商品について

このイヤークリーナーでいちばん大事な点を先に書きます。耳の中に流し込む製品ではありません。

・コットンに本商品を浸す(5滴ほど)
※浸し過ぎにご注意ください
・コットンで耳元を優しく拭う

メーカーの使用方法はこの2行だけです。1回5滴。100mlのボトルなので、拭き取りだけなら相当長く持ちます。1,680円で1mlあたり16.8円ですが、1回の使用量が少ないので実際のコストは容量の数字ほど高くありません。

楽天のレビューは154件で平均4.56。今回調べた耳洗浄液の中では上位の評価です。投稿年は2024年が9件、2025年が28件、2026年が27件と新しく、全件が直近3年に入っています。

成分は31種類。3番目がエタノールです

この製品の特徴は成分の多さです。

水、BG、エタノール、リン酸2Na、ポリソルベート20、ポリソルベート80、乳酸Na、アラントイン、グリチルリチン酸2K、リン酸Na、カキタンニン、オリーブ果実油、加水分解コラーゲン、水添レシチン、トコフェロール、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、アセロラ種子エキス、ハイビスカス花エキス、チャ葉エキス、キュウリ果実エキス、ベントナイト、シア脂、α‐グルカンオリゴサッカリド、ラウロイルラクチレートNa、リンゴ果実培養細胞エキス、ペンチレングリコール、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、キサンタンガム、セラミドNP、レモングラス葉/茎エキス

植物エキスとヒアルロン酸系の保湿成分がずらりと並びます。洗浄液というより化粧水に近い設計で、耳の中を洗うより耳のまわりの皮膚をいたわる方向に振ってある製品です。

そのうえで、3番目がエタノールです。★2のレビューがそこを正面から書いています。

うちのわんこはエタノールがダメみたいでエタノールが入ったイヤーローションを使うと耳が真っ赤になって酷い時は腫れます。 私の確認不足ですがこちら、しっかりエタノール入ってました。案の定真っ赤に…可哀想な事をしました。 低刺激ということだったので勝手にエタノール入ってないと思ってしまいました。 うちのみたいにエタノールがダメじゃなくても掻いて耳の中に小さいキズが出来ちゃったような子もしみると思うので要注意です

★1にも同じ構図があります。

うちの子は外耳炎になりやすく、獣医師監修、低刺激、オーガニック、無添加などの言葉につられて使用しましたが、ただれた様に赤くなり痛そうでした。成分をしっかり確認したり行きつけの病院に相談してからの方がいいかもしれません

「低刺激」と「アルコール不使用」は別の話です。 商品ページにも全成分はきちんと載っているので、買う前にそこを見れば防げます。逆に、耳の中を掻いて傷ができている状態で使うと、成分に関係なくしみます。

無香料の評価が高い一方、香りの指摘も5件あります

楽天のAIレビュー要約を件数で見ると、好意と指摘の差がはっきりしています。

項目好意指摘
効果47件5件
使用感30件2件
使いやすさ30件1件
汚れ落ち22件3件
低刺激19件3件
無香料19件1件
容器13件0件
香り12件5件
成分2件2件

面白いのは無香料(19対1)と香り(12対5)が両方あるところです。香料は入っていませんが、成分そのもののにおいはあります。においに敏感な子を探している人にはここが分かれ目になります。

そして成分の好意2件・指摘2件。9項目のうち、ここだけが拮抗しています。上に引用した★1・★2がその指摘の中身です。

入口を拭くならこちら、奥まで洗うなら流し込み型です

同じ店に、耳の中に流し込むタイプの「ミミキュアワン」(150ml・2,180円・274件)があります。どちらを選ぶかは、耳の汚れがどこに付いているかで決まります。

LaNatule イヤークリーナーミミキュアワン
使い方コットンに5滴、拭き取り耳に流し込んでマッサージ
容量・価格100ml 1,680円150ml 2,180円
レビュー154件 ★4.56274件 ★4.48
香り無香料ラベンダー油
成分の数31種8種

耳の入口の汚れを毎日さっと拭きたいならこちら。奥のほうまで汚れが溜まる子なら流し込み型です。★3にもそのすれ違いが出ていました。

拭き取り用というより、液を垂らして使用する目的でした。 そしてウチの子はイヤがってダメ。 拭き取り用に使わせていただきます

仕様

項目内容
商品名LaNatule イヤークリーナー
名称ペット用イヤークリーナー
内容量100ml
使用方法コットンに5滴ほど浸し、耳元を優しく拭う
原産国日本
販売者株式会社バウムクーヘン わんちゃんライフ(福岡県福岡市中央区薬院)
価格1,680円

商品ページには「重度の皮膚疾患がある動物、極端に皮膚の弱い動物へは、慎重にお使いください」という注意書きもあります。重度の皮膚疾患という但し書きがメーカー側から出ているので、皮膚が弱い子はまず耳のふちなど狭い範囲で試してからのほうが安心です。

こんな子に向いています

  • 耳の入口の汚れを毎日コットンで拭くのが習慣になっている子
  • 香りのあるものを嫌がる子(無香料の評価19対1)
  • 耳のまわりの皮膚がカサつきやすく、保湿もまとめてやりたい子
  • 液を流し込まれるのを嫌がって暴れてしまう子

向かないのは、エタノールで赤くなったことがある子と、耳の奥にしっかり汚れが溜まるタイプの子です。前者は成分表の3番目を見てください。後者はコットンの届く範囲では足りないので、流し込めるタイプか、動物病院での洗浄になります。耳を痛がる・耳だれが出ているときは、どちらでもなく受診が先です。