商品について

長く噛めるおやつを探していると、「硬い」「長持ち」「大満足」という言葉ばかり出てきて、数字で比べられる商品がほとんどありません。

この馬アキレスは成分値が公開されています。

項目数値
粗タンパク質78.0%以上
粗脂肪1.8%以上
粗繊維0.5%以下
粗灰分2.0%以下
水分16.0%以下
カロリー296kcal / 100g

原材料はモンゴル産の馬アキレスだけです。ほかに何も入っていません。数字と原材料がここまではっきりしている噛むおやつは、そう多くありません。

粗脂肪1.8%は、同じ店のささみジャーキーより低い

タンパク78%という数字は目を引きますが、買う判断に効くのは脂肪1.8%のほうだと思います。馬のアキレス腱はほぼコラーゲンなので、脂がほとんど付いていません。

同じTREATS FACTORYで売られている国産ささみのジャーキーと並べると、こうなります。

商品粗タンパク質粗脂肪カロリー
馬アキレス ツイストスティック78.0%以上1.8%以上296kcal/100g
ささみハード細切り 200g60.0%以上2.3%以上320kcal/100g

タンパク質が18ポイント高く、脂肪は0.5ポイント低い。カロリーも24kcal低いです。体重を管理している子に噛むおやつを渡したいとき、この組み合わせはかなり都合がいい数字になっています。

15gは体重5kgの子で1日の約12%です

カロリーの計算をしておきます。296kcal/100gなので、15gなら約44kcalです。

体重5kgの成犬が1日に必要とするカロリーは、おおむね350〜380kcalくらい。おやつは1日の必要量の10%以内に収めるのが一般的な目安とされているので、15gを一度に全部あげると少し超えます。

与える量カロリー5kgの子の1日に対して
5g約15kcal約4%
10g約30kcal約8%
15g(1袋)約44kcal約12%

うちのパフィは5.12kgなので、1袋を1回で渡すのは多い計算になります。硬いおやつは噛む時間が長いので、途中で取り上げて次の日に回す運用が現実的です。コイル形状なので、途中で回収しても形が残ります。

10kgの子なら1日の必要量が600kcal前後になるので、15gでも7%程度に収まります。中型犬以上のほうが渡しやすいおやつです。

100gにすると1gあたり約2円安くなります

サイズは2つあります。

サイズ価格(税込)1gあたり
15g330円22円
100g1,980円19.8円

差は1gあたり2.2円、100gあたりで220円です。まず15gで噛むかどうかを確かめてから100gに移るのが無駄のない順番です。330円なら、食べなかったときの損も小さい。

硬いおやつは好みがはっきり分かれます。歯が弱い子や小型犬は噛み切れずに放置することがあるので、いきなり100gを買うのは勧めません。

商品スペック

項目内容
原材料馬アキレス(モンゴル産)
原産国モンゴル
形状コイル状のスティック(ハードタイプ)
サイズ展開15g/100g
販売業者株式会社ネイチャーリンクス(大阪市中央区)

コイル状にねじってあるので、噛む位置が変わりながら削れていきます。まっすぐな棒状のものより、犬が持ち替えながら噛み続けやすい形です。

販売者は「噛むことで歯の汚れを落としやすくし、デンタルケアのサポートにもつながります」と説明しています。硬いおやつ全般に言われることですが、歯磨きの代わりになるものではありません。うちでは歯磨きシートを毎日使っていて、噛むおやつはその補助という位置づけで考えています。

硬いおやつを渡す前に決めておくこと

硬いおやつは、渡し方で事故が起きます。先に決めておくことを3つ挙げます。

1つ目は、目を離さないこと。残りが小さくなったときに丸呑みしようとする子がいます。コイルの端が残った段階で回収するルールにしておくと安全です。

2つ目は、歯の状態。歯が欠けたことがある子、歯周病で治療中の子、シニアで歯が揺れている子には硬いおやつを渡さないでください。この商品はハードタイプと明記されている部類です。

3つ目は、渡す場所。硬いおやつは時間がかかるので、マットの上など洗える場所を決めておくとラクです。うちのパフィは鹿の角を渡したときにソファの上で噛み始めて、あとから布に染みが残りました。

留守番のあいだに渡す使い方は、1つ目の「目を離さない」と矛盾します。留守番用にするなら、まず在宅時に何回か様子を見てからにしてください。

こんな子に向いています

体重管理をしていて、カロリーと脂肪を抑えた噛むおやつが欲しい。歯はしっかりしていて、硬いものを噛める。食べているあいだ見ていられる時間がある。この3つがそろうなら、脂肪1.8%・タンパク78%という数字は使いやすいです。

除去食を試している子にも向きます。原材料が馬アキレス1つだけなので、鶏や牛を抜いている期間でも渡せます。

向かないのは、歯が弱い子、シニアで噛む力が落ちている子、そして丸呑みする癖のある子です。噛まずに飲み込む子には、この形状は危険です。柔らかいタイプのジャーキーに切り替えてください。

在庫が少ない状態で売られていることがあるので、100gを定番にするつもりなら在庫のあるタイミングでまとめておくほうが確実です。