商品について

「ごはんだすよ」は、防犯カメラの塚本無線(WTW)が出しているカメラ付きの自動給餌器です。いま売っているのは3代目のWTW-IPET2971で、タンクは6L、楽天の公式店で16,800円。レビューは522件あって、犬の話が47件、猫の話が122件です。

うちのパフィ(ポメプー・5.12kg)には、この給餌器は使っていません。半生フードを朝晩2食、それも出した時間には食べてくれない子なので、タンクに入れて決まった時間に出す仕組みと噛み合わないんですよね。ただ、サークルの横に置いているペットカメラの買い替えを考えたとき、最初に候補に挙げたのが塚本無線の「みてるちゃん」でした。同じ会社の給餌器なら、と思って522件を全部読んでいます。

防犯カメラの会社の給餌器ですが、本体は中国製です

塚本無線は、三重県津市に自社工場を持つ防犯カメラのメーカーです。商品ページには創業48年、津・韓国・中国に工場がある、と書かれています。レビューにも「日本製なので安心」「日本製に絞って選んだ」という声がありました。

ところが、ショップのよくある質問には、この給餌器について「中国製となります」とはっきり書かれています。会社は国内でも、この製品は中国の工場で作られているということです。製造国で選ぶつもりだった人は、ここだけ先に知っておいてください。

国内の会社らしさが出ているのは、サポートの窓口のほうです。フリーダイヤル(平日10〜17時)、24時間受付のメール、チャットの3つが用意されています。

カメラは縦に100°、横に60°で、お皿と顔が一緒に映ります

給餌器のカメラは「お皿が映らない」「頭しか見えない」がよくある不満です。FRACARKOS PT08のレビューにも、カメラがお皿をかすりもしない、という★1がありました。

ごはんだすよ3のカメラは、縦に100°、横に60°を映すレンズで、スマホの画面も縦長です。商品ページは、先代の横長の画面と並べて「ペットの姿とごはんの両方が確認しやすくなった」と説明しています。角度は手で無段階に変えられます。

最近のレビューでも、ここは評判が良いです。

撮影範囲が縦に広く、暗視カメラも画質が良く驚きました。(2025年12月・星5)

画質も良く、ご飯の残量が見えるのがいいですね。(2025年9月・星5)

AIによるレビュー要約でも、カメラ画質は「好意50・指摘2」でした。

ただ、角度を変えられるのは手だけです。スマホからは動かせません。お皿に向けると、近づいてくる姿は見えなくなります。

皿にカメラを向けると近付いてくるのが見えないし、近付いてくるのが見える角度にすると皿の中が見えない。この値段でカメラ角度調整が手動は割高に感じました。(2025年7月・星3)

うちのペットカメラも、サークルの横に置いているせいで柵と背中しか映らない日が多いんです。給餌器のカメラは「お皿の前」専用と割り切って、部屋は別のカメラで見るほうがストレスがないと思います。置き方の考え方は犬の見守りカメラの比較にまとめました。

★1は19件で★2より多く、中身はWi-Fiとサポートです

★の内訳は、★5が255件、★4が205件、★3が33件、★2が10件、★1が19件。★1が★2の倍近くあるのは、「使えない」で止まった人がいるからです。★3以下の62件のうち、19件がWi-Fi、12件がサポートに触れていました。

ショップの「ご購入時のご注意」には、つながらない環境がかなり細かく書かれています。

条件ショップの注意事項
Wi-Fiの周波数2.4GHzのみ。5GHzは非対応
Wi-Fi6使えない
IPv6・IPv4 over IPv6非対応
SoftBank Air・ポケットWi-Fi・ホームルーター使えない場合があり、動作保証なし
メッシュWi-Fiバンドステアリングを切れば接続できる
マンションの共有回線・中継器動作保証なし
つながらないことによる返品受け付けない

最後の行が大事で、家のWi-Fiにつながらなくても返品の理由になりません。実際、こんな★1がありました。

たまたまよくある質問を見たところ、対応していないWi-Fiがあると知りました。事前準備で1ヶ月以上前に購入していた為返品が出来ず…(2022年9月・星1)

連休の旅行に合わせて買い、設定に4日かかったうえ、窓口が休みでつながらなかった人もいます。窓口は平日だけなので、届いたその週の平日に設定まで済ませておくと安心です。

