この宿について
城崎温泉は外湯めぐりが名物です。7つの外湯を浴衣で歩いて回る。ただし犬は入れません。城崎温泉観光協会の公式サイトを見ても、外湯のページにペットや犬という言葉が一度も出てきません。案内自体が整備されていないので、実質的に連れて行けないと考えるしかありません。
つまり犬連れで城崎に泊まるなら、交代で外湯に行くか、宿の中で温泉に入るかになります。
豊岡市城崎町のRakuten STAY TERRACE 城崎リバーサイドは、後者を選べる宿です。全24室に客室専用の天然温泉が付いていて、そのうち8室が犬同伴可です。
犬が泊まれるのは「_Dog」が付く8室です
部屋名に「_Dog」が入っているかどうかで分かれます。
| 部屋 |
部屋番号 |
広さ |
定員 |
サウナ |
ドッグラン |
| B_Dog |
402(1室) |
116平方メートル+テラス39平方メートル |
10名 |
あり |
なし |
| E_Dog |
101・102・103(3室) |
98平方メートル+テラス57平方メートル(メゾネット) |
7名 |
なし |
あり |
| F_Dog |
201・202・203・204(4室) |
58平方メートル+テラス14平方メートル |
5名 |
なし |
なし |
同じ形の部屋でも「_Dog」が付いていないほう(B、E、F)は犬同伴不可です。Eタイプの部屋名にはわざわざ「ペット同泊不可」と書かれています。予約のときに間違えないでください。
犬可でサウナが付くのはB_Dog(402)だけです。Aタイプにもサウナがありますが、そちらは犬不可です。
ドッグランが付くのはE_Dog(101・102・103)だけです。57平方メートルの客室専用テラスが人工芝のドッグランになっていて、共用ではありません。公式サイトは「汚れが気にならない人工芝のドッグラン」と説明しています。
E_Dogはリバービューではありません。B_DogとF_Dogは川が見えます。
大型犬まで、1室2頭までです
サイズは小型犬から大型犬まで。超大型犬は受け入れていません。楽天のペット情報ページでも小型犬・中型犬・大型犬に○、超大型犬に×が付いています。ただし体重や体高の具体的な上限はどこにも書かれていません。
頭数は1室あたり合計2頭まで。公式サイト、楽天の施設紹介、楽天グループのプレスリリースの3か所で一致しています。
猫と小動物は泊まれません。
**犬1頭あたりの加算料金は設定されていません。**楽天の料金を並べて比べると、B_DogはBと、F_DogはFと、どの人数でもどのプランでも税込料金が完全に一致します。E_Dogだけ1室あたり2,400円から4,000円高いのですが、これはドッグランが付くという部屋の設備差で、頭数には関係しません。
条件として押さえておきたいのが2つあります。
ひとつは寝室です。**犬をベッド(布団)に上げることはできません。**B・E・Fの各タイプの説明に「ワンちゃんの寝室利用はお控え下さい」という注記があります。犬が自由に過ごせるのはリビングとテラスと客室専用の庭までです。
もうひとつは館内です。食堂とロビーとプレイルームには犬を連れて行けません。客室を出たら施設内では必ずリードを着けます。
ワクチンは予防接種を受けていることが条件ですが、証明書の提示や持参が必要かどうかは書かれていません。
犬用の備品が10点あります
公式サイトの設備・備品ページにペット用品の一覧があります。
ペットシート、汚物処理袋、汚物用ダストボックス、消臭スプレー、ペット用ウェットティッシュ、フードボウル、ケージ、ペット用ベッド、リードフック(玄関とテラス)、水栓(テラス)。
楽天側にはこれに粘着クリーナーが加わっています。ケージとペット用ベッドが備え付けなので、荷物が減ります。
**足洗い場は共用部にあります。**加えて犬可の各客室のテラスにも水栓が付いているので、部屋の前で足を洗えます。
持って行くのは首輪、リード、フード、おやつ、おもちゃ、足拭きタオルです。犬用のごはんの提供はありません。
2026年9月にF_Dogへ泊まった人から、ひとつ要望が出ていました。「犬の足洗い場に足拭きタオルと排泄物用のゴミ箱が用意されているとより便利」。洗ったあとに拭くものは持って行ったほうがよさそうです。
全室に客室専用の天然温泉が付いています
24室すべてに、客室専用の天然温泉風呂があります。自家源泉で、泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。効能は神経痛、冷え性、疲労回復です。
公式の説明は「好きな時間に好きなだけ」。24時間と明記した文言はありませんが、客室専用なので時間の制限も書かれていません。実際、2026年9月のクチコミに「客室風呂は時間を気にせず、いつでも利用できたのでとても良かった」とありました。
