商品について
omix(オミックス)のペットフィーダーは、千葉県柏市のヤングトップが「NETの穴場Omix」で売っている自動給餌器です。幅32cmの丸い本体に6つの皿が並んでいて、タイマーの時刻になるとトレイが回り、ふたの窓から次の1皿が出てきます。楽天では5,680円で、レビューは171件。犬の話が15件、猫の話が64件ありました。
僕はこの給餌器を使っていません。パフィ(ポメプー・5.1kg)は半生フードの朝晩2食で、朝の分をお昼に食べたりする子なので、決まった時間にごはんを出す機械そのものと相性がよくないんですよね。それでも調べたのは、年に2〜3回、1泊1万5,000〜2万円でペットホテルに預けているからです。1〜2泊を家で過ごさせる道具になるのかを知りたくて、171件を全部読みました。
ほかの多くの給餌器は、タンクの粒をプロペラで少しずつ送り出します。こちらは皿に盛っておいて、時間が来たら開けるだけ。この違いが、良いところにも困るところにもそのまま出ていました。
omixは、1皿240mlを6つ並べた電池式の回転トレイです
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 皿の数 | 6つ(タイマーは最大6回) |
| 1皿の容量 | 240ml |
| 本体サイズ | 幅32×奥行32×高さ13cm |
| 重さ | 約1.3kg(電池なし) |
| 電源 | 単2乾電池4本(別売) |
| 録音 | あり(給餌の時刻に再生) |
| 説明書 | 英語の説明書+簡易の日本語説明書 |
| カラー | ピンク・スカイブルー・イエロー・マーブルホワイト |
| 保証 | 商品到着後3か月(ショップ保証) |
| 送料 | 660円(沖縄2,200円) |
| 価格 | 5,680円 |
プロペラで送らないので、粒の大きさや形で詰まる心配がありません。レビューを「詰まる」で探しても0件でした。皿に入れた分がそのまま出てくるので、量の誤差の話もほとんど出てきません。量を毎回はかって盛れば、それがそのまま1食になります。
コードはなく、単2電池4本だけで動きます。毎日使って電池交換は1年半で1回だった、という小型犬の家の★5もありました。一方で、単2を4本そろえるのが地味に高い、使わないときに電池を抜くと時計の設定がやり直しになる、という★3もあります。
ひとつ書いておきたいのが、フードの種類です。商品名には「ウェットフード」と入っていますが、商品説明には「本製品はドライフード専用です。それ以外のウェットフードなど軟質タイプのフードなどは入れないでください」とはっきり書かれています。皿に盛る形なので半生フードも入りそうに見えますが、パフィの半生フードを入れて留守にするのは、うちでは見送ります。
6食のうち1皿は手が届きやすく、実質5食で使う人が多いです
「6食分セットできるが、実質は5食」という声が何件も出ていました。窓との位置の関係で1皿だけふたが開けられやすく、そこにはごはんを入れずに使う、という話です。猫の家の★5はこう書いています。
他の方がおっしゃってるように6番目の蓋は 簡単にあいてしまいます。うちの猫は生後10ヶ月で正直そんなに 頭のいい子ではないのですがそれでも開けてしまいました。なので実質使えるのは五食分です。でも猫をお留守番さすのは一泊や二泊なので 五食分でも十分使えます。(2016年1月・星5)
1日2食なら、朝ごはんを食べさせて出かけた日の夜から数えて、5食で2泊3日の夜までまかなえます。1泊2日の留守なら余裕があります。量のほうは、中型犬の家の★5が「1食分の量が少なめなので小型犬向けですね」と書いていて、1皿240mlに収まる1食かどうかが分かれ目になりそうです。1.6kgの小さな子にフードとおやつを分けて入れる、という使い方もありました。
使わない皿を1つ作るなら、こんな使い道もあります。★1の人のアドバイスです。
6食分のボックスがあるのですが、1番目のボックスは空にして、作動確認に使った方がいいと思います。当方は旅行で朝7時起床~9時出発の時、朝8時に1番目ボックスが動くようにセットしてました。朝8時に確実に動作することを目視確認です。(2018年2月・星1)
