商品について
うちは毎日ダイソンをかけています。それでもソファの下には毛が溜まります。
パフィ(ポメプー・5.12kg)はペットショップで「トイプードルが入ってるから抜け毛はない子ですー」と言われて迎えたのですが、実際はそれなりに抜けます。うねうねの癖っ毛で絡まりやすく、床に落ちた毛は掃除機、毛布やファーに絡んだ毛の塊はコロコロ、という二段構えでなんとか回している状態です。掃除機のヘッドが入らないソファ下だけは、どうしても死角になるんですよね。
だから「カットしながら毛を吸う」というジャンルの家電を見つけたとき、そもそも床に落ちる前に回収してしまうという発想に素直に驚きました。自宅でカットをしたことは一度もない僕でも、これは筋が通っていると思ったんです。
AIRROBO PG100は、その吸引式グルーミング掃除機の中でも楽天のレビュー件数が1,251件と多い機種でした。総合4.59。10,999円です。
レビュー1,251件のうち★1は1件だけ
星の内訳を見て、正直びっくりしました。
| 星 | 件数 |
|---|---|
| ★5 | 808 |
| ★4 | 371 |
| ★3 | 69 |
| ★2 | 2 |
| ★1 | 1 |
1,251件の中で★1が1件、★2が2件。低評価の合計が3件で、全体の0.24%です。今回いろいろなペット用グルーミング機器のレビューを読み比べましたが、この比率はほかに見ませんでした。1万円を超える家電で不良や初期トラブルの声がここまで少ないのは、素直に効く材料だと思います。
AI集計のほうも、吸引力が好意32件・指摘0件、毛の飛び散り防止が好意26件・指摘0件。この機種がやりたいことの中心部分には、不満が1件も付いていません。
静音性だけは好意21件に対して指摘11件
ただ、手放しでおすすめできるかというとそうではなくて、ここだけはっきり書いておきます。
9つのトピックのうち、指摘がまとまって付いているのは静音性(好意21件・指摘11件)だけでした。商品ページは「稼働音が一般のヘアドライヤーよりも静か」とうたっていますが、レビューでは音を理由に苦戦している人が一定数います。
音が大きいので、逃げてしまいますが、綺麗にカットできます
音を怖がるので2人係でないと無理ですがw
考えてみれば当たり前で、これはバリカンではなく掃除機です。12000Paの吸引力を出すモーターが回っている以上、普通のバリカンより静かになる道理はありません。「ヘアドライヤーより静か」というのは、あくまで掃除機同士で比べた話として読むのが正しいと思います。
パフィは家の外の車の音や洗濯機の音で狂ったように吠える子です。音の社会化がうまくいかなかったという反省があって、うちで使うならここが最大の関門になるのは間違いありません。
救いになりそうなのが、ホースが1.5mあることです。本体を離れた場所に置けるので、モーター音そのものから犬を遠ざけられます。吸引力も4000Pa・8000Pa・12000Paの3段階に落とせるので、慣らし期間は弱で始める、という手が使えます。実際「最初音に少し怖がりましたが、抱っこしたままカットも出来るので、すぐに慣れてくれました」というレビューもありました。
2Lのダストカップだからグルーミングの途中で止まらない
ダストカップの容量は2L。ペット用のグルーミング掃除機としては大きいほうです。
これが効くのは、途中でゴミ捨てのために手を止めなくていいという点です。犬をおとなしくさせている時間は限られていて、いったん解放すると再開のハードルが上がります。パフィもブラッシングは膝の上でおとなしくしてくれますが、それでも10〜15分が限界かなという感覚です。1回のグルーミングを中断せずに終えられるかどうかは、地味ですが大事なところだと思っています。
吸引力は最大12000Paで、商品ページは「ペットの毛の99%をダストボックスに吸収」としています。刈った毛が部屋に散らないなら、カットの後にもう一度掃除機をかける工程がまるごと消えるわけで、うちのように毎日掃除している家にはここがいちばん刺さります。
アタッチメント4種とガイドコーム6種で長毛にも短毛にも対応する
付属するアタッチメントは、電動バリカン・グルーミングブラシ・クリーニングブラシ・隙間ノズルの4種類。ガイドコームは3mm・6mm・9mm・12mm・18mm・24mmの6種類あります。
パフィはサロンで体を8mm前後にしてもらうので、6mmと9mmが守備範囲です。24mmまであるのは、長毛種をふんわり残したい人向けでしょうね。ゴールデンやコリーのような長い毛を短く刈りすぎないための保険として用意されているのだと思います。
隙間ノズルが付いているのも見逃せません。うちの死角であるソファ下に届くかはノズルの形次第ですが、グルーミングと部屋の掃除を1台でまかなう設計になっているのは、収納場所が増えなくて助かります。
レビューで実用的だったのは、この視点でした。
買った決め手は、ホース、バリカン、アダプターなどの付属品が、壊れても別ページで買えること!これ大事