犬を部屋に残して大浴場へ行く、という動線がない宿です。
B_Dogにはプライベートサウナ「LOCA THE CLASS.」が付いています。富士山の溶岩石を使ったマグマスパ式で、遠赤外線により室温は約65℃。チラーで温度を保つ水風呂と、外気浴のデッキが浴室からひと続きです。利用のときは専用の水着を着ます。水着とポンチョは客室に備え付けです。
キッチンも全室にあります。IHコンロ、食洗機、オーブンレンジ、炊飯器、コーヒーマシン、ケトル、冷蔵庫。鍋やフライパン、包丁、まな板、食器も一式そろっています。調味料だけありません。
洗濯乾燥機とプロジェクターも全室に付いています。
食事は素泊まり、朝食付き、夕朝食付きの3種類で、いずれも部屋食です。夕食は本ずわい蟹の蟹すき、和牛と八鹿豚と本ずわい蟹の鉄板焼き、但馬牛と八鹿豚のしゃぶしゃぶの3つから選びます。朝食は山陰沖の天然真鯛を使った鯛茶漬けBOXか、八鹿豚ソーセージのホットドッグBOXです。犬可の3タイプすべてで、どのプランも選べます。
テラスの利用は21時までです。騒音を防ぐためで、テラスを含めて火気は使えません。手持ち花火もできません。
連泊しても客室清掃は入りません。
城崎温泉駅から車7分、玄武洞駅から徒歩7分です
城崎温泉駅から車で7分。JR山陰本線の玄武洞駅からは徒歩約7分です。城崎の温泉街までは車で約5分、電車でも約5分。コウノトリ但馬空港から車で約20分です。
チェックインは無人です。共用部のタブレット端末で手続きします。15時より前は部屋に入れません。予約のときに備考欄へ、当日連絡がつく電話番号とメールアドレス、チェックイン時間を必ず記入します。これがないと手続きが進みません。
駐車場は一般37台とEV充電4台、車椅子用1台。公式サイトの案内では、A〜Eタイプが1室2台、Fタイプが1室1台までです。チェックアウト後は使えません。
犬と行ける場所としては、城崎温泉ロープウェイが挙がります。公式サイトによると、ペット用のかごかキャリーバッグ(体がすっぽり入るもの)に入れれば乗れます。混雑しているときはペットカートの使用を控えるよう案内されています。往復は大人1,200円です。
温泉街には、犬と入れる店が点在しています。お芋とカヌレ 城崎足湯カフェは犬連れで入れます(店内はワンオーダー制)。Kinosaki TOKIWA GARDENはテラスが犬OK。木屋町小路はテラスまでは行けますが、各店舗への入店はできません。牛匠上田やそふと工房はテイクアウトして外のベンチで食べる形です。
温泉街は17時から18時に閉まる店が多いので、夕方からのそぞろ歩きなら立ち寄り先を先に決めておいたほうがいいです。
夏なら、豊岡市竹野町に青井浜わんわんビーチがあります。2026年は7月11日から8月23日の開設で、犬1頭1,000円(犬用の温泉とドライヤー付き)、駐車場が1台2,000円です。
兵庫のほかの宿は兵庫の犬と泊まれる宿一覧から探せます。
泊まった人の声
2026年7月23日に開業したばかりなので、クチコミはまだ34件です。楽天トラベルの評価は4.62。項目別は部屋4.89、清潔さ4.88、温泉・お風呂4.85、設備4.81が高く、いちばん低いのが夕食の4.43でした。じゃらんnetには掲載がありません。
犬連れの声を拾うと、施設の新しさと洗濯乾燥機が挙がっています。
「城崎温泉からは車で5分。これまでペットと宿泊した施設の中で1番でした!匂いも全くなく最新のおしゃれな家具家電が揃っていて、洗濯乾燥機があり、汗をかいた衣服を洗濯乾燥できたのが本当にありがたかった」(2026年7月)。同じ投稿に「メイク落とし、化粧水、コームのアメニティはないので持参する必要があります」という補足もありました。
一方で、犬連れで嫌な思いをした人もいます。2026年7月にF_Dogへ泊まった人が「連泊中に突然の入室、非常に不快な思いをした」というタイトルで投稿していて、本文は「連泊なのに、2日目の10:00に玄関扉が開けられた!気分は非常に悪い!!」。連泊中は清掃が入らない運用なのに、スタッフが誤って入室したものです。宿は「当方の不手際により多大なるご迷惑とご不快な思いをさせてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます」「スタッフ間での情報共有およびオペレーションの徹底を改善・見直しさせていただきます」と返信しています。この投稿でも、部屋5点、ロケーション5点、温泉5点、清潔さ5点と、接客以外はすべて高評価でした。
2026年9月のF_Dogの投稿には、使い勝手の指摘がありました。「家電の取扱説明がQRコードのみで分かりにくく、冊子があればよかった」。無人運営なので、分からないことは自分で調べる場面が出てきます。