商品について

Hai Haiの突っ張り式ベビーゲートは、壁に穴を開けずに突っ張りだけで固定する、扉付きのゲートです。ベビー用品として売られていますが、楽天レビューを読むと犬や猫のために買っている人がかなりいます。ゲート本体はS(61〜68cm)・M(67〜74cm)・L(75〜82cm)の3サイズで、どれも5,680円(税込・送料込)。別売りの拡張フレーム8サイズを足すと、メーカー表記で最大390cmまで広げられます。

先にうちの事情を書きます。わが家にはゲートがすでに4か所あります。リビングとキッチンの間、ウォークインクローゼットの入口、階段、そして玄関前。ただしどれも専用のゲートではなくて、余っていた連結パネルを立てただけのものと、昔使っていたベビーゲートの流用です。共通しているのは、扉がないので人間が毎回跨いで通ること

これで妻が何度も足を引っかけていて、パネルはもうべこべこです。パフィ(ポメプー・2歳・5.12kg)を止める役目は果たしているので、困っているのは犬ではなく人間のほうなんですよね。

楽天の評価は2026年8月22日時点で4.54、レビューは9,867件(★5が6,138件、★4が3,063件、★3が579件、★2が58件、★1が31件)。2026年8月18日には楽天「ベビー用セーフティグッズ」デイリーランキングで1位でした。レビューを180件ほど読んで、犬の飼い主が引っかかりそうなところを拾っています。

そしてもうひとつ、調べていて分かったことがあります。この商品、まったく同じものが3つの店から売られています。 レビュー総数は3店合わせて18,000件を超えていました。その話は後半に書きます。

うちのゲートは4か所とも跨ぐタイプで、困っているのは人間のほうです

犬用の柵を選ぶとき、最初に見るのは高さだと思います。うちもそうでした。パフィは体重1kgの子犬だった頃に、高さ約40cmのサークルをあっさり飛び越えています。それで今のサークルは高さ70cmのものに替えて、2年半一度も越えられていません。

ところが高さを稼ぐと、今度は人間が跨げなくなるという副作用が出ます。70cmを跨ぐのは無理なので、うちのゲートは全部「跨げるけどギリギリ」の高さで妥協した結果、扉なしのパネル流用に落ち着きました。妻が足を引っかけるのは当然といえば当然です。

このゲートは高さ76cmで、跨ぐことは前提にしていません。扉があって、90度以下まで開けた状態で手を離すと自動で閉まり、ロックまでかかります。両手がふさがっていても閉め忘れないというのは、洗い物やゴミ出しの途中で通る場所ほど効きます。

あともうひとつ、うちには関係の深い数字があって、通路の段差が2.8cmしかありません。突っ張り式のゲートは下枠が通路を横切るので、ここが高いと結局つまずきます。2.8cmは、跨ぐ必要がある高さではないです。

サイズは「設置幅から拡張フレームの合計を引いた数」で決まります

ここがいちばん間違えやすいところなので、先に書いておきます。ゲート本体の3サイズは値段が同じなので、迷うのは値段ではなく幅です。

本体サイズ対応する設置幅本体の実寸(高さ×幅×厚み)
S61〜68cm76×56×2.5cm
M67〜74cm76×62×2.5cm
L75〜82cm76×75×2.5cm

82cmより広い場所は、別売りの拡張フレームを足します。このとき効いてくるのが、設置幅から拡張フレームの合計を引いた数が、本体の対応幅に収まるかどうかという考え方です。楽天レビューに実例が3つありました。

レビューの設置幅使った組み合わせ引き算
143cm本体L+56cm+7cm143−63=80cm(Lの範囲内)
165cm本体L+56cm+28cm165−84=81cm(同上)
214cm本体L+77cm+56cm214−133=81cm(同上)

165cmの人は「本体Lなら拡張2枚の合計が84cmになるように考えれば取り付けできる」と書いていました。214cmの人は「アジャスターを結構広げる感じで、もう2〜3cm広い幅には厳しい」とのこと。この引き算をやらずに買うと、フレームが1枚足りないか1枚余ります。

拡張フレームは7cm・14cm・21cm・28cm・35cm・42cm・56cm・77cmの8サイズで、値段は2,890円から5,370円です。刻みが7cmなので、たいていの幅は組み合わせで作れます。

