商品について

家にあるバリカンで犬を刈ってはいけないのか。これ、けっこう多くの人が一度は考えることだと思います。

うちのパフィ(ポメプー・5.12kg)はカットもシャンプーも全部トリミングサロン任せで、自宅にバリカンはありません。ただ、この機種のレビューを読んでいて何度も出てきたのが、この乗り換えの話でした。

今まで、人用のバリカンを使っていましたが、使いにくいので、こちらを注文

人間用のバリカンは、まっすぐで硬い髪を、平らな頭に当てて使う道具です。犬の毛はうねっていて絡まりやすく、しかも体は曲面だらけ。設計の前提がそもそも違うんですよね。パフィの毛はトイプードルとポメラニアンのいいとこ取り……ではなく両方の癖が出ているタイプで、トリマーさんにも「絡まりやすい」と言われています。この毛に人間用を当てたら、引っかかって痛い思いをさせるのは想像がつきます。

ワグリートの4in1は、そこにヘッドを4つ付け替えるという答えを出した機種でした。3,980円で、楽天レビューは1,148件・総合4.51です。

通常・局部・細部・爪とぎの4ヘッドで全身をまかなう

この機種の中身は、名前のとおり4つのヘッドです。

ヘッド使う場所
通常シェービングヘッド体・背中など広い面
局部シェービングヘッド足まわり・お腹など曲面の多い場所
細部シェービングヘッド顔まわり・耳の付け根・お尻まわりの細かい場所
爪とぎ専用ヘッド爪の先端を削る

面白いのは、バリカンの中に爪のケアまで入っていることです。バリカンと電動爪やすりを別々に買うと2台ぶんの置き場所と2台ぶんの充電が必要になりますが、これなら1台で済みます。

パフィの場合、爪切りは伸びた1〜2本の先端だけを二人がかりでパチンとやっていて、残りは月1回のトリミングでサロンにお願いしています。サロンとサロンの間に気になる場所が出てきたとき、道具を探して引っ張り出すのが面倒で後回しにしがちなんですよね。1台で足裏も爪も済むなら、その面倒が1つ減ります。

ヘッドが分かれていることのもう1つの意味は、広い面と細かい場所で刃を使い分けられることです。細部用の小さいヘッドなら、目のまわりやお尻まわりのように「大きな刃を近づけたくない場所」にも入れられます。

音の静かさは好意39件に対して指摘4件

この機種でいちばん数字が良いのは使いやすさ(好意47件・指摘6件)ですが、その次に来るのが音の静かさで、好意39件・指摘4件でした。

今まで何度も他のバリカンを購入しましたが、今までで1番使いやすいバリカンに出会いました。本体の長さも短く、使いやすく大満足です。振動もあまりなく、音もうるさくありません

振動に触れているレビューが複数あったのも特徴です。音だけでなく振動も、犬が嫌がる要因としては同じくらい大きいと思っていて、抱っこしてケアするときは手に伝わる震えがそのまま犬の体に伝わります。

抱っこをしながらの使用で暴れることもありません

パフィはブラッシングのとき膝の上に自分から飛び乗ってきます。膝の上でケアが完結する道具かどうかは、うちにとってはかなり大事な条件です。本体が短くて軽いこの機種は、そこは向いていそうだなと思いました。

初心者向けの評価は好意22件に対して指摘2件

AI集計に「初心者向け」というトピックが立っているのは、今回調べた中ではこの機種だけでした。好意22件に対して指摘2件です。

理由はシンプルで、スイッチを入れるだけで設定がいらないこと、そしてショップが作った日本語の説明書が付いてくることだと思います。同じ価格帯の輸入品では「取説が英語のみだった」という声が珍しくないので、ここは初めての人ほど効いてきます。

ただし正直に書くと、アタッチメントは好意16件・指摘6件、切れ味は好意28件・指摘7件と、上位2トピックに比べると指摘の割合が上がります。ガイドコームを付けると刃が毛をすくい上げにくくなるのはこの機種に限った話ではなく、1回で刈り上がらず同じ場所を何度か通すことになります。全身を短時間で終わらせたい人ほど、ここでつまずいているように見えました。

本体を水洗いできるから毛が残らない

この機種は本体の水洗いに対応しています。

ペット用バリカンは刃の隙間に細かい毛が入り込むので、ブラシで払うだけだと奥まで取り切れません。水で流せるなら、次に使うときの切れ味が保ちやすいという実用的なメリットがあります。AI集計でも「清潔維持」が好意6件・指摘0件で、不満は出ていませんでした。

