商品について
快適マイエアー OZ-3は、手のひらに乗る220gの箱からオゾンを出して、部屋のにおいを分解する脱臭機です。楽天のこのページには2009年から17年分、1,016件のレビューが積み上がっていて、そのうち265件、ほぼ4件に1件が「オゾンのにおい」に触れていました。今回調べた空気清浄機・脱臭機14台の中で、いちばん多い数です。
先に書いておくと、僕はこの機械を使っていません。うちには空気清浄機も脱臭機もなくて、パフィのうんちのにおいは、袋に入れたままゴミ箱で収集日を待つ2〜3日のあいだに出ています。においを消す道具を探すとき、気になるのは「代わりに別のにおいがしないか」と「パフィが嫌がらないか」の2つなんですよね。このページでは、その2つをレビューから拾っていきます。
OZ-3は1・2・3mg/hの3段階で、12畳までの部屋に置く小箱です
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| オゾン発生量 | 1/2/3mg/h(3段階切替) |
| 推奨の広さ | 2〜12畳 |
| 大きさ・重さ | 幅80×高さ140×奥行62mm・約220g |
| 電源 | USB給電(ACアダプター付属・ケーブル約154cm) |
| 消費電力 | 0.3〜0.5W |
| 電気代の目安 | 月5.5円(1mg)〜8.8円(3mg)とメーカー試算 |
| 防水 | IPX4相当(水しぶき程度。丸洗いは不可) |
| お手入れ | 1か月に1回、前カバーを外して発生体を水と歯ブラシで洗う |
| 製造国・保証 | 日本製・メーカー保証3年 |
ファンはなく、内部で放電してオゾンを作るだけの仕組みです。音について書いた人はほとんどが「静か」「動いているか不安になる」で、気になったのは数秒おきの「シュッ」という小さな音くらいでした。1時間に1分、自動で発生体の汚れを飛ばす放電もします。
壁掛けもできますが、ネジは付いていません。M5のタッピングビスを自分で用意します。横向きに置くと故障の原因になる、とも書かれています。
ひとつ知っておきたいのは、1,016件のうち844件が2015年までの投稿だということです。当時の機械は「強」と「弱」の2段階で、見た目も今と違いました。2021年10月に「リニューアルしたばかり」と書いたレビューがあり、それ以降の投稿は62件です。高い評価は、旧型を含めた17年分の積み重ねとして読んでください。
オゾンのにおいは近づくと分かる程度が多く、つらくなるのは狭い部屋で強めたときです
265件を読んでいくと、「近づくと分かる」「気にならない」と書いた人が132件、「きつい」「苦手」「気持ち悪い」と書いた人が57件でした(両方書いた人もいます)。たとえ方は人によってばらばらで、生臭い、プール、漂白剤、潮風、コピー機、森林と並びます。同じにおいでも、好き嫌いがここまで割れるのは意外でした。
つらいと書いた人には共通点があって、部屋が狭いんです。
6畳の部屋ではオゾン独特の匂いがきつかったので弱にて運転しています。今は台所で使用していますが、匂いは以前よりしなくなりました。
犬の部屋で使った人は、強弱の間で行き場がなくなっていました。
4.7畳の部屋をそのまま2匹の犬専用の部屋にしていて(中略)切り替えを弱にすれば効果なく、強にすればオゾンが強く なので狭い部屋にはあまり期待できないのかもしれません。
これは2段階だった頃の声で、今の3段階なら間の2mgが選べます。今の機械を使っている人の使い方では、この★5がいちばん具体的でした。
常時1で付けていて、臭いがし始めたら3にしています。ニンニク臭は意外と早い段階でしなくなりました。
狭い部屋で強めるとにおう理由は、数字でも説明がつきます。同じ店がピコレッツのページに載せている計算式に当てはめると、6畳で3mg/hなら約0.021ppm、12畳なら約0.010ppmです。店自身が「0.02ppm程度になると部屋の中でオゾン臭を感じるようになる」と書いているので、6畳で一番上にするとちょうどにおい始める濃度に届きます。
オゾンの上限として引かれる0.1ppmは、日本産業衛生学会の許容濃度の勧告で、働く人が1日8時間吸う前提の数字です。犬の基準ではありません。人のほうでも、頭痛・のどの痛み・目がチカチカすると書いた人が7件ありました。
犬が下痢をしたという★3が1件あり、その人は犬を別の部屋に移すと決めました
犬に触れたレビューは135件あって、多くは「犬のケージの近くで臭いが減った」という話です。犬の体調が崩れたと書いたのは、この1件だけでした。
実家に犬が2匹いて1匹が脂漏症のため臭いがきつく改善のため購入。人体ペットに影響ないということでしたが、これを点けて即犬が下痢をして食欲減退。だた脱臭効果については確かにありました。一番の低濃度でもダメだったので、今後は犬を別部屋に移して使用するか犬のいない部屋のみ使用するか、使い方を検討中です。
2025年11月の投稿なので、今の3段階の機械で、いちばん弱い1mg/hでも起きたことになります。オゾンが原因だと決まったわけではありませんが、この★3は商品ページのレビュー欄にも表示されています。
気になったのは、同じ店のピコレッツとクオフューチャーのページには「ペットがいる環境でもご使用いただけますが、最初は低いモードからご使用いただき様子を見ながら」と書いてあるのに、OZ-3のページにはこの一文が見当たらないことです。言われていなくても、やることは同じだと思います。
犬と同じ部屋で使っている人は、置く高さを工夫していました。説明書には、なるべく高い所に付けるよう書かれているそうです。
説明書になるべく高いところに設置と書いてあったので、手入れと操作のしやすさで1.5m位に付けました。下に犬2匹のケージがあるので犬臭やトイレ臭は気にならなくなりました。
うちで使うなら、パフィのサークルの真上ではなく、少し離れた壁の高い位置に掛けて1mg/hから始めます。サークルの横にはペットカメラがあるので、最初の数日は外出中の様子をスマホで見て、ごはんの食べ方とうんちの状態が変わらないか確かめてから段階を上げる、という順番です。
こんな犬・飼い主に向く/向かない
向いているのは、犬のトイレやケージがある8〜12畳くらいの部屋で、フィルター代をかけずににおいを減らしたい家です。20畳のLDKで24時間「強」のまま「オゾンの臭いも気にならない」という★4もありました。部屋が広いほど、同じ段階でもにおいは薄まります。
向かないのは、4〜6畳の犬専用の部屋に置いて、犬をそこに入れっぱなしにする使い方です。人がきついと感じる濃度に、犬は逃げ場なしで付き合うことになります。においに敏感な家族がいる家も、「オゾンのにおいに置き換わっただけ」という★2が出ているので、最初は1mg/hで様子を見てください。
17年売られてきて、リピートや2台目の購入を書いた人は63件いました。においの元のそばに置いて1から始め、犬の様子を見ながら上げていく。その手順を踏めるなら、19,800円で替えのフィルターがいらない脱臭機はそう多くありません。
