ポメプーを迎えたいけど、実際にいくらかかるのか気になっていませんか? 僕もパフィ(うちのポメプー・2歳)を迎える前は、正直なところ値段のことなんてまったく調べていませんでした。ペットショップで「この子なら飼える」と妻が言った瞬間に即決して、あとから明細を見て目が飛び出そうになったのは今でも鮮明に覚えています。

結論から言うと、ポメプーの生体価格は20万〜30万円が相場ですが、初期費用を含めるとうちは約90万円かかりました。さらに月々の維持費も約4万円。この記事では、値段の相場だけでなく、実際に2年間ポメプーと暮らしてきた僕のリアルな費用感を、すべて正直にお伝えします。

ポメプーの値段は平均20万〜30万円が相場

ポメプーの値段は平均20万〜30万円が相場

ポメプーの生体価格は、2026年現在で平均20万〜30万円が相場です。ブリーダーナビの2026年3月時点のデータでは平均約18万円、みんなのブリーダーやペットミーの集計では平均約27万円と、情報源によって差があるものの、20万〜30万円の範囲に収まるケースがほとんどなんですよね。

ただし、これはあくまで「平均」の話。実際にはポメプーの販売価格は10万円台から50万円を超えるものまで幅広く、中には80万円以上の子もいたりします。数年前は7万〜15万円程度が相場だったこともあるようですが、近年のミックス犬人気の高まりで価格はかなり上がっている印象です。

うちのパフィは福井県のペットショップで購入して、生体価格は約30万円でした。ペットショップのガラス越しに並んでいる子たちの値段をちらっと見た感じだと、20万〜40万円くらいが多かったかなという記憶があります。ただ、正直に言うと僕はパフィの生体価格を会計の時まで見ていませんでした。「この子を迎えたい」という気持ちが先で、金額はあとから知ったんです。

ポメプーの値段を左右する5つの要因

ポメプーの値段にはかなり個体差があります。同じポメプーなのに10万円台の子もいれば50万円を超える子もいる、その理由を知っておくと購入時の判断材料になるかなと思います。

毛色(アプリコット・黒・白・クリーム)

ポメプーの毛色はアプリコット、クリーム、黒、白、レッド、シルバーなどさまざま。一般的にはレッドやアプリコットなどの人気色は値段が高めで、黒やシルバーは個体数が少ないぶん希少価値がつくこともあります。

ただ、実際の販売データを見てみると、毛色だけで劇的に値段が変わるケースは少なく、むしろ顔つきや体格のほうが価格に影響する印象です。パフィはアプリコットですが、購入時は毛色なんてまったく気にしていませんでした。成長とともに白っぽいアプリコットからどんどん茶色が濃くなってきているので、ポメプーの毛色の種類と変化が気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。

性別(メスがやや高めの傾向)

一般的にメスのほうがオスより高い傾向があります。繁殖の可能性があるぶん、ブリーダーからの販売ではメスのほうが高値がつきやすいんですよね。データ上もオスの平均が約15万円、メスが約19万円という情報があり、数万円の差が出ることも。

パフィはメスですが、性別で値段を比較するという発想すら当時の僕にはありませんでした。今思えば、メスだったぶん少し高めだったのかもしれません。

顔つき・体格・毛質

値段に一番影響するのは、実は見た目の可愛さだったりします。ポメラニアンのようにマズル(鼻先)が短く、トイプードルのようにふわっとした毛質を兼ね備えた子は人気が高く、価格も上がりやすいとのこと。

ミックス犬は両親のどちらに似るかで見た目がかなり変わるので、同じポメプーでもまったく違う印象の子がいるのが面白いところです。

購入先(ペットショップ vs ブリーダー)

購入先によっても値段は変わります。一般的な傾向としては、ペットショップだと15万〜30万円程度、ブリーダーだと10万〜30万円程度が目安。ブリーダーのほうが中間マージンがないぶん安くなるケースもありますが、評判のよいブリーダーでは相場より高くなることも珍しくありません。

地域・時期による変動

都市部と地方でも値段に差が出ることがあります。また、クリスマスや年末年始などペットの需要が高まる時期は、価格が上がる傾向にあるようです。うちは1月にペットショップで購入しましたが、年始のタイミングだったことが価格に影響していたかどうかは正直わかりません。

ペットショップとブリーダー、どちらで迎えるべき?

