ポメプーの毛色の種類って、実は思っている以上にバリエーションが豊富なんですよね。僕がパフィ(ポメプー・2歳)を迎えたときはアプリコットの子犬だったんですが、2年経った今では体が茶色、足先が白色の「靴下を履いているような毛色」にじわじわ変化しています。
ポメプーの毛色は代表的な6種類に加えてレアカラーも存在し、成長とともに色が変わる子も少なくありません。この記事では、ポメプーの毛色の種類を一覧で紹介しながら、人気ランキングや退色の仕組み、そして僕が実際にパフィと暮らしながら感じた毛色の変化まで、飼い主だからこそ語れるリアルな情報をお伝えします。
これからポメプーを迎える方はもちろん、今の毛色の変化が気になっている飼い主さんにもきっと参考になるはずです。
ポメプーの毛色は全部で何種類?代表的な6色を紹介

ポメプーの毛色は、代表的なものだけで6種類あります。ポメラニアンもトイプードルもカラーバリエーションが豊富な犬種なので、その子ども世代にあたるポメプーも実にさまざまな毛色が生まれてくるんですよね。
さらにミックス犬ならではの特徴として、同じ「アプリコット」でも個体によって濃さや色味がまったく違うことも珍しくありません。パフィを迎えに行ったペットショップでも、同じアプリコット表記でも見た目はかなり違っていた記憶があります。
ここでは代表的な6色の特徴を、それぞれ紹介していきます。
ホワイト(白)— 純白で華やかな印象
ポメプーのホワイトは、真っ白な被毛が特徴的なカラーです。ポメラニアン寄りの長めの毛を受け継いだ子はふわっと華やかな印象になり、トイプードル寄りの巻き毛を受け継いだ子はぬいぐるみのような可愛らしさが際立ちます。
汚れが目立ちやすいのがホワイトの宿命ではありますが、そのぶんお手入れが行き届いた時の美しさは格別です。涙やけが目立ちやすいカラーでもあるので、日々のケアがとくに大切になってきます。うちではパフィの涙やけケアを毎日やっていますが、ホワイトの子だとさらに気を遣うことになりそうだなと感じます。
散歩中にすれ違うわんちゃんを見ていると、白色系の子が多い印象があるんですよね。ポメプーに限らず、トイプードルやポメラニアンでもホワイトやクリーム系の子は人気が高いので、見かける機会は多いかもしれません。
クリーム — 優しい雰囲気の人気カラー
クリームはホワイトよりも少しだけ黄味がかった色合いで、全体的にやわらかく優しい印象を与えてくれるカラーです。ホワイトほど汚れが目立たず、それでいて上品な雰囲気があるので、実は飼い主さんからの支持がとても高い毛色だったりします。
光の当たり方によってはほぼ白に見えたり、少しベージュっぽく見えたりするのもクリームの面白いところ。室内と屋外で印象が変わるので、お散歩中に「あれ、今日はいつもと雰囲気違うな」なんて感じることもあるかもしれません。
パフィもアプリコットですが光の加減で色味が変わって見えることがよくあるので、クリームの子はさらにその変化を楽しめるんじゃないかなと思います。退色しても大きく印象が変わりにくいのも、クリームの良いところですね。
アプリコット — ポメプーで一番多い定番色
アプリコットはポメプーの中で最も多い毛色で、杏(あんず)のような明るいオレンジがかった色合いが特徴です。販売データでもアプリコットが全体の約34.5%を占めており、まさにポメプーの「顔」ともいえるカラーですね。
うちのパフィもこのアプリコット。ペットショップにいた生後3ヶ月の頃は白が目立つ淡いアプリコットでしたが、今ではだいぶ茶色みが増しています。アプリコットといっても、薄い子もいれば濃い子もいて、個体差が本当に大きいんですよね。
トイプードルでもアプリコットは人気の毛色なので、その血を受け継いだポメプーにもアプリコットが多くなるのは自然な流れです。ポメプーの見た目や成長の変化が気になる方はポメプーの成犬はどうなる?1kg→5kgに成長した飼い主が本音で語るも参考にしてみてください。