もうひとつ、壁の凹凸で幅が変わる点も見ておいたほうがいいです。「Lサイズが下部は幅木で82cmギリギリだったが、壁紙のところは1.5cm弱足りなかった」というレビューがありました。巾木の出っ張りで上と下の幅が違うわけです。この人は拡張フレームではなく、厚みを2.4〜9cmで調整できるウォールセーバー(4個1,640円)で埋めていました。壁の保護部品ですが、幅の微調整パーツとしても使えます。

高さ76cmは、40cmを飛び越えたパフィにも足ります

犬用として見たときの高さ76cmですが、うちの基準では十分でした。パフィが越えられたのが40cm、越えられていないのが今の70cm。76cmはその上です。

楽天レビューで犬に使っている人の書き方も、だいたい同じ方向でした。

  • 「階段下につけました。これでペット(犬)が勝手に上り下り出来なくなりました。見た目も圧迫感無く良かったです」(本体L・ホワイト)
  • 「老犬玄関転倒防止のため上がり口165幅に設置」(本体L+拡張56cm+28cm)
  • 「ペットが配達対応中に逃走したので、逃走防止用に購入です。これでもう逃走は出来ないでしょう」
  • 「犬がキッチンに入らないように設置。使い始めて1週間、問題なく使用できています」(本体M・グレージュ)

配達対応中の脱走は、うちでも一番ヒヤッとするところです。チャイムが鳴るとパフィは玄関に向かって走るので、「ハウス!」でサークルに入れてから出るようにしていますが、興奮しているときは一声では止まりません。

ただし、76cmで足りるかどうかは犬によります。猫に使っている人が「柵と柵の隙間は、子猫でなければ通り抜けないと思う」と書いていて、隙間の寸法はメーカーが公表していません。超小型犬の子犬に使うなら、そこは確認してから買ったほうが安全です。ジャンプ力のある中〜大型犬なら、高さ150cmから選べるLIFAXIA ペットゲートのようなハイタイプのほうが向いています。

自動で閉まるのは便利ですが、閉まる音は大きいそうです

いい機能には裏があって、このゲートで一番多かった不満がオートクローズの音でした。楽天のAI要約でも「閉まる際の音が大きいこと」が指摘事項に挙がっています。

  • 「90度にしなければ勝手に閉まってくれるのですが、その勢いが凄くてガチャン!って音がうるさくて気になります。もう少し静かに閉まってくれたら満点です」
  • 「オートクローズも『ガチャン!』ってそこそこ大きい音が出ますが、自分でしめたりすれば気になる音は出ません」
  • 「閉じる時の音が少しうるさいですが問題なく使えています」

手を添えて閉めれば鳴らないので、人間側は慣れれば済みます。気になるのは犬のほうで、物音に反応して吠える子だと、ゲートの開け閉めのたびに吠える材料が増えるかもしれません。うちのパフィは掃除機とチャイムに反応するタイプなので、ここは正直、導入してみないと分かりません。

なお、90度以上まで開けると開いたままで止まります。荷物を運ぶときや掃除機をかけるときは開けっぱなしにできるので、この点は便利そうです。

商品スペック

項目内容
商品名ベビーゲート(Hai Hai楽天市場店)
ブランドHai Hai
本体サイズS(設置幅61〜68cm・76×56×2.5cm)/ M(67〜74cm・76×62×2.5cm)/ L(75〜82cm・76×75×2.5cm)
高さ76cm
厚み2.5cm
通路の段差2.8cm
拡張フレーム(別売)7 / 14 / 21 / 28 / 35 / 42 / 56 / 77cm の8サイズ
最大設置幅390cm(メーカー表記)
素材高密度炭素鋼フレーム、ABS樹脂
カラーホワイト / ブラック / グレージュ
取付方法突っ張り式(ネジ・釘不要)
開閉両開き。90度以下は手を離すと自動で閉まり自動ロック、90度以上は開いた状態でキープ
セット内容ゲート本体、調節ナット付きボルト4個、調節ナット用レンチ1個、取扱説明書(日本語)
設置条件壁と床が水平な場所。本体・拡張フレームが床に接地するように取り付ける
送料全SKU送料込み

