この宿について
京都府綾部市の里山にたたずむ「京都奥座敷 雅庵」は、築140年ほどの古民家を改装した1日1組限定の一棟貸しの宿です。テーマは「せわしなくのんびりする」。母屋には昔ながらの土間や今も使える囲炉裏が残り、リビングには薪ストーブ、庭にはバレルサウナと薪で沸かす半露天風呂までそろっています。無人運営のセルフチェックインなので、自分たちのペースで過ごせるのも魅力です。
うれしいのは、小型犬から超大型犬まで受け入れていて、1棟まるごと貸切で愛犬と過ごせること。館内はリードフリーで、他のお客さんに気をつかう場面がありません。「大型犬と一緒に泊まれる宿がなかなか見つからない」「頭数の多いわが家でも泊まれる場所を探している」という飼い主にとって、綾部という選択肢は覚えておきたいところです。
1棟まるごと貸切、犬もリードを外してくつろげる
雅庵の一番の魅力は、建物も庭もまるごと1組で使える貸切スタイルです。廊下やロビーで他の宿泊客とすれ違うことがないので、犬連れでいちばん気になる「まわりへの気づかい」から解放されます。館内はリードフリーで構わないとされていて、愛犬が自由に歩き回れるのはうれしいポイントです。ただし脱走防止の柵はないので、玄関や窓の開け閉めには気をつけてあげたいところです。
受け入れているのは小型犬・中型犬・大型犬に加えて超大型犬まで。猫や小動物も相談できます。犬種やサイズで断られることが少ないので、大型犬の飼い主にとっては特にありがたい存在です。宿泊にあたっては、予防接種を済ませていること、トイレのしつけや引っ掻き癖・噛み癖のしつけができていること、無駄吠えをしないこと、留守番ができることが条件になります。発情中の子は利用できません。
囲炉裏はテーブルタイプで足元に炎がむき出しにならない造りなので、小さな子どもや犬がいても比較的安心して過ごせます。とはいえ火のまわりは油断禁物なので、目を離さないようにしたいですね。
犬と過ごすときのルールと料金の目安
室内で過ごすときは足を拭くこと、抜け毛が気になる場合は服を着せることが推奨されています。カラーやリード、食器、フード、おやつ、トイレシーツといったペット用品は持参が基本なので、いつものごはんやトイレまわりのグッズは忘れずに用意しておきましょう。庭園の苔の上での排泄は控えること、ふんは飼い主が処理することもお願いされています。
料金は素泊まりが基本で、2名利用の場合は1棟合計43,200円〜(1名あたり約21,600円ほど)が目安です。犬と泊まるときは特別清掃費として5,500円(税込)が加わりますが、抜け毛の少ないシングルコート種は無料になります。バレルサウナを使う場合は別途11,000円ほどのオプションになるので、予約時にプラン内容を確認しておくと安心です。
サウナと半露天風呂、囲炉裏やピザ窯で過ごす夜
雅庵は「体験」がぎゅっと詰まった宿です。庭のバレルサウナは電気式ストーブを備えたスクエア型で、セルフロウリュができ、アロマも10種類近くから選べます。サウナ室のガラス扉の正面には里山の風景が広がり、運がよければコウノトリが飛ぶ姿も眺められるのだとか。すぐそばには薪で沸かす半露天風呂と水風呂もあり、自然のなかで整う時間を過ごせます。
食事は付いていませんが、囲炉裏でのBBQ、かまどと羽釜で炊くごはん、ピザ窯で焼く窯焼きピザなど、火を使った調理そのものが楽しみになる造りです。離れのカフェスペースではコーヒーを淹れたり、夏はかき氷を作ったりもできます。愛犬をそばに置いたまま、家族でのんびり夕食の支度をする時間は、一棟貸しならではの過ごし方です。
アクセス
車の場合は、舞鶴若狭自動車道の綾部ICから約15分。JR綾部駅からも車で約18分と、駅からそれほど遠くありません。奥新庄バス停からは徒歩約2分です。駐車場は無料で5台分あり、予約は不要なので、犬連れで荷物が多くなっても停める場所に困りません。里山の中にあるので、朝夕は愛犬とのんびり近くを散歩するのにも向いています。
泊まった人の声
公開されている口コミはまだ多くありませんが、サウナ利用者からは「サウナ室から里山の風景を独り占めできる」「静かで心身ともにリフレッシュできる」といった声が上がっています。1日1組限定で無人運営という気楽さと、大型犬まで受け入れる懐の深さは、犬連れにとって数少ない選択肢として評価されそうです。犬と一緒にサウナや半露天風呂、囲炉裏を囲む時間を過ごしたい飼い主に向いた宿だと思います。