充電は有線でもコードレスでも使えます。コンセントにつなげば途中で止まらず、使うときだけ外せば取り回しが軽くなる。この二択があるのは素直にありがたい作りだと思います。

ちなみにワグリートは、ペット用ドライシャンプーで楽天ランキング3冠を取ったブランドから出たバリカンです。同じブランドでアタッチメント式のシンプルなバリカンも出していて、あちらは本体2,980円・替え刃が単品で買えるのが特徴。広い面をしっかり刈りたいならそちら、細部と爪まで1台で済ませたいならこちら、という住み分けになりそうです。

製品スペック

項目内容
ブランドワグリート
ヘッド4種(通常シェービング / 局部シェービング / 細部シェービング / 爪とぎ専用)
電源充電式(有線でも無線でも使用可)
本体の水洗い可
説明書ショップ作成の日本語説明書
保証1年保証
対象犬・猫・うさぎ
メーカー型番4589770396033

ユーザーの声

楽天レビューは1,148件・総合4.51。★5が684件、★4が375件、★3が78件、★2が8件、★1が3件でした。★1と★2を合わせて11件(全体の1.0%)という比率は低いほうです。

トピック別の好意と指摘

トピック好意指摘
使いやすさ476
音の静かさ394
切れ味287
初心者向け222
アタッチメント166
安全性131
軽量80
コンパクトさ80
清潔維持60

買う前に知っておきたいこと

  • アタッチメントを付けると一度では刈り上がらない。 同じ場所を何往復かする前提で時間を見ておくと、途中でイライラせずに済みます
  • 音に敏感な子は慣らし期間が必要。 静音でも初回からOKとは限らないので、スイッチの音を聞かせるところから始めるのが無難です
  • 爪とぎヘッドは削る道具。 一発でパチンと切れるわけではないので、短時間で終わらせたい人には向きません
  • 広い面を一気に刈るのが目的なら別の選び方がある。 全身カットが主目的なら、本体2,980円で替え刃が買い足せるモデルのほうが用途に合います

価格

項目価格
販売価格(税込)3,980円
送料無料

3,980円でバリカン3種と爪とぎが付いてくると考えると、単体で電動爪やすりを買うより安く済む計算です。ペット用の電動爪やすりは単体でも3,000円前後するので、バリカン側がほぼおまけのような価格になります。

パフィのトリミング代は1回8,500円〜10,000円。サロン1回の半額以下で、足裏と爪の合間ケアが自宅でできるようになるなら、試す価値はある帯だと思います。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • バリカンと爪やすりを1台で済ませたい方
  • 人間用のバリカンを犬に使っていて、引っかかりが気になっている方
  • 顔まわり・お尻まわりの細かい場所を整えたい方
  • はじめてバリカンを持つ方(日本語説明書つき・初心者向けは好意22件・指摘2件)
  • 音と振動に敏感な子がいるご家庭

こんな方は注意

  • 全身カットを短時間で終わらせたい方(アタッチメント使用時は何度か通す必要があります)
  • 爪を一発で切りたい方(爪とぎヘッドは削るタイプです)
  • 替え刃を買い足しながら長く使いたい方(替え刃の単品販売は同ブランドの別モデルにあります)

我が家の場合、道具が1台で済むかどうかは置き場所の問題

犬を迎えてから増えたものの中で、地味に困っているのが置き場所です。ブラシ、コーム、歯ブラシ、涙やけ用のシート、爪切り。毎日のお手入れタイムに使うものだけでもけっこうな数になっていて、リビングの引き出しがひとつ完全に占領されています。

ここにバリカンと電動爪やすりを別々に足すのは、正直ちょっと気が進みません。1台でヘッドを付け替えるタイプなら、増えるのは箱ひとつ分です。

うちのお手入れタイムは、ブラッシング10〜15分、目元のケア10〜15分、歯磨き3分で、合わせて30分ほど。この流れのどこかに足裏の手入れを差し込むとしたら、道具を取り出す動作が少ないほうが続くと思うんですよね。ブラッシングも歯磨きも、毎日続けられたから今の「準備すると膝に飛び乗ってくる」状態になりました。

続けられるかどうかは、道具の性能より取り出しやすさで決まる。パフィとの2年半で、そこはけっこう本気でそう思っています。