商品について

パフィ(ポメプー・5.12kg)の爪は黒っぽくて、血管がどこまで来ているのか外から見えません。だから家での爪切りは、伸びた1〜2本の白い先端をほんの少し落とすだけ。僕が抱えて妻が斬ZANのギロチン型でパチンと切って、深いところは月1回のトリミングでサロンにお願いしています。

同じ廣田工具製作所が、ニッパー式も出しています。丸い穴に爪を通すのではなく、爪を横から挟んで切る形です。3,245円で、楽天レビューは46件・総合4.28。

46件を全部読んで、いちばん手が止まったのはこのレビューでした。

まず思ったのは見やすい(犬の爪の血管等)事と切り易い事でした。(中略)また、爪を穴に通すと血管が見づらく切断位置が決めにくく、良く出血させてしまいました。この爪切りは見やすく音も静かなので犬もおとなしくしている間に切れてしまいます。

丸穴の爪切りを使っていて毎回ヒヤッとしている人間には、これが一番効く話です。

丸穴に通さないので、切る位置が見えます

ギロチン型は、爪を穴に通した時点で爪先が刃と枠の向こうに隠れます。どこまで入っているかは手の感覚で決めるしかありません。爪が白ければ透けて見える血管を頼りにできますが、黒い爪だとその手がかりもなくなります。

ニッパー式は横から挟むので、切る直前まで爪が見えています。★5のレビューにあった「犬の手をおさえながら横から切ることが出来る点」が、ギロチン型との実際の違いです。

以前はギロチン式&爪の飛び散り防止カバー付きのものを使っていたのですが、うちの犬のしつけを担当していただいているプロのトレーナーさん曰くこちらの商品の方が使いやすくて切れ味が良いということで購入しました。(中略)ギロチン式の爪切りとの大きな違いは、犬の手をおさえながら横から切ることが出来る点。

音と振動が小さいという報告も多いです。ギロチン型の「パチン」で足を引っ込める子の話が、乗り換えの理由としてくり返し出てきます。

今まで使っていたニッパーが切れなくなってしまったので買い替えです。今までのものより小さくて大型犬の爪が切れるか心配でしたが、よく切れます。犬自身もばちっという振動がないので負担もないように思います。

私にはとても扱いやすく、切れ味が良かった。パチンパチンという音もないため、愛犬も爪切りを嫌がることなく爪のお手入れが出来て大満足です。

うちのパフィは押さえられている時間が長くなるほど嫌がるので、驚かせる要素が1つ減るのは試す理由になります。

丸穴に入らない狼爪と巻き爪のために買われています

購入理由として一番多いのが、ギロチン型で切れなかった爪です。

狼爪が巻いてしまいギロチンタイプが使えなかったので、これにしました。切れ味がいいので犬が怖がりません。あっという間にスパンと切れます。(中略)切った断面も割れることがなく非常にきれいです。切れ味がいいので無駄に遠くに飛び散りません。

足の親指の爪が丸く伸びて肉球にくい込んでしまい 持っているギロチンタイプでは切ることが出来ないのでニッパー式を購入しました。

爪が太くなってしまった柴犬さん用に購入、今まではギロチンタイプだったのですが爪が太くて穴に入れずらくて・・・

狼爪は地面に着かないので削れません。ほかの爪より伸びて太くなり、やがて丸穴に入らなくなります。同じ問題に対しては、廣田工具製作所はピコックタイプも出していて、そちらは刃を横に突き出した形です。ニッパー式とピコックタイプは、どちらも「丸穴に入らない爪」への答えという位置づけになります。

介護中の中型犬の飼い主が書いていた、狙う時間の話も現実的でした。

普段はギロチンタイプを使っていますが、狼爪に触れられるのを嫌がる犬で、寝込みを襲って狙いを定めている3秒ほどの間に気づかれて逃げられていました。このニッパーは刃の部分に厚みと幅があって一見切りづらそうに見えましたが、使ってみると肉球が傷つかない形状のようで、しかも一回目のチャレンジで切ることができました。

★3以下7件のうち5件がバネ、メーカーは8か月で買い替えと答えています

ここが、この爪切りでいちばん正直に書くべきところです。★5が26件、★4が13件、★3が3件、★2が2件、★1が2件。★3以下の7件のうち5件がバネの話でした。

3個めですが、3個とも1年未満にバネが折れました。切れ味がいいものだけに残念です。他の方のレビューにもありますが、バネを改良する必要があるのではないでしょうか。

サイズ感や切れ味は本当に良いのに、使って2回目で真ん中のバネのところが効かなくなり、閉じたら閉じっぱなし、毎回自分で開かなければならないようになりました。

そして★3の1件に、メーカーに問い合わせた人の回答が載っていました。

性能のいい爪切りを探してこちらを購入させて頂きました。切れ味は抜群でしたが使用3ヶ月程でバネが壊れ、問い合わせをし、新しいバネを送って頂きましたがまた4ヶ月でバネが壊れてしまいました。メーカーに問い合わせると、「バネを取り付ける穴に油をさしてお手入れすれば8ヶ月はもちます。それくらいで買い替えをおすすめしている商品です」との事でした。

この1本は、刃ではなくバネが寿命を決める道具だと考えたほうが外しません。バネが折れても刃は切れるので、そのまま指で開いて使っている人もいます。

一方で、メーカーは手を打っています。商品ページには「2022年にバネの仕様が変更になりました」と書かれていて、買い直した人が違いに気づいていました。

バネ部分が外れたので購入、今回のは改良されているのでまた長く使えそう。

前回購入したときより、バネの戻りが少し良くなっていました。良く切れるし手に馴染み使いやすく、コレ以外は考えられません。

戻りの浅さが問題になるのは大型犬で、小型犬では出にくい

バネに関する不満のうち「戻りが浅くて次の爪に移るとき指で広げないといけない」という声が★2と★3に2件、★4にも3件ありました。読んでいて気づいたのは、★2を付けた本人が犬の大きさで線を引いていることです。

