商品について

オリジン オリジナルは、カナダのチャンピオンペットフーズ社が製造する肉原材料85%配合のグレインフリードッグフードです。アカナの姉妹ブランドにあたりますが、オリジンはアカナよりもさらに肉の含有率が高く、「プレミアムフードの中のプレミアム」という立ち位置。タンパク質38%以上というスペックは、ドッグフードの中でもトップクラスの数値です。

新鮮鶏肉・七面鳥・ニシン・ヘイク・サバ・イワシなど14種類もの動物性原材料を使用し、そのうち2/3が新鮮または生の状態で加工されています。穀物・ポテト・タピオカ不使用のグレインフリー設計で、全犬種・全ライフステージに対応。楽天市場では1,243件のレビューで平均4.77と、数あるドッグフードの中でも群を抜いて高い評価を獲得しています。

うちのパフィ(ポメプー・5kg)はまだオリジンを試したことがありません。正直に言うと、2kgで6,732円という価格を見た時は「さすがに高いな…」と思ったのが第一印象です。ただ、調べれば調べるほど原材料の内容が圧倒的で、ドッグフード選びを本格的に考えるなら一度は試してみたいフードだなと感じています。パフィはドライフードが苦手なのですが、肉85%配合のフードなら素材の香りがかなり強いはずなので、もしかしたら興味を示してくれるかも…と密かに期待しています。

肉原材料85%配合 ― ドッグフード最高峰のタンパク源

オリジンの最大の特徴は、原材料の85%を動物性タンパク源で構成しているという点です。しかもその2/3が新鮮・生の素材で、ミール(乾燥肉粉)だけに頼らない設計になっています。

動物性原材料配合率状態
新鮮鶏肉25%新鮮
新鮮七面鳥肉8%新鮮
新鮮鶏内臓(レバー・心臓)7%新鮮
生の丸ごとニシン6%
生の丸ごとヘイク5%
新鮮卵5%新鮮
生七面鳥レバー5%
ディハイドレート鶏肉4%脱水
ディハイドレート七面鳥肉4%脱水
ディハイドレートサバ4%脱水
ディハイドレートイワシ4%脱水
ディハイドレートニシン4%脱水
鶏脂肪3%
ポロック(スケトウダラ)油1%
動物性原材料 合計85%

14種類の動物性原材料がリストに並ぶのは壮観ですよね。鶏肉と七面鳥の家禽類に加えて、ニシン・ヘイク・サバ・イワシ・スケトウダラと魚介類も5種類。さらに卵や鶏内臓(レバー・心臓)、七面鳥レバーまで入っていて、アミノ酸のバランスを多角的に整える設計になっています。

「ディハイドレート」というのは低温で水分を抜く脱水処理のことで、一般的なミールよりも栄養素の損失が少ないとされています。新鮮・生の素材と脱水素材を組み合わせることで、風味と栄養の両立を図っているんですね。

姉妹ブランドのアカナ(ヘリテージシリーズ)が肉60%配合なので、オリジンはそのさらに上を行く85%。比較してみるとその差は歴然です。

残り15%は野菜・果物・ハーブ ― 穀物もポテトもゼロ

動物性原材料以外の15%は、豆類・野菜・果物・ハーブで構成されています。穀物だけでなく、ポテトやタピオカも使われていません。

カテゴリ主な原材料
豆類(炭水化物源)赤レンズ豆・ヒヨコ豆・エンドウ豆・緑レンズ豆・ピント豆・ネイビー豆
野菜カボチャ・バターナッツスクワッシュ・ズッキーニ・ニンジン
果物リンゴ・洋ナシ・クランベリー・ブルーベリー・サスカトゥーンベリー
葉物ケール・ホウレンソウ・ビートグリーン・カブの葉
ハーブターメリック・ミルクシスル・ゴボウ根・ラベンダー・マシュマロルート・ローズヒップ
その他乾燥ケルプ(海藻)・乾燥チコリ根

植物性の原材料はわずか15%ですが、その内容はかなり充実しています。豆類で炭水化物とエネルギーを補い、野菜・果物・ハーブで天然のビタミンやミネラル、食物繊維を供給する構成。遺伝子組み換え原材料も不使用です。

チコリ根はプレバイオティクス(善玉菌のエサ)として知られる食材で、さらにプロバイオティクスとして腸球菌フェシウムも配合されています。お腹のコンディション維持にもしっかり配慮されている印象ですね。

栄養成分・カロリー

成分含有量
粗タンパク質38%以上
粗脂肪18%以上
粗繊維5%以下
粗灰分9%以下
水分12%以下
カルシウム1.4%
リン1.1%
オメガ6脂肪酸3.0%
オメガ3脂肪酸1.0%
DHA0.3%
EPA0.2%
代謝エネルギー386 kcal/100g

タンパク質38%以上は、一般的なドッグフード(20〜30%台前半)と比べて圧倒的に高い数値です。カロリーの内訳を見ると、タンパク質由来39%・脂肪由来42%・炭水化物由来19%で、炭水化物の比率が非常に低いのが特徴。「犬は本来肉食寄りの動物」というオリジンのコンセプトがそのまま数値に表れています。

