この宿について
京都市東山区の五条、清水焼発祥の地として知られるエリアに建つ「NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO(ノーガホテル清水京都)」は、愛犬と一緒に泊まれる全207室のライフスタイルホテルです。2022年4月の開業で、同年7月から愛犬と泊まれる「ドッグフレンドリールーム」の提供が始まりました。京阪本線の清水五条駅から徒歩約7分、清水寺や三十三間堂、祇園エリアへも歩いて向かえる立地で、京都の街なか観光を愛犬と楽しみたい飼い主さんにはかなり貴重な選択肢だと思います。
京都市内は歴史ある街だけに、犬と泊まれるホテル自体が多くありません。そのなかでこの宿は、和モダンで洗練された空間と、犬用アメニティの充実ぶりが光る一軒です。
犬連れにうれしいポイント
まずうれしいのが、1頭目の犬の宿泊料がドッグフレンドリールームの室料に含まれていること。ペット追加料金が1泊数千円かかる宿も多いなか、明朗な料金設定です。2頭目は6,600円で、1室2頭まで泊まれるので多頭飼いのご家庭にも対応しています。
チェックアウトが12:00と遅めなのも、犬連れにはありがたいところ。朝の散歩をゆっくり済ませてから、あわてず支度ができます。客室には大型ケージや犬用ベッド、食器まで備え付けられているので、持っていく荷物をぐっと減らせるのも助かりますね。
一方で、京都の街なかのシティホテルらしく、館内でのルールはしっかり決まっています。客室の外では全身が入るクレート(キャリーバッグ)に入れるのが必須で、犬と一緒に利用できるのはフロント・エレベーター・宿泊階の廊下のみ。レストランやバー、ベーカリーカフェなどへの同伴はできません。クレートに慣れている子なら問題ありませんが、クレートが苦手な子は練習してから訪れるのがおすすめです。
ドッグフレンドリールームと犬用アメニティ
ドッグフレンドリールームはダブルとツインの2タイプ。ツインは30㎡で、スーペリアツインと同じ間取りのゆとりある広さです。犬用の備え付けアメニティは次のとおりで、京都らしさを感じる内容になっています。
- 大型ケージ(54.5×85.5×61.5cm)
- 犬用ベッド(71×91×10cm)
- 清水焼のフードボウル(食事用・水用の2個)
- 足拭き用品
食器が地元の清水焼というのが、地域とのつながりを大切にするこのホテルらしいポイント。チェックイン時には、京都・美山町の天然ジビエを使ったジャーキーのおやつもいただけます。
客室での過ごし方には、いくつか約束ごとがあります。客室内のトイレ・浴室に犬を入れないこと、客室での犬のシャンプーやトリミングはしないこと、就寝時はクレートまたはケージに入れること、犬だけを客室に残して外出しないこと。また2泊以上の滞在では、滞在中の客室清掃は行われません。ルールは多めですが、裏を返せばマナーを守る飼い主さんどうしが気持ちよく泊まれる環境が保たれているということでもあります。
受け入れ条件と予約前に確認したいこと
受け入れは体重10kg未満の犬で、1室2頭まで。チェックイン時に、狂犬病予防接種と伝染病(混合ワクチン)予防接種の証明書の写しの提出が必要です。旅行前に動物病院で発行してもらい、忘れずに持参しましょう。
レストランに犬を同伴できず、犬だけを客室に残すこともできないため、食事は交代で楽しむか、周辺の飲食店のテイクアウトを客室で味わうスタイルが基本になります。1階に朝8:00から営業するベーカリーが併設されているので、焼きたてのパンを部屋に持ち帰って愛犬と一緒に朝の時間を過ごす、というのも良さそうです。食事まわりの過ごし方は、予約時にホテルへ相談しておくと当日あわてずに済みます。
館内・食事
館内は「地域と深くつながる」をコンセプトにした和モダンな空間で、京都にゆかりのあるアートや音楽、工芸が随所に散りばめられています。レストラン「CICON」では朝食・夕食を提供していて、口コミでは朝食と併設ベーカリーの評判が特に良好。季節営業のルーフトップバーからは京都の街並みを一望できます。フィットネスルームやコインランドリーもそろっているので、連泊の京都旅にも対応できる設備です。
アクセス
電車の場合は、京阪本線の清水五条駅4番出口から徒歩約7分。大阪方面からも京都駅からもアクセスしやすい立地です。車の場合、駐車場は宿泊者向けに当日12:00からの先着順で1泊3,300円。台数に限りがあるため、車で向かうなら早めの到着が安心です。
ホテルから少し歩けば鴨川の河川敷に出られるので、朝夕の散歩コースには困りません。清水寺や八坂の塔、祇園といった東山の観光名所も徒歩圏で、愛犬との京都の街歩きを満喫できるロケーションです。
泊まった人の声
大手予約サイトの評価は、楽天トラベル4.56(124件)、じゃらんnet4.7(15件)、Yahoo!トラベル4.25(17件)と高水準です。
口コミで目立つのは「京都らしい和モダンの内装が素敵」「とてもきれいなホテル」「清水寺や三十三間堂に近くて観光に便利」といった、デザイン・清潔感・立地への高評価。朝食やベーカリーのパンを楽しみに再訪したくなる、という声もありました。犬連れの宿泊記では、洗練された客室と清水焼の食器やジビエジャーキーなど「京都に犬と泊まる特別感」が支持されている印象です。一方で、館内の移動はクレート必須というルールがあるので、のびのび系の宿というよりは「街歩き観光の拠点」として選ぶのが合っています。