商品について
ブラシって、洗っていますか。
うちは正直、洗っていませんでした。毛は取るけれど、水につけたことはない。パフィ(ポメプー・5.12kg)のブラッシングは毎日10〜15分で、そのあと目元のケアと歯磨きが続いて30分前後のお手入れタイムになります。その流れの中に「ブラシを洗って乾かす」は入っていなかったんですよね。
noissaのptbrは、本体をまるごと水洗いできることを売りにしたワンプッシュ式のスリッカーです。1,780円、85g、ピンク・ブルー・グレーの3色。楽天レビューは120件で、総合4.48。
120件を全部読みました。★1はゼロで、★2が2件、★3が8件。少ない数ですが、この10件が具体的でした。
週2〜3回を2か月でピン先の玉が摩耗した、という報告がある
いちばん重く受け止めたのはこの★2です。
週2〜3回、約2ヶ月使用で、ピン先の丸い玉が摩耗してなくなり鋭利なピンが露出してしまいました。豆柴の子犬なので使用面積は少ないので、もう少し耐久性あると良かったです。また、子犬の細い毛はメッシュの下に入り込んでたまるので、プッシュしてもメッシュだけ上がってきて毛は取れないです。ブラッシング自体はしやすかったので残念。
週2〜3回で2か月なら、使用回数はおよそ20〜25回。 面積の小さい豆柴の子犬で、です。毎日使う前提なら3週間ちょっとの計算になります。
しかもこの人は、もう1つ大事なことを書いています。細い毛はメッシュの下に入り込んで、ボタンを押しても一緒に上がってこない。 ワンプッシュ式は、ピンの根元にあるメッシュ板を押し上げて毛を外す仕組みです。板の下に潜った毛は、板が上がっても取り残される。爪楊枝をなくしたくて買ったのに、別の場所に毛が溜まる形になります。
丸洗いできるという長所は、たぶんここと繋がっています。分解せずに水で流せるから、板の下の毛も落とせる。 毎日ブラシに触る道具として見ると、洗える設計は飾りではありません。
静電気で毛が舞う、という指摘が柴犬の飼い主から出ている
もう1つ、★3にこれがありました。
レビューが良かったので購入、柴犬に使いました。ブラシ自体のデザインは良いのですが、静電気で柴犬の毛がふわふわしたり自分の手指にまとわり付きブラシに付いた毛も静電気で扱いづらいです。なのでコロコロをスタンバイさせてブラッシング後、コロコロで仕上げ。猫ちゃんに使いやすいブラシでなかろうか。使用後の丸洗いは楽でした。
本体の素材はABS樹脂です。プラスチックのヘッドで短くて硬い毛を梳くと、静電気は起きやすい。 柴犬のような密で直毛のダブルコートは、いちばん条件が厳しい相手だと思います。
この人も最後に「使用後の丸洗いは楽でした」と書いていて、洗える点だけは一貫して評価されています。
短毛の硬い毛には向かない、という声がそろっている
★2と★3を並べると、合わない相手の輪郭がはっきりします。
短毛には、不向きでした。(中略)ラバーブラシほど抜けず、取れなかったです。フレブルみたいにかたくて、短い毛は、不向きですが、柔らかく長い毛だと、しっかりと取れそうです。
子犬のキャバリアの毛は取れなかった。成長したら、取れるかも
チワワに買いました。元々ブラシが苦手なようで嫌がるので実家の猫ちゃんにあげようとおもいます。
フレンチブルドッグ、子犬のキャバリア、チワワ。硬く短い毛、または毛量がまだ少ない子で「取れない」が出ています。 逆に、柔らかくて長い毛なら取れそうだと同じ人が書いている。
パフィはうねうねの癖っ毛で毛は柔らかいほうなので、こちらの側に入りそうです。ただ、絡まりやすい毛質でもあるので、メッシュの下に潜り込む問題は起きる気がします。
製品スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ptbr |
| サイズ | 高さ約19cm × 横幅約7.5cm × 厚さ約5cm |
| 重さ | 約85g |
| 素材 | ABS樹脂 |
| カラー | ピンク / ブルー / グレー |
| 毛の除去 | ボタンをワンプッシュ |
| 手入れ | 本体を丸洗いできる |
| 対象 | 犬猫兼用 |
ユーザーの声
楽天レビューは120件・総合4.48。星の内訳はこうです。
| 星 | 件数 |
|---|---|
| ★5 | 69 |
| ★4 | 41 |
| ★3 | 8 |
| ★2 | 2 |
| ★1 | 0 |
★1がゼロで、★3以下は10件(8.3%)。120件は全部読める量だったので、10件すべてに目を通しました。
買う前に知っておきたいこと
- ピン先の丸い玉が摩耗する報告がある。 週2〜3回・2か月という具体的な使用量が書かれています
- 細い毛はメッシュの下に入り、プッシュしても取れないことがある。 水洗いでカバーする前提の道具です
- 静電気が起きるという指摘がある。 短くて直毛のダブルコートではとくに出やすいはずです
- 硬くて短い毛には向かない。 フレンチブルドッグ、子犬のキャバリアで「取れない」が出ています
- ヘッドが小さめ。 「もう少し大きかったらもっとよかった」という声があります
価格
| 項目 | 価格 |
|---|---|
| 販売価格(税込) | 1,780円 |
| 送料 | 無料 |
ワンプッシュ式としては上のほうの価格帯です。同じ構造でFelineBeesのトレルンが1,380円から、WIDREAMのW26が1,680円で並びます。
400円ぶんの差が丸洗いに払う値段だと考えると、判断しやすいと思います。ブラシを洗う習慣がない人には意味のない400円ですし、メッシュの下に毛が溜まるのが気になる人には一番効く400円です。
こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ
- ブラシを清潔に保ちたい方(本体をそのまま水洗いできます)
- 柔らかくて長めの毛の子
- 軽い道具がいい方(85g)
- レビューの★1がない商品から選びたい方
こんな方は注意
- 短くて硬い毛の子(フレンチブルドッグなどで取れないという声があります)
- 静電気が気になる季節に使う方
- 何年も使う前提で選びたい方(摩耗の報告があります)
- 大きめのヘッドが好みの方
我が家の場合、洗えることの意味が2か月で変わった
このブラシを調べていて、順番が逆だったなと思いました。
洗えることを「衛生的でいいですね」くらいに受け取っていたんですが、★2の摩耗レポートと並べて読むと、洗えるのは消耗を先送りするための機能に見えてきます。毛が詰まったまま押し続ければ、可動部にも負担がかかる。流して落とせるなら、そこは減らせる。
パフィのブラッシングは毎日です。365日使う道具で「週2〜3回を2か月」の報告が出ているのは、けっこう真面目に考えたほうがいい数字だと思っています。うちが今使っているのはペットショップで最初に買ったスリッカーで、2年経ってもピンは曲がっていません。金属のピンがむき出しの、飾り気のないやつです。
丸い玉が付いているぶん、優しいかわりに減る。 どっちを取るかという話なんだろうなと、ようやく腑に落ちました。
