商品について

MOGUMOGUくん pet-083は、ベスト・アンサー株式会社のブランドpenefa(ペネファ)の自動給餌器です。タンクは3Lで、楽天のペットラボ館では本体が4,980円。自動給水器とのセットが6,980円、タンクを4Lにした後継のpet-099が5,980円で、同じページから選べます。レビューは182件で、猫の話が51件、犬の話は11件でした。

僕はこの給餌器を使っていません。パフィ(ポメプー・5.1kg)は半生フードを朝晩2回、それも出した時間には食べずにあとから食べる子なので、ドライ専用の給餌器は合わないんです。ただ、自動給水器は前から気になっていて、セットで7,000円を切るなら「水とごはんをまとめて留守番仕様にできるのか」は知りたいところでした。

そう思って★3以下の37件を読むと、「出ない」が11件、壊れたが9件ありました。値段の安さと引き換えに何が起きているのかを、先に書いておきます。

pet-083は、プロペラまで外して洗える10g刻みの3Lタンクです

項目内容
タンク容量3L(ドライフードのみ)
本体サイズ高さ28.8×幅18×奥行29cm(トレイ含む)
1回の量約10g〜90g(10g刻み)
給餌回数1日最大4回
対応する粒0.5〜1.2cm
電源ACアダプター(付属)/単1アルカリ乾電池3本(別売)
録音最長10秒
お手入れ本体以外は外して洗える(プロペラも外せる)
カラーホワイト・ベージュ・ブラック(給水器セットはホワイト・ブラック)
保証半年
価格3L 4,980円/給水器セット6,980円/4L(pet-099)5,980円

同じpenefaには、縦型でタンク3.5Lのpet-051もあります。並べると、この2台は選ぶ理由がはっきり分かれます。

項目pet-083pet-051
価格4,980円5,980円
タンク3L3.5L
1回の量10g刻み・最大90g5g刻み・最大200g
洗えるところ本体以外すべて(プロペラも)皿とタンク(フードの通り道は洗えない)
置く面積横18×奥行29cm(トレイ込み)横16.5×奥行約29cm(皿込み)

pet-083の売りは、ごはんを送り出すプロペラまで外して洗えることです。商品説明にも「ご要望多かったプロペラ部分の取り外しが可能になりました」とあって、ここを決め手にした人が何人もいました。残業の日に空腹で胃液を吐く愛犬のために買った★5の人も、「中の回転ファンまで洗えるのがお気に入り」と書いています。

ひとつ注意したいのは、3Lは重さではないことです。ロイヤルカナンを入れて「2キロすらも入らない」と驚いた★3がありました。3Lのタンクに入るフードの重さは、粒の形と大きさで変わります。

★3以下37件のうち、出なくなった話が11件ありました

★1〜★3を1件ずつ読むと、いちばん多いのは「時間になっても出ない」「少ししか出ない」でした。11件あります。音だけ鳴って空回りする、というパターンです。

時間になってもウィーンと稼働音は聞こえますが、プロペラが少し回転して餌が少しだけ出てくるだけなので、次の給仕のタイミングにはもう餌が出ません。出なくなる度に餌を全てだし、手動給仕を行うことで一時的に直るのですが、次の日にはまた同じように壊れてしまいました。説明書には洗えると書いてありますが、一度取り付けてしまうと私の力では取り外せず、洗うことも出来ませんでした。(2026年5月・星2)

楽天のAIによるレビュー要約でも、9つの項目のうち指摘が好意を上回ったのは「耐久性」だけで、好意4・指摘6でした。使い始めてからいつ出なくなったかを書いている7件を並べると、こうなります。

出なくなった・壊れた時期件数
1か月たたないうち1件
3〜4か月2件
半年前後4件

保証は半年です。上の★2の人は、交換できる180日を過ぎてから出なくなったと書いていました。半年前後の4件が、ちょうど保証の切れ目に重なっているのが気になります。

