この宿について
犬連れの宿を予約するとき、条件欄をどこまで読み込むかで滞在の快適さが変わります。部屋には入れるけれどベッドはだめ、廊下はケージ、食事のときは留守番。細かい線引きが積み重なると、思っていたより窮屈になります。
淡路市岩屋のAWAI DOG STAYは、その線引きがはっきりしています。マナーウェアを着けていれば客室もテラスも共用部も同伴でき、できないのは浴槽に入れることだけです。
犬が入れないのは浴槽だけです
公式サイトのよくある質問に、犬の同伴範囲がまとめて書かれています。マナーウェアを着用していれば客室内もテラスも全エリアに同伴でき、ベッドでの添い寝もできます。浴槽への入浴だけができません。ドッグランの中ではマナーウェアは要りません。
予約プランの名前そのものに「添い寝OK」と入っています。楽天のクチコミにも「愛犬と泊まりでの旅行が初めてでしたが、添い寝ができたため、ストレスなく朝を迎えることができました」という声がありました。
同伴できる範囲が広いぶん、守るルールもはっきりしています。犬だけを部屋や車に残しての外出はできません。21時を過ぎたら庭やデッキには出ず、室内で過ごします。闘犬種は同伴も共用ドッグランの利用もできません。
泊まれるのは20kgまでで、小型犬なら3頭までです
サイズは小型犬から中型犬の20kgまで。頭数は小型犬が3頭、中型犬が2頭までです。それを超えるときは事前に相談します。犬種や当日の状況によっては相談に応じているという書き方が公式のよくある質問にあります。
この条件は楽天、じゃらん、一休、公式サイトのすべてで同じ数字が出ています。大型犬は受け入れていません。猫と小動物も対象外で、泊まれるのは犬だけです。
ワクチンは狂犬病と混合の2つで、どちらも1年以内の接種証明書をチェックインのときに提示します。原本でもスマホの写真でも構いません。高齢や体調の事情で接種できない場合は、獣医師の診断書などを持って相談できます。
予約のときに、犬の名前、犬種、性別、体重、胴回りのサイズを伝えます。マナーウェアのサイズを合わせるためです。
ドッグランは専用と共用の2か所あります
ドッグランが2種類あるのが、この宿の形です。
villa#1とvilla#2には、それぞれ専用のミニドッグランが付いています。villa#1は1階の寝室から階段で直接下りられ、villa#2は1階のリビングから見渡せる位置にあります。トレーラーハウスのbase#3には専用のドッグランはありません。
もうひとつが共用の「AWAI DOG GARDEN」です。芝生で、明石海峡大橋と海が見えます。ここにセルフカフェが併設されていて、飲み物を飲みながら犬を眺めていられます。おもちゃも置いてあります。
楽天のクチコミにこういう声がありました。「ドッグランも貸切だったのでカフェでドリンク飲みながらゆっくりすることができました」。別の人は「共有ドッグラン、わんちゃんも喜んでいましたし、飲み物のサービスもとてもありがたかったです」と書いています。
ドッグランの脇には足を洗えるシャワーと、おしっこのあとに流す水が置かれています。犬旅メディアの宿泊記に「ドッグランは綺麗な芝生でわんちゃんの足なども洗えるシャワーや、おしっこをした時用のお水もありました」とありました。
虫については、複数の人が同じことを書いています。「BBQは早めにすることをお勧めします。夜遅くなると大量に虫が飛んできて外出れなくなりました」「夏場は虫に注意が必要です。殺虫剤も多く用意していただき気遣いを感じられますが、わんこがOKなだけに薬剤での対策が難しいのだと思います」。犬がいる場所で強い薬剤を使えない事情があります。夏に行くなら、屋外の時間は日が落ちる前に寄せたほうがいいです。
犬用の備品は9点あり、床は滑らない造りです
客室に用意されている犬用のものは、公式サイトに一覧で出ています。
マナーウェア、ペットシート、トイレマット、ペットベッド、フードボウル、ウェットティッシュ、除菌消臭スプレー、虫よけスプレー、そしてケージ。ケージが付くのはvilla#1とvilla#2で、base#3にはありません。
マナーウェアが備品に入っているのは助かります。Yahoo!トラベルのクチコミに「犬用のマナーパンツまで用意して頂いていて本当にありがたかった」とありました。
