商品について

食器台選びでずっと引っかかっていたのが、「何センチが正解なのか」という問いでした。

うちのパフィ(ポメプー・5.12kg)は、獣医師に「お皿を少しだけ背の高いものに」と言われてダイソーの皿に替えたら食べるようになりました。結果は良かったのですが、何センチ上げれば良かったのかは今も分かりません。たまたま合っただけです。

Purple7の竹製食器台は、そこに数字を置いています。

高さの目安は体高から10cm程度マイナスとなります

犬が立った状態から首を少し下げた姿勢が、食べやすい姿勢。だから体高そのままではなく、10cm引く。これは具体的で、その場で計算できる基準です。

しかもこの台は高さを4段階に変えられるので、計算が少しずれても調整がききます。楽天のレビューは263件で評価4.58、★1はゼロでした。

高さ4段階と15度の傾斜が付いた竹の台です

サイズと中身を先に並べます。

項目内容
台のサイズ幅39×奥行17×高さ16cm
ボウル外径約14cm
ボウル容量約250mL
素材天然竹(防水加工)
高さ4段階調節
傾斜15度

幅39cmにボウルが2つ乗ります。ごはんと水を並べる、あるいは2頭で使う、どちらもできる形です。

ボウルは電子レンジと食洗機に対応。台は防水加工されていますが、長時間濡れたままにするとカビの原因になると店が注意しています。

15度の傾斜が付いている理由

ボウルが収まる部分に15度の角度が付いています。店の説明はこうでした。

食べ物に集中させることや最後まで食べやすくなるほか、短頭種の場合は、食べ物が鼻に入りやすいので角度があることで軽減できます

短頭種の話が出てくるのは珍しい。パグやフレンチブルドッグのような鼻の短い子は、皿が水平だと鼻がフードに突っ込みます。角度を付けると、その分だけ距離ができる。

うちのパフィはポメラニアンとプードルのミックスなので短頭種ではありませんが、最後の一粒まで手前に集まるのは、少量ずつ食べるあの子にはありがたい形です。

高さ4段階の実際

板の位置を変えることで高さを変えます。子犬から成犬になるまで同じ台を使える、というのがこの仕組みの売りです。

高さ調整の好意は39件で指摘ゼロ。ここは買った人の評価が完全に固まっています。

ただし、4段階の幅については別の声もありました。

高さ4段調整となっていますが正直あの高さの範囲で変える意味がわかりませんでした。体重3.8キロの小型犬なのでもう少し小さい犬の為に調整が有るのかなと思いました

台全体の高さが16cmなので、4段階といっても振れ幅はその中です。大きく上下するわけではありません。

263件のうち★1はゼロ、★2も2件だけです

楽天のレビュー263件の内訳です。

評価件数割合
★5174件66.2%
★470件26.6%
★317件6.5%
★22件0.8%
★10件0%

★2以下が2件だけ。評価4.58という数字の中身は、★3がやや多めという形です。

項目別の好意・指摘を並べます。

項目好意指摘
デザイン55件4件
高さ調整39件0件
食べやすさ26件0件
材質15件2件
安定感10件3件
傾斜9件2件
耐久性8件3件
組み立て8件0件
重さ4件0件

高さ調整・食べやすさ・組み立て・重さで指摘ゼロ。設計そのものはうまくいっています。

肉球マークの塗装が入っていない

★3の中でいちばん多かったのが、これでした。

台座の部分の肉球マークが、削り加工はされているものの黒く塗られていませんでした。塗装漏れでしょうか

他の方もいくつか投稿されていましたが、肉球の部分が中途半端な塗装だったのが残念。半端にするなら塗装してない方がよかった

肉球の色がはいってないです、残念。あったほうが可愛いですよね

同じ指摘が3件以上出ています。デザインの指摘4件のうち、ほぼこれ。竹の台に肉球の形が彫られていて、そこに色が入る仕様のはずが、入っていない個体が流通しているようです。

機能には影響しませんが、この台を選ぶ理由の一部が見た目である以上、当たり外れがあるのは知っておきたいところ。

留め具が入りにくい

留め具が入らず問い合わせし、削った留め具を送ってくれましたが入らず、自分でヤスリで削り押し込みました。子犬なので次位置を変えるとき外れるか不安

片方の高さ調節のつまみ部分が穴に入れづらく、頑張って入れてもゴムハンマーで叩かないと取り出せないレベル。おそらく横板が分厚いようです

高さを変えるための留め具が、個体によってきつい。組み立て自体の評価は好意8件・指摘ゼロなので、全体としては簡単に組めているようですが、当たりが悪いとここで苦労します。

店は問い合わせに対して削った部品を送るという対応をしていて、そこは誠実でした。

傾斜があるので、水は多く入れられません

斜めになるので水を多めに入れると溢れてしまう。少量ずつ入れれば良いだけですけどね

ドライフードと多めのスープをあげるので、傾きが大きくてスープが沢山入らないのがマイナス理由です

15度の傾斜は、液体にとっては不利です。ボウルの容量は250mLありますが、傾いている以上、実際に入れられる水はもっと少なくなります。

うちはパフィの水を給水ボトルで出しているので影響はありませんが、皿で水を飲む家庭だと、片方は水用にしにくい。ごはん用として2つ並べるか、水はこの台の外に置くことになります。

