この宿について
Osaka Metro御堂筋線の心斎橋駅1号出口から徒歩3分。ダイワロイネットホテルズが2023年10月にリニューアルした全190室のホテルです。
犬と泊まれるのは**「With Dog/ペットフレンドリールーム」の4室**。38.4㎡と広く、定員は1〜3名です。
床がフローリングなのが効く
公式サイトのWith Dogページに、こんな一文があります。
「お部屋はカーペットではなく、フローリングなので、ワンちゃんはケージ内から出て、客室内ならのびのび過ごせます」
カーペット敷きのホテルだと粗相が怖くてケージから出せないことがありますが、ここはその心配が要りません。バス・トイレ別のセミセパレート仕様で、シャワーヘッドとドライヤーはReFa製です。
備えつけの犬用品も充実しています。
専用サービス:ペットベッド、ケージ、足洗い場、ワンちゃん専用フードボウル その他:トイレシート、ペット用ウェットティッシュ、エチケット袋、専用ゴミ箱、ペットケア空気清浄機、粘着ローラー
持参するのは首輪・リード、移動用のカートかクレート、いつものフード、ドッグマナーパンツ、リラックスグッズ。
なおドッグランと犬用の食事メニューはありません。
予約前にやることが2つある
この宿は手続きが少し多めです。予約したらすぐ取りかかってください。
1つめ、同意書の印刷と署名。
プラン本文にこうあります。「ご予約前に必ず、当ホテル公式サイトトピックス内に掲載している【愛犬同伴利用規約】をご確認の上、【宿泊利用同意書】にご署名いただき、当日チェックインの際にご提出をお願いいたします」。
同意書はPDFで公開されていて、犬種・年齢・体重・署名・日付を書く欄があります。自分で印刷して持参します。公式には「印刷環境がない場合は、ホテルまでお問い合わせください」ともあります。
2つめ、ワクチン証明書の用意。
「接種後2週間以上1年以内の狂犬病及び5種以上の伝染病予防混合ワクチンの接種証明」のコピーか画像をチェックイン時に見せます。規約には「ご提示頂けない場合は、ご利用をお断りさせていただきます」とはっきり書かれています。
アレルギーなどで接種できない場合は、1年以内に発行された抗体検査結果証明書で代えられます。ただし「医療機関から発行される接種の猶予証明等をお持ちであっても、ご宿泊は承れません」とあるので、猶予証明では泊まれません。
部屋名を間違えないでください
ここは実際に間違えやすいところです。
楽天トラベルの部屋一覧には、同じ38.4㎡のツインが3つ並んでいます。
- 【禁煙】スタイルツイン 〜38平米〜【バス・トイレ別】→ 犬NG
- 【喫煙】スタイルツイン 〜38平米〜【バス・トイレ別】→ 犬NG
- 【禁煙】愛犬と泊まれるスタイルツイン 〜38平米〜 → 犬OK
広さも設備も同じで、「愛犬と泊まれる」という冠が付いているかどうかだけが違います。あわせて「With Dog」プランを選ぶ必要があります。
Yahoo!トラベルと一休.comでは同じ部屋が「【禁煙】ペットフレンドリールーム 〜38平米〜」という別の名前で出ているので、そちらで予約する場合も部屋名を確認してください。
10kg以下、1室1匹
条件は公式の規約に明文化されています。
- 10kg以下の小型犬のみ
- 生後半年以上
- 闘犬を目的としていない犬種
- 1部屋につき1匹まで
- 犬以外(猫・鳥・小動物)は一切不可
- 発情期・生理中・妊娠中でないこと
- ノミ・ダニ・寄生虫が駆除されていること
- トイレのしつけができ、無駄吠えをしない、噛み癖がないこと
料金については、ペット料金としての金額をホテルが公表していません。ただ同じ38.4㎡の通常客室と比べると、**1室あたり一律3,000円(税込)**高く設定されています。1名でも2名でも3名でも差額が同じなので、実質的な犬の料金がこの金額と読めます。
犬が行ける場所と、部屋でのルール
犬が過ごせるのは客室の中だけです。規約の第8条に「当施設内のレストラン、フィットネスクラブには愛犬をお連れいただけません」とあります。
共用スペースの移動も決まっています。「客室以外では、愛犬に必ずリードを着用し、当施設共用スペースの移動はカートやクレートをご利用ください」。カートとクレートは持参です(客室にあるのはケージ)。