他のフードとタンパク質を比較してみると、その差がよくわかります。

フードタンパク質脂肪カロリー/100g
オリジン オリジナル38%以上18%以上386 kcal
アカナ アダルトスモールブリード31%以上17%以上351 kcal
カナガン チキン29%以上15%以上376 kcal
HEKA サーモン23%以上8.5%以上343 kcal

DHA 0.3%・EPA 0.2%はニシン・ヘイク・サバ・イワシ・スケトウダラ油由来で、皮膚や被毛のコンディション維持に配慮された成分。パフィは癖っ毛で毛が絡まりやすいので、DHAやEPAを含むフードは個人的に気になるポイントです。

1日あたりの給与量の目安

標準的な犬の場合

体重1日の給与量
5kg60g
10kg120g
20kg160g
30kg240g
40kg280g
50kg330g
60kg390g

活発な犬の場合

体重1日の給与量
5kg90g
10kg150g
20kg240g
30kg330g
40kg420g
50kg480g
60kg570g

※1日2回に分けて給与してください。常に新鮮な水を用意すること。
※全ライフステージ対応ですが、子犬・シニア犬にはそれぞれ専用フード(オリジン パピー / オリジン シニア)も用意されています。

パフィは避妊済みの5kgで、日中はほとんどソファで寝ているタイプなので「標準的な犬」のカテゴリで1日あたり60gが目安。朝晩2回に分けると1食あたりたった30gです。386 kcal/100gなので1日の摂取カロリーは約232 kcal。

肉85%で栄養密度が非常に高いため、少ない量でしっかり栄養が摂れるのがメリット。逆に言えば、食べること自体が好きな子にとっては「もうちょっと食べたい…」と物足りなさを感じる量かもしれません。2kgの袋なら約33日分、1ヶ月以上もつ計算です。

粒の大きさ・形状

項目内容
形状楕円形(不揃い・たまに細長い形も混在)
サイズ長辺 約12〜20mm × 短辺 約10mm × 厚み 約5mm
タイプ中粒
表面フリーズドライコーティング

粒のサイズは中粒で、長辺12〜20mmとやや大きめ。小型犬向けの「スモールブリード」シリーズではないため、チワワのような超小型犬には少し食べにくい可能性があります。パフィは5kgなのでギリギリ問題ないサイズかなと思いますが、気になる場合は手で軽く砕いてから与えるのも方法です。

特徴的なのはフリーズドライコーティングが施されていること。表面にフリーズドライの素材がコーティングされていることで、風味が豊かになり食いつきの良さにつながっているようです。触るとやや柔らかめの食感で、ガリガリのカリカリというよりはしっとりした印象とのこと。

カナダの自社キッチンで製造

項目内容
製造元チャンピオンペットフーズ社(Champion Petfoods)
製造工場NorthStar Kitchen(カナダ・アルバータ州)
原産国カナダ
品質管理自社キッチンで製造(外部委託なし)
冷蔵・冷凍設備25,000平方フィート以上の専用貯蔵設備

商品名の「NS」はNorthStar(ノーススター)の略で、カナダの製造工場を示す識別コードです。米国のDogStar Kitchen製のものは「DS」と表記され、レシピや成分値に若干の違いがあります。日本で正規流通しているものはカナダのNorthStar Kitchen製(NS版)です。

なお、姉妹ブランドのアカナと同じく、2022年にチャンピオンペットフーズ社はマース社に買収されています。製造体制やレシピに変更はないとされていますが、この点は知っておいて損はないかなと思います。日本の正規輸入代理店は有限会社AFJ(旧アカナファミリージャパン)で、福岡県に拠点を置いています。

サイズ展開と価格

サイズ公式価格(税込)1kgあたり
340g1,500円約4,412円
2kg6,800円約3,400円
6kg17,000円約2,833円
11.4kg23,800円約2,088円

楽天市場での参考価格

サイズ楽天価格(税込)1kgあたり
2kg6,732円約3,366円

ドッグフードの中でもトップクラスの価格帯です。2kgで約6,800円は、カナガン(2kgで5,038円)やモグワン(1.8kgで5,456円)と比べてもひと回り高い。ただし11.4kgの大容量だと1kgあたり約2,088円まで下がるので、長く続けるなら大きいサイズを選ぶのが現実的です。

パフィの場合は1日60gなので、2kgで約33日分。月あたりのフード代は2kgパックで約6,800円、6kgパックなら月あたり約3,400円程度です。正直安くはないのですが、肉85%配合でDHA・EPA、プロバイオティクスまで入っていることを考えると、サプリメントを別途購入する必要がないぶんトータルではそこまで割高ではないのかもしれません。