レッド — 鮮やかで目を引く赤みブラウン
レッドはアプリコットよりも赤みが強い茶色で、太陽の下で見るとかなり鮮やかに映えるカラーです。人気が高い毛色でもあり、レッドのポメプーは販売価格がやや高めに設定される傾向があります。
成長するにつれてアプリコット寄りの明るい色に変化していく子も多いのがレッドの特徴。子犬の頃の鮮やかな赤みブラウンから、だんだんと落ち着いた色合いに変わっていく過程を楽しめるカラーともいえます。
レッドとアプリコットは隣り合った色合いなので、ペットショップで「レッド」と表記されていても成犬になる頃にはアプリコットに見える子もいたりします。ポメプーの毛色は個体差が大きいので、色名にこだわりすぎず「この子の色味が好き」という感覚で選ぶのが自然かもしれません。
ブラック(黒)— 希少で個性が光るカラー
ブラックのポメプーは個体数が少なく、出会えたらちょっとラッキーかもしれません。全体の約20%ほどという数字もありますが、純粋な黒一色の子はさらに少ない印象です。
ポメラニアンの黒は珍しいという話もありますが、実際にはポメプーの黒が特別高額というわけではないようで、2023年の販売データでは黒のポメプーの最高価格は20万円、全体での最高額は茶色の32万円だったというデータもあります。
黒い毛並みは光沢感があり、カットスタイル次第でかなりクールな印象にもキュートな印象にもなるのが魅力です。毛色が暗いぶん目鼻立ちがはっきり見えにくいこともありますが、トリミングで顔まわりを丸くカットすると表情が際立って、黒ならではの可愛さが引き出されます。ペットショップでも黒やグレーっぽい子を見かけることがあって、顔とのバランスが独特で可愛いんですよね。
シルバー — 神秘的で珍しいレアカラー
シルバーは黒に銀色が混ざったような独特の色合いで、ポメプーの中ではかなり珍しいカラーです。個体数が少ないぶん販売価格は高めになる傾向がありますが、その神秘的な雰囲気は他のカラーにはない特別感があります。
成長とともにシルバーの色味が薄くなったり、逆にはっきりしてきたりと、変化の振れ幅が大きいのもこのカラーの特徴。「大人になったらどんな色になるんだろう」というワクワク感を一番味わえるカラーかもしれませんね。
代表6色だけじゃない?ポメプーに見られるレアカラーと混合色
ポメプーの毛色の種類は代表的な6色だけにとどまりません。ミックス犬ならではの遺伝子の組み合わせで、さらに珍しいカラーパターンが生まれることがあります。
チョコタン — 濃い茶色にタン模様が入るレアカラー
チョコタンとは、チョコレート色の被毛をベースに、眉の上や足先、胸元などにタン(黄褐色)の模様が入ったカラーです。親犬であるポメラニアンにもトイプードルにもチョコレート系のカラーは存在しますが、交配が難しく日本で出会える機会はかなり限られています。
ブリーダーサイトの販売実績を見ると、チョコタンのポメプーはごく少数ですが存在しており、独特の配色がとても個性的です。濃い茶色と明るいタンのコントラストが可愛く、見つけたら「おっ」と目を引くカラーですね。
パーティーカラー — 2色以上が混ざった唯一無二の配色
パーティーカラーとは、ホワイトをベースに1〜2色の斑(まだら)模様が入ったカラーのことです。色の組み合わせや模様の出方は個体ごとにまったく異なるため、文字通り「世界に一つだけの毛色」になります。
ポメラニアンにはJKC(ジャパンケネルクラブ)で認められたパーティーカラーが存在しますし、トイプードルにも2色以上が混ざった個体がいるため、その子どもであるポメプーにもパーティーカラーが出ることがあります。ただし、意図的に繁殖するのが難しいカラーなので、流通量は非常に少ないのが現状です。
ブルー・イザベラ — さらに希少なカラー
