この宿について
京都市北区、機織りの音が今も聞こえる西陣の街並みに建つ「洛龍菴 西陣北はぎ・あじさい」は、愛犬・愛猫と泊まれる京町家の一棟貸しです。「はぎ」(76㎡・2〜5名)と「あじさい」(84㎡・2〜6名)の2棟があり、どちらも町家の趣を残しつつフルリノベーションされた造り。2020年8月からペット対応の宿としてリニューアルされ、犬連れを前提にした設備がしっかり整えられています。
一棟まるごと貸切なので、他のお客さんと顔を合わせることなく、玄関からリビング、坪庭まで愛犬と一緒に「京都で暮らすような滞在」ができるのが最大の魅力です。
犬連れにうれしいポイント
まず特筆したいのが、ペットの宿泊料金が無料であること。1泊数千円のペット料金がかかる宿が多いなか、これは素直にありがたい設定です。
受け入れの幅が広いのも心強いところ。大型犬なら1匹、中型犬(20kg未満)なら2匹、小型犬(10kg未満)なら3匹まで(いずれか一種類)と、サイズごとに明確なルールが決まっています。京都市内で大型犬と泊まれる宿は本当に少ないので、大きい子の飼い主さんには貴重な選択肢。小型犬の多頭飼いなら3匹まで一緒に泊まれます。狂犬病予防接種とワクチン接種の証明書の提示(またはコピー)が必要なので、忘れずに準備しましょう。
そして一棟貸しですから、「客室の外はケージ」「ロビーは抱っこ」といった館内ルールに気をつかう必要がそもそもありません。吠えやすい子、人見知りの子でも、家族だけの空間でのびのび過ごせます。
犬のための設備がひと通りそろう町家
犬連れ目線で見ると、設備の気配りがかなり実用的です。
- 玄関の広い土間に大型ケージ
- ワンちゃん専用の温水シャワー付き足洗い場
- 坪庭横の人工芝ドッグテラス
散歩から帰ったら、温水シャワーでやさしく足を洗ってそのまま入室。坪庭のドッグテラスは、ちょっとした外の空気を吸わせたいときや、朝のトイレタイムに重宝します。空きがあればペットカートの無料貸し出しもあるので、歩き疲れやすい子やシニア犬との観光にも助かります。
町家の設えと過ごしやすさ
建物は1階に玄関・ダイニング・和室・キッチン・浴室、2階に寝室と和室という構成。ツインベッドに加えて3名以上は布団が用意され、家族やグループでゆったり使えます。全室エアコンに加えて床暖房が入っているので、底冷えする京都の冬でも快適。お風呂は追い焚き式の大型ユニットバスで、さわら風呂の無料貸し出し(空きがあれば)という京都らしいお楽しみもあります。
キッチンには冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器と食器類が一式そろい、洗濯乾燥機は洗剤・柔軟剤付き。近くにスーパーもあるので、連泊して自炊しながら暮らすように滞在するスタイルにも向いています。食事は、和朝食セットやベーカリー朝食のプラン、夕食には京都の仕出しを部屋でいただけるサービスも。口コミでも「晩御飯の仕出しがおいしかった」という声が挙がっています。
アクセスと周辺さんぽ
京都駅または北大路駅から市バス206系統に乗り、「乾隆校前」バス停下車で徒歩約4分。車の場合は各棟1台分の駐車スペースがありますが、町家らしくサイズ制限があるため、車幅・全長を予約時に確認しておくと安心です。
周辺は観光の定番と地元の暮らしが混ざるエリア。金閣寺や北野天満宮、大徳寺が徒歩・バス圏で、京都最古の花街・上七軒の風情ある街並みも歩いて楽しめます。愛犬との散歩なら、京都の街を一望できる船岡公園がおすすめ。国登録有形文化財の銭湯・船岡温泉など、町家暮らし気分を盛り上げるスポットにも事欠きません。
泊まった人の声
楽天トラベルの評価は4.80(66件)と、一棟貸しの宿として非常に高い水準です。「親切な対応だった」「愛犬と一緒に過ごせてよかった」「仕出しがおいしかった」など、スタッフの対応と犬連れでの過ごしやすさを評価する声が中心。町家一棟貸しは「宿の人が常駐しない気楽さ」と「困ったときの連絡体制」のバランスが大事ですが、この宿は口コミを見る限りサポート面の評判も良好です。犬連れの京都旅で「観光の便利さ」と「気兼ねのなさ」を両立したい飼い主さんに、自信を持っておすすめできる一軒です。