商品について
この商品のレビューを数えたとき、正直ちょっと身構えました。132件のうち★2以下が17件、率にすると12.9%。しかも中身を読むと、ほぼ全部が水漏れの話だったからです。
うちのパフィ(ポメプー・メス・2歳・5.12kg)は、別メーカーの400mlボトルをサークルの網に掛けて2年使っています。方式は同じノズル式なので、レビューに書かれていることが自分の使い方とどう違うのかは、そこそこ判断がつきます。
低評価17件のほとんどが水漏れの話です
最終ページから★2以下を回収して読みました。並べるとこうなります。
1ヶ月使ってみて、、、め〜っちゃ水漏れて水浸しになるの、何で何ですか??? ハウス水浸しになるので掃除ばかり
買って1ヶ月経たないうちに飲んでいないときも水が垂れて床が濡れるようになりました。でも、交換対応は購入後7日間なので困ります。。。
水が垂れてきます。サークルの隙間からサークル下に流れてしまうほど… おもちゃやベッドも濡れてしまいます。
「ハウスが水浸し」「サークルの下まで流れる」。ここだけ読むと、床が濡れないことを期待して買う商品としては致命的に見えます。
ノズル式を2年使った実感は「時々水滴が落ちる」程度です
ところが、同じノズル式をうちで使っている実感は、これとかなり違います。
水滴が落ちていることは、あります。 でも「水浸し」ではありません。ときどきボトルの下に水滴が落ちている、という程度です。2年使っていて、ハウスが濡れて困ったことはありません。
なぜ差が出るのか。飲み方の影響もありそうだと思っています。ノズルのボールを舌で押して飲む仕組みなので、押し方や飲むスピードで、口からこぼれる量も、ノズルに残る水の量も変わります。レビューの「飲んでいないときも垂れる」は本体側の問題ですが、飲んだあとに垂れる分は犬側の要因が混ざるはずです。
同じ商品を買って、片方は水浸しで片方は水滴。この差を「当たり外れ」で片づけず、置き方で吸収できる範囲かどうかで見たほうがいいと思っています。
うちはバスタオル1枚で済ませています
対策として何か買い足したわけではありません。ボトルの下にバスタオルを敷いているだけです。
置き場所が効いています。うちは給水ボトルがトイレの近くにあるので、トイレと給水ボトルでバスタオル1枚を共有する形にしています。トイレまわりはどのみち拭く場所なので、タオルを1枚広げておけば両方まかなえる。定期的に洗濯して入れ替えるだけです。
専用の防水マットは買っていません。水滴の量がタオルで足りる範囲だからです。もし「サークルの下まで流れる」レベルなら、話は変わります。その場合はトイレまわりの防水マットで、守る範囲の決め方をまとめています。
給水ボトルの下に何を敷くかは、トイレの配置とセットで決めると無駄が減ります。
ボトルの落下は、うちでは2年で一度も起きていません
レビューのもう1つの不満が、ボトルの落下です。
2か月のマルプーがぶつかっただけで、付属のボトル部分が落ちます。 この値段にしては、ひどすぎます。
犬が水を飲んでいるとすぐボトルが外れて落ちてしまう。ホルダーが緩いです。こんなもの?これでは留守番の時怖いですね。
うちのボトルでは一度も起きていません。パフィがぶつかることはよくあります。それでも外れたことはない。別製品なのでホルダーの作りは違いますが、掛ける位置と締め具合で変わる部分は共通です。
ここも個体差か、取り付け方の差だと思います。網に掛ける位置、ストッパーの締め具合、犬の体重。パフィは5.12kgで、ぶつかる勢いもそこまで強くはありません。大型犬のパピーが体当たりする前提なら、同じ結果にはならないかもしれない。
なお、ケージ側の形が合わずに固定が甘くなるなら、CITYDOGの給水器ホルダーのようなアタッチメントで挟み込む手もあります。
仕様は330ml・110g、吸口はステンレスボール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 約330ml |
| 本体サイズ | 幅約11cm × 奥行約16cm × 高さ約6cm |
| 製品質量 | 約110g |
| 材質 | ノズル・ホルダー・ストッパー:ABS樹脂/吸口:真鍮(メッキ加工)/ねじ:スチール/パッキン:ゴム/吸口ボール:ステンレス |
| カラー | マットブラウン、マットホワイト |
| 型番 | P-KB-R |
吸口のボールがステンレスなのは、地味だけど効いています。舌で押される部分なので、樹脂だと摩耗して戻りが悪くなる。水漏れの一因になる箇所に金属を使っているのは、2年使って壊れていない理由の1つかもしれません。
容量330mlは、5kg前後の小型犬(1日の飲水量の目安は体重1kgあたり50ml前後)でほぼ1日ぶんです。朝に入れて夕方に残りを見れば、今日どれだけ飲んだかが分かります。大容量タンクの給水器だと満タンに見えたままなので、ここは小さいほうの利点です。なおこの商品の付属ボトルに目盛りはありません。「目盛りがあったら良かった」というレビューが付いています。
この給水ボトルが向いている家
- 小型犬で、毎日の飲水量を目で見て把握したい家
- 床置きの皿をひっくり返される家
- 電源が近くになく、コード類を置きたくない家
- タオル1枚を敷く程度の手当てなら許容できる家
向かないのは、ノズルから飲めない子がいる家です。パフィはボトルはOKでお皿がNGでしたが、逆のパターンの子もいます。1,410円なので試しやすい価格ではありますが、いま飲めている方式から大きく変えるのは失敗しやすいところ。
電源のいらないタイプ全体の選び分けは電源不要と電動の給水器の比べ方にまとめています。ケージに掛けず床に置きたい場合は、山崎実業のボトル給水器スタンドという選択肢もあります。