切れ味は良いのかもしれません・・・が、戻りが悪くて、次の爪を切る前に指で広げないといけません(>_<)なのでとても不便です。小型犬・中型犬なら戻りが悪くて全開に開かなくても問題無いかもしれませんが、大型犬(我家はボルゾイ)には全開に開かないと爪が入らないので・・・

5kg前後の小型犬の爪は細いので、刃が全開しなくても入ります。逆に小型犬側で出ている指摘は、刃の厚みでした。

凄くよく切れますが、刃の下の出っ張りがいらないかなー。小型犬はコツが必要です。

刃に厚みがあるぶん、細い爪の根元まで寄せるときに刃の下側が肉球に当たります。小型犬では「寄せる角度に慣れが要る」、大型犬では「戻りが浅くて手間が増える」と、つまずく場所が逆になっています。

製品スペック

項目内容
商品名すこやかネイルトリマー 斬(ZAN)ニッパー式爪切り
商品番号001142
メーカー廣田工具製作所
タイプニッパー式(爪を横から挟んで切る)
全長120mm
材質本体・バネ ステンレススチール
付属本体裏面に波型ヤスリ
認定東大阪ブランド認定商品
仕様変更2022年にバネの仕様が変更
原産国日本

刃の開き幅と重さは公開されていません。ヤスリは本体の裏に一体で付いていて、別に持ち歩くものはありません。

使う気がなかったニッパー部分の裏側に付いているやすりも思っていたより、ちゃんとやすりとして機能するので、購入して良かったです。ハンドル部分は握ったあと少しゴム製品のような臭いが手に移ります。

ユーザーの声

楽天レビューは46件・総合4.28。★5が26件、★4が13件、★3が3件、★2が2件、★1が2件で、★4以上が39件でした。★3以下の比率は15.2%です。

高評価で目立つのは、プロに教わって買ったという経路でした。プロのトレーナーの勧めが1件、ブリーダーの勧めが1件、仕事で巻き爪の子を切るために買ったトリマーが1件。日本製であることを選んだ理由に挙げる人もいました。

日本製の爪切りは安心して使用できますね。以前、中国産の安い商品を購入して失敗したので(切れなくて結局使えなかった)、こちらを。こちらの日本製商品は、切れが良く、サクッと早く切れます。爪も割れませんでした。

猫での使用感には限界が書かれていて、そこも率直です。

犬の巻き爪は切りやすいですが、猫の巻き爪にはちょっと先が太すぎるかなと思います。爪の形に寄って使い分けています。

★1の2件は、1件がバネ、もう1件が「バネがゆるく刃も部分は重く厚いので爪が見にくいし、持ち手は短くちゃっちい」という内容です。刃の厚みと持ち手の短さは、同じ点を良いと書いている人もいるので、手の大きさで評価が変わる部分だと思います。

買う前に知っておきたいこと

  • バネが寿命を決める。 メーカーは「油をさして手入れすれば8か月、それくらいで買い替えを勧めている」と回答しています
  • 買ったら軸に油をさす。 バネの穴に注油する手入れが前提の設計です
  • 閉じる側のロックがない。 収納時に刃が閉じたままにならない構造を心配する声が1件あります
  • 小型犬では寄せる角度に慣れが要る(刃の下に厚みがあります)
  • 大型犬では戻りの浅さが手間になる
  • ハンドルのゴムの匂いが手に移るという声が1件あります
  • ヤスリが入っていなかったという報告が1件あります。届いたら裏面を確認します

価格

項目価格
販売価格(税込)3,245円
送料メール便対応(3,980円以上で無料)

爪切りとしては高い側です。レビューには「以前は2900円くらいだったのが、値上がりしていました」という声もありました。メーカーが8か月で買い替えを勧めている道具にこの金額を出すかどうかは、黒い爪の切る位置が見えることにいくら払えるかで決まります。うちのように毎回ヒヤッとしている家では、その1点だけで比べる価値があります。価格は動くので、買う前に楽天のページで確かめてください。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 爪が黒くて、どこまで切っていいか分からない子
  • ギロチン型のパチンという音と振動で足を引っ込める子
  • 丸穴に入らなくなった狼爪・巻きかけた爪がある子
  • 爪の断面を割らずに、一度で切りたい方
  • 8か月ごとの買い替えを前提にできる方

こんな方は注意

  • 1本を何年も使いたい方(バネが先に折れます)
  • 手入れ(軸への注油)をしたくない方
  • 大型犬の太い爪を数多く切る方(戻りが浅く、開き直す手間が増えます)
  • 猫の巻き爪に使いたい方(刃先が太いという声があります)
  • 手が小さく、短い持ち手で力を入れにくい方

我が家なら、黒い爪の位置を見るために持ち替えます

パフィの爪切りで一番怖いのは、黒い爪のどこまで切っていいか分からないことです。今のギロチン型では、穴に通した瞬間に爪先が見えなくなるので、白い先端をほんの少し落とす以上のことはできません。

このニッパー式なら、横から挟むぶん切る位置が最後まで見えます。血管が見えるようになるわけではありませんが、爪のどこに刃が当たっているかが分かるだけで、削る量の見当は付くはずです。

引っかかっているのはバネです。家で切るのは月に数本なので8か月はもちそうですが、そもそも「切れ味は落ちないのにバネで終わる」という壊れ方が、道具としてもったいない。買ったら最初に軸へ油をさして、レビューの人が言うとおりの手入れをしてから使い始めると思います。