商品について

ペレッティーは、動物病院で使う除菌・消臭剤として作られたスプレーです。 500mlで2,239円(税込・送料込・2026年8月時点)。成分は次亜塩素酸ナトリウム0.010%と水99.99%で、無香料。楽天のレビューは369件、評価は4.50です。

うちが今使っているのはBeeMeeNeeの除菌消臭スプレー dog 500ml(3,726円)で、これで2年近く回してきました。トイレは家に3箇所あって、リッチェルのステップトレーとシーツまわりに吹くのが日課です。ソファとパフィのベッドにも使っています。パフィは日中ほとんどリビングのソファで寝ているので、布が臭いの発生源になりやすいんですよね。

それで、100mlあたりの値段を比べたときに手が止まりました。 BeeMeeNeeは745円、ペレッティーは448円。4割安い。どちらも無香料で、舐める可能性がある場所に使う前提の製品です。じゃあ乗り換えたほうがいいのか、と思って楽天のレビューを369件全部読みました。

読み終わって分かったのは、値段より先に「どこに吹くか」を決めないと判断できないということでした。

効いたと書かれているのは硬い面、効かないと書かれているのは布

★3以下の32件を読むと、不満の中身がきれいに分かれます。

何に吹いたか件数書かれていること
ソファ・カーペット・絨毯・ベッド6件「全く効果ありません」「スプレーした後は効果があるかもですが、しばらくすると臭ってきて」
部屋全体の空気・ゴミ箱2件「2度程部屋全体にスプレーしましたが消えません」「ゴミを入れる専用ゴミ箱に使用しましたが流石に臭いはなくなりません」
値段4件「もう少し安ければ」「リピートしたいのですが、もう少しお求め易い価格だと」
持続しない3件「吹きかけた時は臭いは消えたけどすぐにまた臭う」「一瞬消えるけど完璧には消えない」
スプレーの不良3件ノズルが出なくなった、レバーが硬くて変な音がする

いちばん多いのが布です。しかもこれ、★5を付けている人の書き方と矛盾していません。★3の人がこう書いていました。「購入は2回目です。生地以外なら匂い消えます。生地はやはり洗わないと匂い残りますが、スプレーすると周りに臭いが広がらないです」。2回買っている人が、効く範囲と効かない範囲を自分で線引きしているわけです。

逆に、硬い面についての不満はほとんど出てきません。トイレトレー、フローリング、ケージ、食器まわり、猫砂。このあたりで「効かない」と書いている人は、32件のなかにいませんでした。

これはうちの実感とそのまま重なります。 BeeMeeNeeでも、トレーと床のおしっこ臭は収まるのに、ソファに残る臭いには届いていません。服や毛布にしみた獣臭は、犬用の洗剤で洗い直すしかないというのが犬の服を洗う話を書いたときの結論でした。スプレーを変えても、この線は動かないんだと思います。

うんちとゴミ箱の臭いも同じです。うちはこれをシモジマの食パン袋(1枚約3円)で1回ずつ包んで口を結ぶ運用で片づけていて、スプレーの担当にはしていません。★3の人が書いていた「ゴミ箱に使用しましたが流石に臭いはなくなりません」は、たぶんそういうことなんですよね。

買う人の3分の2は猫の飼い主

これは読んでいて意外だったので書いておきます。369件のうち、猫に触れているレビューが122件、犬に触れているのが77件でした。猫の飼い主の書き込みが1.6倍あります。

内容も具体的で、去勢前のスプレー臭、トイレ以外での粗相、猫砂への吹きかけ、システムトイレの掃除といった話が並びます。「粗相」という言葉が入っているレビューは46件、「マーキング」は22件。トイレの失敗のあと始末に使われている製品だ、というのが数字ではっきり出ています。

犬で買うなら、この点は割り引いて読む必要があります。猫の尿は犬より臭いが強いので、そこで評価されているのは心強い一方で、多頭飼いの犬の抜け毛や体臭といった話はほとんど出てこないからです。老犬のよだれと体臭に使って「大分臭いが取れました」(★3)という書き込みは見つけましたが、1件でした。

