商品について

子犬を迎えた最初の数ヶ月は、フードのことで頭がいっぱいになります。うちがパフィをお迎えしたのは生後約3ヶ月、体重1kgのころ。1日3〜4回に小分けして、ドライフードをぬるま湯でふやかして与えていました。カリカリのままだと食べにくそうで、ふやかすと香りが立って鼻を近づけてくれたんですよね。

エッセンシャルドッグフード ザ・ビギニング 小型犬子犬用は、その時期のためのフードです。1kgという小さい袋で税込5,038円。1kgあたりで見るとエッセンシャルのドライで最も高いのですが、子犬期は成長に合わせて食べる量がどんどん変わるので、小さい袋で買えるほうが実用的です。

タンパク源はチキン&ダック48.6%(乾燥チキン24.5%、チキン生肉21.8%、乾燥ダック1.5%、ダック生肉0.8%)にサーモン&マス5%。成犬用のスーペリアリビングとほぼ同じ構成です。

エッセンシャルはデンマークのブランドで、日本ではレティシアンが正規輸入代理店として扱っています。ドライフードの製造国はイギリスです。

タンパク質27%以上で脂質9%以上。子犬用としては脂質が控えめ

成分含有量
タンパク質27%以上
脂質9%以上
粗繊維8%以下
灰分10.13%以下
水分9%以下
オメガ6脂肪酸4.4%
オメガ3脂肪酸1.6%
エネルギー398.5kcal/100g

数字の組み合わせに特徴があります。脂質9%以上はエッセンシャルのドライで最も低い数字なのに、カロリーは398.5kcal/100gと2番目に高い。チキンオイル6.9%とサツマイモ、ジャガイモでカロリーを確保しつつ、脂質そのものは抑えている設計です。

オメガ6脂肪酸4.4%は同ブランドで最も高い数字です。

粗繊維8%以下も同ブランドで最も高く、ほかの味は5.75〜6.75%あたりに収まっています。

子犬用フードの給与量表は「成犬時の予想体重」で見る

ここがいちばん伝えたいところです。子犬用フードの給与量表は、今の体重ではなく成犬になったときの予想体重で行を選びます。エッセンシャルも同じです。

子犬の給与量

成犬時の体重2〜3ヶ月4〜5ヶ月6〜7ヶ月8〜9ヶ月10〜11ヶ月12ヶ月
1〜5kg50〜65g70〜75g70〜80g成犬用へ成犬用へ成犬用へ
6〜10kg95〜130g145〜155g145〜165g150g185〜195g220g〜成犬用へ
11〜15kg130〜180g205〜220g200〜230g205〜215g220〜230g260g〜成犬用へ
16〜20kg145〜220g255〜275g235〜285g245〜255g265〜280g260〜285g
21〜25kg175〜265g305〜335g285〜345g295〜305g315〜335g285〜340g

成犬時1〜5kgの子は生後8ヶ月から成犬用フードに切り替える案内になっています。6〜10kgの子は12ヶ月まで子犬用を続けます。

うちはここでつまずきました。ペットショップでは「成犬で3kgくらい」と説明されていたので、当然1〜5kgの行を見ることになります。ところがパフィは1歳で4kg、1歳半で5.12kgまで成長しました。実際には1〜5kgの行の上限ぎりぎり、6〜10kgの行に入りかけるような子だったわけです。

3kg想定の量と5kg想定の量では、必要なカロリーがだいぶ違います。あのとき「予想体重が外れる可能性」をまったく考えていなかったのは、今思えば反省点です。ミックス犬は特に大きさの予想が外れやすいので、体重の伸びを見ながら行を読み替える意識があるといいと思います。久しぶりに会う実家の親が成長にびっくりするくらい、半年から1歳半までの伸びは急でした。

公式でも「まずは給与量の下限から始めて調節」と案内されているので、迷ったら少ないほうから、というのは覚えておきたいところです。

粒の大きさ・形状

項目内容
形状四角形
サイズ1辺約9mm
厚さ約7mm

小型犬の子犬用なのに、粒のサイズは成犬用(スーペリアリビングなど)と同じ1辺9mm・厚さ7mmです。同ブランドの大型犬子犬用が直径17mmの丸型なので、そちらとの差ははっきりしています。

生後2〜3ヶ月の子にとって1辺9mmは決して小さくありません。うちがふやかして与えていた理由もそこです。厚さ7mmだとぬるま湯でふやかすのに10分以上かかると思うので、時間には余裕を持ったほうがいいでしょう。ふやかすと香りが立って食いつきが良くなるという体感もありました。

※生産ロットによって粒の形状・サイズ・色・香り・質感には差が出ることがあります。

1kgでどれくらいもつのか。月額を計算してみる

子犬期のフード代は、袋が小さいだけに回転が速くなります。実際に計算してみます。

時期(成犬時1〜5kgの子)1日の給与量1kgでもつ日数月あたりの袋数月額(通常価格・税込)
2〜3ヶ月50〜65g約15〜20日約1.5〜2袋約7,600〜10,100円
4〜5ヶ月70〜75g約13〜14日約2.1〜2.3袋約10,600〜11,600円
6〜7ヶ月70〜80g約12〜14日約2.1〜2.5袋約10,600〜12,600円

けっこうかかります。成犬時6〜10kgの子だと1日145〜165gになる時期があるので、そこはさらに増えます。

定期コースを使うとこうなります。

購入パターン税抜税込(概算)1袋あたり税込
通常購入 1袋4,580円5,038円5,038円
定期コース 1袋(10%OFF)4,122円約4,534円約4,534円
定期コース 2袋(15%OFF)7,786円約8,565円約4,282円
定期コース 5袋(20%OFF)18,320円約20,152円約4,030円

