「パテラって聞いたことはあるけど、実際にどんな病気なんだろう?」「うちのポメプー、後ろ足を一瞬上げる仕草をするんだけど大丈夫?」と気になっていませんか。
パテラとは、犬の膝のお皿(膝蓋骨)が正しい位置から外れてしまう病気のことで、特に小型犬では4頭に1頭以上が発症するとも言われている身近な疾患です。うちの愛犬パフィ(ポメプー・2歳・5.12kg)もまさにパテラ高リスク犬種で、動物病院に行くたびに先生がさりげなく膝を触って確認してくれている存在。
この記事では、パテラの定義から症状チェック、グレード分類、原因、治療法、費用、楽天ペット保険の補償範囲、そしてうちで実践している5つの予防対策まで、飼い主目線で本音解説します。
パテラとは?犬の膝蓋骨脱臼をやさしく解説
パテラとは、犬の膝にある「膝蓋骨」というお皿のような骨が、本来あるべきくぼみから外れてしまう病気のことです。正式な病名は「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」で、英語の Patella(膝蓋骨)から「パテラ」と呼ばれています。
犬の太ももには大腿骨(だいたいこつ)という大きな骨があり、その先端には「滑車溝(かっしゃこう)」と呼ばれる溝があります。膝蓋骨はこの溝の上をスライドして膝の曲げ伸ばしをサポートしているのですが、何らかの原因でこの溝から外れてしまった状態がパテラです。
外れる方向によって2種類に分かれます。
| 種類 | 外れる方向 | 多い犬種 |
|---|---|---|
| 内方脱臼 | 膝の内側 | チワワ・ポメラニアン・トイプードル・ポメプーなどの小型犬 |
| 外方脱臼 | 膝の外側 | 大型犬に比較的多い |
小型犬で受診するケースの大半は「内方脱臼」と言われています。うちのパフィも小型犬なので、もし発症するとしたらこちらのタイプ。動物病院でも「小型犬は内方が多いから、たまにチェックしますね」とさらっと触診してくれます。
正直なところ、僕も飼う前は「脱臼」と聞くと交通事故みたいなイメージでした。でも実際は、生まれつきの骨格や日常のジャンプの積み重ねで、気づかないうちに少しずつ進行しているケースが多いんですよね。だからこそ、症状が軽いうちに気づくことが大事だと感じています。
パテラになりやすい犬種は?ポメプー飼い主が獣医に言われたこと

パテラは小型犬に圧倒的に多く、特にトイプードル・ポメラニアン・チワワ・ヨークシャーテリア・ポメプーなどのミックス犬で発症リスクが高いとされています。獣医療の統計では、小型犬の約4頭に1頭がパテラを抱えていると報告されることもあるほど身近な病気です。
パテラ高リスクと言われる小型犬
具体的には以下の犬種が「パテラ要注意リスト」に入りやすいと言われています。
- トイプードル
- ポメラニアン
- ポメプー(ポメラニアン×トイプードル)
- チワワ
- ヨークシャーテリア
- マルチーズ
- パピヨン
- ミニチュアダックスフンド
- 柴犬(中型犬では比較的多い)
理由はいくつかあって、小型犬は膝蓋骨を支える骨や筋肉が華奢で、滑車溝が浅いケースが多いから。生まれた時点で構造的にちょっと外れやすい設計になっている子が多いんですね。
このあたりの犬種別の特徴はポメプーの飼い方を飼い主が解説!食事・しつけ・費用まででも触れているので、ポメプーを検討中の方は合わせて読んでみてください。
5kgまで成長したパフィの場合(実例)
うちのパフィはペットショップで「成犬で3kg程度」と言われて迎えたものの、実際には1歳半で5kgまで成長。2026年4月時点での体重は5.12kgで、ポメプーとしては大きい方です。詳しい体重推移はポメプーの成犬は1kg→5kgに成長した体験談にまとめてあります。
体格が大きい分、ジャンプの着地時に膝にかかる負担も大きいはず。動物病院でこの話をしたところ「贅肉の付き具合や運動の頻度を見て総合判断する。この子は太っているわけではなく体格が大きいだけだから心配しすぎなくて大丈夫」とは言われたものの、ジャンプのたびにヒヤヒヤするのが正直なところ。
