商品について
アカナ(ACANA)とオリジン(ORIJEN)は、どちらもカナダのチャンピオンペットフーズ社が製造しているプレミアムドッグフードです。実は同じ会社が手がける姉妹ブランドで、「肉をたっぷり使った高タンパクなフード」という方向性は共通しています。ただ、肉の含有率もタンパク質の量も価格帯も違っていて、アカナが『高品質で続けやすい本命』、オリジンが『とことん最高峰』という関係なんですよね。
ざっくり数字で並べると、アカナは肉原材料50〜75%・タンパク質29〜35%、オリジンは肉原材料85%・タンパク質38〜40%。オリジンのほうが肉の比率がぐっと高くて、その分お値段も上がります。穀物(小麦・トウモロコシ・米)不使用のグレインフリー設計で、合成着色料・香料・保存料を使っていないところは両ブランド共通です。
正直なところ、うちのパフィ(ポメプー・5kg)はまだアカナもオリジンも試せていません。というのもパフィはかなりの偏食家で、カリカリのドライフードをほとんど食べてくれず、今は半生タイプ(プッチーヌ)に落ち着いているんです。月のフード代が1万円くらいかかっていることもあって、「どうせならもっと内容のいいフードに切り替えられないかな」と高タンパクフードを調べているうちに、何度も名前を見かけたのがこの2ブランドでした。肉の香りが強いフードなら、もしかしたら鼻を近づけてくれるかも…と密かに期待しているところです。
このページでは、アカナとオリジンがどう違って、どっちがどんな子に向いているのかを、飼い主目線でできるだけ正直に整理してみました。フード選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです。
アカナ(ACANA)― 高品質と続けやすさのバランス型
アカナは1985年にカナダで生まれたブランドで、肉原材料50〜75%・タンパク質29〜35%という設計。一般的なドッグフード(タンパク質20〜30%台前半)と比べると十分に高タンパクですが、オリジンほど振り切ってはいません。そのぶん価格が抑えられていて、「高品質なフードを毎日続けたい」という人にとって現実的な選択肢になっています。
| 項目 | アカナの目安 |
|---|---|
| 肉原材料 | 50〜75% |
| 粗タンパク質 | 29〜35% |
| 炭水化物 | 30%以下 |
| 新鮮・生肉の割合 | 全体の30%以下 |
| 発売 | 1985年(カナダ) |
代表的な商品の「アカナ アダルトスモールブリードレシピ」は、小型犬の成犬向けに肉60%・タンパク31%以上で設計された小粒タイプ。新鮮鶏肉・七面鳥・カレイ・ニシンといった複数の動物性タンパク源に加えて、グルコサミン・コンドロイチン・DHA・EPAも入っていて、関節や被毛のコンディション維持にも配慮された内容になっています。パフィのような小型犬には、まずこのあたりから試すのが入りやすいかなと思います。
オリジン(ORIJEN)― 肉85%のとことん最高峰
オリジンは2005年に登場した、アカナよりさらに上を行くブランドです。最大の特徴は原材料の85%を動物性タンパク源で構成していること。タンパク質38〜40%はドッグフードの中でもトップクラスの数値で、「祖先である肉食寄りの食生活を再現する」というコンセプトがそのまま数字に表れています。
| 項目 | オリジンの目安 |
|---|---|
| 肉原材料 | 85% |
| 粗タンパク質 | 38〜40% |
| 炭水化物 | 20%以下 |
| 新鮮・生肉の割合 | 全体の約67%(約2/3) |
| 発売 | 2005年(カナダ) |
代表的な「オリジン オリジナル」では、新鮮鶏肉・七面鳥・ニシン・ヘイク・サバ・イワシなど14種類もの動物性原材料を使用。そのうち約2/3が新鮮または生の状態で加工されています。楽天市場では1,243件のレビューで平均4.77という、ドッグフードの中でも群を抜いた高評価を獲得しているのも納得の内容です。「フード選びを本気で考えたい」「最高峰のフードを与えたい」という方の最終候補になるブランドですね。
2ブランド共通の3つのこだわり
アカナとオリジンは肉の含有率こそ違いますが、フード設計の土台になっている考え方は共通しています。ここが「同じ会社の姉妹ブランド」と言われる理由なんですよね。
1. グレインフリー(穀物不使用)
小麦・トウモロコシ・米といった穀物を使っていません。穀物を炭水化物源にする代わりに、豆類・野菜・果物でエネルギーを補う設計です。
2. 合成着色料・香料・保存料を使わない
見た目をよくするための着色料や、香りづけの香料を加えていません。酸化防止にはトコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物など天然由来のものを使っています。
3. 肉・内臓・軟骨を組み合わせる『ホールプレイ』設計
肉の赤身だけでなく、レバーや心臓といった内臓、軟骨なども取り入れることで、栄養を多角的に整えるという考え方。多様な動物性原材料をバランスよく使っているのが両ブランドの持ち味です。
どちらを選んでも「肉をしっかり使ったグレインフリーフード」という芯は変わらない、と考えておけば大きく外しません。あとは肉の含有率と価格をどこまで求めるかで、アカナかオリジンかを選ぶイメージです。
アカナとオリジンの違いを一覧で比較
文章だと分かりにくいので、代表的な2商品(アカナ アダルトスモールブリード/オリジン オリジナル)の数値で並べて比較してみます。
| 比較項目 | アカナ(アダルトスモールブリード) | オリジン(オリジナル) |
|---|---|---|
| 肉含有率 | 60% | 85% |
| 粗タンパク質 | 31%以上 | 38%以上 |
| 粗脂肪 | 17%以上 | 18%以上 |
