商品について

Moizze(モイズ)のPET001は、4Lのタンクに乾燥フードをためておき、決めた時間に出す自動給餌器です。ボタンで設定するタイマー式が6,980円、スマホから操作できてカメラが付くカメラ式が12,800円。楽天レビューは544件で、犬の話が39件、猫の話が130件あります。

うちのパフィ(ポメプー・5.12kg)には、この機械は使っていません。半生フードを朝晩2食で、しかも出した時間に食べてくれない子なんですよね。朝のごはんを昼まで放っておくこともあります。それでも2〜3か月に1回は泊まりの予定が入りますし、仕事が重なって8時間留守番させた日もありました。そのときのために、544件を全部読みました。

読んでいて最初に目に止まったのは、商品ページの一行です。

商品ページに「PSE/電波法技適」と書いてあり、5GHzのWi-Fiにもつながります

カメラ式はWi-Fiで電波を出す機械です。総務省は、技適マークの付いていない無線LAN機器を使うと電波法違反になるおそれがある、と技適マークのQ&Aに書いています。楽天で自動給餌器のページを見比べると、技適に触れていないページのほうが多いです。Moizzeは商品ページに「PSE/電波法技適」と明記していて、商品名にも「Telec技適」と入っています。

ただし、技適の番号までは商品ページに載っていませんでした。気になる人は、届いたら本体の銘板か説明書でマークを確かめておくと安心です。タイマー式はWi-Fiを使わないボタン操作だけの機械なので、この話はカメラ式のほうに関係します。

もうひとつ、Wi-Fiは2.4GHzと5GHzの両方に対応しています。同じ価格帯のFRACARKOS PT08は2.4GHzだけなので、家のルーターが5GHzしか出していないと設定を切り替える手間が出ます。Moizzeならその手間がありません。AIによるレビュー要約でも、設定方法は「好意36・指摘11」と好意が多い項目でした。

タイマー式とカメラ式の違いは、回数とスマホとカメラです

項目タイマー式 PET001Tカメラ式 PET001K
価格6,980円12,800円
1日の回数最大6回最大15回
1回の量1ポーション約10g±3g(カメラ式は1回1〜30ポーション)同左
操作本体のボタンスマホアプリ(Smart Life)
カメラなし200万画素・140°・暗視・角度は手動
音声呼び出し録音呼び出し録音・双方向通話
詰まりの通知なしあり

本体は共通で、タンク4L、19.4×29.5×32.8cm、1.8kg。皿はSUS430のステンレスで、タンクも皿も外して水洗いできます。電源はUSBの5V1Aか単一電池3本で、両方つないでおけば停電のときだけ電池に切り替わります。入れられるのは2〜15mmの乾燥フードだけで、メーカーは「猫&中小型犬」向けとしています。

1日6回で足りて、見守りカメラがすでに家にあるならタイマー式で十分です。実際、ポメラニアンの飼い主がそう選んでいました。

うちはペットカメラあるのでカメラなしを購入。設定もそんなに難しくなく、ポメちゃんも問題なく食べてくれました。ただ、10g設定なのに、出てきたのを計ったら13gでした(笑)(2026年3月・星5)

カメラ式でもお皿の中は映らないと書いた人が13人います

カメラ式を選ぶ理由が「食べたかどうかを外から確かめたい」なら、ここは先に読んでおいてください。カメラは手で上下に角度を変えられますが、一番下に向けてもお皿の中までは見えない、というレビューが13件ありました。犬の飼い主もそう書いています。

少し残念だった点は、カメラの角度的にフードボウルの中が映りにくいことです。犬が食べている様子はおでこしかみえません。餌が残っているのか完食しているのかまでは確認しにくいと感じました。(2026年3月・星4)

逆に、部屋の様子を見るカメラとしては評判が良く、AI要約のカメラ画質は「好意44・指摘4」。暗いところもよく映るという声が多いです。14歳の老犬を見守るためにカメラ式を選んだ人もいました。

つまり、映るのは「来て、食べている姿」と「部屋」まで。皿に残った量は、帰ってから見るしかありません。うちのサークル横のペットカメラでも、真下は見えないんですよね。カメラの置き方の考え方は犬の見守りカメラの比較にまとめています。

説明書でつまずいた人は14人。ボタンのロックを知っておくと迷いません

★3以下の60件のうち14件が説明書に触れていました。文字が小さい、動画のQRコードを読んでもページが開かない、アプリの細かい使い方が書かれていない、という中身です。ショップも気にしているようで、商品ページには「取扱説明書を改良し、動画解説のQRコードを追加した」というお知らせが出ています。

とくに迷う人が多いのが、本体のオレンジのボタンです。2回押すと手動でフードが出る仕組みですが、ふだんはロックがかかっています。

オレンジのボタン2回押しで手動給餌出来ますが、最初に5秒長押しでロック解除をしなきゃならないのを理解できていなくて「あれ?出来ない(汗)」(2025年8月・星4)

