商品について

うちのパフィは歯磨きを嫌がりません。押さえつける必要も、逃げられることもない。子犬のころから口を触られ慣れているおかげで、歯ブラシと指サックブラシで磨いて、仕上げに歯磨きシートで拭くという流れが毎日3分ほどで終わります。動物病院でもトリミングサロンでも、口の中について指摘を受けたことは2年間で一度もありません。

だから正直に言うと、僕は「歯磨きの代わりになるふりかけ」を必要としている飼い主ではありません。それでもこの商品を調べたのは、歯磨きができている家がさらに何かを足す意味はあるのかという一点が気になったからです。

このこのふりかけの給与量の決め方を見て、その答えが少しわかった気がしました。

与える量が体重ではなく口の大きさで決まる

公式のFAQに、こう書かれています。

小型犬・中型犬は1日1包、大型犬は1日2包。

体重によって量が変わらないのかという質問への回答が、これまた明快でした。このこのふりかけは体重ではなく、お口の大きさによって与える量を定めているとのこと。

これはフードやサプリメントの常識とは逆です。ふつう給与量は体重に比例して決まります。体に吸収させて働くものだからです。ところがこの商品は口の中に届けばいいという設計なので、5kgのポメプーも15kgの柴犬も同じ1包になる。

言われてみればそのとおりで、口の大きさは体重ほど差がありません。うちのパフィの口とラブラドールの口は、体重差ほどには違わない。この一点だけで、この商品が「体の中から」ではなく「口の中で」働くことを狙っているのがわかります。

そして飼い主にとってありがたいのは、体重ごとに計量する手間がないこと。1日1包を開けてかけるだけです。

1包1.5gで約3.09kcal

もうひとつ、実務的に大事な数字があります。1包(1.5g)あたり約3.09kcal。

これは公式FAQに、ごはんの量を調整したほうがいいかという質問への回答として載っていました。3kcalなら、5kgの犬の1日の必要量(およそ250〜290kcal)の1%ほど。ふだんのフードを減らす必要はありません。

デンタルケア用のガムやおやつを足すと、その分カロリーが乗って体重管理と衝突します。パフィも一時期、フードを食べてくれなくてご褒美のガムばかり増えた時期があって、あれは反省点でした。カロリーで衝突しないのは、毎日続けるものとしてはかなり効いてくる利点だと思います。

与え方は、いつものごはんにかけて混ぜるだけ。1日1包を守れば2食に分けても構わないとのことです。旧品はオリゴ糖の配合が多くベタつきが残りやすい形状だったそうで、現行品はさっと水に溶けてダマになりにくいよう改良されたと公式が説明しています。

うちのパフィは粉末や薬をチュールに混ぜれば問題なく食べる子なので、導入のハードルは低いタイプです。歯ブラシを嫌がる子でも、ごはんにかけるだけなら抵抗がない。そこがこの商品の狙いどころですね。

原材料は8種類

原材料は次のとおりです。

水溶性食物繊維(国内製造)、アルロース(希少糖)、イソマルトオリゴ糖(トウモロコシ由来)、リベチン含有卵黄粉末(卵を含む)、デキストリン、乳酸菌(殺菌)、なたまめ茶粉末、海藻抽出物(アスコフィラン)/ポリグルタミン酸(大豆由来)。

公式が主役として挙げているのは、このあたりです。

成分公式の説明
グロビゲンPGお口の汚れに素早く結合する(リベチン含有卵黄粉末)
なた豆茶粉末別名「膿とり豆」と呼ばれる。丹波なた豆のみを厳選使用
ポリグルタミン酸納豆のネバネバの主成分。口内のうるおいを保つ
乳酸菌口内フローラのバランスを保つ
アスコフィラン海藻由来の成分
イソマルトオリゴ糖・アルロース虫歯になりにくく低エネルギー

なた豆については、中国などからの輸入物が多く出回っている中で丹波産のものだけを使っていると明記されていました。産地を指定して書いているのは、材料の出どころを気にする飼い主には手がかりになります。

