商品について

デオシート PREMIUM 12時間 超消臭&超吸収 レギュラーは、ユニ・チャームが出している44×32cmの犬用トイレシートです。84枚入り。消臭マイクロカプセルと高速吸収ポリマーを組み合わせて、消臭力と吸収力が12時間続くという設計になっています。表面はふわさら吸収シート、吸収体の下層に高速吸収ポリマー。1枚で小型犬のおしっこ3回分、約90ccを吸います。

わが家はデオシートを2年半使い続けています。パフィ(ポメプー・5kg・2歳)のトイレは3箇所あって、今敷いているのは「しっかり超吸収 香り消臭タイプ」の108枚入り。ドラッグストアで月に1回買う、というリズムがすっかり定着しました。だからこのPREMIUMは、いつものシーツの上位版という位置づけで気になっていたんです。

ところが商品ページを開いて、吸収量のところで手が止まりました。PREMIUMは90cc・3回分。今使っているしっかり超吸収は150cc・5回分です。上位版のほうが吸う量が少ない。それでいて1枚あたりの値段は、17.1円から24.5円へ上がります。

つまりこのシーツは、吸収量にお金を払う商品ではありません。12時間もつ消臭にお金を払う商品です。ここを取り違えると「高いのに吸わない」という感想になってしまうので、先に書いておきます。

まだ買っていません。以下は使った感想ではなく、うちの1日3枚ペースに置いて計算し直した記録です。

12時間もつのは消臭で、吸収量はむしろ控えめです

商品名に「超吸収」と入っているので誤解しやすいのですが、吸収量そのものは同ブランドの中でも多いほうではありません。数字を並べるとはっきりします。

商品吸収量1枚あたり
デオシート PREMIUM 12時間(本ページ)約90cc・おしっこ3回分約24.5円
デオシート しっかり超吸収 無香消臭約150cc・おしっこ5回分約16.5円

吸う量は6割ほどなのに、値段は1.5倍。ここだけ切り取ると割高に見えます。差額の正体は、12時間続く消臭のほうです。消臭マイクロカプセルが瞬間のニオイを、高速吸収ポリマーがおしっこを閉じ込めて長時間のニオイを抑える。メーカーはこれを組み合わせと説明しています。

雑誌『LDK』のペットシーツ比較テストでも、この製品の評価は消臭に寄っていました。消臭力5.00点は満点で、総合4.33点は検証10製品中2位(1位はシーズイシハラのクリーンワン 金の炭シート、4.67点)。液戻りは4.00点、引っかき耐性も4.00点で、どの項目も崩れていません。バランスは良くて、突き抜けているのが消臭という結果でした。

うちのトイレの使い方だと、この消臭が効くのは1日のうち2箇所に絞られます。日中の在宅時と、留守番・就寝中では、シーツに求めるものが違うんですよね。日中は僕が家にいるので、おしっこをしたら気づいてすぐ替えます。ここに12時間の消臭はいりません。効くのは、7時間ぶんの留守番や、夜寝てから朝までのあいだです。

香料入りの消臭マイクロカプセルなので、無香ではありません

規格を見ると、消臭材は「香料入り消臭マイクロカプセル」と書かれています。つまりこのシーツは無香タイプではありません。ここは正直に書いておきたいところです。

うちがシーツ選びで学んだことのひとつが、香りの強いシーツには気をつけるということでした。以前、香りが強いものに変えたタイミングでパフィがトイレを失敗するようになって、けっこう焦ったんです。犬はトイレの場所だけでなく、自分のおしっこの匂いが残っているかも気にしているそうで、違う匂いが強いと混乱することがあるらしい。それ以来、わが家の基準は「白色・無香」ということになっています。

ただ、正直に続けると、その基準を守れていません。今うちで実際に使っているのは、同じデオシートの「香り消臭タイプ」(フローラル&グリーンの香り)です。無香タイプに替えたいと言いながら、ドラッグストアで手に取るのはいつも香り付きのほう。そして、この香り消臭タイプでパフィがトイレを外したことはありません。

だからPREMIUMについては、うちは「香りがあるから無理」とは言えない立場です。今使っているのと同じ、香りで消臭を補助するタイプ。ここに関しては、乗り換えのハードルはほとんどないと思っています。逆に、はっきり無香で選びたい方にはデオシート しっかり超吸収 無香消臭タイプのほうが素直です。

ブラインドティッシュは「濡れを見せない」ための設計です

もうひとつの特徴が、ブラインドティッシュという層です。メーカーの説明は「おしっこ跡の見た目が清潔」。吸ったあとの色を目立たせないための構造で、これは欠点ではなく、意図してそう作られています。