しかも、知り合いで小型犬を飼っているお宅に話を聞くと、かなりの確率で「うちもパテラ持ち」と返ってきます。3頭中2頭がパテラ持ち、なんてことも珍しくない印象。それくらい身近な病気なので、「うちは大丈夫」ではなく「うちもいつなってもおかしくない」前提で考えるようにしています。
犬のパテラの症状チェックリスト【飼い主が見逃しやすいサイン】
パテラの初期症状は「一瞬だけ後ろ足を上げてケンケンする」「スキップのような歩き方をする」「段差を避ける」など、見逃しやすい小さなサインから始まります。僕も最初は「ちょっと足を引っかけたのかな?」くらいに思っていました。でも、これが実はパテラの典型的な初期症状なんですよね。
初期症状(スキップ歩き・後ろ足を上げる・ケンケン)
代表的な初期サインをまとめると次のとおりです。
- 散歩中や走っている時に、急に後ろ足を1〜2歩だけ上げる
- スキップしているように見える独特の歩き方
- 後ろ足を体の横に伸ばして座る(お姉さん座り)
- 段差を昇り降りする時に躊躇する
- 抱き上げた時に「キャン!」と鳴くことがある
- 走った後だけびっこを引き、しばらくすると元に戻る
ポイントは「すぐに元に戻る」こと。痛そうな素振りも数秒で消えるので、つい「気のせいかも」とスルーしがちなんですよね。でも、グレード1の段階だと本当にこんな感じで「あれ?」程度の違和感が時々出る程度。だからこそ、日々の観察が大事になってきます。
パフィ家のパテラ予防5チェック(独自フレームワーク)
うちでは毎日のスキンシップの中で、以下の「パフィ家のパテラ予防5チェック」をやるようにしています。お風呂上がりや夜のブラッシングのタイミングで、なんとなく確認するだけのゆるい習慣です。
- 歩き方チェック: いつもと違うケンケンや一瞬の足上げがないか
- 座り方チェック: 後ろ足が変な方向に流れる「お姉さん座り」が増えていないか
- 触診チェック: 膝のお皿を軽く撫でて嫌がらないか・左右で違いがないか
- 抱っこ反応チェック: 抱き上げた時に痛そうな声を上げないか
- ジャンプ後チェック: ソファから飛び降りた直後に足を引きずる仕草がないか
うちのパフィは今のところ全部クリア。動物病院でノミダニの薬をもらいに行ったり狂犬病ワクチンの注射に行ったりするたびに、先生がさりげなく膝の触診をしてくれていて、2026年5月時点では「問題なさそうですね」で終わっています。「問題なさそう」と言われ続けるためにも、家でできる5チェックは続けたいと思っています。
ちなみに、家でのチェックで少しでも違和感があったら、迷わず動物病院で見てもらうのが正解。素人判断で「大丈夫だろう」と放置すると、グレードが進行してから気づくことになります。
犬のパテラのグレード分類【1〜4の症状と治療方針】

犬のパテラは脱臼の程度によってグレード1〜4に分類され、グレードが上がるほど症状が重くなり、治療方針も保存療法から手術へと変わっていきます。グレード分類は世界共通の基準があり、動物病院で必ずこの基準で説明を受けます。
| グレード | 脱臼の状態 | 主な症状 | 治療方針の目安 |
|---|---|---|---|
| グレード1 | 押すと外れるが、手を離すと自然に戻る | 普段は無症状。激しい運動後に一瞬の跛行 | 環境改善・経過観察 |
| グレード2 | 普段は正常だが、屈伸や歩行時に時々外れる | 軽度の跛行・スキップ歩き | 保存療法(サプリ・体重管理など) |
| グレード3 | 日常的に脱臼している。手で戻せるがすぐ外れる | 明らかな跛行・骨の変形 | 手術を検討 |
| グレード4 | 常時脱臼。手で戻すこともできない | 足を地面につけずに歩く | 手術が強く推奨される |
グレード1はほぼ無症状なので、家で気づくのはなかなか難しいレベル。動物病院での触診で初めて発覚することが多いです。グレード2まで進むと「あれ、最近スキップしてるな」と飼い主が気づき始めます。
ここで大事なのが、「グレードは進行する可能性がある」ということ。最初はグレード1でも、ジャンプや滑りやすい床での生活が続くと、徐々にグレード2、3へと上がっていくケースがあるんですよね。だからこそ早期発見が大切ですし、日常生活の見直しが意味を持ってきます。