ブルーは黒の色素が薄まったような青みがかったグレーで、イザベラはブラウンの色素が薄まった淡いベージュ〜フォーン系のカラーです。どちらもポメラニアン側の遺伝子から受け継がれるもので、ポメプーで見かけることはかなりまれ。
こうしたレアカラーは希少性のぶん価格が高くなることもありますが、毛色だけで飼う犬を決めるのはあまりおすすめしません。珍しい毛色に出会えたとしても、性格や健康状態、ブリーダーさんの信頼性を優先して判断することが大切です。
同じ色名でも見た目はバラバラ — ミックス犬ならではの個性
ここまで紹介してきた毛色の種類はあくまで大まかな分類であって、実際には一頭一頭の色合いが微妙に異なるのがポメプーの面白さです。同じ「アプリコット」でも、パフィのようにだんだん茶色みが増していく子もいれば、逆に白っぽくなっていく子もいます。
ペットショップで何頭かのポメプーを見比べたことがある方ならわかると思いますが、もっと茶色い子、白い子、グレーがかった子と、本当にさまざま。「この色名だからこういう見た目」と決まっているわけではないのが、ミックス犬の魅力であり面白いところです。
ポメプーの毛色で一番人気はどれ?人気ランキングと価格の傾向
ポメプーの毛色で一番人気はアプリコットで、全体の約3割以上を占めています。ここでは、ブリーダーやペットショップの販売データをもとにした人気ランキングと、毛色ごとの価格傾向を紹介します。
| 順位 | 毛色 | 割合(目安) | 価格傾向 |
|---|---|---|---|
| 1位 | アプリコット | 約34.5% | 標準的 |
| 2位 | ブラック(黒) | 約20.7% | 標準〜やや高め |
| 3位 | クリーム | 約19.8% | 標準的 |
| 4位 | ブラック系(黒ベース+他色) | 約12.9% | 標準的 |
| 5位 | レッド | 約12.1% | やや高め |
| — | シルバー・ホワイト | 少数 | 高めの傾向 |
| — | チョコタン・パーティーカラー等 | 極少数 | 希少性による |
こうして見ると、アプリコット・ブラック・クリームの3色で全体の約75%を占めていることがわかります。逆にシルバーやホワイト単色の子はかなり少ないため、出会えた時の特別感は大きいかもしれません。
ランキングを見て意外だったのは、ブラックが2位に入っていること。「黒いポメプーは珍しい」というイメージを持っていたんですが、ブラック系を含めると全体の3割以上を占めているんですよね。ただし純粋な黒一色と、黒ベースに他の色が混ざった「ブラック系」は見た目の印象がかなり違うので、その点は注意が必要です。
価格については、毛色だけで大きく変わるわけではありません。むしろ体の大きさや顔つき、血統、販売元によるところが大きいので、「この色だから高い」とは一概には言えないのが正直なところです。
ただし、シルバーやホワイトのように流通量が少ないカラーは、希少性のぶん価格が高めに設定されるケースはあります。レッドも人気が高いためやや高めの傾向にありますが、数万円単位の大きな差にはならないことがほとんど。同じカラーでも販売元によって10万円以上の価格差があることも珍しくないので、毛色よりも信頼できるブリーダーさんやペットショップを選ぶことのほうがずっと大事だと感じます。
うちのパフィもアプリコットですが、毛色よりも「この子がいい!」という直感で決めたので、色による価格差はあまり気にならなかったですね。ポメプーの体の大きさや体重の変化が気になる方はポメプーの大きさはどのくらい?5kgに成長した飼い主のリアル体験記も参考になると思います。
ポメプーの毛色は成長で変わる?退色の仕組みを解説

ポメプーの毛色は成長で変わる?退色の仕組みを解説