このロックは、犬の家にはむしろありがたい仕組みだと思います。犬が鼻でボタンを押して勝手にフードを出す、という話は給餌器のレビューでよく見かけるので、勝手に解除されないのは安心材料です。

1回の量は10g刻みなので、小型犬は実測してから決めます

1ポーションは約10g±3gで、それより細かくは出せません。レビューで実測した人の数字はこんな具合でした。

書いた人設定実際に出た量
ポメラニアン(星5)10g13g
1歳半のポメラニアン(星5)10g9g
2.6kgのチワワ(星5)朝夕2回・2杯ずつちょうどいい量
大型犬(星4)12ポーション1ポーション7.5〜8g

パフィくらいの5kgの子だと、1日の量は100g前後です。1回10gの誤差が3gでも、4回に分ければ1日に10gほどずれることがあります。毎日の主食を全部任せるより、帰りが遅い日の1食や、泊まりの日の分を任せる使い方のほうが合っていそうです。「5g単位で出せたら」という声は、犬の飼い主からも猫の飼い主からも出ていました。

回数の多さを活かしている犬の家もあります。空腹で吐いてしまう子に1日4回に分けたポメラニアン、早食いで胃拡張を心配して大型犬の食事を1日5回に分けた家、胆汁を吐く子のために1日4回にした家。カメラ式なら15回まで組めます。

今まで朝晩2回フードを与えていたのですが早食いの癖があって胃拡張になってしまい胃捻転になるのではと思い1日5回に分けてあげるようにしました。(2025年2月・星5)

Wi-Fiが切れた日にどう動くかを、出かける前に家で試しておきます

カメラ式で一番重い★1は、旅行中に止まった話でした。

1泊2日の旅行に備えて購入しました。設定も比較的簡単で良かったのですが、2日目以降接続が切れてしまい、給餌されなくなってしまいました。(2026年2月・星1)

ここで知っておきたいことが3つあります。

  • 電池だけで動かすとWi-Fiにつながらない。電源のない場所に置こうとして電池で使ったら、オフラインになって給餌されなかった、という★4がありました
  • タンクが空でも「給餌済み」と出ることがある。犬の飼い主が、フード0のまま時間を待ったら、出ていないのにアプリでは適量を出したことになっていた、と書いています。残量は通知ではなく、タンクの窓で見るのが確実です
  • 最初の1回は出ないことがある。タンクにフードが少ないとうまく出なかった、半分くらい入れたら出るようになった、という声もありました

泊まりの1週間前には届くように頼んで、家にいる日に何回か動かしておく。それだけで、この★1の状況はかなり避けられます。新しい機種なので長く使った報告はまだ少なく、2か月で電源が落ちるようになった★2、4か月で電源が入らなくなった★3も出ています。通常の保証は180日で、レビューを書くと365日に延びます。

犬が手で倒すという声は1件。ロック付きのタンクからフードは出ていません

本体は1.8kgで、タンクは回して締めるロック式です。わんぱくな子犬の家では、皿は外されたものの、フードは一度も取り出されなかったそうです。

うちの犬はわんぱくで、お皿を外したり、餌の匂いがするので、機械の周りをずっと掘っています。ロックがしっかりしているので、現段階で餌が取り出される事はありません!(2025年8月・星5)

一方で、1台目が壊れて2台目を買った人は、犬が「餌が出てくるもの」と覚えて手で倒すので、また壊れないかヒヤヒヤしている、と書いています。猫の家でも「倒されて電源が落ち、オフラインになった」が3件。倒されるとWi-Fiごと止まるので、置き場所は壁際にして、動かないように何かで支えておくと安心です。

こんな犬・飼い主に向く/向かない

向いているのは、乾燥フードを食べる小型〜中型犬で、帰りが遅い日や1〜2泊の留守がある家です。1日に何回も分けて出したい子にも合います。カメラ式なら、出かけている間に「ちゃんと来て食べたか」を顔で確かめられます。

向かないのは、半生やウェットが主食の子(タンクに入れられません)と、グラム単位で体重管理をしたい家です。お皿の残りを外から見たい人も、カメラの位置で期待外れになりやすいので、見守りカメラを別に置く前提で考えてください。留守番が何時間までなら大丈夫かは犬の留守番は何時間までに書きました。

残業が決まった夕方、「ごはんどうしよう」とスマホを開く日があるなら。カメラ式なら1日15回まで組めて、出かけ先から手動でも出せます。家に見守りカメラがあるなら、タイマー式の6,980円で十分です。届いたら週末に2〜3回動かして量を量っておけば、次に帰りが遅くなる日は、仕事を切り上げて急いで帰らなくて済みます。