定期コースの割引は合計金額で決まります。税抜7,000円未満は10%OFF、7,000円以上20,000円未満は15%OFF、20,000円以上は20%OFF。1袋だと10%OFFですが、子犬期は月2袋ペースになるので、2袋の定期にすれば自然に15%OFFの枠に入ります。1袋あたり約4,282円まで下がります。

回数の縛りはありません。解約は次回お届け日の7日前までに連絡すればよく、初回にはフードスクープがついてきます。子犬期は体が大きくなるスピードが速いので、届く周期を1週間から13週間まで1週単位で選べるのは使いやすいと思います。

関節向けの3成分と、腸に届く糖類

成分内容
関節向けグルコサミン、コンドロイチン、MSM
腸に届く糖類フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖
ベリー類アサイー、クランベリー、マルベリー、ビルベリー
野菜・フルーツニンジン、カリフラワー、ホウレンソウ、リンゴ、ナシ、トマト、オレンジ
炭水化物源サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ

原材料一覧に米・小麦・トウモロコシは出てきません。

グルコサミン・コンドロイチン・MSMが子犬用にも入っているのは、小型犬を飼う人にとって見どころだと思います。小型犬の飼い主同士で話すと「うちもパテラ持ち」という返事が本当に多いんです。うちのパフィはまだ触診で「問題なさそうですね」で済んでいますが、ソファから飛び降りたりサークルのトイレトレーの上に着地してバコバコ音を立てたりするのを見ると、ヒヤッとします。子犬のうちからこの3成分が入っているフードを選べるのは、悪くない話です。

チキンとダックにはどちらもレッドトラクター認証がついています。英国最大級の品質保証で、食品安全(HACCPに基づく管理)、動物福祉、環境への配慮、100%トレーサビリティの4つを独立した第三者機関が監査するものです。

原材料一覧

チキン&ダック48.6%(乾燥チキン24.5%、チキン生肉21.8%、乾燥ダック1.5%、ダック生肉0.8%)、サツマイモ、チキンオイル6.9%、エンドウ豆、サーモン&マス5%(生サーモン3.5%、生マス1.5%)、アマニ、ジャガイモタンパク、卵2.7%、チキングレイビー2.5%、アルファルファ、ジャガイモ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、カリフラワー、ホウレンソウ、アサイー、リンゴ、クランベリー、マルベリー、ナシ、トマト、オレンジ、ビルベリー、海藻、緑茶抽出物、マリーゴールド、ショウガ、朝鮮ニンジン、タウリン、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ビタミン類(コリン、A、チアミン、コバラミン、リボフラビン、ナイアシン、パントテン酸、ピリドキシン、ビオチン、葉酸、D3、E)、ミネラル類(ヨウ素、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、カリウム、亜鉛)

原産国:イギリス

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 小型犬の子犬を迎えたばかりの方
  • 1kgの小さい袋で試したい方。成長で量が変わる時期に使い切りやすいサイズです
  • 脂質を抑えつつタンパク質はしっかり摂らせたい方
  • 子犬のうちからグルコサミン・コンドロイチン・MSM入りのフードを選びたい方
  • 届く周期を細かく変えられる定期コースを使いたい方
  • ふやかして与える前提でフードを探している方

こんな方は注意

  • 1kgあたり5,038円は同ブランドで最も高い単価です。月2袋ペースになる時期があるので、定期コースの2袋以上でないと負担は大きめです
  • 鶏肉にアレルギーがある子には使えません。乾燥チキンとチキン生肉で46.3%を占めます
  • 粒は1辺約9mm・厚さ約7mm。生後2〜3ヶ月の子にはふやかす前提で考えたほうがいいサイズです
  • 成犬時の予想体重で給与量の行を選ぶ設計です。ミックス犬など予想が外れやすい子は、体重の伸びを見ながら読み替えが必要です
  • 大型犬の子犬には別商品(ザ・ビギニング 大型犬子犬用・2.5kg)が用意されています

我が家の場合 — 子犬期のフード選びで、いちばん後悔していること

パフィのお迎えは2024年1月13日、生後約3ヶ月で体重1kgでした。片手で抱っこできるサイズで、ケージを買ったり床をクッションマットに変えたりとバタバタの準備をしたのを覚えています。

最初はドライフードでした。ぬるま湯でふやかして、1日3〜4回に小分けして。それが半年から1歳のあいだに、どうしても食べてくれなくなりました。病院やトリミングサロンに相談しながら何度かフードを変えて、最終的に半生タイプに落ち着いて今に至ります。あまりコロコロ変えるのもよくないと言われて、そこで固定しました。

今振り返って後悔していることが2つあります。

ひとつは、フードを変えるスピードが速すぎたこと。「食べないから次」を短い間隔でやってしまった気がします。今のうちの方針は1ヶ月以上かけてゆっくり混ぜていくというもので、それは当時の反省から来ています。エッセンシャルの公式案内は7日間かけて25%→50%→75%→100%ですが、偏食の子ならもっと時間をかけていいと思います。

もうひとつは、成犬時の体重を鵜呑みにしていたこと。ペットショップで「3kgくらい」と言われて、そのまま3kg前提で量を考えていました。実際は5.12kgです。給与量の表は成犬時の予想体重で読む設計なので、この前提がずれていると量もずれます。今もし子犬を迎えるなら、体重を毎週測って、伸び方を見ながら行を読み替えると思います。

子犬期は一度きりで、やり直せません。だから量の考え方だけは、最初に押さえておいてほしいなと思っています。