ポメプーの毛色は成長とともに変化することがあります。これは「退色」と呼ばれる現象で、ポメプーに限らずトイプードルやポメラニアンでも起こるごく自然なものです。「うちの子の色が変わってきた」と驚く飼い主さんも多いようですが、病気ではないので安心してくださいね。
退色とは?毛色が薄くなるメカニズム
退色とは、犬の被毛に含まれるメラニン色素が減少し、毛色が薄くなったり変化したりする現象のことです。
犬の毛色を決めているのはメラニン色素で、大きく分けるとユーメラニン(黒系の色素)とフェオメラニン(赤系の色素)の2種類が存在します。この2つの色素の比率によって毛色が決まるのですが、成長や加齢、栄養状態などの影響で色素の量が変化すると、見た目の毛色も変わってくるわけです。
メラニンの合成にはチロシンやフェニルアラニンといったアミノ酸が必要で、これらの栄養素が不足すると退色が進みやすくなるとも言われています。とはいえ、退色の大部分は遺伝的な要因なので、フードだけで完全にコントロールできるものではありません。
退色が起きやすい毛色・起きにくい毛色
すべての毛色が同じように退色するわけではなく、色によって変化のしやすさに差があります。
| 退色の傾向 | 毛色 | 変化の特徴 |
|---|---|---|
| 起きやすい | レッド | アプリコットやクリーム寄りに薄くなる |
| 起きやすい | アプリコット | クリームやベージュ寄りに変化する |
| やや起きやすい | ブラック | 胸元や足先にブラウンやグレーの毛が混じる |
| 比較的安定 | クリーム | もとが薄いため変化が目立ちにくい |
| 比較的安定 | ホワイト | 大きな変化は起きにくい |
レッドやアプリコットなど暖色系の毛色は退色が起きやすく、成長とともにだんだんと薄い色合いに変わっていく子が多い傾向にあります。一方でクリームやホワイトはもともと薄い色なので、変化があっても目立ちにくいんですよね。
パフィはアプリコットなので「退色しやすい」カテゴリに入るんですが、うちの場合は薄くなったというよりも茶色みが増してきた印象。アプリコットといってもグラデーションの出方は本当にその子次第なんだなと感じます。
退色はいつ頃から始まる?時期の目安
退色が始まる時期には個体差がありますが、一般的には生後6ヶ月〜1歳半くらいの間に変化が始まることが多いとされています。ちょうどパピーコート(赤ちゃんの毛)からアダルトコート(成犬の毛)に生え変わる時期と重なるため、毛質の変化と退色が同時に進行するケースが多いんです。
パフィの場合も、生後半年くらいから毛色がじわじわ変化してきた実感があります。ただ、この時期はトリミングのタイミングとも重なるので「毛色が変わったのか、カットで印象が変わっただけなのか」が正直わかりにくいんですよね。これ、ポメプーあるあるだと思います。
「10ヶ月頃にはほぼ成犬の姿になる」とされるポメプーですが、毛色に関してはもう少し長い期間をかけて変化が続く印象です。パフィも10ヶ月の頃は体のサイズこそ落ち着いていましたが、毛色はその後もじわじわと変わり続けていました。
2歳を過ぎた今はほとんど毛色の変化は落ち着いている様子。1歳半〜2歳くらいで色が安定する子が多いので、「うちの子の最終的な毛色はどうなるんだろう」と気になっている方は、2歳頃までは変化を見守ってみてください。焦って「色が変わってしまった」と心配する必要はありません。むしろ、その変化の過程を写真に撮っておくと、あとから振り返った時にとても良い記録になりますよ。
うちの子のアプリコットはこう変わった!2年間の変化を時系列で紹介
ここでは、僕が実際にパフィと暮らしてきた中で感じた毛色の変化を時系列で紹介します。「ポメプーの毛色って実際どう変わるの?」というリアルな参考になれば嬉しいです。
ペットショップ時代(生後3ヶ月)— 白っぽいアプリコット

