商品について
シニアのためのこのこのごはんは、コノコトトモニ(株式会社ゆずず)が出している国産ドッグフードです。名前が似ているので同じ商品の別サイズだと思われがちですが、通常のこのこのごはんとは別の商品で、原材料の中身が入れ替わっています。
うちのパフィは2歳・5kgのポメプーなので、この商品は対象外です。ここでは、通常版とシニア版の原材料表示を上から順に突き合わせて、何が抜けて何が足されたのかを確認しました。ここがいちばん知りたいところだと思うので、先に書きます。
鹿肉が抜けて、ルテインと関節成分が入っています
通常版のこのこのごはんは、鶏肉・鹿肉・まぐろの3種類の動物性タンパク源が売りでした。シニア版では鹿肉が入っていません。動物性タンパク源は鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)とまぐろの2種類です。
かわりに入っているのが、通常版には無い素材です。
| シニア版だけに入っている素材 | 表示上の位置づけ |
|---|---|
| マリーゴールド | ルテイン含有 |
| グルコサミン | 単体で配合 |
| 豚軟骨抽出物 | コンドロイチン硫酸含有 |
| 黒米・むらさきいも・ハト麦・かぼちゃ | 穀物と野菜の追加 |
公式サイトは、シニア犬に多い「瞳」「関節」「皮膚」の3つにアプローチする設計だと説明しています。原材料を見ると、ルテインが瞳、グルコサミンとコンドロイチンが関節に対応しているのが分かります。名前だけ変えた姉妹品ではなく、狙いを変えて配合を組み直した商品です。
一方で、青パパイヤ末・モリンガ・ビール酵母・乳酸菌・セレン酵母・鰹節・大麦・玄米は通常版と共通です。かつお節の香りで食べさせる、という基本の作りは変わっていません。
原材料
鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、大麦、玄米、鰹節、ビール酵母、大麦ぬか、米油、甜菜繊維、まぐろ、エンドウ豆たんぱく、黒米、青パパイヤ末、モリンガ、むらさきいも、昆布、ハト麦、かぼちゃ、りんご、乳酸菌、豚軟骨抽出物(コンドロイチン硫酸含有)、セレン酵母、マリーゴールド(ルテイン含有)、グルコサミン、ミネラル類(貝殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類
主原料は国産です。公式サイトによると、青パパイヤ・モリンガ・ビール酵母・エンドウ豆たんぱく・豚軟骨抽出物・セレン酵母・マリーゴールド・グルコサミンと、ミネラル類・ビタミン類の一部だけが海外産とのことです。
カロリーは100gあたり334kcal
公式サイトの給与量の計算ページは、100gあたり334kcalとして1日の量を出しています。通常のこのこのごはんが343kcal、大型犬のためのこのこのごはんが356kcalなので、3つのうちいちばん低い設定です。公式が低脂質・低カロリーと言っているのは、この差のことです。
7歳以下の成犬には、公式が推奨していません
ここは見落としやすいところです。公式サイトのよくある質問に「幼犬・7歳以下の成犬に食べさせても大丈夫か」という項目があり、答えは推奨できないでした。シニア犬に必要な栄養基準に合わせて作っているため、幼犬に与えると栄養素が不足する可能性がある、という理由です。
ただし例外も書かれていて、低脂質・低カロリーなので1歳以上の体型管理には使えるとのこと。太り気味の成犬に選ぶのはありで、成長期の子犬に選ぶのはなし、という線引きです。
内容量と価格
| 買い方 | 価格(税込) | 送料 |
|---|---|---|
| 楽天市場(コノコトトモニ公式店)1kg | 5,540円 | 無料 |
| 公式サイト 定期コース 2回目以降 | 3,520円 | 850円(11,000円以上で無料) |
1袋1kgです。公式の定期コースが約15%オフの3,520円で、楽天の単品5,540円とは2,020円ひらきます。公式は2袋7,040円+送料850円=7,890円という届き方になるので、続ける前提なら公式、まず1袋だけ試すなら楽天、という分かれ方です。
楽天レビュー77件は、療法食と混ぜている人が目立ちます
総合評価は4.60で、星5が56件、星4が15件、星3が3件、星2が2件、星1が1件。星4以上が92%を占めます。
読んでいて特徴的だったのが、療法食と混ぜて使っているという書き方の多さです。
- 「胆嚢、膵臓、膀胱に疾患ありで投薬治療中の11歳シニア。治療食があまり良い匂いがしないので、こちらを混ぜています」
- 「療法食と半々くらいに混ぜて、ふりかけをトッピングして与えています」
- 「15歳になる犬が腎臓の数値が少し上がってしまいシニアの物を探していました。混ぜて与えます」
主食を丸ごと入れ替えるというより、匂いの弱い療法食に香りを足す役として選ばれています。かつお節の香りが強いフードなので、使い方としては筋が通っています。
そのほかに多かったのが次の3つでした。
- 粒の形「小粒で平べったい型なので、食べやすいみたいです」
- 便通「便秘気味のコロコロが解消され、便通が良くなり、徐々に毛並みや皮膚の艶が戻り始めました」
- 食いつき「気に入らないフードは断固拒否する我が仔が、最初からパクパク食べました」
低い評価では、値段を挙げる声が出ています。「少しお値段が高いのでたまに購入するかもしれません」という書き方で、続けられるかどうかが分かれ目になっています。飽きて食べなくなった、という報告も1件ありました。
なお、病気の治療中の子に与えるかどうかは、かかりつけの獣医さんに確認してからにしてください。レビューはあくまで飼い主それぞれの判断です。
どんな子に向くか
7歳を過ぎて、関節や毛づやが気になり始めた子。療法食の食いつきが落ちていて、香りを足したい子。そして、通常のこのこのごはんを食べていて、年齢に合わせて切り替えたい子です。
逆に、子犬と若い成犬には向きません。そこは通常版のこのこのごはんが担当します。
