・不足の報告が複数(連絡すれば送ってもらえる)
- ブラインドパネルを連結するとき、下側のジョイントがはめにくい
- 柵が太く、中の様子が見えにくい。トイレトレーニング中はつらい
- 掛けるタイプの給水器は、挟む幅が広いものを選ぶ必要がある
- 扉が開き戸で、開けたままだと場所を取る
- プラスチック感が強いという指摘(星1に1件)
- 生後半年のフレンチブルドッグに噛まれてボコボコになった報告
- 追加パネルはコネクタが別売り
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
- 柵の間隔4cmが必要な、小さい子犬・小型犬と暮らす方
- サークルを檻に見せたくない方
- 金属の柵を叩く音が気になっている方
- 多頭飼いの予定があり、あとから広げたい方
- トイレを目隠しして、落ち着ける個室にしたい方(ブラインドパネル)
- 高さ70cmで飛び出しを止めたい方
こんな方は別の選択肢を
- 予算を1万円台前半に抑えたい方は、YouTen 折りたたみペットサークル(6枚11,800円)やQUCOVER 連結パネルサークル(10,980円)を見てください
- トイレトレーニング中で中を見ていたい方は、ブラインドではなくオールオープンを選んでください
- 掛ける給水器をそのまま使いたい方は、金具の開き幅を先に測ってください
- 激しく噛む子と暮らす方は、生後半年のフレンチブルドッグに噛まれた報告があります。金属のCITYDOG シンプルモダンケージなどが候補です
- 屋根が欲しい方は、上カバーが別売りです。最初から屋根が付くアイリスオーヤマ インテリアウッディサークルも見てください