本体と別売りパーツの価格

すべて税込・送料込みで、2026年8月22日に再確認したHai Hai楽天市場店の価格です。8月18日から変わっていません。カラーによる値段の差もありません。

品目価格メーカー希望小売価格
ゲート本体 S / M / L各5,680円12,000円
拡張フレーム 7cm2,890円5,400円
拡張フレーム 14cm3,110円5,800円
拡張フレーム 21cm3,320円6,200円
拡張フレーム 28cm3,540円6,600円
拡張フレーム 35cm3,860円7,200円
拡張フレーム 42cm4,080円7,600円
拡張フレーム 56cm4,290円8,000円
拡張フレーム 77cm5,370円11,000円
ウォールセーバー4個(壁傷防止・直径5.5cm・厚み2.4〜9cm調整・ねじとアンカー付属)1,640円3,100円
段差スロープ(つまずき防止・約45.8×13×3cm・プラスチック・約190g)2,640円5,000円

ゲート1か所を本体だけで済ませれば5,680円です。拡張フレーム1枚とウォールセーバーを足すと10,210円から12,690円で、どの幅のフレームを選ぶかで2,480円変わります。うちのように4か所を全部替えると、本体だけで22,720円。まとめ買い用の5%OFFクーポンが出ている時期もあるので、複数買うなら発行状況を見てからのほうがよさそうです。

同じ商品が、3つの店から売られています

このゲートを調べていて、いちばん驚いたのがここでした。まったく同じ商品が、Hai Hai楽天市場店のほかにPLUSiiNE(プラスイイネ)とCOCOLOOQという2つの店からも売られています。「似ている」ではなく、寸法も素材も価格も同じでした。

項目Hai Hai楽天市場店PLUSiiNECOCOLOOQ
ゲート本体 S / M / L各5,680円各5,680円各5,680円
拡張フレーム 7〜77cm2,890〜5,370円同額同額
ウォールセーバー4個1,640円1,640円1,640円
段差スロープ2,640円2,640円2,640円
送料込み込み込み
楽天レビュー4.54/9,867件4.50/6,964件4.51/1,227件

本体の寸法(高さ76cm・厚み2.5cm・S56cm/M62cm/L75cm)、素材の高密度炭素鋼フレームとABS樹脂、通路の段差2.8cm、拡張フレームの8サイズ。全部一致します。商品説明の文面まで同じ段落が使われていて、同じ製品を3つの店がそれぞれの名前で扱っている形です。

違いとして見つかったのは3つだけでした。

  1. ウォールセーバーのパッド直径。Hai Haiは5.5cm、PLUSiiNEとCOCOLOOQは6.2cmと書いています
  2. 拡張の上限表記。Hai HaiとCOCOLOOQは最大390cm、PLUSiiNEは最大137cm
  3. サイズの呼び方。COCOLOOQだけ「スリムS」「スリムM」「ワイドL」という名前を付けています

2と3は表記のしかたの違いで、組める幅そのものが違うわけではなさそうです。ウォールセーバーの直径だけは、実物が違う可能性が残ります。

では、どこで買うのがいいのか。レビューの数で選ぶならHai Haiです。 9,867件は3店で最多で、この記事で使った設置幅の実例(143cm・165cm・214cm)もすべてこの店のレビューから拾いました。値段が同じなら、情報が多いほうが選びやすい。

一方で、まとめ買いクーポンやセールの出方は店ごとに違います。買うタイミングでは3店とも見比べる価値があります。3店合計で18,058件のレビューがあるということは、それだけ多くの家庭がこの1台を選んでいるということでもあって、そこは素直に安心材料だと思いました。

ユーザーの声(楽天レビュー9,867件の傾向)

評価は4.54で、★5と★4だけで9,201件(全体の93%)を占めます。★2と★1は合わせて89件です。180件ほど読んだ範囲で、内容の傾向をまとめました。

高評価に多かった内容

  • 設置が簡単: 「設置は女性の私一人で15分くらいで出来ました」(設置幅143cm)、「女性1人で15分(1つにつき)で設置できました」
  • 揺すってもびくともしない: 「息子が柵にもたれたり揺らしてもビクともしません」「12キロの子どもがぐいぐい押しても安定してます」
  • 自動で閉まってロックまでかかる: 「扉もオートクローズ式なので自動で閉まり、閉め忘れがなく助かってます」
  • 部屋に馴染む見た目: 「色味が好み過ぎてインテリアに馴染んでくれてます」「マットな黒で子供っぽくなくて良いです」。グレージュとブラックの評判がいいです
  • 幅の選択肢が多い: 「設置したい幅が143cmあり、なかなか他のメーカーの物では足りず、検索したらこちらの商品にたどり着きました」

