この宿について
三重県伊賀市、伊賀上野の城下町にある「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」は、町なかに点在する6棟16室に分かれた分散型のホテルです。登録有形文化財を含む古民家を再生していて、フロントは上野市駅から徒歩6分の場所にあります。
犬と泊まれるのは、2026年4月29日に開いたNAIKI棟の601号室と602号室の2室だけ。明治3年創業の青果問屋「田中青果問屋」の建物を再生した棟で、こちらは上野市駅から徒歩10分ほどです。
犬と泊まれる部屋は2室だけ
601と602はどちらも「ドッグフレンドリースイート」というメゾネットで、専用の前庭がついています。受け入れは1室2頭まで、2頭合わせて25kg未満まで。1頭でも合計25kg未満という条件なので、大型犬は対象外です。生後4か月以上であることも必要です。
料金は1頭目が無料、2頭目が5,500円(税込)。ボービエ・デ・フランダース、ローデシアン・リッジバック、ロットワイラー、土佐犬、ブル・テリア、チャウ・チャウなど14の犬種は同伴できません。
準備するのは、宿泊滞在同意書と、混合ワクチンの接種証明書、狂犬病予防注射済証のコピーです。ワクチンタグで確認できる場合は狂犬病の書類を省けます。
客室の1階だけ、食事中はケージ
客室のなかは一緒に過ごせますが、犬が入れるのは1階部分のみ。メゾネット2階の寝室には上がれず、ベッドに乗せることもできません。夜は1階で寝かせる形になります。
館内の共用スペースも同伴不可です。レストラン「LE UN(ルアン)」で朝食と夕食をとるあいだ、犬は客室のケージで待つことになります。犬をひとりにする時間がどうしても出るので、留守番に慣れているかどうかが実質的な条件になります。
客室に用意されているのは、ケージ、フードボウル2枚、犬用のおやつ、トイレシート、散歩用のエチケット袋、ウェットティッシュ、消臭スプレー、防臭ゴミ箱、粘着ローラー。持ち物はかなり減らせます。
食事と蔵サウナ
食事は江戸期の料理旅館「栄楽館」を活用したレストラン「LE UN(ルアン)」で。伊賀牛や伊賀米、三重の食材を使った地産地消のフュージョンフレンチです。
館内にはもうひとつ、築110年を超える旧青果問屋の蔵を改装した「蔵サウナ」があります。90分の完全貸切で8,800円(税込・2名まで・現地精算)、セルフロウリュと屋外の水風呂つき。宿の風呂は各客室にあり、NAIKI棟601・602はハーフユニットバスです。天然温泉はありません。
伊賀上野城まで歩ける
上野公園(伊賀上野城)は入園無料で、リードを着ければ園内を犬と歩けます。天守閣は抱っこかキャリーに入れれば入場できます。園内には日本一の高石垣や、松尾芭蕉ゆかりの俳聖殿もあります。伊賀流忍者博物館も抱っこかバッグでの同伴ができるという報告があります。
ホテル自体が城下町に散らばる造りなので、宿泊棟から城まで歩くこと自体が散歩コースになります。駐車場は宿泊者専用の無料駐車場が6台分(伊賀市上野中町3011-2)。チェックインは15時から20時、チェックアウトは11時です。
泊まった人の声
評価は楽天トラベルが3.80(121件)、Yahoo!トラベルと一休.comが4.70(60件)。地元食材のフレンチと地酒の組み合わせ、スタッフのアテンド、文化財を活かした空間を挙げる声が多く並びます。不満としては、浴槽にお湯が溜まるまで時間がかかる、客室の音が響くといった指摘があります。
NAIKI棟は2026年4月開業と新しいため、犬連れのクチコミはまだ出ていません。
なお犬と泊まれる601・602は上位の客室タイプにあたり、1泊2食付きで1名65,670円からという価格帯です。宿全体の最安値とはかなり離れているので、そこは織り込んで検討します。