逆に言うと、グレード1〜2の段階で気づければ、サプリや生活環境の見直しで進行を緩やかにできる可能性があると言われています。「治る病気」ではなく「進行を緩やかにする病気」という認識でいた方が、現実的かもしれません。
犬のパテラの原因【先天的・後天的】
犬のパテラの原因は大きく「先天的なもの(生まれつきの骨格・遺伝)」と「後天的なもの(生活環境・外傷)」の2つに分かれます。小型犬では先天的な要因が多く、生まれた時点で発症リスクを抱えていると言われています。
先天的要因
生まれつきの骨格や遺伝で、膝蓋骨が外れやすい構造になっているケース。具体的には以下のような特徴があります。
- 膝の滑車溝が浅い、または存在しない
- 大腿骨や脛骨(けいこつ)の形が湾曲している
- 膝蓋骨を支える靭帯がゆるい
- 太ももの筋肉のつき方が偏っている
これらは「親から受け継いだ骨格」なので、飼い主の努力でどうにかできるものではありません。ポメプーやポメラニアン、トイプードルなどの小型犬は、犬種としてもともとリスクが高いと理解しておくのが現実的。
うちのパフィも、ペットショップで購入したミックス犬。ペットショップでは特にパテラリスクの説明はなく、迎えてから自分で調べて初めて「ポメプーは要注意犬種」と知りました。これから迎える方は、購入・引き取り前にブリーダーや販売店にパテラの家族歴を聞いておくと安心です。
生活環境による後天的要因
生まれつきは健康な膝でも、日常生活の積み重ねでパテラを発症することがあります。代表的な原因は以下のとおり。
- フローリングなど滑りやすい床で生活している
- ソファやベッドからの飛び降りを繰り返している
- 散歩や運動が極端に少なく、太ももの筋肉が落ちている
- 肥満で膝に過剰な負荷がかかっている
- 階段の昇り降りが日常的に多い
- 興奮した時の急な方向転換やジャンプ
うちで一番気をつけているのが「ソファからの飛び降り」と「興奮時のジャンプ」。パフィは僕が帰宅すると尻尾が取れるんじゃないかというくらい興奮して、サークルから飛び出しそうな勢いでジャンプを繰り返します。しかもサークルの中のトイレの上でジャンプするので、プラスチックのトイレトレーがバコバコと大きな音を立てるんですよね。あの着地音を聞くたびに「足、大丈夫かな…」とヒヤッとしています。
サークルから出した後も、嬉しさのあまり僕の後ろをぴったり追いかけてきて、背中に向かってジャンプを繰り返す日々。可愛いんですけど、フローリングエリアでこれをやられると本当に心配。あの着地は明らかに膝に負担がかかっているはずです。
犬のパテラの治療法【保存療法と手術】
犬のパテラの治療には大きく「保存療法(内科的治療)」と「手術(外科的治療)」の2つがあり、グレードや年齢、症状の進行度によって選ばれます。グレード1〜2の軽度であれば保存療法で経過観察、グレード3〜4の重度になると手術が選択されることが多いです。
保存療法(内科的治療)
保存療法は「手術をせずに進行を抑える」アプローチ。具体的には以下の組み合わせで行います。
- 関節の健康を保つサプリメント(グルコサミン・コンドロイチン・MSMなど)の投与
- 抗炎症薬や鎮痛剤での痛みコントロール(獣医師の処方)
- 体重管理と適度な運動による筋力維持
- 滑りにくい床材の導入や段差軽減などの生活環境改善
- 定期的な動物病院での触診チェック
費用は内科治療なら1回あたり数千円〜1万円程度。サプリは月数千円〜1万円程度が相場感です。保存療法はあくまで「進行を緩やかにする」ためのもので、外れている膝蓋骨が元に戻るわけではない点は理解しておきたいところ。
うちでも今のところ症状はないものの、知り合いの小型犬がほぼパテラ持ちという話を聞いて、予防的にサプリを取り入れることを検討中です。
外科手術
グレード3以上で日常生活に支障が出ている場合や、グレード2でも痛みが強い場合は手術が検討されます。手術にはいくつかの術式があります。
- 滑車造溝術(かっしゃぞうこうじゅつ): 浅い滑車溝を深く削って膝蓋骨が外れにくくする
