商品について

はっぴーDOGの洗える防水トイレマットは、洗濯機で丸洗いできる70×50cmの防水マットです。3枚セットで2,500円(税込・送料込)。1枚あたり約833円になります。厚さは1mm、柄は27種類から選べます。楽天のレビューは18件で、評価は4.72です。

うちのパフィ(ポメプー・5kg)はトイレを3箇所使っていて、どこもリッチェルの「お掃除簡単ステップトレー レギュラー」(外寸47.9×35.2cm)です。そのトレーの下に、アイリスオーヤマの難燃タイルカーペット TKP-PP50(50×50cm)を敷いて、さらにその上に古くなったバスタオルを重ねています。汚れたら洗わずに捨てて、次の古タオルに替える。これを2024年1月のお迎えから2年半続けてきました。

防水マットはいくらでも売っているのに買わなかった理由は、値段ではありません。トイレまわりの布を洗濯機に入れたくなかったからです。だから「洗える」が売りの商品は、うちにとってずっと候補外でした。

その前提でこの商品を見たとき、引っかかったのが1枚833円という価格でした。洗いたくない日は捨ててしまってもいい、と思える金額かもしれない。そこから寸法を計算していったら、思っていたのと違う結果が出ました。順番に書きます。

70×50cmにトレーを置くと、横の余白は増えるのに手前は増えない

まず寸法の話からです。マットは横70cm×縦50cm。ここに47.9×35.2cmのトレーを置くと、余った幅は横22.1cm、縦14.8cmです。

中央に置いた場合と、奥いっぱいに寄せた場合で並べます。比較のため、今うちが使っているタイルカーペット1枚(50×50cm)も入れました。

敷いているもの面積左右の余白手前の余白
タイルカーペット 50×50cm(中央置き)2,500cm²各1.05cm7.4cm
本商品 70×50cm(中央置き)3,500cm²各11.05cm7.4cm
本商品 70×50cm(奥いっぱいに寄せる)3,500cm²各11.05cm14.8cm

面積は1.4倍になります。左右は1.05cmから11.05cmへ、10cm以上増える。ここは素直に効きます。

ところが手前の余白は、中央に置くかぎりタイルカーペット1枚と同じ7.4cmのままでした。70cmという数字が伸びているのは横方向だけで、縦は50cmでタイルと同じだからです。うちで足跡が伸びるのも、おしっこが飛ぶのも手前側なので、いちばん守りたい方向が変わらない。これは計算するまで気づきませんでした。

対処法はあります。奥いっぱいに寄せて置けば、手前に14.8cm取れます。壁付けでトレーを置いているなら、実質これが標準の置き方になるはずです。それでも15cm弱なので、パフィが濡れた足で2歩踏み出したらもう外です。

もうひとつは、2枚を縦につなげて敷くやり方。3枚セットなので、トレーの下に1枚、その手前にもう1枚を並べれば縦100cmになります。予備は1枚しか残りませんが、面積で解決したいならこの使い方のほうが理にかなっています。3枚セットは洗い替え用と読むこともできるし、敷く面積を増やすためのセットと読むこともできるということですね。

厚さ1mm。段差は増えないが、吸うためのマットではない

厚さは1mmです。楽天の商品属性欄に数値で書かれています。

これはトレーの下に敷くものとしてはありがたい薄さでした。うちのステップトレーは高さ4.9cmあって、パフィはひょいと乗りますが、下に厚みのあるマットを入れるとその分だけ段差が増えます。しかもクッション性のあるマットの上にプラスチックのトレーを置くと、犬が乗ったときに沈んで傾く。1mmならどちらも起きません。

いっぽうで、1mmしかないということは吸水量を期待するマットではないということです。商品ページの素材欄は「防水素材」の一行だけで、吸水層があるとも、何層構造だとも書かれていません。取れていない情報を推測で埋めるわけにはいかないので、ここは「防水である」以上のことは言えないと書いておきます。

うちの古バスタオルは逆で、よく吸うけれど止めません。防水層がないので、吸いきったぶんは下のタイルカーペットへ抜けていきます。タイルとタイルの継ぎ目に入ったおしっこは、もう拭ける場所ではありません。吸うことと止めることは別で、うちが2年半やってきたのは吸うだけの対策でした。1mmの防水マットは、その逆側に振った道具です。

