商品について

原材料の欄を見て、二度見しました。

リンクストリーツの原材料は、これだけです。

生白身魚99.2%(タラ科の魚)、塩

以上。2つです。保存料も、植物性グリセリンも、デンプンも入っていません。エッセンシャルの他のおやつ(エッセンシャルトリーツ サーモン、エッセンシャルソーセージ)には保存料が使われているので、この商品だけが違います。

成分の数字も極端です。タンパク質85%以上、脂質0.6%以上、水分1%以下。カロリーは360kcal/100g。魚を乾かして固めた、それだけのおやつということですね。

犬用と猫用を兼ねた商品で、犬は全犬種・成犬から、猫は全猫種・成猫からが対象です。原産国はアイスランド。80gで税込2,838円。

日本ではレティシアンが正規輸入代理店として扱っています。

タンパク質85%以上という数字の意味

成分含有量
タンパク質85%以上
脂質0.6%以上
粗繊維1.5%以下
灰分6%以下
水分1%以下
エネルギー360kcal/100g

タンパク質85%以上は、ドッグフードやおやつの表示でめったに見ない数字です。同じブランドのおやつと並べると差がはっきりします。

商品タンパク質脂質水分
リンクストリーツ85%以上0.6%以上1%以下
エッセンシャルトリーツ サーモン25%以上2%以上26%以下
エッセンシャルソーセージ22%以上4.2%以上27.8%以下

理由は水分です。水分1%以下まで乾かしているので、残りのほぼすべてがタンパク質になります。生の白身魚から水を抜いていくと、こういう数字になるんですね。

タラ科の魚が使われています。公式の説明では「雪のように透き通った身は高タンパク・低脂肪で、さっぱりとした味わいと豊かな旨味が特徴」と書かれています。かつてヨーロッパで漁場権をめぐる争いが絶えなかったほど広く愛されてきた魚、という説明もついています。

塩が入っている。だから量は守りたい

正直に書いておきたい点です。原材料の2つめはです。

公式の説明では「タラの旨味を最大限に引き出す、ひとつまみのヨーロッパ産塩」とされていて、体の機能に必須のミネラルという位置づけで書かれています。実際、灰分6%以下という数字はエッセンシャルトリーツ サーモン(15%以下)よりずっと低いので、塩の量そのものは多くないはずです。

それでも、心臓や腎臓の状態でナトリウムの摂取を気にするよう言われている子の場合は、獣医師に確認してから使うのが順番だと思います。うちは今のところそうした指示は受けていませんが、シニア期に入ればわかりません。

公式の給与方法も控えめです。「リンクストリーツは補助的におやつとして与えてください。トリーツを与えた量に応じてフードの量を減らし、1日の食事量が一定になるように調節してください」とあります。他のおやつのように「1日最大○本」という上限が書かれておらず、あくまで補助という表現です。

1日にどれくらい使えるのか

うちはおやつを1日の総カロリーの1割程度を上限の目安にしています。その基準で計算します。

項目数字
パフィの1日の目安カロリー(ドライで換算)約285kcal
1割にあたるカロリー約28kcal
このトリーツのカロリー360kcal/100g
1日に使える量約8g
80gでもつ日数約10日
1日あたりの金額約284円

1日約284円。月にすると8,500円ほどになります。毎日の定番おやつとしては高い金額です。

ただ、この計算には注意があります。1粒が軽いはずだということです。ハート型で直径10〜12mm、厚さ約6mm。水分1%以下まで乾かしているので、この大きさなら1粒は1g前後でしょう。つまり8gなら1日8粒前後。しつけの練習で何度もごほうびを渡す場面なら、8回分の回数が稼げます。

「1回あたり35円のごほうび」と考えれば、そこまで極端な金額ではありません。おやつは量で満足させるものではなく、回数で気持ちを伝えるものだと思えば、小さくて軽いという性質はむしろ都合がいいですね。

※1粒の重量は公式サイトに記載がないため、上の粒数は形状とサイズから見た推測です。

ハート型・直径10〜12mm。しつけの練習に向くサイズ

項目内容
形状ハート型
サイズ直径約10〜12mm
厚さ約6mm

10mm前後という小ささは、しつけのごほうびとしてかなり使いやすいサイズです。1回渡してもカロリーがほとんど動かないので、何度も繰り返す練習に向きます。

うちのパフィは小さいころ、ブラッシングを嫌がって逃げていくことがありました。根気強く毎日続けた結果、今ではブラッシングの準備をすると自分から膝の上に飛び乗ってきます。歯磨きも子犬期から口を触られ慣れさせたおかげで嫌がりません。