ポメプーを迎える方法は大きく分けてペットショップとブリーダーの2つ。それぞれに良さがあるので、自分の状況に合った方を選ぶのが一番かなと思います。

比較項目ペットショップブリーダー
価格帯15万〜30万円程度10万〜30万円程度
メリットグッズも一緒に揃う。すぐに迎えられる親犬を確認できる。毛色や性格の相談が可能
デメリット親犬の情報が少ない見学に行く手間がかかる
おすすめな人初めて犬を飼う人。すぐに迎えたい人こだわりの毛色や血統がある人

うちはペットショップで迎えました。初めての犬だったので、ケージやトイレ、フード、おもちゃなど「何を買えばいいかわからないもの」を全部その場で揃えられたのは本当に助かったんですよね。店員さんに「これは必要ですか?」と聞きながらカゴに入れていく感じで、結果的にすごい金額にはなりましたが、あの時の「わからないけど全部揃えたい」という気持ちは間違っていなかったと思っています。

ブリーダーから迎える場合は、親犬の性格や体格を事前に確認できるのが大きなメリット。ポメプーは親犬のどちらに似るかで見た目も性格もかなり変わるので、「こういうタイプの子がいい」というイメージがはっきりしている方にはブリーダーがおすすめです。

生体価格だけじゃない!ポメプーの初期費用の実態

生体価格だけじゃない!ポメプーの初期費用の実態

ここからが、ネットではなかなか語られないリアルな話です。ポメプーの値段を調べると「生体価格20万〜30万円」という情報はたくさん出てきますが、実際にお迎えにかかる費用はそれだけじゃないんですよね。

うちが初回に支払った金額は約90万円

パフィを迎えたとき、僕がペットショップで支払った総額は約80万〜90万円。生体価格の約30万円だけでなく、ケージ、トイレ用品、フード、おもちゃ、ベッド、ワクチン代、ペット保険の初回費用……ありとあらゆるものがセットになって、気づいたらこの金額になっていました。

初めてのわんちゃんだったので、店員さんに勧められるがまま「とりあえず一番良さそうなやつを……」と選んでいった結果がこれです。今思えば、もう少し冷静に選べたものもあったかもしれませんが、パフィを迎えられる嬉しさで完全に財布の紐が緩んでいたのは間違いありません。

初期費用の内訳

一般的にポメプーをお迎えする際の初期費用の目安はこんな感じです。

項目費用目安
生体価格20万〜30万円
ケージ・サークル1万〜3万円
トイレ用品(トレー・シーツ)3,000〜5,000円
フード・おやつ3,000〜5,000円
食器・給水器2,000〜3,000円
ベッド・毛布3,000〜5,000円
おもちゃ1,000〜3,000円
リード・首輪2,000〜5,000円
ワクチン接種5,000〜8,000円/回
ペット保険(初回)2万〜5万円
その他(ブラシ・ケア用品等)3,000〜5,000円

生体価格を除くと、最低でも5万〜8万円程度は必要になります。ただし、僕のように「全部いいやつで」と選んでいくと軽く10万円は超えてくるので、予算には余裕を持っておくことをおすすめします。

「とりあえず一番良さそうなやつを」で膨らんだ金額

これは完全に僕の反省なんですが、初めてで何もわからなかったからこそ、すべてを「良さそうなもの」で揃えてしまったんですよね。ケージも高めのものを選び、フードも「プレミアム」と書いてあるものを手に取り、おもちゃもあれこれカゴに入れて……。

結果的に使わなかったものもいくつかありました。特にケージは、パフィが成長して体が大きくなったら手狭になってしまい、あとからサークルに買い替えることに。最初から「成犬になったらどのくらいの大きさになるか」を考えてサイズを選んでおけばよかったなと思っています。ペットショップでは「成犬で3kgくらい」と聞いていたのに、実際には5kgまで大きくなったので、想定外の出費がいくつか発生したのも正直なところです。

ポメプーを飼い続けるのにかかる月々の費用

ポメプーの値段でもう一つ大事なのが、毎月の維持費。生体価格や初期費用は1回きりですが、月々の費用はこの先10年以上ずっと続きます。

うちの場合、月々の飼育費用は平均で約4万円。一般的に小型犬の月々の費用は2万円程度と言われていますが、うちはそれよりかなり多めです。内訳を全部公開しますね。

フード代(月約1万円)

パフィはカリカリのドライフードをなかなか食べてくれない性格で、ソフトタイプのフードがメイン。さらにフードだけでは食べてくれないことも多く、ちゅるビーをフードの下に隠してあげたりと工夫が必要なんですよね。おやつ代を含めると月1万円くらいはフード関連で飛んでいきます。

トリミング代(月8,500〜10,000円)

ポメプーは月1回のトリミングがほぼ必須。うちはベアカットでまんまる顔に仕上げてもらっていて、1回あたり8,500円〜10,000円。毛が絡まって毛玉ができていると追加料金(1箇所+500円程度)がかかることもあるので、日々のブラッシングで予防しています。これが地味にかかるんですよね。

医療費・保険(月約5,000円)

ペット保険の月額と、ワクチン・フィラリア予防などの定期的な医療費を月割りにすると5,000円ほど。大きな病気にかかったことはないですが、一度ぬいぐるみのビーズを飲み込んでしまって病院に駆け込んだ時は、保険に入っていて本当に助かりました。

おもちゃ・消耗品(月約3,000円)

トイレシーツ、ケア用品(ブラシ、涙やけケア、歯磨きグッズなど)、おもちゃの買い替えで月3,000円程度。パフィは鹿のツノが大好きで歯磨きガム代わりにカジカジしていますが、数ヶ月でかなり小さくなるので定期的に買い替えています。