だから理想は、上に吸うもの、下に止めるものを重ねること。今の運用に足すなら、古バスタオルの下にこのマットを1枚入れる形になります。タオルを捨てるサイクルは変えずに、抜けたぶんだけ止められます。

3枚で2,500円は、ペットシーツ約147枚分

価格の感覚をつかむために、うちが毎日使っているもので換算してみました。

パフィはペットシーツを1日3枚ほど使います。薄型をこまめに替える運用で、デオシートのレギュラーは108枚入りが1,850円ほど、1枚あたり約17円です。2,500円はシーツ約147枚分で、うちのペースだと49日ぶんになります。

比べるもの単価うちの消費ペース2,500円で買える量
本商品(防水マット)約833円/枚3枚
デオシート レギュラー(薄型)約17円/枚1日3枚約147枚=49日分
古バスタオル0円数週間で1枚交換

正直に書くと、うちの比較相手は他の防水マットではなく0円の古バスタオルでした。タダで、洗う手間もなく、汚れたら捨てるだけ。だから2年半買わずに済ませられたわけです。代償として出たのが、濡れた足の足跡、おしっこが染みたシミ、拭いても取れないにおいの3つでした。2年半かけてゆっくり進みました。

その3つを止めるために2,500円を出すかどうか、という話になります。フローリングの張り替えを考えたら安い、というのが今の実感です。

商品スペック

項目内容
商品名ペット用トイレマット 3枚セット(洗濯機で洗える防水シート)
商品番号md201105-3
ブランドはっぴーDOG
サイズ横70cm×縦50cm(ワンサイズ・平置き採寸)
厚さ1mm
素材防水素材
セット内容3枚(同一の柄)
27種類から選択
対象小型犬(楽天の商品属性・適正犬種はプードル)
お手入れ洗濯機で洗える
価格2,500円(税込・送料込)
1枚あたり約833円
注文上限10セット

素材欄・お手入れ欄は商品ページの記載どおりです。乾燥機が使えるか、何回くらい洗えるか、洗濯ネットが要るかは書かれていません。

柄は27種類。ただし3枚は同じ柄が届く

柄の数がこの商品の特徴です。2026年8月時点で選べるのは次の27種類でした。

系統
無地ベージュ / 水色
白 / 黒 / 青 / ネイビー
青 / 黒 / グレー
ピンク / 黒
動物こぐま(紺) / こぐま(赤) / ねこ / うし / 馬 / くじら / ぞう(黄) / ぞう(紫) / 恐竜 / アニマル / フラミンゴ
その他雫 / 雨 / リーフ / レモン / ケーキ

トイレまわりのグッズは色が選べないことが多いので、27種類はかなり多いほうです。うちはトイレを3箇所とも同じリッチェルで統一していて、部屋ごとに家具の色が違うので、寝室だけ落ち着いた色にする、といった使い分けができます。

ただし3枚セットは同じ柄が3枚です。柄違いで揃えることはできません。レビューにも「3枚同じ柄ではなく、選べたら嬉しいです」という声がありました(★5を付けたうえでの要望です)。3箇所のトイレに1枚ずつ配りたい人にとっては、ここは残念なところだと思います。

もうひとつ、在庫が柄によって偏ります。2026年8月14日時点で、27種類のうち7種類(星(白)・波(青)・ねこ・ぞう(黄)・雨・ケーキ・こぐま(赤))が在庫切れでした。狙っている柄があるなら、在庫のあるうちに確認しておいたほうが確実です。

ユーザーの声

楽天のレビューは18件、評価4.72です。件数はまだ多くありません。ここに載せるのは実際に投稿されている内容だけで、傾向として語れるほどの母数がないことは先に書いておきます。

投稿されている声

  • 老犬がカドラーにたまにおもらしするので購入した。素材が柔らかく使いやすい(★5)
  • 猫のトイレの下に敷くものを探していて、ジャストサイズだった(★5)
  • 布の上で粗相する猫のクッションやベッドを守るために大きいサイズを使っていて、洗い替え用にこの小さいサイズをリピートした。下に染みないし、洗濯機で洗えるので助かっている(★5)

