商品について

グルーミングの途中で手を止めると、だいたいそこで終わります。

うちのパフィ(ポメプー・5.12kg)のブラッシングは毎日10〜15分。準備を始めると自分から膝に飛び乗ってくる子なので楽なほうだと思いますが、それでもいったん床に降ろすと、もう一度乗ってきてくれるとは限らないんですよね。歯磨きの途中で電話が鳴った日のことを思い出すと、あれは完全に仕切り直しでした。

大型犬や多頭飼いだと、この「途中で止まる」リスクはもっと大きいはずです。ダストボックスがいっぱいになって中断、フィルターが詰まって中断、となれば、犬の集中も飼い主の気力も途切れます。

Neakasa P2 Proは、そこに2Lのダストボックスと据え置きのスタンドで答えを出した機種です。17,880円で、楽天レビューは455件・総合4.52。保証は2年付きます。

毛の飛び散り防止と掃除のしやすさは指摘0件

AI集計で8つのトピックが立っていて、そのうち2つが指摘0件でした。

トピック好意指摘
使いやすさ401
吸引力392
音の静かさ338
犬猫の反応328
毛の飛び散り防止280
掃除のしやすさ240
切れ味84
アタッチメントの種類74

毛の飛び散り防止が28対0、掃除のしやすさが24対0。 この機種を買う理由そのものに、不満が1件も付いていません。

掃除機はやっぱり音がうるさいのと、毛用ではないので掃除機自体が壊れそうなので、買ってよかったです

これ、けっこう大事な視点だなと思いました。犬の毛を普通の掃除機で吸うと、細い毛がモーター側に回ってフィルターを詰まらせます。うちも普通のダイソンをほぼ毎日かけていますが、ペットの毛はフィルターの敵なんですよね。専用機を分けるという発想は、掃除機の寿命の話でもあります。

犬猫の反応というトピックが立つのはこの機種だけ

今回いくつかのグルーミング機器を並べて調べたのですが、AI集計に「犬猫の反応」というトピックが立ったのはこの機種だけでした。好意32件・指摘8件です。

読んでみると、こういう声が並んでいます。

音もうるさくなく、ワンちゃんもびっくりしなかったので良かったです

パーツも操作も簡単なので、ささっと準備できるのでヨシ。音量も普段掃除機かけてる家なので、うちの豆柴も気にせず怖がらず

掃除機よりも音が小さいのに吸引力はしっかりあり、うちの子は怖がらずに使っています

「普段から掃除機をかけている家の犬は平気」という条件付きの評価が多いのが特徴でした。裏を返せば、音に慣れていない子は苦戦します。指摘8件のほうにはこういう声もあります。

うちの子は音を怖がってますが、徐々に慣れてくれるでしょう

パフィは家の外の車の音や洗濯機の音で狂ったように吠える子です。ただ、掃除機の音そのものには慣れています。ほぼ毎日かけているので、音が鳴っても寝ていることのほうが多い。この機種のレビューを読んでいて、そこは少し希望が持てました。音の社会化は全体としては失敗した部類ですが、毎日聞く音だけは別なんですよね。

音の静かさそのものは好意33件・指摘8件。無音ではないけれど、家庭用掃除機よりは静かという位置づけで読むのが妥当そうです。

2Lダストボックスとスタンドで、置き場所が決まる

仕様を並べると、この機種の性格がはっきりします。

項目数値
本体サイズ幅20.8 × 奥26.8 × 高36.5cm
重量2.5kg
ダストボックス容量2L
ホースの長さ1.5m
材質ABS

高さ36.5cmでスタンドが付属します。床に立てて置く前提の据え置き型ということです。片手で持ち歩くバリカンとはまったく別のジャンルの道具で、リビングの隅に定位置を作るタイプ。

2Lというのは、同シリーズのP1 Proの1Lのちょうど2倍です。パフィのような小型犬1頭ならP1 Proの1Lでも足りそうですが、中大型犬や多頭飼いで換毛期に一気にやるなら2Lの差は効くと思います。

ホースは1.5m。本体を離して置けるので、モーターの音源から犬を遠ざけられます。音を怖がる子への現実的な対処がこれです。

アタッチメント5種とコーム5サイズ、消耗品は別売りもある

付属するのは、バリカン、梳きブラシ、グルーミングブラシ、足裏専用、隙間ノズルの5種類。ガイダンスコームは3mm・6mm・12mm・18mm・24mmの5サイズです。