この人は、その確認のおかげで出かける前に故障に気づけたと書いています。出かける直前に1回、自分の目で回るのを見てから家を出る。これは真似したいです。
犬の家では、扉を外す・部品を口に入れる・回る皿に顔を入れる、が出ています
いたずらの話は12件ありました。皿の上をスライドする中ぶたと、それを留めるロックが、犬の歯や前足に負けてしまうという話です。
まだヤンチャな2匹なので、餌の匂いがするのか給餌器をペロペロ舐めまわし前足でガリガリて…(中略)ちょっと用事で2階にあがり1階に降りるまでの10分で給餌器の扉は外され、次の餌が半分見えてる状態( ̄O ̄;) その餌を足で一生懸命取ろうとしてました。(2016年4月・星4)
チワワとトイプードルMIXの家の話です。食いしん坊のダックスの家でも、中ぶたは初日にあっさり外され、ロックの片方が壊れたので4回分として使っている、と書かれていました。一度開いた窓は閉まらないので、開いたあとは次の皿を狙われやすい作りです。
いちばんドキッとしたのは、この★3でした。
うちのワンコは、中から匂いがする為、ガリガリ爪でやったり 蓋を留め具をかじったりします。フタの留め具の小さな部品を取って口にしていました。(2023年2月・星3)
パフィは留守番中にぬいぐるみを噛みちぎって、中のビーズを飲み込んだことがあります。帰ってきたときは気づかず、翌日に倒れ込んで病院に駆け込みました。あれ以来、留守番中に小さな部品が外れるものは、サークルの中に置かないと決めています。
もうひとつ、ミニチュアダックスの家の★3には、皿が回っている最中に顔を突っ込んで「危なく挟まりそうになりました」とありました。同じ家のもう1匹は、窓が開くまで待っていたそうです。犬によってまったく違うので、留守番に使う前に、家にいる日に何回か回して、その子がどう待つかを見ておくのが確実だと思います。旅行のときは簡易のサークルで囲っていたらいたずらしなかった、という★5もありました。
1時間ごとに皿を進めれば、食べ残しを下げることもできます
タイマーは1時間単位で、分刻みでは決められません。不便だという声がある一方で、これを逆手に取った使い方をしている人がいました。
お皿が6個あり、各お皿の回転は1時間ごとに設定できます。なので、1番 7:00 ご飯入れる 2番 8:00 空 と設定することで、一時間後にご飯をさげることができ だらだら食いを防ぐことができます。(2016年3月・星4)
ごはんを出して、1時間たったら空の皿に回して下げる。プロペラ式の給餌器にはできない使い方です。
「時間を決めて、食べなかったら片付ける」というしつけ方があるのは知っています。うちは動物病院で「そこまで厳密にこだわらなくても大丈夫」と言われて、パフィのペースに合わせることにしました。ただ、だらだら食べが気になっている家なら、この機械に片付けを任せられるのは面白いと思います。
設定については、説明書に触れたレビューが36件あり、そのうち14件が「分かりにくい」「難しい」という声でした。分かりやすかったという人も7件います。時計を24時間表示にするのに一苦労した、2日目の設定の仕方は英語の説明書の例を読んで分かった、という★4もあります。届いたら、出かける数日前に一度、説明書を見ながら全部の皿を回してみると慌てずに済みます。
こんな犬・飼い主に向く/向かない
向いているのは、1〜2泊の留守のときだけ使う小型犬の家と、粒の大きさで詰まった経験がある家です。皿に盛るだけなので、フードの粒を選ばず、量もはかった分がそのまま出ます。6年・7年と使えたというレビューもありました。
向かないのは、給餌器を前足で掘ったりかじったりする子と、1食が240mlの皿に収まらない中型犬以上の家です。前者はレビュー上、扉や留め具が外されています。後者は、中型犬の家から量が足りないという声が出ています。
1泊のホテル代が1万5,000円を超えるなら、本体と送料と電池をそろえても7,000円に届かないこの1台は、家で留守番させる選択肢になります。プロペラがないので、フードが詰まって出ないという心配はいりません。出かける前に1皿目が回るのを見届けて、サークルで囲っておけば、慣れた部屋でいつものごはんを食べて待っていてくれます。