パフィに初めて出会ったのは福井県のペットショップ。生後3ヶ月くらいの頃です。当時の毛色は白がかなり目立つ淡いアプリコットで、「アプリコットというよりクリームに近いかも?」と感じるくらい明るい色をしていました。
ふわふわの赤ちゃん毛がまだ全身を覆っていて、とにかく小さくて軽い。1kgくらいしかない小さな体を抱っこすると、壊れそうなくらい華奢で緊張したのを覚えています。毛色がどうこうというよりも、ペットショップでおとなしく座っているその姿に一目惚れして連れて帰ることになったんですよね。
ちなみに同じペットショップにいた他のポメプーも「アプリコット」という表記でしたが、パフィよりもだいぶ濃い色をしていました。同じアプリコットでもこれだけ違うんだと、その時はじめて知りました。毛色を気にして選んだわけではなかったので、ここからの変化は完全に「なるようになった結果」です。
生後半年〜1歳 — じわじわ茶色が増してきた

生後半年あたりから、少しずつ毛色に変化が出てきました。赤ちゃんの頃に目立っていた白っぽさが後退して、全体的に茶色みが増してきた印象です。
ただし、この時期は初めてのトリミングも重なるタイミング。パフィも初めてトリミングサロンに行った時は、ふわふわの毛がカットされてトイプードル感が一気に強くなって帰ってきたので驚きました。毛色の変化なのかカットによる印象の変化なのか、正直判別しにくいところはあります。
毛質もこの時期にかなり変化していて、パサパサとした赤ちゃん毛からウネウネの癖っ毛に変わりました。パピーコートからアダルトコートへの移行が進んでいたんだと思います。赤ちゃんの頃のサラッとした手触りから、大人のくるくるした毛質に変わっていくのは見ていて面白かったですね。
この時期の写真を見返すと、毛の長さやカットスタイルによって毎回違う犬に見えるくらい雰囲気が変わっていて笑ってしまいます。ポメプーの成長期って本当に変化が目まぐるしくて、その分だけ楽しみも多い時期です。
2歳の今 — 体は茶色、足先は白の「靴下柄」に

2歳になった今のパフィは、体全体がしっかりした茶色になり、足先だけが白く残った「靴下を履いているような毛色」に落ち着いています。トリミングサロンでもいつも「白い靴下がかわいいねー」と声をかけてもらえるので、これはこれでパフィのチャームポイントになっています。
なんとなく背中は逆に白っぽくなってきたようにも見えるんですが、アプリコットは光の当たり具合で毛色の見え方がかなり変わるので、「劇的に変わった!」というよりは「少しずつ変化しているのを成長として楽しんでいる」という感覚が正直なところです。
毛色の変化で周りから驚かれることはほとんどなく、むしろ体の大きさの変化のほうがインパクトが大きいようで、久しぶりに会う人には「大きくなったね!」と言われることのほうが圧倒的に多いですね。
アプリコットのポメプーを迎える方に伝えたいのは、毛色の変化はゆるやかで自然なものだということ。「色が変わったらどうしよう」と心配する必要はまったくなくて、少しずつ変わっていくその過程もうちの子の成長として愛おしく感じられると思います。
毛色と毛質の意外な関係とは?お手入れで知っておきたいこと
ポメプーの毛色をきれいに保つには、毛質を理解したうえでの日々のお手入れが欠かせません。ポメラニアンとトイプードルの血を引くぶん、毛質にも独特の特徴があるんですよね。
ポメラニアン寄り?トイプードル寄り?毛質の個体差
ポメプーの毛質は、ポメラニアン寄りのストレートな長毛になる子と、トイプードル寄りのくるくる巻き毛になる子、その中間的な毛質の子と、本当に個体差が大きいです。どちらの親犬種に寄るかで見た目の印象が大きく変わるのもポメプーの特徴で、ポメプーの特徴を飼い主が解説!見た目・性格・体型の個体差まででも詳しく紹介しています。
