商品について
ゲートの足元にあるバー、何回ぶつけましたか。
うちは4か所にゲートを置いています。リビングとキッチンの間、ウォークインクローゼットの入口、階段、玄関前。全部サークル用の連結パネルを流用した間に合わせで、扉がないので人間が跨いで通っています。妻は背が低いので、跨ぐたびに足を引っかける。何度も引っかけて引っ張るものだから、パネルはもうべこべこです。
だから僕が扉付きゲートを探すとき、いちばん最初に見るのは足元なんですよね。高さでも色でもなく、通路にどれくらいの段差が残るか。
このシンセーインターナショナルのスチールゲートは、その足元だけが違う2種類が同じページで売られています。通常タイプと、BF躓き防止タイプ。BFはバリアフリーの略で、アイリスプラザでは「スチールゲートBF(躓き防止)90231」という名前で扱われています。
990円の差で、足元をぶつけなくなります
価格はこうなっています。通常タイプがチャコールグレー・ホワイト・サンドベージュ・ネイビーブルーの4色で4,499円、グレージュ・ミスティーグレー・ミルキーホワイト・モカブラウンの4色で4,790円。BF躓き防止タイプは4色で5,480円。いずれも税込・送料込みです。
つまり同じ色で比べると差は990円か690円。コーヒー2杯分です。
楽天レビュー1,005件のなかで、ここをいちばんはっきり書いていたのがこの星4でした。
通常タイプを購入しましたが つまづき防止タイプにすれば良かったと後悔して います 少しの違いですが足の指をぶつけてしまいとても 痛いです どちら側にも開閉できてとても便利です(2025年9月・通常タイプ/ミスティーグレー)
通常タイプを買った別の方も、レビューのなかでわざわざ後続の人に向けて書いています。
早速取り付けました 頑丈ですが、扱いやすいです つまづきが心配な方はつまづき防止のを買った方が良いかもしれません 油断すると忘れます(2025年10月・通常タイプ/グレージュ)
「油断すると忘れます」。これ、うちの妻が言いそうなセリフです。
逆にBFタイプを買った方の書き方は落ち着いています。「つまずき防止タイプを購入しました。高さがないことは安心感につながります」(2026年7月・BF/サンドベージュ)。足元の段差がないことを「安心感」と表現しているのが印象的でした。
毎日10回通るとして、1年で3,650回。990円をそこで割ると1回あたり0.27円です。僕なら迷わずBFを選びます。
幅は70〜91cm。拡張フレームが1枚だけ付いてきます
サイズ選びはこうなります。
- 本体だけで設置できる幅:70〜81cm
- 付属の拡張フレーム(幅10cm)を足したとき:80〜91cm
本体フレームが幅65.5×奥行3×高さ78cm、拡張フレームが幅10×奥行3×高さ78cm。重さは約4.4kgで、材質はスチールとABS樹脂です。
ここで気をつけたいのが、拡張フレームは1枚しか付いてこないし、追加販売もされていないという点。Hai Haiの突っ張り式ベビーゲートのように7cmから77cmまで8種類の拡張フレームを買い足せる商品とは、設計思想が違います。この商品は91cmが上限で、それ以上の開口部には使えません。
うちのように4か所へ入れることを考えると、開口部を実測してから買う順番になります。しかも上と下で幅が違うことがある。巾木(はばき)が出っ張っている家では、床に近いほうが1〜2cm狭くなります。実際にこのゲートでも、そこで手間取った報告がありました。
下に幅木があるからか初めは上手く設置出来ませんでした。幅木の厚さの分を上部に挟めて設置してみたら上手く出来ました。古い家なので躊躇なくネジで固定しました。(2026年5月・通常タイプ/モカブラウン)
測るのは1か所ではなく、床側と壁紙側の2か所。 ゲートを買うときは毎回これです。
壊れるとしたら、下のロック部品です
1,005件を読んでいて面白かったのが、同じ商品を5年後にリピートしている人が2人いたことでした。
5年前に買った同じ製品柱の下の部品が壊れてしまったので購入しました。取り付けも簡単で見た目もよいので気に入っています。(2025年11月・通常タイプ/ミスティーグレー)
5年前にも購入しましたが、女性1人でも取り付けは簡単でした。開閉もボルトの締め具合で、調節できました。(2026年2月・通常タイプ/モカブラウン)
もう1件、こういう星4もありました。
何年か前に同じ商品を購入 下の部品が壊れてしまったので購入しました。(中略)☆-1は下の部品(ロック)の予備とかがあればいいのにな~と 優しく使います。(2026年5月・BF/サンドベージュ)
3件とも壊れた場所が同じ、下のロック部品です。そして3件とも同じ商品を買い直している。5年もって、壊れる場所が決まっていて、それでもまた買うというのは、4,499円の商品としてはかなり良い評価だと思います。
裏返すと、補修部品が単品で買えないという不満はそのまま残ります。ここは商品ページ側の課題です。
商品スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 楽天価格(税込・送料込み) | 通常タイプ 4,499円/4,790円、BF躓き防止タイプ 5,480円 |
| 本体フレーム | 幅約65.5×奥行約3×高さ約78cm |
| 拡張フレーム(1枚付属) | 幅約10×奥行約3×高さ約78cm |
| 取り付け可能幅 | 本体のみ70〜81cm/拡張フレーム付き80〜91cm |
| 重さ | 約4.4kg |
| 材質 | スチール、ABS樹脂 |
| 取り付け方式 | 突っ張り式(穴あけ不要) |
| 扉 | あり。前後90度に開閉、90度以上で開放をキープ |