床は滑りにくい素材で、床暖房が入っています。villa#1とvilla#2には次亜塩素酸の空間除菌脱臭機も置かれています。犬旅メディアの宿泊記には「本当に嬉しかったのがわんこ用のステップがある事です」とありました。寝室のベッドに上がるための段差です。
犬用のごはんの提供はありません。フードは持って行きます。
客室は2棟の一棟貸しとトレーラーハウスの3つです
| 棟 |
広さ |
定員 |
専用ドッグラン |
お風呂 |
| villa#1 |
100平方メートル・1LDK |
1〜5名 |
あり |
バス・トイレ別 |
| villa#2 |
91平方メートル |
1〜5名 |
あり |
バス・トイレ別 |
| base#3 |
24平方メートル |
1〜4名 |
なし |
シャワーのみ |
villa#1は1階が寝室、2階が明石海峡大橋を望むLDKです。villa#2はその逆で、1階がLDK、2階が寝室。浴室から明石海峡大橋が見えます。
base#3はトレーラーハウス仕様のメゾネットで、寝室はロフトです。テレビの代わりにプロジェクターがあり、冬はペレットストーブが入ります。楽天のクチコミに「こちらのお部屋は1番狭めのお部屋でしたが、夫婦とわんちゃんでくつろぐのには十分でした。お布団がロフト?にあるので、そこだけは少し窮屈さを感じてしまうかもしれません」という声がありました。
villa#1とvilla#2をまとめて借りると6名から10名、3棟すべてで11名から14名まで泊まれます。
食事は素泊まりが基本で、夕食は寿司割烹から届きます
基本は素泊まりです。朝食付きと2食付きのプランもあります。
朝食は、下ごしらえを済ませた食材が部屋に届いて、自分で火を通す形です。パン2種、ベーコンエッグ、サラダ、冷製ポタージュ、ヨーグルト。
夕食は淡路島岩屋の寿司割烹「源平」が用意します。淡路牛のBBQ、天然魚のケータリング、海鮮と淡路牛のグリルコース、そして出張シェフが部屋で握るライブの4種類。最初の3つは食材が届いて自分で調理し、4つ目だけシェフが来ます。
BBQの機材は3,300円(税込)でレンタルします。電気式のグリルとプレートとトングが付いて、食材は別です。調味料は宿に置いていないので持って行きます。villa#1とvilla#2は小雨でもBBQができますが、base#3は雨だとできません。
いずれの棟も一棟貸しなので、食事の間もずっと犬と一緒です。
淡路ICを降りてすぐで、道の駅あわじまで徒歩6分です
神戸淡路鳴門自動車道の淡路ICから車ですぐ。所要時間は掲載元によって2分から6分まで幅があります。神戸空港からは車で約40分、大阪市内から1時間から1時間半です。
駐車場は無料で、各棟2台まで。3台目は相談になります。
歩いて行ける範囲に、犬と入れる場所があります。道の駅あわじが徒歩6分で、ここは愛犬連れで入れます。淡路島タコステと岩屋商店街が徒歩15分。車で5分に松帆の湯、7分に淡路島公園とニジゲンノモリがあります。
公式サイトは周辺の犬同伴スポットも案内していて、のじまスコーラ(ドッグテラスと愛犬メニューあり)、クラフトサーカス(オーシャンビューのドッグテラス)、miele the garden(室内席も同伴可)、淡路ハイウェイオアシス(室内ドッグカフェ)が挙がっています。
チェックインは15時から18時、チェックアウトは11時。現地でのクレジットカード決済はできず、予約時のオンライン決済のみです。洗濯機はありません。
兵庫のほかの宿は兵庫の犬と泊まれる宿一覧から探せます。
泊まった人の声
楽天トラベルの評価は4.90で、クチコミは20件です。項目別では朝食と夕食がどちらも5.00、接客とロケーションが4.89。Yahoo!トラベル(一休と同じ在庫)は4.88で17件でした。じゃらんnetにも載っていますが、過去1年のクチコミが足りず評価点は表示されていません。
開業が2025年7月なので、件数はこれから増えていく段階です。
犬連れの声で目立つのは、ドッグランと備品の充実です。「スタッフの方もとても親切でオムツも用意してくださっていて、他にも犬の虫除けスプレーなど、とてもワンコに優しいお宿でした」「わんこは犬用ベッドがとっても気に入った様で良かったです」。
気になる指摘もありました。2026年5月に「子供がダニに9カ所も刺されていて少しかわいそうでした」という投稿があり、宿は返信で室内の掃除機がけの徹底、ダニ取りシートの新設、屋外の定期的な芝刈りと草刈りを実施したと答えています。