パフィの場合は…正直なところ、両方の「手間がかかるところ」を受け継いでいるような毛質をしています。くるくるした毛は絡まりやすく、かといってポメラニアンほどではないにしろ抜け毛も発生するという、なかなかの手強さ。家の至る所に毛玉が落ちているのは日常風景になっています。
でも、この手間のかかる毛質がまた可愛いんですよね。ポメラニアンのふわふわ感とトイプードルのくるくる感が混ざった独特の触り心地は、ポメプーならではの魅力だと思っています。
毛質によって毛色の見え方も変わってきます。くるくる巻き毛の子は毛の奥のほうの色が見えにくいので全体的に濃く見えやすく、ストレート寄りの毛質の子は毛先まで色が見えるので明るく見えやすい傾向があります。同じアプリコットでも毛質次第で印象がかなり違ってくるのは、ポメプーならではの面白さですね。
毛色をきれいに保つための日々のブラッシング
毛色の美しさを保つための基本は、毎日のブラッシングです。毛が絡まったまま放置してしまうと毛玉になり、毛玉の部分は汚れがたまりやすくなって毛色がくすんで見える原因になります。
うちではほぼ毎日ブラッシングをしていますが、それでもお腹周りの毛は絡まりやすく、トリミングのたびにかなり短めにカットしてもらっている状態です。ブラッシングや涙やけケア、耳かき、歯磨きなどを毎日の習慣にしているおかげか、大きなトラブルになったことはありません。
ちなみに、フードが合わなかったりストレスが溜まっていたりすると涙やけがひどくなる印象があって、涙やけは毛色の見た目にも影響するんですよね。とくに明るい毛色の子は涙やけの跡が目立ちやすいので、フードの見直しも毛色の美しさに間接的に関わってきます。
ブラッシングのコツとしては、毛先から少しずつほぐしていくのがポイント。根元からガシガシとブラシを通そうとすると毛が引っ張られて嫌がるので、焦らず丁寧にやるのが大切です。パフィも最初は嫌がっていましたが、毎日続けているうちに「あ、これはそういう時間なんだな」と理解してくれたようで、今ではおとなしくしてくれるようになりました。
ケア用品は特別なものを使っているわけではなく、ペットショップや100均に売っているようなスリッカーブラシとコームで十分です。高いブラシを買う必要はありませんが、毎日続けることが何より大切。週に1回まとめてやるよりも、毎日5分でもブラシを通すほうが毛の状態は圧倒的に良くなります。
トリミングで毛色の印象がガラッと変わる理由
ポメプーを飼っていて面白いのが、トリミングのカット方法で毛色の印象がかなり変わるということ。これは実際に体験してみるまであまり意識していませんでした。
パフィの場合、最初のトリミングサロンでは顔が長くなってしまいシュナウザーのような見た目に。今のサロンに変えてベアカットを指定してからは、まんまる顔にぱちっとした目で、同じ犬とは思えないくらい印象が変わりました。
毛色に関しても、カットの長さによって見え方が変化します。長めに残すとアプリコットの明るさが出やすく、短くカットすると毛の根元側の色が見えて少し濃く感じたりするんです。月1回のトリミングのたびに「お、今回はこんな雰囲気になったのか」と発見があるので、それも楽しみの一つになっています。
トリミング代は1回8,500円〜10,000円程度で、毛玉ができていると追加料金がかかるような仕組みです。毎日のブラッシングをサボるとトリミング代にも跳ね返ってくるので、そういう意味でもブラッシングのモチベーションになっています。
ちなみにパフィはいつもベアカットをお願いしていますが、このカット方法だと顔がまんまるになるので、毛色の柔らかさがより引き立つんですよね。最初のトリミングサロンでは顔が長めのカットだったので、同じアプリコットでもまったく違う印象の子に見えていました。毛色だけでなく、カットスタイルとの組み合わせで印象はいくらでも変えられるのがポメプーの楽しいところです。