1万円を超える家電なので、部品が単体で手に入るかどうかは寿命に直結します。ここは本当にそのとおりだなと思いました。
製品スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PG100 |
| 吸引力 | 最大12000Pa(4000 / 8000 / 12000Paの3段階) |
| ダストカップ容量 | 2.0L |
| 本体サイズ | 320 × 160 × 225mm |
| 重量 | 2.0kg |
| 定格出力 | 600W |
| 電源 | AC100V 50/60Hz(電源コード1.65m) |
| ホースの長さ | 1.5m |
| アタッチメント | 4種(電動バリカン / グルーミングブラシ / クリーニングブラシ / 隙間ノズル) |
| ガイドコーム | 6種(3 / 6 / 9 / 12 / 18 / 24mm) |
| パッケージ内容 | 本体、アタッチメント4種、ガードコーム、収納バッグ、日本語取扱説明書 |
| 認証 | PSE認証済み(丸形)、技適マーク取得済み |
ユーザーの声
楽天レビューは1,251件・総合4.59。★2と★1を合わせて3件という低評価の少なさが、この機種のいちばんわかりやすい実績です。
トピック別の好意と指摘
| トピック | 好意 | 指摘 |
|---|---|---|
| 使用感 | 52 | 3 |
| 吸引力 | 32 | 0 |
| 毛の飛び散り防止 | 26 | 0 |
| カットのしやすさ | 23 | 5 |
| 静音性 | 21 | 11 |
| 切れ味 | 14 | 4 |
| 付属品 | 9 | 3 |
| 吸引レベル | 6 | 0 |
| デザイン | 6 | 1 |
指摘0件が3項目ある一方で、静音性だけが11件。この機種の評価は「音をどう受け止めるか」でほぼ決まると言っていいと思います。
買う前に知っておきたいこと
- 音に敏感な子は慣らしが必要。 吸引レベルを弱にする、ホースで本体を離す、抱っこしたまま使う、といった工夫をしている人が多いです
- 吸引側のオンオフが手元でできない。 「手元でオンオフできないのがちょっと不便」というレビューがありました
- ホースの長さは1.5m。 大型犬や、本体をもっと遠ざけたい人には短く感じることがあるようです
- 届いた直後のにおいに触れたレビューがある。 ハンドル部分の接着剤のにおいが気になった、という声が1件ありました
- 2kgの据え置き型。 コードレスのバリカンのように片手で持ち歩く道具ではありません
価格
| 項目 | 価格 |
|---|---|
| 販売価格(税込) | 10,999円 |
| 送料 | 無料 |
10,999円は、パフィのトリミング1回分(8,500円〜10,000円)より少し高いくらいです。サロン2回ぶんで元が取れると考えれば、自宅カットに本気で移行する人には手が届く価格帯だと思います。
同じショップに1つ下のモデルのPG10(8,599円)もあります。こちらはレビュー180件・★4.54。予算を抑えたい場合の選択肢になりますが、ダストカップ容量や吸引力の仕様が違うので、2Lの大容量に価値を感じるかどうかが分かれ目になりそうです。
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
- カットのあとの掃除がいちばん面倒だと感じている方
- 換毛期に抜け毛が部屋に散るのが悩みのご家庭
- 長毛種を自宅で刈りたい方(24mmまでのガイドコームつき)
- 多頭飼いで1回のグルーミングが長くなる方(2Lダストカップ)
- 壊れたときに部品だけ買い直したい方
こんな方は注意
- 音に敏感な子を飼っている方(静音性は指摘11件。慣らし前提で考えてください)
- 片手で持ち運べるバリカンが欲しい方(本体2kgの据え置き型です)
- 足裏だけを整えたい方(この用途ならミニバリカンのほうが手軽です)
- コードレスで使いたい方(電源コード式です)
我が家の場合、カットより先に掃除の問題を解きたい
正直に言うと、うちがこの手の機械を買うとしたら理由はカットではありません。掃除です。
パフィの毛は毎日掃除しても完全にはゼロになりません。掃除機で取り切れなかった塊が毛布やファーに残って、そこをコロコロで追いかける。これが日課になっています。もしカットのたびに毛が散らずに済むなら、その日の掃除が1回減る。これは実感としてかなり大きいです。
問題はやっぱり音で、パフィは洗濯機の音ですら部屋中を走り回りながら吠える子です。掃除機の音がする道具を体に当てるというのは、うちにとっては相当な挑戦になります。
ただ、レビューを読んでいると「最初は怖がったけれど慣れた」という声もちゃんとあるんですよね。うちもブラッシングと歯磨きは毎日コツコツやって慣らした過去があるので、弱モードで、ホースを伸ばして、まずは音を聞かせるところからなら道はあるかもしれません。焦らずやれば、というのがいまの見立てです。