- 脛骨粗面転位術(けいこつそめんてんいじゅつ): ずれた脛骨粗面を正しい位置に固定する
- 関節包縫縮術: ゆるんだ関節包を縫い縮めて固定する
実際にはこれらを組み合わせて行うことが多く、症例ごとに最適な術式を組み立てます。手術費用は片足で15万〜30万円、両足で30万〜50万円が相場とされており、入院期間は数日〜1週間程度。術後はリハビリやサークルでの安静期間が必要になります。
正直なところ、これだけの費用がいきなりかかるとなると、家計へのインパクトは大きいですよね。だからこそペット保険の重要性が増すと感じています。
犬のパテラの治療費用と保険【楽天ペット保険加入の実体験】

犬のパテラ治療は、保存療法でも継続費用、手術なら片足15万〜30万円かかるため、ペット保険でしっかり備えておくと安心です。特に楽天ペット保険「スーパーペット保険」はパテラを補償対象に含む数少ないプランの一つです。
うちは元々アニコム損保のペット保険に加入していたのですが、相談サービスなど付属サービスを利用しなかったこと、楽天市場・楽天カードを利用しているので引き落としを統一したかったことから、更新タイミングで楽天ペット保険に切り替えました。年間21,200円(月換算約1,767円)で70%補償のプラン。
この記事のためにあらためて補償内容を確認したところ、楽天ペット保険「スーパーペット保険」では膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニア、歯周病、尿路結石症、そけいヘルニア、癌など、他社で対象外になりがちな疾患も補償対象に含まれていることが明記されていました。これはちょっと安心。
費用感のイメージを表にまとめるとこんな感じです。
| 項目 | 自費の目安 | 楽天ペット保険(70%補償)の自己負担例 |
|---|---|---|
| 通院(触診・薬) | 5,000〜10,000円/回 | 1,500〜3,000円/回 |
| 関節サプリ | 月3,000〜10,000円 | 補償対象外(食品扱い) |
| 片足手術 | 15万〜30万円 | 約4.5万〜9万円 |
| 両足手術 | 30万〜50万円 | 約9万〜15万円 |
| 入院 | 1日10,000円前後 | 約3,000円/日 |
ただし注意点として、保険加入前にすでに発症していた疾患は補償対象外になるのが一般的。先天的な疾患の扱いは保険会社によって異なる場合があるため、加入前には必ず約款を確認するのがおすすめです。
うちではパフィの通院(下痢や体調不良など)で何度か保険金請求をしていますが、70%しっかり戻ってきています。ペット保険の費用感やワクチン代も含めた医療費全体の話は犬の予防接種は年間いくら?実際に払った費用と注射の種類・時期で詳しくまとめているので参考にしてみてください。
加入のきっかけや保険選びの考え方も飼い主目線でまとめているので、これから保険を選ぶ方は参考になるかと思います。
犬のパテラ対策で今日からできる5つの工夫【パフィ家のリアル】
犬のパテラを完全に防ぐことは難しいものの、生活環境を整えることで発症リスクを下げたり、進行を緩やかにする工夫はたくさんあります。ここではうちのパフィ家で実際にやっている5つの工夫を、リアルな失敗談込みで紹介します。
1. 床材を滑りにくくする
フローリングは犬の足腰にとって本当にハードルが高い床材。うちはサークル周りとリビングの一部にカーペット素材のタイルマットを敷いています。これだけでパフィの走り回る音がだいぶ静かになり、滑って踏ん張る仕草も減りました。
ただ、リビング全面には敷けていないのが正直な悩み。タイルマットを敷いていないフローリングエリアでパフィがジャンプ着地すると、明らかに足が滑っていてヒヤッとします。理想は「パフィが移動する範囲はすべて滑り止め素材で覆う」こと。今後は大判のロールタイプも検討中です。
選び方のコツは以下のとおり。
- 厚さ4〜6mm以上で衝撃を吸収できるもの
- 裏面に滑り止め加工があるもの
