商品について

カリカリマシーンは、兵庫県姫路市の株式会社アクセスラインが「うちのこエレクトリック」の名前で売っている自動給餌器のシリーズです。V2C Plusはその中でいちばん高い19,800円の機種で、スマホから操作できて、カメラで食べている様子も見られます。楽天レビューは1,135件、評価は4.55。

パフィ(ポメプー・5.1kg)には使っていません。うちのごはんは半生フードで、商品ページにも「ウェットフード、半生タイプのフード」は使えないと書かれています。それでも調べたのは、留守番が8時間に延びた日に、帰ったらフードが散らかっていてベッドが噛みちぎられていた経験があるからです。あの日に「いつもの時間にごはんが出ていたら」と考えると、この機械の値段の意味を確かめておきたくなりました。

1,135件を読んで最初に伝えたいのは、壊れたときの話です。★1が24件で、★2の17件より多い。普通は★1のほうが少ないので、この並びは「一度は満足して使っていたのに、ある日動かなくなった」人が★1を付けているからでした。

19,800円で、カメラと5g単位の給餌を1台にまとめた機械です

項目内容
型式UESPV2CP
本体サイズ約W240×H380×D317mm(フードトレイ設置時)
重さ約2.6kg(ステンレストレイ込み)
タンク容量約4.5L(ドライフード約1.5〜2.2kg)
使えるフード粒が5〜15mmのドライ(5gプロペラ使用時は5〜12mm)。半生・ウェットは不可
1回の量プロペラ交換式で5g単位か10g単位
給餌回数1日最大20回
カメラフルHD・暗視・超広角レンズ・動体検知
Wi-Fi2.4GHz/5GHz(初期設定はBluetoothで接続)
電源噛みちぎり防止カバー付きACアダプター+停電用の単1アルカリ電池3本(別売)
トレイステンレス(食洗機対応)
保証購入日から1年(国内のカスタマーサポート)
価格本体19,800円/乾燥剤付き20,200円/予備ステンレストレイ付き20,990円

弟分のカリカリマシーンV2は11,980円で、差は7,820円です。店が出している比較表で違いを拾うと、V2にはWi-Fiとカメラがなく、給餌は1日6回まで、呼びかけの音量も変えられません。Plusは20回まで分けられて、音量は無音から4段階で選べます。

ひとつ覚えておきたいのは、このページのレビューが2023年から積み上がっていることです。いまの「Plus」の名前が出てくるのは2026年の投稿からで、それより前は1つ前のV2Cを買った人の声です。V2Cから乗り換えた人は、画質が上がった一方で「カメラの位置が旧型より低いのか、映る範囲はやや狭くなりました」と書いていました。

★1が★2より多く、24件のうち9件は使っているうちに動かなくなった話です

★の内訳は★5が765件、★4が291件、★3が38件、★2が17件、★1が24件。AIによるレビュー要約は9つのトピックを拾っていて、好意より指摘が多いのは耐久性(好意3・指摘5)だけでした。

★1を1件ずつ分けると、こうなります。

★1の中身件数
使っているうちにWi-Fiにつながらなくなった・電源が入らなくなった9件(うち「1年前後」が6件)
最初のWi-Fi接続ができない4件
1回に出る量がばらつく3件
届いた時点の汚れ2件
オフラインになったら給餌も止まった1件
詰まり・倒れやすい・ステンレス皿を食べない・暗視の異音・初期不良各1件

★2にも、1年前後で動かなくなった話が4件ありました。壊れ方はだいたい同じで、コンセントにつないでいるのに「電池残量が少ない」という通知が1日に何度も届くようになり、そのうちオフラインになり、最後は電源が入らなくなる。この通知の話は6件で一致しています。

購入して1年。電池は使った事がないのに日に何回も「電池がない」と通知が来るようになり。その後、電源が入らなくなりました。給餌されていない事に数日、気づかず可哀想な思いをさせました。みなさん、気をつけてください。(2024年11月・星2)

保証は購入日から1年です。1年を少し過ぎて壊れた人は、修理の見積もりをこう書いていました。

製品の修理について問い合わせたところ、修理代金は工賃6000円+部品代(税別約5000~8000円)+往復送料代金とのことで、新品より高くなる可能性あるため買い替えを勧められました。(2024年10月・星1)

ただ、これには続きがあります。1年前後で壊れたという★1・★2の13件は、すべて2023年と2024年の投稿でした。2025年以降の★1・★2は、接続や量のばらつき、初期不良の話です。Plusの名前が出てくるレビューは2026年に入ってからで、Plusを1年使った人の声はまだ出ていません。同じ壊れ方をするかは、正直まだ分かりません。分かっているのは「1年で保証が切れ、修理すると新品に近いお金がかかる」ことのほうです。

壊れたと決める前に、ACアダプターを疑うと直った人がいます

「電池残量が少ない」の通知が毎日来てオフラインになった★4の人は、店に問い合わせて新しいACアダプターを送ってもらい、それで直っていました。電源コードが1年未満で傷んだ★3の人も、保証の範囲で新しいコードをもらっています。