お散歩中に「ぬいぐるみみたい!」と声をかけていただくことが多いのですが、それも毛色とカットスタイルの相乗効果なのかなと感じています。アプリコットの温かみのある色合いとまんまるのベアカットの組み合わせは、まさにぬいぐるみそのもの。トリマーさんの腕にも感謝ですね。
毛色選びで後悔しない!飼い主が伝えたい3つのポイント

ポメプーの毛色選びで最も大切なのは、「子犬の毛色がそのまま続くわけではない」と知っておくことです。ここでは、これからポメプーを迎える方に向けて、毛色選びで後悔しないためのポイントを3つお伝えします。
子犬の毛色は成犬で変わる前提で選ぶ
ペットショップやブリーダーさんのところで見る子犬の毛色は、あくまで「今の色」であって、成犬になったときの色とは異なる可能性があります。とくにレッドやアプリコットといった暖色系の毛色は退色しやすいため、子犬の頃より薄い色になることを前提で考えておいたほうが良いかもしれません。
親犬や祖父母犬に薄い毛色の血統が入っていると、子犬の頃は濃い色でも成長とともに薄くなっていくことが多いとされています。もし可能であれば、ブリーダーさんに親犬の毛色や退色の傾向を確認しておくと、成犬時の毛色をある程度イメージしやすくなりますよ。
うちのパフィも、ペットショップでは「成犬で3kgくらい」と説明を受けていたのに実際には5kgまで成長したように、毛色だけでなく見た目全体が予想と違ってくることは珍しくありません。ミックス犬はそういった「予測できない変化」も含めて楽しめるかどうかが大事なポイントなんだと思います。
毛色よりも性格や顔つきとの相性が大事
個人的な意見になりますが、毛色よりも性格や顔つきとのバランスのほうが、日々の暮らしに与える影響はずっと大きいと感じています。毛色はどの色でも可愛いですし、正直なところ僕は毛色を人間の肌の色と同じようなものだと思っていて、そこまで気にする必要はないと考えています。
ペットショップでもっと茶色い子や白い子、グレーっぽい子も見かけますが、それぞれに個性があって、どの子も可愛い。大事なのは「この子と暮らしたい」と感じるかどうかで、毛色はその後から自然とついてくるものだと思うんですよね。
毛質がポメラニアン寄りかトイプードル寄りかでお手入れの手間もかなり変わってきますし、甘えん坊な性格の子もいれば活発で元気いっぱいの子もいます。毛色だけにこだわるよりも、その子の全体を見て「この子がいい」と感じる直感を大切にしてほしいなと思います。
毛色が変わっても「うちの子が一番可愛い」
これは僕だけでなく、多くのポメプー飼い主さんが感じていることだと思いますが、毛色が変わろうが体が大きくなろうが、うちの子が一番可愛いことに変わりはありません。
僕自身、パフィを選んだときに毛色はまったく気にしていませんでした。正月にたまたまペットショップへ行った時に、おとなしく座っているパフィを見て一目惚れ。「この子がいい」という直感だけで決めました。それまで母は動物全般が苦手でペットを飼うことを想定していなかったくらいなので、毛色がどうとか考える余裕もなかったのが正直なところです。
パフィは散歩中に「モデル犬みたい!」「ぬいぐるみみたい!」と通りすがりの人に声をかけられることが多いんですが、それは特定の毛色だからというよりも、成犬になって体が大きく丸くなったことでぬいぐるみ感が増したからだと思います。ネット上ではポメプーの成犬は可愛くない?という声を見かけることもありますが、一緒に暮らしていると可愛さは増すばかりで減ることは一切ありません。
毛色の変化を「想像と違った」とネガティブに捉えるのではなく、成長の証として楽しんでほしい。子犬の頃の白っぽいアプリコットも可愛かったし、今の茶色い体に白い靴下のパフィも最高に可愛い。どの時期のどの毛色も、その子だけの特別な色なんだと思います。