説明書が入っていない

デザイン凄い可愛いです。ただ、説明書がなかったのが残念です

わきに刺して板をささえる棒がなかなか刺さらず大変でした

組み立て自体は難しくないのですが、説明書がないという報告が複数ありました。

商品スペック

項目内容
商品名ペット食器台 高さ調節可能 4段階(肉球柄ボウル付き)
ブランドPurple7
サイズ幅39×奥行17×高さ16cm
ボウル外径約14cm
ボウル容量約250mL
素材天然竹(防水加工)
高さ4段階調節
傾斜15度
対応ボウルは電子レンジ・食洗機使用可
高さの目安体高から10cm程度マイナス
価格(税込)2,920円
送料無料(沖縄は880円加算)
楽天レビュー★4.58/263件(★5が174件、★4が70件、★3が17件、★2が2件、★1が0件)

台が濡れたままだとカビの原因になるため、汚れたらすみやかに拭き取るよう店が指示しています。

幅39cmの置き場所

この台の弱点をひとつ挙げるなら、場所を取ることです。

幅39cmは、A3の紙より少し短いくらい。サークルの中に置くと、それなりの面積を占めます。うちのサークルは130×130cmですが、そこにトイレトレー(47.9×35.2cm)が入っていて、さらに39cmの食器台を入れるとかなり窮屈になりそうです。

レビューにも「少し大きいので食事の場所などが必要です」という声がありました。ボウル2つぶんの幅がいらないなら、もっとコンパクトな台のほうが置きやすいと思います。

ユーザーの声

買ってよかったという声

  • 8歳の小型犬が床置きより食べやすそうになった
  • 高さと向きを状況に合わせて変えられる(高さ調整の好意39件・指摘0件)
  • しっかりした作りで、竹の素材感が良い
  • ダイソーの300円の物から替えて、値段以上だった
  • 角の加工まで丁寧にされていた
  • プラスチックのボウルと違って食後に持ち去られなくなった

気になった声

  • 肉球マークに色が入っていない個体がある(複数報告)
  • 高さ調節の留め具が硬く、ヤスリで削った
  • 傾斜があるので水やスープは多く入れられない
  • 4段階の高さの振れ幅が思ったより小さい
  • 幅39cmで置き場所を取る
  • 説明書が入っていない

★1がゼロで★2も2件。大きく外した人がいない商品です。指摘の中身は見た目の塗装漏れと、傾斜による水の入れにくさに集中していて、食べやすさや高さ調節には不満が出ていません。

価格

項目価格
本体(税込)2,920円
送料無料(沖縄は880円加算)

竹の台とボウル2個が付いて2,920円。ボウル1個あたりで割れば、台代込みで1,460円という計算になります。

高さを変えられる食器台は数が限られていて、sippoのUFOフードボウル(2,480円・2段階・ボウル1個)が近い存在です。ボウル2個と4段階調節が要るならこちら、置き場所が狭くて1個で足りるならそちら、という選び方になります。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 体高を測って高さを決めたい方(体高マイナス10cmという目安があります)
  • 子犬から成犬まで同じ台を使い続けたい方
  • ごはんと水を並べたい、または2頭で使いたい方
  • 鼻の短い犬種(15度の傾斜で鼻がフードに入りにくくなります)
  • 竹の質感が好きな方
  • プラスチックのボウルを持ち去られて困っている方

こんな方は注意

  • 置き場所の幅が39cm取れない方
  • 水をたっぷり入れておきたい方(傾斜でこぼれます)
  • スープやふやかしたフードを多めに出す方
  • 肉球マークの塗装にこだわる方(塗装漏れの報告が複数あります)
  • 大きく高さを稼ぎたい方(台全体で16cmです)
  • 説明書がないと組み立てに不安がある方

高さの目安を数字で出しているのが、この台のいちばんの価値です

まとめます。

食器台の商品ページで「体高から10cm程度マイナス」とはっきり書いている店は、そう多くありません。うちがダイソーの皿で偶然うまくいった経験から言うと、この数字があるかないかで買い物の質が変わります。測って、引いて、その高さに合わせる。それだけで失敗の確率がぐっと下がる。

そのうえで4段階の調節が付いているので、計算が少しずれても直せます。高さ調整の好意39件・指摘ゼロという数字が、その使い勝手を裏づけています。

弱点は3つ。肉球の塗装漏れ、傾斜で水が入らない、幅39cmで場所を取る。1つ目は当たり外れ、2つ目と3つ目は仕様です。

うちのパフィに買うかというと、いちばん引っかかるのは幅39cmです。サークルの中にはトイレトレーが入っていて、食器台にそこまでの面積を割けない。水はボトルで出しているので、ボウルが2つある必要もありません。

逆に、リビングに置き場所があって、ごはんと水を並べたい家庭なら、これはかなり良い選択だと思います。2,920円でボウル2個と竹の台が付いて、高さも変えられる。★1がゼロというのも安心材料です。

肉球の色が入っていなかったら、それはそれで「シンプルでいいか」と思えるくらいの気持ちで買うのがちょうどいいかもしれません。レビューでも、そう受け止めて使っている方がいました。