- 汚れたら部分的に外して洗えるジョイントタイプか、ハサミでカットできる大判タイプ
- 撥水加工があると粗相時の掃除が楽
2. ジャンプ・段差を減らす
ソファやベッドからの飛び降りは、膝にかかる負担が想像以上に大きいです。うちは比較的低いソファを使っているのでスロープは導入していませんが、もし高さのあるソファやベッドを買い替えるなら必ずペットスロープも一緒に検討するつもりです。
段差軽減の工夫として家でやっているのは以下のような感じ。
- 興奮時に高くジャンプしないよう、帰宅時はあえて静かに迎える
- サークルから出す時は「待て」をかけてから合図で出す
- ソファに飛び乗らせない時はクッションで壁を作る
- 階段は基本的にゲートで封鎖
帰宅時の興奮ジャンプは正直まだ完全には抑えられていません。でも「待て→よし」の流れは習慣化できているので、サークルから飛び出す勢いは少し落ち着いてきました。
3. 体重管理
膝への負担を減らす一番シンプルな方法が、適正体重を保つこと。1kgの増減で膝への負担は何倍にもなると言われています。
体重管理の基本は次のとおり。
- 毎月1回は動物病院や自宅で体重測定
- フードのパッケージに記載された給与量を守る
- おやつやちゅーるは1日の総カロリーの10%以内に
- 散歩や室内遊びで適度な運動を維持
うちのパフィは2026年4月時点で5.12kg。獣医師から「体格が大きいだけで贅肉が多いわけではない」と言われているので、肋骨周りの肉付きをチェックしながら現状維持を目指しています。具体的な散歩量については犬の散歩は1日何分?小型犬〜大型犬の目安に細かくまとめています。
4. 関節サポート用品を取り入れる
関節の健康を保つサプリメントは、保存療法でも予防的なケアでも定番アイテム。代表的な成分は次の4つです。
- グルコサミン
- コンドロイチン
- MSM(メチルスルフォニルメタン)
- EPA・DHA(オメガ3脂肪酸)
うちはまだサプリを導入していませんが、周囲の小型犬飼いの知り合いに話を聞くと「かなりの確率でパテラ持ち」という話。サプリは効果が出るとしても2〜3ヶ月続けてからじわじわ、という感覚らしいので、気になっている方は早めに取り入れる選択肢もアリかなと感じています。
サプリは「医薬品」ではなく「ペットフードの補助食品」扱いなので、効能を断定する商品は薬機法的にNG。「関節の健康を保つ」「健やかな足腰のために」といった表現が一般的です。獣医師に相談しながら選ぶのが一番安心。
5. 動物病院で定期チェックを受ける
最後の工夫は、定期的な動物病院での触診チェック。うちはノミダニの薬や狂犬病ワクチンの時に、先生が「ついでに」膝も触ってくれています。「ついでに」をお願いするだけで、グレード1の段階で発見できる可能性がグッと上がるんですよね。
定期チェックでお願いしておきたいのは以下の項目。
- 膝の触診(左右両方)
- 体重・体型評価
- 歩き方の観察(余裕があれば歩行動画を見せる)
- 関節サプリを始める時期の相談
ワクチン接種や予防薬の時期と合わせて、年に2〜3回は触診の機会があれば理想的です。
パテラ対策で取り入れているおすすめグッズ【楽天・Amazon併設】

パテラ対策の基本は「滑らない床」「無理なジャンプを避ける」「関節の健康を保つ」の3点。ここではうちで実際に使っているもの・検討中のものを中心に、楽天とAmazonで購入できるおすすめグッズを紹介します。
大判タイルマット(滑り止めマット)
リビング全面の滑り止め対策には、大判のタイルカーペットがおすすめ。30cm角のジョイントタイプより、60cm角や90cm角の大判ロールタイプの方が継ぎ目が少なく、隙間にゴミやおしっこが入り込みにくいのが利点。
選ぶ時のチェックポイント
- 厚み4〜6mm以上(衝撃吸収)
- 裏面に滑り止め加工(ピタッと吸着系がベスト)
- 撥水・防水加工
- ハサミでカットできる素材
実際に購入を検討している方は、楽天で「ペット 滑り止め マット 大判」で検索すると複数のメーカーから選べます。
- 価格
- 2,980円(税込)
- 単価
- 2,980円〜(楽天時価・送料無料)
- メーカー