その他(ペットホテル・光熱費など)

これに加えて、旅行や外出時のペットホテル代が1回1万円程度。エアコンはパフィのために年中つけっぱなしなので、光熱費もじわじわ上がっています。

費用項目うちの場合(月額)一般的な目安
フード・おやつ約10,000円4,000〜8,000円
トリミング約9,000円5,000〜10,000円
医療費・保険約5,000円3,000〜5,000円
おもちゃ・消耗品約3,000円1,000〜3,000円
ペットホテル等約5,000円(月割)
光熱費増加分約4,000円3,000〜5,000円
合計約36,000〜40,000円約15,000〜30,000円

月2万円で収まっている家庭もたくさんあると思いますが、うちのように「ちょっといいもの」を選んだり、ペットホテルを利用したりすると月4万円近くになるのがリアルなところです。

ポメプーの生涯費用はどのくらいかかる?

ポメプーの平均寿命は13〜15年。仮に15年間飼い続けた場合、うちの費用感で計算するとざっくり800万円を超えます。

項目金額
生体価格約30万円
初期費用(生体価格除く)約50〜60万円
月々の費用 × 15年約576万〜720万円
予備費(急な医療費等)約30万〜50万円
合計約690万〜860万円

この数字だけ見ると正直びっくりしますよね。僕も改めて計算してみて「こんなにかかるのか……」と冷や汗が出ました。もちろんこれはうちの場合の試算で、一般的な月2万円で計算すれば生涯費用は400万〜500万円程度に収まります。

ただ、予想外の出費はどうしても発生します。うちの場合、パフィがぬいぐるみの中のビーズを食べてしまった時は病院に駆け込んで注射を打ってもらいましたし、「成犬で3kgくらい」と聞いていた体重が5kgまで増えたことでケージからサークルへの買い替えが必要になったり。ポメプーの成長と体重推移の実データでも詳しく書いていますが、想定より大きく育つ可能性は頭に入れておくのがおすすめです。

値段だけで選ぶと後悔する?ポメプーを迎える前に知っておきたいこと

値段だけで選ぶと後悔する?ポメプーを迎える前に知っておきたいこと

ポメプーの値段は確かに重要な判断材料ですが、値段だけを基準にすると後悔する可能性もあります。実際に2年飼ってみて、値段以上に大切だなと感じたポイントをお伝えしますね。

まず、安い子には安い理由がある場合があるということ。健康上の問題や、ブリーダーの飼育環境に不安がある場合は、価格を抑えて販売されていることも。逆に高い子にも理由があって、血統がよかったり、親犬のコンテスト受賞歴があったり、希少な毛色だったりします。大切なのは値段の高い・安いではなく、その子の健康状態や購入先の信頼性を確認すること。

そして、生体価格以上に「飼い始めてからの費用」のほうがずっと大きいということ。パフィは「成犬で3kgくらい」と聞いていたのに、実際には5kgまで成長しました。体が大きくなればフードの量も増えるし、ケージのサイズも変わる。ポメプーの実際の大きさにも書きましたが、ミックス犬は成犬になるまで体格が読みにくいので、費用にも余裕を持っておく必要があるんですよね。

さらに、ポメプーのデメリットを飼い主目線でまとめた記事でも触れていますが、吠え癖や噛み癖のしつけにかかる時間と労力は、お金には換算できないコストです。値段が安いからラッキーと思って迎えたけど、しつけが大変で挫折しそうになった……という話は珍しくありません。

でもね、一つだけ確信を持って言えるのは、「この子と暮らしたい」というフィーリングは値段以上に大事だということ。うちの場合、動物嫌いの妻がペットショップでパフィを見て「この子なら飼えるかも」と言ったのが、すべてのきっかけでした。値段も犬種も毛色も、その瞬間は何も関係なかったんですよね。妻の気が変わらないうちに……と、そのまま契約を済ませたのは今でも最高の判断だったと思っています。

ポメプーの値段と費用を知ったうえで、それでも迎えてよかった

ここまでリアルな数字を並べてきて、「結構かかるんだな……」と思った方も多いかもしれません。正直、僕も毎月の明細を見ると「うーん……」となることはあります。初回90万円、月々4万円、生涯で800万円超え。数字だけ見たら尻込みしてしまいますよね。

でも、パフィが帰宅した僕を見つけて大騒ぎしながら走ってくる瞬間、膝の上にぴょんと飛び乗ってブラッシングを受けている穏やかな時間、散歩中に「ぬいぐるみみたい!」と声をかけられて得意げな顔をしている姿。そういう毎日のかけがえのない瞬間を考えると、お金には替えられないものをもらっているなと心から思います。

これからポメプーを迎えようとしている方には、値段と費用のリアルを知ったうえで、それでも「この子と暮らしたい」と思えるかどうかが一番大切だとお伝えしたいです。僕のように値段を見ずに飛び込むのはさすがにおすすめしませんが、予算を把握したうえで「よし、迎えよう」と決められたなら、きっと素晴らしい毎日が待っていると思いますよ。