添加物は、香料・着色料・保存料・防カビ剤・増粘剤・発色剤・酸化防止剤(BHA・BHT)を使用していないとのこと。人も食べられる原材料のみを使用しているという説明もあります。

製法についてもひとつ主張がありました。自然由来の成分は高熱に弱いので、加熱処理をしないふりかけの形にしているというものです。粒状のおやつやガムだと成形に熱がかかりますから、剤形そのものを理由にしているのは筋が通っています。

なお開発は、福岡県福岡市の照葉ペットクリニック院長との共同開発と公表されています。累計販売数は2,000万包を突破したとのこと。

保存と賞味期限

未開封で1年という賞味期限の長さについて、保存料を使っていないのに長すぎないかという質問が公式FAQに載っていました。回答は、個包装の袋にアルミを使っていて酸素と日光を遮断しているから、というもの。1年という品質保証は未開封の場合のみで、開封後は空気や湿気に触れるため密閉容器に入れて数日中に使い切るよう案内されています。

保管は高温多湿を避けて。冷蔵室は室内との温度差で結露してカビが発生する可能性があるためおすすめできない、とはっきり書かれていました。粉末を冷蔵庫に入れたくなる気持ちはわかるので、これは知っておいて損がない注意点です。

賞味期限は外袋の下部と各個包装袋の下部の両方に記載されています。

価格と定期コースの条件

買い方商品代金(税込)送料合計
単品購入3,850円350円4,200円
定期コース 初回3,278円無料3,278円
定期コース 2回目以降3,278円350円3,628円

定期コースは約15%OFFで、初回も2回目以降も商品代金は3,278円で変わりません。 初回だけ安くして2回目から跳ね上がる形ではないので、月々の見通しは立てやすいほうです。変わるのは送料350円の有無だけ。

1包あたりに直すと、単品で約128円、定期で約109円。1日1包なので、そのまま1日あたりの金額になります。

条件はこうなっています。

  • 30日ごとのお届け
  • 1回のご購入でも停止・お休みが可能
  • 袋数とお届け間隔は食べるペースに合わせて変更できる
  • キャンセルは次回発送予定日から10日を過ぎる前までに連絡
  • 解約の連絡がない限り自動更新
  • 11,000円(税込)以上の購入で送料無料

10日前という期限は、他社の7日前より少し早い設定です。次回お届け日をカレンダーに入れておくのが安全だと思います。

サンプルの用意はない、と公式が明記しています。試すなら1袋3,278円からです。

何を期待して、何を期待しないか

公式FAQに、効果が出るまでどれくらいかかるかという質問への回答があります。そこには「お薬ではなくお口ケアを目的としたサプリメントです」と書かれていました。売り手が自分でこの線を引いているのは、判断材料として大きいと思います。

アレルギーが気になる場合は全原材料を確認したうえでかかりつけの獣医師に相談してから、という案内もあります。卵と大豆が入っているので、ここは実際に確認が必要な子がいるはずです。お薬を飲んでいる子との併用については、サプリメントなので問題ないとしつつ、こちらも獣医師への確認をすすめる内容でした。

うちのようにすでに毎日磨いている家にとっては、これは土台の上のひと足しです。磨く・拭く・噛むという機械的なケアをやめてこれに置き換える、という使い方をするものではありません。逆に、歯ブラシをどうしても受け入れてくれない子の家では、ゼロよりは、という発想で入れる価値があると思います。

こんな愛犬・飼い主さんに向いています

  • 歯ブラシを嫌がって、口まわりを触らせてくれない子
  • 粉末をごはんに混ぜれば問題なく食べる子
  • カロリーを増やさずに口のケアを足したい、体重管理中の子
  • 子犬からシニアまで、家族で複数頭いても同じものを使いたい家庭
  • 毎日のケアはできているけれど、もうひとつ手を足しておきたい飼い主さん

向かないのは、卵や大豆に反応が出る子です。リベチン含有卵黄粉末とポリグルタミン酸(大豆由来)が入っているので、原材料の時点で確認が必要になります。それと、まず少量で試したい人。サンプルの設定がないので、1袋3,278円からのスタートになります。