サポートの評価は割れています。古い★1・★2には、メールの返事が来ない、修理に送ったら「本体は問題なし」で戻ってきた、という話が並びます。一方で、電話をお願いしたらすぐに折り返しがあって丁寧だった、という★5もありました。

犬が本体のボタンを覚えると、食べ放題になります

犬の家にとって一番大きいのはここです。本体のカメラの上にある給餌ボタンを、犬が自分で押してフードを出した、というレビューが4件ありました。

まず、犬が勝手にFEEDボタンを押して無限に餌をだすので、そのボタンを隠すのが大変です。隠したと思っても、recボタンなどを犬が食べてしまいました。(2022年2月・星1)

これは2kgのトイプードルの家の話です。3か月の子犬が留守番中に何回も出して、丸一日お腹がパンパンで苦しそうだった、という★2もあります。

よくよく見たら、手動でも(ボタンを押すだけで)餌が出る仕組みでした。もし学習して、ボタンを押すようになったら大変だと思い、問い合わせたが、このボタンを無効化する事は出来ないとの事でした…。(2023年5月・星3)

ボタンを無効にできない以上、届く位置に置かない工夫が要ります。サークルの外に本体を置いて、トレーだけ中に入るようにする、という声もありました。ほかにも、7か月のトイプードルが本体を蹴って関係なくフードが出た、1.2kgのポメラニアンの子犬がコードを噛んだ、という報告があります。パフィも人間用ホットカーペットのコードをかじったことがあるので、これは他人事ではありません。犬の話の多くは先代モデルの頃の投稿です。ただ、今のモデルでボタンを止められるようになった、という記載は商品ページにありません。

1回は6g刻みで100gまで。大型犬は半分ずつ出している人がいます

項目内容
型番WTW-IPET2971(ごはんだすよ3)
タンク6L(取り外して水洗いできる)
入れられるフード5〜15mmの乾燥フード(ウェットは不可)
1回の量6g刻みで10〜100g
スケジュール最大15パターン(曜日・時間・量)
カメラ200万画素・垂直100°/水平60°・暗視・角度は手動で無段階
録画動体検知でmicroSDへ(最大128GB)
音声双方向通話・呼びかけ録音
スマホ台数制限なし(同時に見られるのは3台まで)
本体の大きさ19×21.7cm(ほかにトレーが14cm出る)・高さ36cm
製造国中国

録画は本体のmicroSDに残るので、月額のクラウド契約がなくても見返せます。

1回100gまで出せるので、大型犬の家でも使われています。

大型犬に使用していて、1回のfood量が100gを超えるのですが、一度に与えると “餌が出口に引っかかります” とエラーのお知らせが出るので、半量を与えて食べきったところで残りの半量を与えるといった感じで対応しています。(2025年9月・星5)

18kgの雑種の家では、6Lのタンクに中型犬用のフードが2kgほど入ったそうです。1日3回食の子犬のお昼の分だけを任せている家もありました。

量のずれは、10gのつもりが16g出た、20gで少なめだった、と両方向の報告があります。粒の大きさで変わるので、届いたら一度量ってから設定するのが確実です。

こんな犬・飼い主に向く/向かない

向いているのは、光回線の2.4GHzにつなげられる家で、乾燥フードを食べる成犬です。お皿と顔が一緒に見えるので、留守のあいだに「ちゃんと食べたか」を確かめたい人には、給餌器のカメラとしてかなり使えるほうです。大型犬でも、1回を2つに分ければ量は足ります。

向かないのは、ホームルーターやWi-Fi6の家と、ボタンを押して覚える子・本体にいたずらする子です。前者はそもそもつながらない可能性があり、後者はボタンを止められません。子犬のうちはとくに、サークルの外に置けるかを先に考えてください。留守番の長さの目安は犬の留守番は何時間までに書きました。

出張や泊まりの夜、ホテルでスマホを開いて「食べたかな」と画面をのぞく。ごはんだすよ3なら、縦長の画面にお皿と顔が一緒に映ります。気になるのはWi-Fiだけなので、買う前にルーターが2.4GHzを出しているかを確かめて、届いた週の平日に設定まで済ませておけば、旅先で「つながらない」と焦る心配はかなり減らせます。