でもわが家は逆で、濡れているかどうかが見えないと困ります。うちはおしっこを1〜2回したら交換するスタイルなので、交換のタイミングを見た目で決めているんです。以前、消臭機能つきの色付きシーツを使ったときは、おしっこをしても色が変わらず、気づいたらびちゃびちゃ。炭入りの黒っぽいシーツも同じ理由でやめました。同じことをライオンペットのサラリのパステルグリーンでも感じたばかりです。

それと、白いシーツにはもうひとつ役割があります。おしっこの色や量の変化に気づけることです。パフィは自分で不調を言えないので、毎日のトイレチェックは体調を知る手がかりになっています。

ただ、この商品に関しては見方が変わりました。12時間ためる前提のシーツなら、濡れが見えないことは欠点になりにくいんです。留守番や就寝中に敷いておくシーツは、そもそも途中で見て判断できません。帰宅したら替える、朝起きたら替える、と時間で決まっている。だとしたら、見た目がきれいなほうが気持ちいい。日中の「濡れたら替える」用と、留守番の「時間で替える」用を分けて考えると、この設計はちゃんと筋が通っています。

商品スペック

項目内容
シートサイズ44cm × 32cm(トレーにぴったり)
吸収量小型犬のおしっこ約3回分・約90cc
入数84枚
表面材ポリオレフィン、ポリエステル不織布
吸水材綿状パルプ、吸水紙、高分子吸水材
消臭材香料入り消臭マイクロカプセル
防水材ポリエチレンフィルム
結合材ホットメルト接着剤
原産国日本
発売元ユニ・チャーム ペットケア
JANコード4520699659878

44×32cmは市販のレギュラー用トレーに収まる標準サイズです。うちが使っているリッチェルのステップトレー レギュラー(外寸47.9×35.2cm)にも問題なく載ります。同じレギュラー表記でも商品によって1〜2cm違うので、シーツを四隅で押さえるタイプのトレーを使っている方は手持ちの実寸と見比べてみてください。

なおメーカーは、シートで遊ぶ癖のある犬には使用を控えるよう書いています。表面材と吸収体が柔らかいぶん、噛んだり引っかいたりすると破れて中身が出ることがあるためです。パフィも子犬の頃はトイレの端をガジガジやっていて、今もトレーのふちはささくれだらけ。あの時期にこれを敷いていたら、まず破られていたと思います。

1枚24.5円を、うちの3枚ペースで計算してみました

楽天24での価格は84枚で2,062円。1枚あたり約24.5円です。今使っているデオシート108枚入り1,850円が1枚約17.1円なので、差は7.4円。この7.4円を1日3枚ぶん払い続けるとどうなるか、うちの数字で出してみました。

使い方1日のコスト1ヶ月(30日)
今のうち(しっかり超吸収 約17.1円 × 3枚)約51円約1,540円
3箇所ぜんぶPREMIUM(約24.5円 × 3枚)約74円約2,210円
留守番用の1枚だけPREMIUM(24.5円+17.1円×2)約59円約1,760円

全部替えると月に約670円、1年で約8,000円ふえます。シーツにこの上乗せはさすがに厳しい。でも、留守番と夜に使う1枚だけをPREMIUMにするなら、月の増加は約220円です。1年で約2,700円。これなら払えます。

わが家がこの計算に落ち着いたのは、消臭が効く時間帯が限られているからです。日中は在宅でこまめに替えているので、12時間の消臭に払う理由がありません。ニオイが気になるのは、7時間ぶんの留守番から帰ってきた瞬間と、朝起きたときのリビング。その2回のためだけに、1日1枚を上位版にする。これが今のところ、いちばん納得できる使い方です。

もうひとつ、価格には注意が必要です。楽天24は3,980円未満だと送料770円がかかるので、これを1個だけ買うと2,832円、1枚あたり約33.7円になります。単価が一気に9円上がってしまう。一方で価格.comの最安値は1,824円(1枚あたり約21.7円)でした。単品で買わず、他の買い物と合わせて送料無料ラインに乗せるか、他店の価格と見比べてから決めるのが現実的です。

ユーザーの声

楽天24の商品ページは評価4.95・20件(2026年8月10日時点)。件数はまだ少ないのですが、書かれている内容は消臭に集中していました。

高評価の声

  • 吸収力がよくて臭わない。安いシートに戻る気がしなくなった
  • おしっこ臭が軽減されて、後戻りもないので足におしっこがつかない
  • 5年いろいろ使ってきたなかで、これがいちばん良かった
  • 消臭剤を併用しなくてもニオイがしなくなった