気になる内容

  • オートクローズの音: 「ガチャン!って音がうるさくて気になります」。複数の人が書いています
  • 締め付けに力が要る: 「ロックがかかるようになるまでかなりキツく締めないといけなく、とても力が要ります」「握力弱めの女性には取り付けが厳しいかもしれません」。設置幅が広いほど1人では難しく、150cm以上は2人推奨という声がありました
  • 結束バンドを先に切ると詰む: 「切らないでください」と書かれた結束バンドを開封時に切ってしまい、設置に苦労したという報告が複数あります。設置が終わってから切るものです
  • 拡張フレームを足すと少ししなる: 「拡張パーツを付けると確かにゲートを閉めた時に、全体が少ししなって揺れます。ただ、特に倒れるような感じはなく」
  • ウォールセーバーの説明書がない: 「説明書がなかったので、何が正解か分からなかった」「厚みがどれくらいなのかわからず、どれぐらいみればいいのか書いてあるともっと良かった」
  • 到着時の傷や汚れ: ★4の理由としてときどき出てきます。「グレージュを選んだので目立ちませんが、汚れ?傷?があったので星4にしました。白だと汚れや傷が目立つと思います」
  • ボルト調整の難しさ: 「たまに自動ストッパーが作動しないことがあるんですが、調整がうまくいかないので、親が離れる時はロックを確認するようにしています」

犬の飼い主として気になったのは、音とボルト調整の2つです。ロックが確実にかかっているかを毎回目で確かめる必要があるなら、脱走防止の道具としては一段割り引いて考えたほうがいいと思っています。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 今のゲートを跨いで通っていて、足を引っかけたことがある
  • 両手がふさがった状態でゲートを通ることが多い方(自動で閉まってロックまでかかります)
  • 配達や来客のときに、玄関から飛び出されそうでヒヤヒヤしている方
  • 階段の上り口や下り口で、シニア犬の転落・転倒が心配な方
  • 賃貸や新築で、壁にネジ穴を開けたくない
  • 82cmを超える広い開口部があって、既製品の幅が合わなかった方(拡張フレームで390cmまで)
  • 小型犬・中型犬と暮らしていて、高さ76cmで足りる方
  • 扉付きのゲートを、まず1か所5,680円から試したい方

こんな方は別のゲートのほうがいいかもしれません

  • ジャンプ力の強い中〜大型犬と暮らしている方。76cmでは足りない可能性があります
  • 設置場所の床や壁が水平でない方。階段の途中や斜めの通路は対象外で、上り口・下り口の平らな部分に付けるものです
  • 突っ張りが効かない壁の方。片側が柱や下地のない石膏ボードだけだと、締め付けの力を受け止められません
  • 物音に強く反応して吠える犬と暮らしていて、静かさを最優先したい方
  • 取り付けの力仕事を1人でやる予定で、設置幅が150cmを超える方

我が家の場合、まずキッチンの1か所から試します

4か所まとめて替えたい気持ちはあるのですが、22,720円をいきなり出す踏ん切りはつかないので、リビングとキッチンの間の1か所からにするつもりです。ここが一番人の往復が多くて、妻が足を引っかけている場所でもあります。

順番としてはこうかなと考えています。

  • まずリビングとキッチンの間を測る。巾木の出っ張りがあるので、床側と壁紙側の両方で測る
  • 幅からウォールセーバーの厚みを引いて、本体のサイズを決める。82cmを超えるようなら拡張フレームを足す
  • 1か所使ってみて、妻が足を引っかけなくなったか、パフィがオートクローズの音に吠えないかを見る
  • 問題なければ、次は玄関前。ここは配達のときの飛び出し対策なので、優先度としては2番目です
  • ウォークインクローゼットの入口は、今も跨ぐタイプのベビーゲートが機能しているので最後

階段については、正直まだ迷っています。うちの階段に付けるなら上り口の平らな部分になりますが、突っ張り式である以上、強い力で押されたときにどうなるかを自分で確かめてからでないと、階段まわりに使う気にはなれないところがあります。子どもが押しても動かなかったというレビューは多いのですが、それは体重12kgの子どもの話で、うちの階段を駆け上がるパフィとは力のかかり方が違います。

高さの条件だけで言えば、76cmはパフィには十分です。40cmを飛び越えた子が70cmを2年半越えていないので、そこは心配していません。うちが解決したいのは犬の問題ではなく、人間が毎回跨いでいるという問題なんですよね。扉付きに替えるだけで、たぶん妻の機嫌がひとつ良くなります。

導入したら、設置にかかった時間、音へのパフィの反応、そして妻が足を引っかけなくなったかどうかを、このページに追記します。