この点はクチコミでも評価が分かれます。じゃらんに「犬連れ すごく素敵な部屋でしたが、ホテルの部屋以外はケージに入れないといけず、犬ファーストでは無いです」という投稿があり、ホテルが「館内ではすべてのお客様に快適にお過ごしいただくため、客室外の共用エリアにおきましては、ペットをケージやキャリーにお入れいただくようお願いしております」と返しています。館内を犬と一緒に歩ける宿ではありません。
部屋の中にもルールがあります。ベッドとバスルームは犬が使えません。客室内でのシャンプー・トリミング・ブラッシングも禁止。そして客室内では犬におむつ(ドッグマナーパンツ)を着けます。入室のときは手足を拭きます。
留守番は原則できませんが、例外が用意されています。規約第9条「愛犬のみ客室内で長時間滞在させないでください。やむを得ず短時間の外出をする必要がある場合には、客室内に滞在する愛犬はケージに入れていただき、フロントに外出する旨のお声がけをお願いいたします。尚、客室内に愛犬のみ滞在中の場合は、お部屋の清掃は致しかねます」。短時間なら、ケージに入れてフロントに一声かければ出られます。
散歩について
プラン名は「愛犬と心斎橋散歩」ですが、ホテルは犬と歩けるコースを案内していません。
大阪市の公園には共通ルールがあります。「犬の散歩にはリード(綱)を着用し、必ずフンの後始末をしてください」(大阪市建設局)。加えて中央区役所が「『大阪府動物の愛護及び管理に関する条例』第4条第1項において、公園など公共の場所での犬の放し飼い(ノーリード)は、条例違反かつ、非常に危険な行為です」と注意喚起しています。
犬同伴が公式に明記されている場所として確認できたのは難波宮跡公園です。公園の公式サイトに「お外が大好きなワンちゃんと一緒にお散歩。一部のお店ではワンちゃんとご飯も楽しめます。ただ、ワンちゃんのためにもリードはつけてあげてくださいね」とあります。ただしホテルからの徒歩時間は公表されていません。
なおなんばパークスは犬を歩かせられません。公式のよくある質問に「ペットをお連れのお客様は、キャリーバッグなどにお入れいただき、完全に全身を入れた状態で蓋やファスナーを閉じてください」とあります。
料金・アクセス・評価
With Dogプランの素泊まりは、2名利用で1名14,500円から18,500円。朝食付きなら16,700円からです。朝食は1階「SALVATORE CUOMO & BAR 心斎橋」で7時から10時30分(最終入店10時)、大人2,200円。犬は朝食会場に入れません。
駐車場は提携の「心斎橋大陽ビル駐車場」で1泊2,000円(税込)。営業は7時30分から23時で、時間外の入出庫ができません。予約不可の先着順です。公式は徒歩2分圏内としていますが、クチコミには「駐車場までは5分ほど歩きます」という声もありました。
チェックインは14時(最終29時=翌5時)、チェックアウトは11時。
評価は楽天トラベルが4.58(292件)、じゃらんが4.6(227件)、Yahoo!トラベルと一休.comが4.36(21件)。犬連れのクチコミは楽天だけで9件あり、平均4.56で低評価がゼロです。
「犬同伴で宿泊したホテルの中で1番良かったです スタッフの対応も丁寧かつスピーディーでした」
「犬連れでこんなにきれいなホテルに程よいお値段で宿泊できるのは、大満足でした。テーブルと椅子がしっかりしてて、部屋にレンジもあるなんて、めちゃくちゃ便利でした。犬にも優しく、愛犬もストレスなく過ごすことができたと思います」
「立地最高!!犬連れおすすめ! 1泊犬連れで利用しました。徒歩数秒で心斎橋商店街?へ行くことができて観光には最高です!部屋はとても清潔感があっていいです!ペットシートとゴミ袋は2枚程しか置いていないので必要な方は持っていくことをおすすめします☆」
注文も出ています。「部屋は広くて清潔感もあり満足です。ただ、せっかく広いんだから、ワンコのゲージももう少し大きいのだと助かります。うちはポメラニアンですが、トイレを入れたらも動きが取れない感じ。フローリングで滑り、歩けないんで少しのスペースにマットを敷いて、そこは犬が自由にできるようしてほしいです」
滑り止めのマットとトイレシートは多めに持って行くと安心、というのがクチコミから読み取れる実務的な結論です。