その★3の人は、乾電池を入れていたおかげで、コードが壊れたあともごはんは出続けたそうです。停電やコード抜けのときは、電池でタイマー給餌が続く作りになっています。

一方で、Wi-Fiが切れたときは話が別でした。

前作はオフライン(しょっちゅうなる)でも、登録した餌は自動で出るようになっていたが、 こちらはオフラインになると同時に餌も一切でなくなる。猫は昼を抜いたせいで胃の調子が悪くそのせいで具合悪くなりました。(2024年11月・星1)

2025年11月の★2にも「オフラインになったらご飯が出ない」とあります。帰りの遅い日に任せるなら、給餌のたびに届くスマホの通知が来ているかを見るのが、いちばん早い異変の気づき方です。通知が来ない日は、家族に連絡するか、早めに帰る判断をする。うちならそう決めておきます。

もうひとつ、故障かなと思ったら注文番号を手元に置いてから連絡するのが、店のサポートの入り口です。電話は平日10時から17時、問い合わせフォームとメールと自動チャットは24時間受け付けています。

犬の飼い主35件は、少量を何回にも分けたい家でした

犬の話が出てくるレビューは35件、猫は409件です。数は少ないものの、犬の家が買った理由はかなりそろっていました。空腹が続くと吐いてしまう、胃が弱い、消化不良で1日に何回も分けている、という子の家です。

我が家のワンコは空腹が続くと吐いてしまう為、お昼に少しだけあげたいのですが、これを購入しタイマーもあり本当に良かったです。(2024年4月・星5)

フードの粒の大きさで選んだ人もいます。粒が15mmまで使えるので、約12mmのモグワンが入ると考えて決めた、という★5でした。12mmまでしか入らない給餌器だと入らないかもしれない、という読みです。

気をつけたいのは5gプロペラの実際の量です。5gのはずが3.5g、7g、9〜10g、14gだった、という報告がばらばらに出ています。小型犬の家の★1はこうでした。

小型犬で少量を頻回あげています。 一回が5gなのでかなり探して、こちらを購入しましたが、出る量がバラバラで、多い時はお腹を壊して、少ない時は、もうないの?とキュンキュン言います。(2025年5月・星1)

逆に、1回分を量ったら6gで毎回同じだったので最初に量れば問題ない、という人もいました。粒の形で出方が変わるので、届いたら家のフードで何回か出して、キッチンスケールで量ってから設定するのが近道です。

ほかに犬の家から出ていたのは、皿の位置が低いので12cmほどの台に載せた、という話と、チワワ2頭のうち1頭がフードがステンレス皿に落ちる音で吠えてベッドに逃げる、という話でした。音はPlusで呼びかけの音量を変えられるようになりましたが、フードが落ちる音そのものは残ります。

カメラは食べている顔を見るもので、部屋全体は映りません

カメラの評価は高く、AI要約でも画質は好意40・指摘6でした。暗い部屋でも映る、食べている顔がはっきり見える、という声が多いです。

ただ、映るのは給餌器の前です。「思っていたよりほんとにごはんを食べてるドアップだけだった」という★3があり、カメラが下向きで部屋の様子までは見えない、という声も複数ありました。犬の家からは「意外と周囲がよく見えます」という★5も出ているので、置き場所しだいのところはあります。

うちはサークルの横に見守りカメラを1台つけています。パフィがまだ落ち着かなかった頃、買い物の1時間でもサークルの中をうろうろして吠えていて、その様子を見るには部屋の広い範囲が映るカメラが要りました。ごはんを食べたかどうかはこの機械で、吠えていないかは見守りカメラで、と分けて考えるほうが実際的だと思います。見守りカメラの選び方は見守りカメラの比較にまとめています。

こんな犬・飼い主に向く/向かない

向いているのは、ドライフードを食べる小型犬・中型犬で、空腹で吐く子や胃の弱い子に、留守中も少量ずつ出したい家です。1日20回まで分けられて、出たかどうかが通知とカメラで分かります。帰りが急に遅くなった日に、スマホから1回分を足せるのも大きいです。

向かないのは、半生やウェットが主食の子と、「壊れにくさ」を何より優先したい人です。前者はタンクに入れられません。後者は、★1・★2だけで使っているうちに動かなくなった例が13件あり、保証は1年までです。家のWi-Fiが2.4GHzと5GHzを同じ名前で出している(バンドステアリング)場合は、初期設定のときだけ切り替えが要ったという★1もあります。

帰りが読めない日に、空腹で吐かせたくない。この機械は1日20回まで分けて出せて、出るたびにスマホへ通知が届きます。壊れ方が気になるなら、単1電池3本を入れておき、注文番号を控えておけば、1年の保証の中で落ち着いて相談できます。帰宅の時間を気にしながら仕事を切り上げる日を、少しずつ減らしていけるはずです。