それでも今のパフィのフード代(プッチーヌで月約1万円)と比較すると、むしろ安くなる可能性もあります。食べてくれるかどうかが最大の問題ですけどね…。

アカナとの違い

オリジンとアカナは同じチャンピオンペットフーズ社のブランドですが、肉の含有率と価格帯に明確な差があります。

比較項目オリジン オリジナルアカナ アダルトスモールブリード
肉含有率85%60%
タンパク質38%以上31%以上
脂肪18%以上17%以上
カロリー/100g386 kcal351 kcal
肉の種類14種類10種類
新鮮・生肉の割合約2/3約1/2
対象全犬種・全年齢小型犬・成犬
2kg価格6,800円5,780円
コンセプト最高峰のプレミアム高品質で手頃な選択肢

簡単に言うと、アカナが「しっかり高品質」ならオリジンは「とことん最高峰」という関係。初めて高タンパクフードを試すならアカナから始めて、さらに上のスペックを求めるならオリジンへステップアップ…という選び方もありだと思います。

パフィのような食の細い子にとっては、肉の含有率が高いオリジンのほうが香りが強く食いつきに期待できるという面もあります。ただ、価格差も約1,000円あるので、まずは340gのお試しサイズで様子を見てから判断するのが賢い選択ですね。

ユーザーの声(楽天レビューの傾向)

楽天市場では1,243件のレビューで平均4.77という非常に高い評価。ドッグフードのレビューとしてはトップレベルの数値です。

多かった肯定的な声:

  • 食いつきが抜群に良い、今まで食べなかった犬が飛びついた
  • 毛並みがツヤツヤになった、毛艶が明らかに変わった
  • 便の状態が安定して臭いも減った
  • 長年リピートしていて安心感がある
  • 小粒ではないが小型犬でも食べられるサイズ

一部見られた声:

  • 価格が高い(一般フードの3〜4倍)
  • 小型犬・超小型犬には粒が大きく感じることがある
  • フード切り替え時に便が緩くなることがある
  • 個体差で食いつきが合わない犬もいる

レビュー件数1,243件で平均4.77は本当にすごい数値だなと感じます。特に「毛並み」に関するポジティブなレビューが目立つのは、DHA・EPAを含む魚介類が豊富に配合されていることと関係がありそうですね。

原材料一覧

動物性原材料(85%): 新鮮鶏肉(25%)、新鮮七面鳥肉(8%)、新鮮鶏内臓〈レバー・心臓〉(7%)、生の丸ごとニシン(6%)、生の丸ごとヘイク(5%)、新鮮卵(5%)、生七面鳥レバー(5%)、ディハイドレート鶏肉(4%)、ディハイドレート七面鳥肉(4%)、ディハイドレートサバ(4%)、ディハイドレートイワシ(4%)、ディハイドレートニシン(4%)、鶏脂肪(3%)、ポロック油(1%)

植物性原材料(15%): 丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、丸ごとエンドウ豆、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとネイビー豆、レンズ豆繊維、エンドウ豆スターチ、乾燥ケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとズッキーニ、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと洋ナシ、乾燥チコリ根、新鮮ケール、新鮮ホウレンソウ、新鮮ビートグリーン、新鮮カブの葉、新鮮丸ごとクランベリー、新鮮丸ごとブルーベリー、新鮮丸ごとサスカトゥーンベリー、ターメリック、ミルクシスル、ゴボウ根、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ

添加栄養素: 亜鉛プロテイネート、銅プロテイネート、塩化コリン、ビタミン類(B1、A、D3、E)、酸化防止剤(トコフェロール抽出物、クエン酸、ローズマリー抽出物)、腸球菌フェシウム(プロバイオティクス)

原産国:カナダ(NorthStar Kitchen製造)

※穀類・ポテト・タピオカ・遺伝子組み換え原材料は不使用。
※合成着色料・合成保存料(BHA・BHT等)不使用。酸化防止剤は天然由来(トコフェロール・クエン酸・ローズマリー抽出物)。
※プロバイオティクス(腸球菌フェシウム)配合。
※鶏肉・七面鳥が主原料のため、チキンアレルギーのある愛犬には不向きです。

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • 肉含有率の高さにとことんこだわりたい方
  • タンパク質30%以上の高タンパクフードを選びたい方
  • グレインフリーかつポテトフリーのフードを探している方
  • 複数の動物性タンパク源をバランスよく摂りたい方
  • DHA・EPAを含むフードで皮膚や被毛のコンディションを維持したい方
  • 世界的に評価の高い最高峰のドッグフードを愛犬に与えたい方
  • アカナから一段上のスペックにステップアップしたい方
  • 全犬種・全ライフステージ対応で、多頭飼いでも共通のフードが使いたい方

オリジンはドッグフードの中でも「最高峰」と呼ばれるブランド。原材料の内容、タンパク質の含有量、レビューの評価、どれをとってもトップクラスです。価格は決して安くありませんが、「愛犬にベストなフードを与えたい」という方には間違いなく候補に入るフードだと思います。

パフィの場合、まず340gのお試しサイズで食べてくれるか確認するところからスタート。ドライフードが苦手なハードルはあるけれど、肉85%配合ならではの香りの強さに期待したいところです。