3件のうち2件が猫の飼い主でした。犬用として売られていますが、実際に買っているのは「布の上でされて困っている人」という感じです。老犬のおもらし対策で買っている人もいるので、トイレの下だけでなく、寝床の下に敷く使い方が想定されています。

「下に染みません」という書き方をしている人がいるのは、防水層の効きどころとして参考になります。これはトイレの下に敷きたいうちの用途と同じです。

気になる点

  • レビューが18件と少ない。耐久性や洗濯を繰り返した後の状態がまだ読めません
  • 3枚は同じ柄(レビューでも要望が出ています)
  • 素材の詳細が公開されていない。生地の構成も、吸水量も、乾燥機の可否も記載がありません
  • 在庫が柄によって切れている(2026年8月14日時点で7種類)
  • 厚さ1mmなのでクッション性はない。足腰をいたわる目的のマットではありません

こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

  • トレーのを守りたい方(トイレそのものではなく、周りの床の話です)
  • 小型犬でレギュラーサイズのトレーを使っている方(47.9×35.2cmのトレーで余白が22.1cm/14.8cm)
  • 大判マットを検討して、家庭用の洗濯機に入るか不安で止まっていた方(70×50cm・厚さ1mmなら容量で悩む余地がありません)
  • 段差を増やしたくない方(1mmなのでトレーが傾きません)
  • 老犬の寝床の下を守りたい方(レビューにその用途があります)
  • トイレまわりの色を部屋ごとに変えたい方(27種類)

こんな方は注意

  • 吸水力を求めている方(防水であることしか書かれていません)
  • 中型犬以上、または広い範囲を守りたい方(1枚70×50cmです。90×300cmの大判ロールのほうが向いています)
  • 柄違いで3枚揃えたい方(同じ柄が3枚届きます)
  • クッション性がほしい方(1mmです)
  • 洗うのが嫌で使い捨てにしたい方(1枚833円なので、割り切れる金額かどうかで判断してください)

我が家の場合 — 買うなら奥に寄せて、古タオルの下に入れる

最後にうちの検討メモです。

いちばんの発見は、70cmという数字が効くのは横方向だけだったことでした。左右の余白は1.05cmから11.05cmに増えるのに、うちがいちばん濡らしている手前は7.4cmのまま。奥いっぱいに寄せて14.8cmです。「大きめのマットを敷いたから大丈夫」ではなく、どっちの向きに伸びているかを見ないといけない、というのが計算してわかったことです。

それでもこの商品を候補に残しているのは、価格の刻み方が今の運用と噛み合うからです。うちは古バスタオルを洗わずに捨てて替えています。洗える防水マットを1枚買うと「洗わなきゃいけないもの」が増えてしまって、たぶん続きません。3枚833円ずつなら、1枚を洗い、1枚を予備に回し、1枚は限界がきたら捨てる、という運用ができます。洗いたくない日に逃げ道があるかどうかは、うちにとってはけっこう大きい違いです。

置き方は決めていて、トレーを奥いっぱいに寄せ、手前に14.8cm。それでも足りないと思うので、2枚目を手前に並べて縦100cmにするつもりです。そのうえで、今使っている古バスタオルはやめずにマットの上に残します。吸うのはタオル、止めるのはマット、と分担させる形ですね。タオルは今までどおり捨てて替えるだけなので、洗濯機に入れる布は増えません。

トレーそのものはリッチェル お掃除簡単ステップトレー レギュラーを2年半使っています。今の床はアイリスオーヤマ 難燃タイルカーペット TKP-PP50で、継ぎ目からおしっこが下に入るのが悩みでした。部屋ごとまとめて守るならSanko おくだけ吸着 撥水ロングマット 90×300cmのような大判のほうが向いています。うちの洗濯機はドラム式の13kgなので、あのサイズでも洗おうと思えば洗えます。それでも手が伸びないのは容量の問題ではなく、トイレまわりの布を洗濯機に入れたいかどうかでした。70×50cmを3枚という刻み方なら、そこを1枚ずつ試せます。

なお、トイレの中で足が濡れる問題はこのマットでは解決しません。そちらは足が濡れないトイレの選び方にまとめています。トイレそのものを薄型にしたい場合はConocobi ピタッと、トイレINULABO シリコン トイレマットのほうが目的に合います。

柄は在庫が動くので、気になるものがあれば早めに確認してみてください。