ここで引っかかったのが、「洗える」との関係です。出なくなった★1・★2のうち2件は、プロペラを外して洗おうとしたけれど硬くて外れなかった、と書いています。外して洗えることがこの機械のいちばんの売りなのに、外せずに粉や油がたまっていった可能性があるんですよね。外し方に苦労したという声は★4にもあって、「特に外す際に苦労しました」とありました。

うちで使うなら、届いた日にプロペラを一度外して付け直してみて、外れ方を手で覚えておきます。注文日の分かる画面も控えておけば、半年以内に様子がおかしくなったときに迷わず連絡できます。

犬の家では、蓋を開けられる話と10g刻みの粗さが出ています

犬の話は11件と少ないぶん、中身がはっきりしていました。ひとつは蓋です。

時間通りに餌も出て使いやすくて良いのですが、うちの豆柴は蓋を噛んで蓋を開けてしまいました。蓋を開けてから機械を倒して、餌が食べ放題状態になってたので、ゲージの外に設置するようにして使ってます。(2026年3月・星3)

「ズル賢いから1人でよく蓋を開けちゃって」という★3もあります。猫の家からは逆に「蓋を猫が外しにくい構造」「揺らしてもこぼれてこない」という★3もあって、猫の手には固くても、犬の歯と鼻には負けることがあるようです。ヒルズのシニア犬用フードで出なかった★1は、「犬が鼻でツンと押すと出る」と書いていました。

もうひとつが、1回の量の刻みです。最小が10gで、10g単位でしか決められません。

実際にやってみると1回に8グラムから9グラムしか出ないため、家のワンコの1回の給餌量の20グラムに足りず、極小犬の為に餌不足が心配です(2025年12月・星2)

10gに設定して8gだった、7.2gだった、という報告は猫の家からも出ています。1食20g前後の超小型の子だと、1目盛りの誤差が1食の1割を超えてしまうんですよね。逆に、主人に犬を任せて帰省するときに「10g単位で給与量を設定できるので、いつもの時間に同じくらいの量」をあげられたという★5もあって、柴犬くらいまでの、1食が数十gある子なら困らない刻みだと思います。

給水器とのセットは、留守中の水も一緒に任せたい家の入口です

6,980円の給水器セットは、本体に2,000円足して自動給水器が付く組み合わせです。買った人のレビューは3件で、「給水機の音は気になりません」「浄水フィルター付きなので使うにはフィルター交換必要」と書かれていました。給水器の容量や電源は、このページの商品説明には載っていません。セットを選ぶなら、商品画像で給水器の大きさとコードの位置を確かめてから決めると安心です。

パフィは今も給水ボトルで水を飲んでいて、お皿だと上手に飲めません。自動給水器に惹かれる一方で、水飲み場の近くにコンセントがないのと、パフィがコードをかじることがあるのが、ずっと引っかかっています。給餌器のほうは乾電池3本で動くので、コードを這わせるのは給水器の1本だけで済みます。給水器そのものを選び比べたいときは、犬の自動給水器の比較にまとめています。

こんな犬・飼い主に向く/向かない

向いているのは、1泊2日の帰省や出張のときだけ使う家と、給餌器の中まで自分で洗いたい家です。1食が数十gある小型犬〜柴犬くらいの子なら、10g刻みでも足ります。犬の家では、臆病な1匹が日を追って慣れたので2台目を買った、という★5もありました。

向かないのは、1食20g前後の極小犬の家と、毎日1年以上任せきりにしたい家です。前者は刻みが粗すぎ、後者は半年前後で出なくなった報告が続いています。蓋をかじる子は、ケージの外に置くなど置き場所の工夫が要ります。

帰省で2〜3日家をあけるとき、残る家族の帰りが遅くてもいつもの時間にごはんが出る。プロペラまで外せるので、使い終わったら全部洗ってしまっておけます。半年の保証のうちに一度外して洗い、出る量を量り直しておけば、4,980円で「ごはんどうしよう」を手放せます。