商品について

これは人間用の湯たんぽです。コンセントで数分温めてからコードを外して使う充電式(蓄熱式)で、ねこ・茶しば・シマエナガのぬいぐるみのようなカバーが付いています。

楽天レビュー114件を全部読みました。「柴犬」という言葉はよく出てきますが、ほとんどは茶しば柄のカバーの話です。実際に犬に使った人は2件だけでした。

この商品で決めることは、表面65℃前後の湯たんぽを、犬の体に触れない場所に置けるかです。2,085円と手ごろなぶん、壊れたという声も見ておく必要があります。

表面温度は65℃前後で、充電は7〜15分です

商品ページの「商品詳細」の数字をまとめます。

項目内容
サイズ約22.5×34×7.5cm(カバー込み)
重さ約1,405g(カバー込み)、コード約120g
表面温度65℃前後
充電(蓄熱)時間約7〜15分(室温などで変わる)
使える時間約2〜6時間(長いほうは布団の中で使った場合)
消費電力400W
カバーポリエステル。洗濯機で丸洗いできる(洗濯ネットを使う、乾燥機は不可)
保証メーカー保証1年

消費者庁の資料では、44℃で3〜4時間、46℃で30分〜1時間、50℃なら2〜3分で皮膚が損傷を受けるとされています。65℃前後はそれよりかなり高い温度です。カバー越しでも、犬がお腹をくっつけて何時間も眠る置き方はさせないほうがいいと思います。

一方で、レビューには「ぬるい」という声がかなりあります。

他にもいくつか湯たんぽを持ってますが、本商品がダントツで低温です。ぬるい感じで全く温かくないです。充電面はほんのり温かいですが、裏面は全く温かくないです。

充電した本体は温かいけど、カバーに入れると温もりを感じられなくなる。ぬいぐるみを抱っこしてるのと変わらない。

カバーが厚いぶん、手に伝わる温度は下がるようです。ただ、充電した直後の本体は「かなり熱かったので、充電場所に気をつけないと」と書いた人もいて、表面温度そのものは低くありません。

犬に使った2件は、どちらも寝床のそばで使えていました

飼い犬用に購入しました。カバーの生地は厚みがあり、ほんのり温かい感じ。 私の希望としては、カバーの閉じ口がファスナーではなく、マジックテープの方が嬉しかった感じです。

グレーねこちゃん購入 我が家のチワわんわんのお気に入りです もふもふの質感とても癒されております

1件目の「閉じ口がファスナー」は、犬に使うなら気にしたい点です。ファスナーの金具は、かじる犬にとっては格好の引っかかりになります。

うちのパフィは、子犬のころにお湯を入れる湯たんぽを使っていました。ドーム型ベッドの底の外側(ベッドの下)に置き、寝るときはケージの上にももう1つ置いて、上下からベッドの中をじんわり温めていました。カバー付きでも体に直接触れないようにしていたのは、熱すぎるのが心配だったからです。

それでも、パフィはカバーをかじるようになりました。それで湯たんぽは使うのをやめ、それ以来出していません。

カバーの縫い目がほつれたという声が2件あります

犬に使うなら、いちばん気になったのがこの2件です。

椅子に座ってお腹に乗せているだけなのに、シマエナガの羽の片方が取れました。確認したら、付いている方もまるで仮縫いかと思えるほどのざっくりした縫い目。

カバーの作りは強くないので、長くは持たない。5回くらい使用したら、糸がほつれてきたので、誤飲が心配。

人がお腹に乗せているだけで羽が取れるなら、犬がくわえて振れば簡単に外れると思います。耳やしっぽ、羽のような出っぱりのある柄は、かじる犬のそばには置かないほうが安心です。パフィは破壊が落ち着く2025年の春から秋ごろまで、ぬいぐるみもクッションのベッドも1日で壊していたので、あの時期なら真っ先に狙っていたはずです。

本体の故障は「ワンシーズン」という声が目立ちます

★の内訳は★5が79件、★4が23件、★3が5件、★2が4件、★1が3件です。★3以下は12件で、全体の10.5%でした。

★1には本体が膨らんだという報告がありました。

2ヶ月たった今、ねこの湯タンポ部分が膨らみ始めた。せめてワンシーズンもってほしかったけど…これは使い続けたら危険ですよね?

★5や★4のなかにも、前の湯たんぽが壊れたので買い直したという話が混ざっています。

去年猫を使ってて、ワンシーズンで壊れたので、同じ充電器のタイプを購入。柴犬かわいい!匂いはきついので洗濯してからの使用をおすすめ。

柴犬を出してきて充電器にセットしてみるとランプがつかず。何度も試しましたが、ありゃーこれはもう寿命ですなということで

★2には「6〜7分で切れてしまい」、★3には「10分くらいで充電が終わる時もあれば20分以上かかる時もあり」と、充電の不安定さを書いた人もいました。保証は1年なので、シーズン中に膨らみや充電の異常が出たら使うのをやめて問い合わせるのがいいと思います。犬のそばに置くならなおさらです。

においの話も出ています。

中身の温かくなる奴は最初結構アルミの溶けたような匂いがきつかったですが使ったいくうちにニオイも減ってきました。

犬は人よりずっと鼻がきくので、届いたら何回か充電してカバーも洗い、においが落ち着いてから犬の近くに置く順番がいいと思います。

柄によって充電器や温まり方が違うことがあります

シマエナガとねこを同時に買った人は「シマエナガは充電スイッチがあるのに対し、ねこはなし」と書いていて、茶しばを追加で買った人も「充電器が猫と同じだと思っていて…違うものだった」と書いています。3つの柄は同じ2,085円ですが、型番もシマエナガがSHS5601、茶しばがITO-01、ねこがITO-02と分かれています。2つ以上そろえて充電器を使い回すつもりなら、同じ柄で買ったほうが無難です。

この商品が向く犬・向かない犬

向いているのは、次のような家です。

  • ドーム型ベッドやケージで寝る小型犬で、寝床の下や屋根の上から温めたい
  • 2,000円台で、まず湯たんぽを犬が嫌がらないか試したい
  • 寝床のまわりに電気コードを置きたくない

向いていないのは、次のような場合です。

  • ぬいぐるみやカバーをかじる犬(羽や耳が取れやすいという声があります)
  • 犬が抱きかかえて寝る使い方をしたい(表面65℃前後です)
  • 何シーズンも続けて使いたい(ワンシーズンで壊れたという声が複数あります)