うちの用途、つまりトイレトレーの拭き上げと床にはみ出したおしっこ、というのは猫の飼い主が書いている使い方とほぼ同じなので、参考にはなります。

500mlボトルは、このシリーズでいちばん高い買い方

ここが今回いちばんの発見でした。同じ液体なのに、買い方で100mlあたりが1.6倍ちがいます。2026年8月15日時点の同じ店の価格を並べます。

買い方容量価格(税込・送料込)100mlあたり楽天レビュー
500mlスプレーボトル(本商品)500ml2,239円447.8円★4.50・369件
500ml 2本セット1L4,478円447.8円★4.64・11件
500ml+詰替用1L1.5L4,980円332.0円★4.70・240件
詰替用1L1L3,055円305.5円★4.69・410件
500ml+詰替用5L5.5L14,980円272.4円★4.50・16件
詰替用5Lタンク5L13,750円275.0円★4.77・86件

500mlボトル単品が、いちばん割高です。 5Lタンクまで行くと100mlあたり275円で、38%下がります。

もうひとつ気づいたのが2本セットで、4,478円は単品2,239円のちょうど2倍でした。まとめ買いの値引きは付いていません。同じ2,239円を2回払うのと同じなので、2本ほしいなら「500ml+詰替用1L」の4,980円のほうが、502円多く払って液体が500ml多く手に入る計算になります。

レビュー件数の並びも面白くて、詰替用1Lの410件は、本体500mlの369件より多いんです。ふつうは入り口になる本体がいちばん多くなるはずで、ここが逆転しているのは、続けている人が詰め替えに移っているからだと思います。「次回は詰め替えを購入したいと思います」(★5)という書き込みもありました。

つまりこの商品、最初の1本としては割高だけど、続けるなら安くなるタイプです。ボトルの値段には空のスプレーボトルが含まれていると考えると納得がいきます。

詰め替えの安さは「6か月で使い切れるか」で決まる

じゃあ最初から5Lタンクを買えばいいかというと、そう単純でもありませんでした。

商品ページの品質保証の欄にこう書かれています。「未開封時製造から2年」「詰替後は直射日光と高温を避け6ヶ月を目安にお使いください」。次亜塩素酸ナトリウムは光と熱で効き目が落ちるので、これは成分から見ても納得できる注意書きです。

5Lは500mlボトル10本分。半年で10本を使い切るペースというと、月に1.7本です。

うちのBeeMeeNeeは週に数回のペースで、ボトルの減りが目に見えて分かるレベルではありません。トイレを拭いたときとソファに吹くくらいなので、1回の量が知れているんですね。正直に書くと、1本を何日で使い切るかを測っていないので月あたりの本数が出せません。ただ、半年で10本ということはまずないのは分かります。

だからうちが買うなら、500mlか、多くても1Lまでです。 5Lの275円は、床も壁ぎわもケージも毎日拭くような使い方をしている家、あるいは多頭飼いや動物病院・トリミングサロンのための値段だと思っています。

安い順に並んだ表を見ると、いちばん下を選びたくなります。でも6か月という期限がある液体なので、使い切れる量を買うのがいちばん安いという、当たり前のところに戻ってきました。

次亜塩素酸ナトリウム0.010%が何を意味するか

成分表示はこれだけです。次亜塩素酸ナトリウム0.010%、水99.99%。安定型次亜塩素酸ナトリウム100ppmで、メーカーは厚生労働省認定食品添加物製剤と書いています。引火性0%、ノンアルコール、防腐剤不使用。

ここで混同しやすいのが「次亜塩素酸水」との違いです。レビューにも「ただの薄い次亜塩素酸ナトリウムの液という感じです」(★1)、「匂いもただの次亜水って感じです」(★2)という書き方があって、2つが同じものとして語られています。次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で漂白剤に使われる成分、次亜塩素酸水は弱酸性で電気分解などで作るもので、別物です。この商品は前者を100ppmまで薄めて安定させたものになります。

家庭用の塩素系漂白剤を薄めれば同じでは、と考える人もいるかもしれませんが、濃度がまったく違うのでやめたほうがいいです。市販の漂白剤は5%前後で、100ppmの500倍あります。

臭いについては、レビュー369件のうち23件が塩素に触れていました。「塩素臭というのでしょうか、独特のにおいが思いのほかあります。乾けば消えますが」(★4)というのが典型で、この人は続けて「猫もこれを使うと必ず、しげしげとにおいを嗅ぎまわります。といっても、それを使った場所を避けるようになるというようなことはないです」と書いていました。一方で「これ自体は無臭です」(★3)という人もいて、感じ方に幅があります。