| カロリー/100g | 351 kcal | 386 kcal |
| 動物性原材料の種類 | 10種類 | 14種類 |
| 新鮮・生肉の割合 | 約1/2 | 約2/3 |
| 対象 | 小型犬・成犬 | 全犬種・全年齢 |
| 2kg価格(目安) | 約5,780円 | 約6,800円 |
| コンセプト | 高品質で続けやすい | とことん最高峰 |
こうして見ると、オリジンはアカナのスペックをさらに一段引き上げたフードだというのが分かります。肉の含有率で25ポイント、タンパク質で7ポイントの差があり、価格も2kgで約1,000円違う。とはいえアカナも十分にハイスペックなので、「まずは高タンパクフードを試してみたい」ならアカナ、「スペックを突き詰めたい」ならオリジン、という選び分けが現実的かなと思います。
栄養成分の比較(代表商品)
| 成分 | アカナ アダルトスモールブリード | オリジン オリジナル |
|---|---|---|
| 粗タンパク質 | 31%以上 | 38%以上 |
| 粗脂肪 | 17%以上 | 18%以上 |
| 粗繊維 | 5%以下 | 5%以下 |
| 粗灰分 | 8%以下 | 9%以下 |
| 水分 | 12%以下 | 12%以下 |
| 代謝エネルギー | 351 kcal/100g | 386 kcal/100g |
どちらもタンパク質・脂肪が高めで、カロリーもしっかりめ。栄養密度が高いぶん少ない量でも必要な栄養が摂りやすいのが高タンパクフードのメリットです。逆に、食べること自体が好きな子には「量が少なく感じる」こともあるかもしれません。給与量はパッケージの体重別の目安を守るのが基本で、運動量が多い子は少し多めに調整します。
パフィは避妊済みの5kgで日中はソファでお昼寝タイプなので、もしオリジンなら1日60g前後が目安。栄養密度が高いと「ちょっと物足りないかな?」という顔をされそうですが、そのぶん2kgの袋が1ヶ月以上もつのはありがたいところです。
サイズ展開と価格帯
両ブランドとも、お試ししやすい小容量から大容量まで揃っています。続けるなら大きいサイズのほうが1kgあたりは割安です。
アカナ(参考価格・税込)
| サイズ | 価格の目安 | 1kgあたり |
|---|---|---|
| 340g | 約1,200円 | 約3,530円 |
| 2kg | 約5,780円 | 約2,890円 |
| 6kg | 約13,800円 | 約2,300円 |
オリジン(参考価格・税込)
| サイズ | 価格の目安 | 1kgあたり |
|---|---|---|
| 340g | 約1,500円 | 約4,412円 |
| 2kg | 約6,800円 | 約3,400円 |
| 6kg | 約17,000円 | 約2,833円 |
| 11.4kg | 約23,800円 | 約2,088円 |
正直なところ、どちらも一般的なドッグフードの3〜4倍の価格帯です。ただ、肉をたっぷり使っていてDHA・EPAなども入っていることを考えると、「サプリを別で足さなくていいぶん、トータルではそこまで割高でもないかも」と感じる部分もあります。まずは340gのお試しサイズで愛犬が食べてくれるか確かめてから、大きいサイズに移行するのが失敗の少ない買い方ですね。
ユーザーの声(楽天レビューの傾向)
アカナ・オリジンとも、楽天市場では平均4.7前後の高い評価を集めています(オリジン オリジナルは1,243件で平均4.77)。実際のレビューでよく見かける傾向をまとめてみました。
多かった肯定的な声:
- 食いつきがとても良い、今まで食べなかった子が食べてくれた
- 毛並みがツヤツヤになったと感じる、毛艶が変わった
- 便の状態が安定して、ニオイも気にならなくなった
- 長くリピートしていて安心感がある
- 多頭飼いで全頭に同じフードを使えるのが便利(オリジンは全年齢対応)
一部見られた声:
- 価格が高い(一般的なフードの3〜4倍)
- 粒がやや大きめで、超小型犬には食べにくいことがある(特にオリジン)
- フードの切り替え時に便が緩くなることがあった
- 個体差で食いつきが合わない子もいる
「毛並み」に関するポジティブなレビューが目立つのは、ニシンやサバなどの魚介類が豊富でDHA・EPAを含んでいることと関係がありそうです。一方で「価格」と「粒の大きさ」はどちらのブランドでも共通の指摘なので、超小型犬の場合は粒の大きさだけ事前にチェックしておくと安心ですね。
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
アカナが向いているのはこんな方:
- 高品質なフードを「毎日続けやすい価格」で選びたい方
- 小型犬の成犬向けに、小粒で食べやすいフードを探している方
- 初めて高タンパク・グレインフリーフードを試してみたい方
- グルコサミン・コンドロイチン入りで関節ケアにも配慮したい方
オリジンが向いているのはこんな方:
- 肉の含有率にとことんこだわりたい方
- タンパク質38%以上の最高峰スペックを愛犬に与えたい方
- 全犬種・全ライフステージ対応で、多頭飼いでも共通のフードを使いたい方
- アカナから一段上のフードにステップアップしたい方
迷ったら、まずはアカナから始めて、もっとスペックを求めたくなったらオリジンへという流れが分かりやすいと思います。どちらも340gのお試しサイズがあるので、愛犬が食べてくれるかを確かめてから本格導入するのがおすすめです。
パフィの場合は、カリカリが苦手という大きなハードルがあるので、最初はぬるま湯でふやかして香りを立たせてから少しずつ…という作戦を考えています。肉の香りが強い2ブランドなら、偏食家のパフィでも興味を示してくれるんじゃないかと期待しているところです。試したらまたレビューを追記しますね。