- フリーライフ
- タイプ
- 室内用品
関節サポートサプリ
サプリ選びで迷ったら、まずは動物病院仕様のものから検討するのが安心。グルコサミン・コンドロイチン・MSMがバランスよく配合されているものを選ぶと良いとされています。
代表的な選択肢
- コセクイン(Cosequin): 動物病院で取り扱われることが多い定番ブランド。小型犬用の40粒タイプもあり
- Vet’s Labo おやつサプリ 関節サポート: おやつ感覚で食べられるタイプ
- ペット用グリーンリップマッスル配合サプリ: ニュージーランド産の関節成分
うちのパフィは薬を喜んで食べる性格なので、錠剤タイプでも問題なさそう。導入時には動物病院で相談してから始める予定です。
- 価格
- 9,395円(税込)
- 単価
- 1日あたり約20円〜(楽天購入・体重5kg維持期の場合)
- メーカー
- エランコジャパン
- タイプ
- サプリメント
ペットスロープ・段差軽減ステップ
ソファやベッドの高さがある家庭では必須アイテム。45cm以上の高さから飛び降りる習慣がある場合、ペットスロープを導入することで膝への負担を大きく減らせると言われています。
選び方
- ソファ・ベッドの高さに合うサイズ
- 滑りにくいカーペット素材の表面
- 折りたたみ収納できると掃除が楽
うちは低めのソファを使っているので未導入ですが、もし高さのあるソファやベッドに買い替える時には必ず一緒に検討するつもり。
- 価格
- 9,800円(税込)
- 単価
- Mサイズ9,800円 / Lサイズ14,800円(税込・送料無料)
- メーカー
- TEES FACTORY
- タイプ
- 室内用品
室内用ハーネス・サポートウェア
歩行サポート用のハーネスやサポートウェアも、パテラ持ちの子の散歩補助として人気。飼い主が軽く持ち上げる動作で膝への負担を逃がす目的で使います。
サポートウェアの選び方
- 体格に合うサイズ(小型犬専用設計)
- 抱き上げ用の取っ手付き
- 通気性が良い素材
サークル・サークル内グッズも含めた基本アイテムはポメプーの飼い始めに必要なもの15選!迎えた飼い主が本当に使ったグッズにまとめてあるので、これから揃える方はそちらも参考になるかと思います。
- 価格
- 21,780円(税込)
- 単価
- 21,780円〜(サイズ・カラーで変動。最大26,840円)
- メーカー
- ピンスタジオ
- タイプ
- お出かけ・散歩グッズ
パテラは「早く気づいて長く付き合う」病気

パテラとは犬の膝のお皿が外れる病気で、特に小型犬では身近な疾患。完全に防ぐことは難しいですが、早く気づいて生活環境を整えることで、進行を緩やかにできる可能性があります。
ここまでの内容をざっとおさらいすると、こんな感じです。
- パテラとは犬の膝蓋骨が外れる病気で、内方脱臼が多い
- 小型犬(ポメプー・トイプードル・ポメラニアン・チワワなど)は特に注意
- 初期症状は「ケンケン歩き」「お姉さん座り」「段差を避ける」など見逃しやすい
- グレード1〜4に分類され、グレードが上がるほど治療が大掛かりに
- 原因は先天的(骨格・遺伝)と後天的(滑る床・ジャンプ・肥満)の組み合わせ
- 治療は保存療法(サプリ・体重管理)と手術(15万〜30万円)
- 楽天ペット保険「スーパーペット保険」はパテラを補償対象に含む
- 家でできる対策は「滑らない床」「ジャンプを減らす」「体重管理」「関節サポート」「定期チェック」の5つ
うちのパフィも今のところ症状はないものの、ポメプーである以上いつ発症してもおかしくない病気として向き合っています。「治す」ではなく「うまく付き合う」という心構えで、日々のチェックと環境整備を続けていきたいところ。
これから小型犬を迎える方、すでに飼っていて気になっている方は、まず一度動物病院で触診してもらうのが第一歩。パテラの存在を知っているだけで、日常の小さなサインに気づけるようになります。
迷ったら、まず床の見直しと体重管理から。そして次のワクチン接種の時にでも「ついでに膝もチェックしてください」と一言伝えてみてください。