気になる声

掲載時点では、低評価のレビューが見当たりませんでした。20件で平均4.95なので、評価が固まっているとまでは言えません。この件数で「欠点がない商品」と読むのは早すぎます。

代わりに、数字で見える弱点をひとつ挙げておきます。同ブランドの上位版でありながら、吸収量は90ccで下位版より少ないという点です。おしっこを何回もためてから替えるつもりで買うと、3回で限界がきます。レビューにあった「後戻りがない」「足におしっこがつかない」という評価は、裏を返せば3回ぶんをきちんと閉じ込めている状態での話です。

ちなみに面白かったのが、犬猫用ではない使い方をしていたレビューでした。冬のあいだだけ祖母の部屋に簡易トイレを置いていて、そこに敷いたら家族がニオイを気にしなくなったという内容です。介護の場面で消臭だけを目当てに選ばれている、というのは消臭力の裏づけとして地味に説得力がありました。

サイズ展開と買い方

タイプサイズ向いている場面
レギュラー 54枚44×32cmまず相性を試したいとき
レギュラー 84枚44×32cm通常の買い方(本ページの商品)
ワイド60×44cm中型犬・おしっこの量が多い子
スーパーワイド90×60cm大型犬・広く敷きたい場所

うちはシーツを買うとき、いつも「まず少量で試す、よければ大容量」の順番にしています。途中で合わなくなって使わなくなった半端な袋が、今も家に何袋か眠っているからです。PREMIUMを試すなら54枚入りから、しかも留守番用の1箇所だけ。3箇所ぜんぶをいきなり入れ替えるつもりはありません。

楽天は3月・6月・9月・12月のスーパーSALE、ほぼ毎月あるお買い物マラソン、5と0のつく日でポイント還元が変わります。送料無料ラインとポイントアップが重なるタイミングを狙うと、1枚あたりの実質コストはだいぶ変わってきます。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 留守番や就寝中など、長い時間シーツを替えられない家庭
  • 帰宅した瞬間や朝いちばんのニオイが気になっている方
  • 交換のタイミングを見た目ではなく、帰宅時・起床時など時間で決めている
  • リビングにトイレを置いていて、来客時のニオイを抑えたい方
  • 同じデオシートを使っていて、留守番用の1枚だけ格上げしたい方

こんな方は注意

  • シートで遊ぶ・かじる子には向きません。メーカー自身が使用を控えるよう書いています。子犬の時期は特に避けたほうが無難です
  • おしっこを何回もためてから替えたい方は、吸収量150ccのデオシート しっかり超吸収 無香消臭タイプのほうが枚数を減らせます
  • おしっこの色や量で健康チェックをしたい方は、濡れ跡が目立ちにくい設計と目的が合いません
  • 1日3枚以上使う家庭で全部を入れ替えると、月600円以上の上乗せになります。枚数が多い家はアイリスオーヤマの薄型レギュラーのような1枚5〜6円台と組み合わせるほうが現実的です
  • 消臭を最優先で選びたい方にはペッツビレッジクロスの炭入り厚型という選択肢もあります

全部を上位版にしなくていい、というのがうちの結論です

最後に、同じように上位版のシーツを迷っている方へ。

シーツを選ぶとき、つい1種類に決めようとしてしまいます。うちも長いあいだそうでした。でも今回計算してみて気づいたのは、トイレの使い方が時間帯で違うのに、シーツを1種類に揃えるほうが不自然だということです。日中は1〜2回で替える。留守番と夜は12時間そのまま。この2つに同じシーツを使う理由は、実はありません。

だからうちの答えは、3箇所のうち留守番用の1箇所だけをPREMIUMにする、です。増える出費は月に約220円。日中の2箇所は今までどおりで構いません。

それと、ニオイ対策はシーツだけの話ではないんですよね。うちは使用済みのシーツとうんちを、シモジマの食パン袋(1枚約3円)に1回ずつ入れて口を結んでから捨てています。フタ付きのゴミ箱を開けるたびに立つニオイが、これでかなり減りました。夏場は本当に助かっています。シーツの消臭力を上げるより、こっちのほうが効いたくらいです。

それでも留守番あけのリビングのニオイは残ります。そこがまだ埋まっていないので、PREMIUMの54枚入りを1箇所ぶんだけ、というのが次に試すことです。試したらここに追記します。