うちにとってここは無視できないところで、パフィは香りの強いペットシーツに替えたときにトイレを失敗したことがあります。今使っているBeeMeeNeeは完全に無臭なので、乾くまでのあいだ塩素の臭いが残るなら、トイレトレーに使う前に別の場所で試すつもりです。

安全面については、メーカーは動物が舐めても問題ない設計だとしていて、動物病院で診察する動物に直接使われているとも書かれています。レビューでも「シュッと吹いてサッとキッチンペーパーで拭くだけです。二度ぶき要らず」(★5)という使い方が複数ありました。ただ、犬に直接吹きかける使い方については、皮膚が弱い子や持病がある子はかかりつけに相談してからのほうが安心だと思います。

商品スペック

項目内容
商品名Peletty(ペレッティー)500ml スプレーボトル
商品番号Pelettyペレッティー500ml_pl
名称動物病院業務用除菌・消臭製剤
成分次亜塩素酸ナトリウム 0.010%、水 99.99%(安定型次亜塩素酸ナトリウム100ppm・厚生労働省認定食品添加物製剤とメーカー表記)
内容量500ml
香り無香料
そのほかの表記引火性0%・ノンアルコール・防腐剤不使用
品質保証期間未開封で製造から2年(詰め替え後は直射日光と高温を避けて6か月が目安)
使用場所一般家庭、動物病院、トリミングサロン(診察台・トリミング台・ケージ・待合室など)
販売元Lifestyle Cleaner メーカー直販店(株式会社Nrf2・東京都渋谷区広尾)
価格2,239円(税込・2026年8月15日時点)
送料送料込(ショップが「全品送料無料期間中」と表記)
楽天レビュー★4.50・369件

同じシリーズにシニア犬・老猫向けのシルバーペレッティー500ml(2,312円・★4.48・114件)があります。加齢による体臭や尿臭に向けた消臭力を強めたタイプで、値段の差は73円。ほかに保湿化粧水のララペレッティー200ml(2,500円)、指サックブラシと合わせて使うデンタルペレッティーもあります。

ポイントを狙うなら、楽天スーパーSALE(3月・6月・9月・12月)とお買い物マラソン、5と0のつく日が定番です。詰め替えは1回買うと半年単位で持つので、まとめ買いのタイミングをここに合わせやすい商品だと思います。

ユーザーの声

楽天のレビューは369件、評価4.50です。内訳は★5が233件、★4が104件、★3が21件、★2が4件、★1が7件でした。2021年の92件を筆頭に、2019年から2026年まで途切れずに投稿が続いています。

高評価の声

  • ドラッグストアで売っている消臭剤と違い、犬の失敗したアンモニア臭が消えて驚いた(★5・2026年7月)
  • 市販のものが全然効かなかった猫のスプレー臭に効いた。追加購入する(★5・2026年4月)
  • 吹いて拭くだけで二度拭きが要らない。猫がクンクンしても大丈夫(★5・2025年12月)
  • 無香料なので香りでごまかす感じがなく、毎日気軽に使える(★5・2026年6月)
  • 洗えない大きなビーズクッションの猫の尿臭が、何度かスプレーしたらほとんど消えた(★4・2026年7月)
  • 生ゴミ、ヨガマット、室内の空間まで1本で済ませられる(★5・2026年7月)
  • 猫のトイレ砂の全入れ替えまで清潔さが保てる(★4・2025年11月)

「リピ」「リピート」を含むレビューは64件あって、全体の17%です。効きどころが合った人はそのまま定着している、という読み方ができます。

気になる声

  • ソファ・カーペット・絨毯にしみた尿臭には届かない。「ソファにした臭いには全く効果ありません」(★1)、「しばらくすると臭ってきてむわっとしたおしっこの匂いが取れません」(★2)
  • 部屋全体の空気は変わらない。「2度程部屋全体にスプレーしましたが消えません。それどころかこちらの商品の臭いがとても苦手な臭いでした」(★1)
  • その場では消えても戻ってくる。「吹きかけ直後は臭いが消えました。数日するとまた臭いがするようになりました」(★5の人でもこう書いています)
  • 値段が高い。15件が「高い」に触れています。「良い商品だと思うが、もう少しお求め易い価格だと続けられる」(★3)
  • スプレー部分の不良が3件。ノズルが出なくなった、レバーが硬くて変な音がする、という内容です。ただし3件とも2020〜2021年の投稿で、それ以降は出ていません
  • 内容量が表示より少ないという指摘が1件。「500ml入りということになっていますが、450mlぐらいしか入っていません」(★2・2025年9月)