梱包リストにはHEPAフィルターとスポンジフィルターが本体に設置済みと書かれていて、さらにウィンドカバー、スタンド、電源ケーブルが入ります。

正直に書くと、AI集計でアタッチメントの種類は好意7件・指摘4件と、他のトピックより指摘の比率が高めです。切れ味も8対4。ただ、どちらも母数が10件前後と少ないので、上位トピック(40件前後)ほどの重みでは読まないほうがいいと思います。

購入時に選べるSKUは3つあります。

選ぶもの価格(税込)
P2のみ17,880円
6枚スポンジフィルター付き18,800円
消耗品セット付き20,880円

フィルターは消耗品なので、長く使うつもりなら最初からセットを選ぶほうが後で探さずに済みます。この機種は2年保証が付くので、それだけの期間使う前提で組まれているということでもあります。

製品スペック

項目内容
型番PN0110LJ
本体サイズ幅20.8 × 奥26.8 × 高36.5cm
重量2.5kg
ダストボックス容量2L
ホースの長さ1.5m
材質ABS
カラーブルー
アタッチメント5種(バリカン / 梳きブラシ / グルーミングブラシ / 足裏専用 / 隙間ノズル)
ガイダンスコーム5種(3 / 6 / 12 / 18 / 24mm)
梱包内容本体、本体ベース、ホース、ダストカップ、コーム5種、ウィンドカバー、アタッチメント5種、HEPA、スポンジフィルター、スタンド、取扱説明書、電源ケーブル
保証2年

ユーザーの声

楽天レビューは455件・総合4.52。★5が278件、★4が146件、★3が24件、★2が4件、★1が3件でした。★1と★2を合わせて7件(全体の1.5%)です。

買う前に知っておきたいこと

  • 普段から掃除機をかけている家の犬は受け入れやすい。 逆に掃除機の音に慣れていない子は慣らし期間が要ります
  • 据え置き型で2.5kg。 スタンドに立てて置く場所を先に決めておくとスムーズです
  • フィルターは消耗品。 予備が付くSKUを選んでおくと後で探さずに済みます
  • 小型犬1頭なら2Lは余る。 その場合は1LのP1 Proのほうが価格も置き場所も軽くなります
  • 短いコームで刈ると筋が残りやすい。 最初は長めのコームから試すほうが失敗しません

価格

項目価格
本体のみ(税込)17,880円
6枚スポンジフィルター付き(税込)18,800円
消耗品セット付き(税込)20,880円
送料無料

パフィのトリミング代は1回8,500円〜10,000円なので、サロン2回ぶんで手が届く価格です。中大型犬だとトリミング代はもっと高くなるので、自宅で全身をやるつもりがあるなら回収は早くなります。

同シリーズのP1 Proは14,880円でタンク1L。3,000円の差でタンクが2倍、保証が1年から2年になる、という比べ方になります。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 中型犬・大型犬を自宅でカットしたい方
  • 多頭飼いで1回のグルーミングが長くなるご家庭
  • 換毛期の抜け毛を床に落ちる前に回収したい方
  • 普段から掃除機をかけていて、犬がその音に慣れている方
  • 長く使う前提で選びたい方(2年保証)

こんな方は注意

  • 小型犬1頭だけの方(2Lは余ります。1LのP1 Proのほうが身の丈に合います)
  • 掃除機の音に慣れていない子を飼っている方
  • 置き場所を確保できない方(高さ36.5cm・2.5kgの据え置き型です)
  • 足裏だけを整えたい方(この用途ならミニバリカンのほうが手軽です)

我が家の場合、うちには大きすぎる。でも理由は音ではない

正直に書くと、この機種はうちには向いていません。パフィは5.12kgの小型犬1頭で、2Lのダストボックスを埋めるほどの毛は出ないからです。同じ吸引式を検討するなら、1LのP1 Proか、もっと手前の価格帯から考えることになります。

面白かったのは、うちが心配していた「音」の問題が、この機種のレビューではあまり大きな障壁になっていなかったことです。普段から掃除機をかけている家の犬は、掃除機の音を怖がらない。 言われてみれば当たり前なのに、自分では気づいていませんでした。

パフィは洗濯機の音では吠えるのに、ダイソンの音では吠えません。毎日聞いているからです。音に敏感な子でも、毎日聞く音だけは例外になる。 これは吸引式のグルーミング機器を検討するうえで、けっこう大きな判断材料だと思いました。

もしうちが将来この手の機械を買うことがあるとしたら、決め手は性能ではなく、その音がすでに家の日常の一部になっているかどうかになりそうです。