ああいう「毎日少しずつ慣らす」作業のときに使うごほうびは、小さくて何度も渡せるものがいい。カロリーの大きいおやつだと、練習の回数がカロリーで縛られてしまいます。その意味で、水分1%以下の小さな粒というのは理にかなった形だと思います。

爪切りは今も苦手で、伸びた1〜2本の先端だけを二人がかりでやっています。ここはまだ克服できていないので、こういうごほうびを使って慣らす価値がある場面かもしれません。

※生産ロットによって粒の形状・サイズ・色・香り・質感には差が出ることがあります。

価格と定期コース

購入パターン税抜税込(概算)
通常購入 1袋2,580円2,838円
定期コース 1袋(10%OFF)2,322円約2,554円

定期コースの割引は合計金額で決まります。税抜7,000円未満は10%OFF、7,000円以上20,000円未満は15%OFF、20,000円以上は20%OFF。1袋だけだと10%OFFです。

ドライフードと一緒に定期で頼めば合計金額が上がるので、割引率も上がります。ドライのスーペリアリビング1袋(税抜6,880円)とこのトリーツ1袋(税抜2,580円)で合計9,460円になり、15%OFFの枠に入ります。

回数の縛りはありません。解約は次回お届け日の7日前までに連絡すればOKです。

なお、このリンクストリーツは「愛犬用 エッセンシャル ノーティカルセット」(税込11,990円)の構成品にも入っています。ドライのノーティカルリビング1.8kgと缶詰400g×2缶とのセットです。ただしセット価格は単品を3つ買った合計と同額なので、値引きはありません。組み合わせを考えなくていい、という手間の省き方として見るのが正確です。

原材料一覧

生白身魚99.2%(タラ科の魚)、塩

原産国:アイスランド

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 原材料の少ないおやつを探している方。生白身魚と塩の2つだけです
  • 保存料が使われていないおやつを選びたい方
  • 脂質を抑えたおやつを探している方。0.6%以上です
  • しつけの練習で何度もごほうびを渡す方。1粒が小さく軽い形です
  • 体重を気にしている子。1粒あたりのカロリーが小さくて済みます
  • 犬と猫を一緒に飼っていて、両方に使えるおやつが欲しい方(どちらも成犬・成猫から)

こんな方は注意

  • 塩が使われています。ナトリウムの摂取を気にするよう言われている子は、獣医師に確認してから使うのが順番です
  • 対象は成犬からです。子犬には向きません
  • 魚のアレルギーがある子には使えません
  • 80gで税込2,838円。1日の総カロリーの1割で使うと約10日分です
  • 公式の給与方法に「1日最大○個」という上限は書かれておらず、「補助的に」という表現です。量は自分で管理する前提になります
  • 水分1%以下でかなり硬いはずです。歯の弱い子には向かない可能性があります

我が家の場合 — うちのおやつ棚は、ありきたりのものばかりだ

正直に言うと、うちのケア用品とおやつはペットショップや100均で買えるありきたりのものが中心です。スリッカーブラシもペットショップで最初に買ったもので、特にこだわって選んだわけではありません。涙やけシートも無香料・低刺激のありきたりなもの。

そういう棚の中で、この原材料表示は際立って見えました。生白身魚99.2%と塩。以上。

犬のおやつって、原材料表示を見ると10も20も並んでいるのが普通です。デンプン、グリセリン、保存料、増粘剤。それが2つで済んでいるというのは、それ自体がひとつの答えだなと思いました。

もちろん値段は違います。80gで2,838円は、うちの棚にあるおやつの何倍かの単価です。だから毎日ぽんぽん渡すものにはならない。

でも使いどころは思い浮かびます。爪切りです。パフィはブラッシングも歯磨きも嫌がらない子になったのに、爪切りだけは今も苦手で、伸びた1〜2本の先端を二人がかりでやっています。基本はサロン任せ。ここを克服したいと何度も思ってきました。

小さくて何度も渡せて、しかも中身が潔いおやつ。慣らしの練習に使うなら、こういうものを選ぶ価値はあるのかもしれません。パフィのおやつ棚を、少しずつ入れ替えていってもいいなと思っています。