低評価をひととおり読んで思ったのは、「効かない」と書いている人のほとんどが布か空気に使っているということでした。同じ人が硬い面には効くと書いていることも多い。★1を付けた7件のうち、トレーや床について書いているものは1件もありませんでした。

トイレの失敗を繰り返す子について、ショップが低評価のレビューにこう返信しているのも参考になります。「表面に残った臭い成分や汚れを事前に拭き取ってから使用することで効果が高まる場合もございます。また、2〜3プッシュを目安に使用量を調整して」。拭いてから吹く、量をケチらない。これは今使っているスプレーでも同じだなと思いました。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • トイレトレーや床のおしっこ臭を毎日拭き取っている方(この用途の不満はレビューにほぼ出てきません)
  • 犬が吹いた場所を舐めに来るので、無香料で成分表示が短いものを探している方
  • 粗相やマーキングの後始末に使う1本を決めたい方
  • 香りつきのスプレーで犬がトイレを嫌がった経験がある方
  • ケージ、サークル、食器まわりまで同じ1本で回したい
  • すでに使っていて、詰め替えで単価を下げたい方(1Lなら100mlあたり306円)
  • 多頭飼いで、拭く面積が広い方

こんな方は注意

  • ソファ・カーペット・毛布にしみた臭いを消したい方(レビューでいちばん不満が出ている用途です。洗えるものは洗ったほうが早いです)
  • 部屋にこもった臭いをまとめて何とかしたい方(掃除と換気の担当で、スプレーの担当ではありません)
  • 塩素の臭いが苦手な方(乾けば消えるという声が多いものの、23件が塩素に触れています)
  • 5Lタンクを検討している方(詰め替え後6か月が目安なので、半年で500mlボトル10本分を使うペースがあるか先に確認を)
  • まとめ買いで安くしたい方(2本セットは単品2本と同額でした。詰め替えとの組み合わせのほうが下がります)
  • 色柄物や金属に使いたい方(次亜塩素酸ナトリウム系なので、目立たないところで試してからのほうが安心です)

我が家の場合 — 乗り換えるとしたら500mlから

最後に、うちの検討メモです。

BeeMeeNeeを2年近く使ってきて、不満は値段ではありませんでした。減らないから高さを感じないというのが正直なところです。それでも100mlあたりで4割違うと知ると、次の1本をどうするかは考えます。

ペレッティーで期待できそうなのは、うちがBeeMeeNeeで満足している範囲とほぼ同じ、トイレトレーと床です。逆にBeeMeeNeeで届いていないソファと部屋の空気は、ペレッティーでも届かないとレビューが言っています。つまり乗り換えても、できることは増えず、値段だけ下がる。それはそれで悪くない選択なんですよね。

引っかかっているのは塩素の臭いです。パフィは吹いたあとに必ずクンクン確認しに来るので、乾くまでのあいだ塩素の臭いが残るなら、トイレの周りには置きたくない。香りの強いシーツでトイレを失敗した前科があるので、ここは慎重にいきます。試すなら、まずトイレマットの下に敷いている古タオルまわりや、パフィが近寄らない場所からです。

買うなら500ml単品の2,239円から。合わなければ2,239円で終わりますし、合ったら次は詰替用1Lか、500ml+1Lのセットに移ればいい。いきなり5Lを買って、半年後に古い液体が4L残っているのがいちばん高くつきます。

トイレそのものの構造でにおいを減らす話は足が濡れないトイレの選び方トイレトレーの選び方に、うんちとゴミ箱の臭いはBOSの防臭袋に、シーツ側でにおいを抑える話はペットシーツの比較にまとめています。足上げやマーキングが原因なら、マーキングポールのように狙う場所を用意するほうが早い場合もあります。粗相そのものを減らしたいときは子犬のトイレトレーニングも合わせてどうぞ。

価格は楽天のセールやクーポンで動きます。詰め替えとの差額も含めて、買うタイミングで確認してみてください。