商品について

年1回の健康診断は、そのときの体の状態を見るものです。10年後にかかりやすい病気までは、血液検査には出てきません。

犬の遺伝性疾患は犬種ごとにかたまっています。ミニチュア・ダックスフンドとトイ・プードルでは、気にするべき疾患がそもそも違う。Pontelyの検査は、その犬種ごとに検査項目を決めている形です。

そして料金の入口が5,500円です。1疾患だけ調べて、あとから足せます。ここが、まとめて何万円も払う検査サービスとの一番の違いだと思います。

1疾患5,500円から。プランは3つに分かれています

プラン内容料金(税込)
Starter Plan犬種ごとに必須の1つの遺伝性疾患を検査5,500円
Suggest Plan2項目を検査(Health Planが用意できない犬種向け)10,780円
Health Plan犬種ごとにおすすめの3つの遺伝性疾患を検査15,400円
追加検査1疾患あたり5,500円

Suggest Planの存在が、このサービスの正直なところです。公式はこう書いています。「発症報告などの観点から、Health Plan をご用意できない一部犬種については、2項目検査(Suggest Plan)をご用意しております」。

つまり、犬種によっては検査するに足る発症報告が3疾患ぶん揃っていない。そこを無理に3項目にして15,400円を取るのではなく、2項目10,780円のプランを別に立てています。申し込む前に、自分の犬種にどのプランが用意されているかを公式の一覧で確認してください。ここを見ないと、想定していた項目数と違うことになります。

追加検査は原則として検体を採り直しません

料金表でいちばん実用的なのがここです。

※遺伝性疾患の追加検査料金は、1疾患5,500円(税込)となります。
※追加検査は原則検体採取不要となりますが、検体の状態によっては再度検体を採取していただく場合がございます。(その場合も、料金は変わりません)

一度送った検体で、あとから項目を足せます。最初にStarter Plan 5,500円で始めて、結果を見てから気になる疾患を1つずつ追加するという使い方ができます。

Starter(5,500円)+追加2疾患(11,000円)=16,500円になるので、3疾患を最初から調べると決まっているならHealth Plan 15,400円のほうが1,100円安い。逆に、3つ目まで調べるかどうか分からない段階なら5,500円から入るほうが無駄が出ません。ここは自分の腹の決まり方で選べます。

自宅で頬の内側をこするだけ。血は採りません

流れは5段階です。

手順内容
1. 申し込みパソコンかスマートフォンから必要事項を入力
2. キットの発送申し込みから2営業日以内に検査キットを発送
3. 検体の採取口の中(頬の内側)をこすって粘膜を採る
4. 返送返信用封筒で送る
5. 結果キット到着から約2週間後に会員ページで確認。検査結果証も郵送

血液を採らないので、通院も麻酔も要りません。頬の内側をこするだけです。うちのパフィは口を触られるのを嫌がらない子なので、これなら家で完結します。爪切りのほうがよほど暴れます。

解析は、国内で犬の遺伝子解析に実績のある解析事業者が行うとされています。結果は会員ページで見る形に加えて、紙の検査結果証が郵送されます。ブリーダーや動物病院に見せる場面を考えると、紙で残るのは扱いやすいところです。

検査したすべての疾患について、獣医師監修による健康サポート方法が付いてきます。数字だけ返ってきて終わりにならない設計です。

商品スペック

項目内容
サービス名犬の遺伝子検査
運営株式会社Pontely
検体口腔内(頬の内側)の粘膜
キット発送申し込みから2営業日以内
結果までの期間キット到着から約2週間
結果の受け取り方会員ページ+検査結果証の郵送
対象犬(猫向けの検査も別に用意)
支払方法クレジットカード/LINE Pay/Amazon Pay/コンビニ決済/銀行振込/代引き

代引きは税込55,000円未満の注文に限られます。1頭ぶんの検査なら関係ありませんが、多頭でまとめて申し込む場合は上限に当たることがあります。

受けるタイミングは早いほうが使い道がある

遺伝子検査は、結果が出たあとに飼い方を変えるための材料です。だから若いうちに受けたほうが、使える期間が長くなります。

公式も「明日の病気は分からなくても、10年後の病気は予測できるかもしれない」という言い方をしていて、遺伝子情報をもとに飼い方を見直すことを目的に置いています。シニアになってから受けると、備える時間が短くなります。

もうひとつ、多頭飼いやこれから迎える予定がある人にとっては、兄弟犬や親犬の情報として意味を持つケースがあります。同じ血統の子に共通する疾患があると分かれば、次に迎える子の選び方にも関わります。

逆に、いま症状が出ていて原因を知りたいという目的には向きません。遺伝子検査は発症の有無を診断するものではないので、症状があるなら先に動物病院です。検査はその後、飼い方を組み直す材料として足す順番になります。

こんな飼い主さんに向いています

まだ若い子を迎えたばかりで、これから10年以上の付き合い方を決めるところ。犬種特有の疾患を調べてみたが、自分の子に当てはまるかどうかまでは分からない。そして、通院や採血をさせずに済ませたい。この3つが当てはまるなら、5,500円の入口は小さいほうです。

うちのパフィはポメラニアンとトイプードルのミックスなので、犬種別の「必須の1疾患」がどう設定されるのかは申し込み前に確認が必要だと思っています。ミックスの子は、まず公式の犬種別おすすめ項目の一覧で自分の子に近い設定があるかを見てください。

すでに症状が出ている子、いま治療中の子は、獣医師に相談してから検討する順番になります。