| ロック | ダブルロック |
| オートクローズ | あり |
| カラー | 通常タイプ8色/BF躓き防止タイプ4色 |
| 組み立ての目安 | 約10分 |
| 型番 | 90231(BF躓き防止タイプ) |
通常タイプの8色は、チャコールグレー、ホワイト、サンドベージュ、ネイビーブルー、グレージュ、ミスティーグレー、ミルキーホワイト、モカブラウン。BF躓き防止タイプはホワイト、チャコールグレー、サンドベージュ、ネイビーブルーの4色です。
色数の多さは、レビューでもちゃんと効いていました。「グレージュの色味がかわいくてインテリアに馴染んでくれます」(2026年3月)、「色は悩みましたが冷蔵庫がブラウンなのでモカブラウンにしました」(2026年5月)。ゲートは部屋のなかで意外と目立つので、8色から選べるのは強みです。
ネイビーブルーを選んだ方のこの一文は、読んでいて笑ってしまいました。
グレーが欲しかったけど売り切れ?で、ブルーにしたのですがとても良い色。ワンコは青を認識出来るしで結果良かった!(2026年7月・BF/ネイビーブルー)
犬が識別しやすい色でゲートを選ぶ、という発想はありませんでした。
ユーザーの声(楽天レビュー1,005件)
星の内訳です(2026年8月22日時点)。
| 評価 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| ★5 | 556件 | 55.3% |
| ★4 | 310件 | 30.8% |
| ★3 | 76件 | 7.6% |
| ★2 | 30件 | 3.0% |
| ★1 | 33件 | 3.3% |
星4以上が866件で86.1%。平均は4.32です。
楽天のレビューAI要約はこうまとめています。「購入者の多くがこのペットゲートのデザインと機能性を高く評価しています。特に取り付けが簡単で、部屋のインテリアに馴染む点、扉が自動で閉まる便利さが好評です。(中略)また一部の購入者からは、隙間が大きい、開閉時の音が大きいという指摘があります」
評価されていること
- 取り付けが簡単で、女性1人・10分程度で終わる報告が多い
- 前後どちらにも開き、片手で開閉できる
- 扉が自動で閉まるので、後をついてくる犬が入り込まない
- 色が8色あり、家具や冷蔵庫に合わせられる
- 5年使って買い直している人がいる
- 送料込みで4,499円から
引っかかっている人がいること
- 通常タイプは足元の段差でつま先をぶつける(BFタイプで解消できる)
- 閉まるときの音が大きい
- ロックが硬く、開けるのに少しコツがいる
- 柵の隙間が広く、子猫やごく小さい子犬はすり抜ける
- 巾木があると下側が突っ張りにくい
- 下のロック部品が壊れることがあり、補修部品の単品販売がない
- 取扱説明書のQRコードが読み取れなかったという報告
音については、こんな書き方をしている方がいました。
とにかく食い意地が酷い我が家の愛犬は毎回キッチンに入って来ては拾い食いはもちろん、ゴミ箱まで漁るのでこちらを購入して境界線を作りました! バッチリ入って来なくなりました! 我々の勝ち!と思って嬉しく感じていますが、閉める際少し?音が大きいかなぁーと言うのがあり星4にさせて頂きました。(2025年12月・通常タイプ/グレージュ)
「我々の勝ち!」がとても良いのですが、それでも音で星がひとつ減っています。物音に反応して吠える犬がいる家では、この音は毎日鳴るということです。うちのパフィはチャイムに全力で吠えるタイプなので、ここは正直気になっています。
Hai Haiの突っ張り式ベビーゲートとどちらを選ぶか
同じ突っ張り式・扉付きで、うちが並行して検討しているのがHai Hai 突っ張り式ベビーゲートです。数字を並べるとこうなります。
| 項目 | シンセー スチールゲート | Hai Hai 突っ張り式ベビーゲート |
|---|---|---|
| 本体価格(税込・送料込み) | 4,499円〜5,480円 | 5,680円 |
| 高さ | 78cm | 76cm |
| 対応幅 | 70〜91cm | 61〜82cm(本体のみ) |
| 拡張 | 付属の10cm1枚まで | 7〜77cmの8種類を買い足して最大390cm |
| 足元の段差 | BFタイプで解消 | 2.8cm(全タイプ共通) |
| 楽天レビュー | 4.32/1,005件 | 4.54/9,867件 |
開口部が91cm以内で、足元をできるだけ平らにしたいならシンセー。 90cmを超える広い開口部や、あとから拡張する可能性があるならHai Hai。うちの4か所でいうと、リビングとキッチンの間とウォークインクローゼットの入口はシンセーで足りて、玄関前は幅を測ってから決めることになりそうです。
もっと高さが必要な場合は、LIFAXIA ペットゲートのような150cm以上のハイタイプが別の選択肢になります。うちのパフィは体重1kgの子犬のとき高さ40cmのサークルを飛び越えたので、飛び越え対策を最優先にするならその方向です。
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
- 家族に足元のバーをよくぶつける人がいる方(BF躓き防止タイプ一択です)
- キッチンや階段の入口が70〜91cmに収まっている方
- 5,000円前後で扉付き・オートクローズのゲートを探している方
- 家具や家電の色に合わせてゲートの色を選びたい方
- 賃貸で壁に穴を開けられない方
- 開閉のたびにカチャンという音が鳴っても平気な犬と暮らしている方
逆に、開口部が91cmを超える方、飛び越えを本気で止めたい方、物音に強く反応する犬と暮らしている方は、別のタイプを見たほうがいいと思います。
